口紅やグロスを塗るとき、リップブラシを使っていますか?もしかしたらリップブラシを使ったことがない、どう選んでよいか分からないという方もいるかもしれませんね。リップブラシは筆型や材質、持ち運びのしやすさなどによりタイプが様々あります。
この記事では、リップブラシの選び方とおすすめの人気商品をランキング形式でご紹介します。おすすめ商品だけでなく、リップブラシの代用品も紹介しておりますので、ぜひ選ぶ際の参考にしてみてください。
リップブラシのメリットとは?
リップブラシは仕上がりを綺麗にしてくれるメイク道具です。口紅を唇に直接塗ったり、指に取って塗ったりする人も多いと思いますが、リップブラシを使うことで細かい部分まで口紅を塗ることができます。
厚塗りにならず口紅の密着力と吸着力がアップし、グロスもムラなく塗ることができるうえ、口紅を最後まで使い切ることができる経済的なアイテムです。
細かい部分まで綺麗に塗れる

リップブラシのメリットは、ブラシを使って細かく綺麗に塗れることです。リップをそのまま使うと、太くてはみ出してしまうこともありますが、リップブラシであれば先端が細いので、はみ出すこともなく思い通りの量を調節できます。
また、グロスを使うときにも、付属のブラシでは量の調節が難しい場合もありますが、ブラシであれば適量だけで均一に広げることも可能です。口紅やグロスでは思い通りにならない方も、リップブラシを使えばクオリティの高いリップメイクができるようになります。
グロスもムラなく好みの仕上がりに

リップグロスを塗るとき付けすぎてしまうことが多いですが、リップブラシを使うとグロスを少量ずつ塗ることができるため、均一にムラなく塗れ自分好みの濃さにできます。
またグロスの付属のチップよりもリップブラシを使うことで口角なども塗りやすく、思い通りの唇に仕上げることが可能です。
厚塗りにならず口紅の密着力と持続力がアップ

リップブラシは直塗りよりも口紅がしっかりと密着し、厚塗りにならずに取れにくい綺麗な状態を保つことができます。唇には細かなしわや凹凸があり、直塗りでは口紅が落ちてしまいやすく、時間が経つとメイク崩れの原因になってしまうことも多いです。
そこで、リップブラシを使うと、唇の隅々まで口紅を塗ることができるので、よれにくく厚塗りになりません。リップブラシは色の持ちを良くするため、何度も塗り直す必要がなくなります。
口紅を最後まで使いきることができる

リップブラシのメリットは、折れたり短くなった口紅を最後まで使い切れることです。口紅を使っていると途中で折れてしまったり、まだ口紅が残っているのに塗ることができないことがあったりする方も多いのではないでしょうか。
口紅を直接塗るとき、必要以上にリップ部分を出しすぎると折れやすくなるので、リップブラシで少量ずつ塗れば折れる心配はありませんし、まだ底に残った口紅も使い切ることもできます。リップブラシはお気に入りの口紅を最後まで使い切ることができる経済的なアイテムです。
リップブラシの使い方は?

リップを塗る前に、コンシーラーで唇の色やくすみを消しておくと、色ムラがなくなり仕上がりが綺麗になります。それでもムラが出来てしまうのであれば、平型のブラシを使うとよいでしょう。
平型タイプは均等に広範囲を塗ることができ、また山型タイプは細かい部分を仕上げる時に役立つリップブラシです。唇のシワで塗りにくい時は、口角を上げることで塗りやすくなります。
リップブラシの選び方
いろんなタイプのリップブラシがありますが、まずは毛先の形状や素材から選びましょう。リップブラシの毛先の形状で仕上がりが変わります。
また毛の材質やリップブラシの収納の仕方も選ぶポイントのひとつになりますので、これから紹介することを参考にしてリップブラシを選んでみてください。
形状で選ぶ
リップブラシは形状によって使いやすさや仕上がりを変えることができます。筆先は平型と山型の2つの形状があり、輪郭を取るなら平型タイプ、ぷっくりさせるなら山型タイプがおすすめです。仕上がりによって使い分けるのもいいですね。
輪郭を取るなら平型

平型のブラシは、毛先の角を使って輪郭をハッキリとさせ、唇の広い部分を楽に塗りつぶすことができます。また均等に塗れるので色ムラになりにくいのも特徴です。
もし初めてリップブラシを使うのであれば毛先が平らで、毛先に向かって少し細くなっているタイプがおすすめで、大きさとしては幅5mm程がよいでしょう。平型は初心者の方でも扱いやすいタイプのブラシといえます。
ぷっくりさせるなら山型

山型のリップブラシは、口角など細かい部分、唇のシワや凹凸を塗るときに便利です。毛先がアーチ状になっているので、丸みのある線を描いたり、ぷっくりとしたリップラインを描くことができます。
さらに毛先の尖ったタイプを選べば細かな輪郭もハッキリ描くことができるので、魅力的な仕上がりが可能です。山型は細いラインを描いたり、シワの奥まで塗り込むことができ、柔らかい印象に仕上げられます。
毛の材質から選ぶ
リップブラシの毛質は大きく分けると天然毛と人工毛の2種類があります。品質の良さを求めるなら天然毛を、手入れのしやすさなら人工毛を、選ぶポイントに取り入れてみてください。
品質の良さなら天然毛

天然毛は毛が柔らかくコシがあり、消耗しにくく耐久性があるのが特徴です。肌あたりも良く、長く愛用できます。毛に使われる材質としては、いたち・ヤギ・リス・馬が代表的です。
また、天然毛は毛先のまとまりが良いので、細かい部分や曲線を綺麗に描けます。塗りやすくムラになりにくいため、初心者の方におすすめです。
手入れのしやすさなら人工毛

人工毛の材質はナイロンやポリエステルなどの合成繊維でできたもので、ブラシのお手入れが楽にできます。天然毛の場合、手入れをするのに気を遣わなければなりませんが、人工毛であれば多少雑に扱っても、丈夫なので問題ありません。
また、手ごろな価格で商品を購入できるのも特徴で、コスパのいいブラシでもあります。動物アレルギーの方も心配なく使用することができるので、アレルギーが気になる方には人工毛がおすすめです。
筆の収納方法で選ぶ
リップブラシの収納方法として、スライド式とノック式があります。この2つのタイプはリップブラシを長持ちさせたり、持ち運んだりすることができるので、リップブラシを選ぶときにぜひ参考にしてみてください。
毛先を傷めないキャップ付き

キャップ付きのリップブラシは、毛先を傷めないので長持ちします。もしキャップをしないで保管をしてしまうと、ポーチやメイク箱内で毛先が当たり、変形してしまうことがあるので注意が必要です。
また、キャップをすることで、他のメイク道具に口紅が付いてしまうといったことがなくなります。毛先を守ることでリップブラシを長く愛用することができ経済的です。
持ち運びたい人はノック・スライド

ノック式は、ボールペンのように毛先を出すことができます。また、スライド式はブラシの後方部分にキャップをつけるとブラシが出てくる仕組みで、ブラシをしまうときは、キャップを外すと自然とブラシがもとに戻る仕組みです。
どちらも使わないときは毛先が隠れているので、変形したり汚れる心配もありません。自宅だけではなく、普段から持ち運びたい人にもおすすめです。
価格で選ぶ
リップブラシの価格はデザインや材質、使い勝手のよさなどで変わることがあります。安さを重視するならプチプラを、材質重視ならデコパスをおすすめします。ここからプチプラとデコパスの特徴について解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
安さ重視ならプチプラ

近頃では1000円未満など手頃な価格の商品が増えていて、選べる幅もかなり広がってきているので、安さ重視ならプチプラがおすすめです。100均もその一つでデザインも豊富ですし、リップブラシだけでも豊富なラインアップになっています。
プチプラ商品のリップブラシはキャップ式か収納無しのタイプが多いので、お試しやたまに使いたい方にもおすすめです。プチプラなら初めての方でも手に入れやすいため、価格をそこまで出したくない方におすすめします。
材質重視ならデパコス

高価な商品になると職人により一本一本丁寧に作られているため、長く使うことができ愛着も湧いてくるでしょう。毛質もとても良いのでリップとの馴染み具合や描きやすさが格段に上がります。
プロのメイクアーティストのようなメイクを極めたい方や良質のリップブラシにこだわりのある方に選んでほしい商品です。
お手入れが面倒なら使い捨てタイプ

毎回のお手入れが面倒だったり、衛生面が気になるという方は使い捨てタイプのリップブラシもおすすめです。使い捨てなので衛生的にもよく、試供品売り場や撮影現場などでよく使われているので、業務用として大容量で販売されています。
大容量であれば気軽に使えますし、旅行や出先でのメイク直しにもぴったりです。メイクに合う口紅をいろいろ試したいときや、お手入れが面倒という方には使い捨てブラシをおすすめします。
リップブラシは100均もチェック!

100均アイテムですが近頃はデザインも種類もたくさんあります。いろんなタイプを試してみたい方やお出かけ先の予備のブラシとしてもおすすめです。100均のブラシはコシがあるので、上唇にリップを塗るときにしっかりと輪郭を描くことができます。
また、口紅を含み取ることができるので、楽に唇全体を塗ることができるのもポイントです。ブラシの毛の密集具合を価格の高いものと比べてみても、あまり大差がないので100均のリップブラシも視野に入れておくとよいでしょう。
リップブラシのおすすめ人気ランキング10選
ここからは、リップブラシのおすすめ人気ランキング10選を紹介します。ランキングを参考に、自分に合ったリップブラシを見つけてみてください。
なお掲載商品は、上記の選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている効果・効能をご確認ください。
1位 ちふれ リップブラシ

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毛質:PBT(ポリブチレンテレフタレート)
筆型:平型
ちふれの代表的な携帯用リップブラシ
ちふれから販売されているリップブラシです。この商品の特徴はブラシの先端が平筆タイプで、取り出しやすいノック式タイプです。毛先はコシがあるものの、塗りやすく肌ざわりも優しくなっています。
また、携帯用になっているのでカバンに忍ばせておきやすく、外出先でのメイク直しにも便利です。少し先端が小さいので扱いにくさは感じるものの持ち運びも便利なので、携帯用のリップブラシを探している方におすすめできます。
2位 コーセー アディクション リップブラシ リトラクタブル COLE0000367

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毛質:天然毛(イタチ)
筆型:山型
ぼかしからシャープな唇まで対応可能
初心者さんでも扱いやすく、ぷっくりとした仕上がりにしてくれるブラシです。発色がよくリップの密着度も高いので、重ね塗りをしてもムラなく塗ることができます。
また伸びがよいので唇全体を塗りつぶしやすく、口紅の含みもよいのでかすれることなくシャープな輪郭を描くことができます。
3位 ロージーローザ 熊野筆 リップブラシ

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毛筆:天然毛(馬毛、イタチ毛)
筆型:平型
熊野筆のリップブラシならこれ1本
化粧筆で有名な広島県熊野市で丁寧に作り上げられたリップブラシです。しなやかなコシのイタチ毛と、柔らかい馬毛をうまく組み合わせており、手に馴染みやすい太さの柄なので輪郭が描きやすくなっています。
また、平型なので唇全体をムラなく塗りつぶせるだけでなく、口角などの細かい部分も綺麗に仕上げられるリップブラシです。
4位 資生堂 リップブラシ エクセレンスⅡ 406

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毛質:天然毛(コリンスキーと馬毛)
筆型:平型
手直しに便利なプチプラのリップブラシ
綺麗にリップラインを描きたい人におすすめです。ブラシの柄が手に馴染みやすく、唇の細かい部分までしっかりと塗ることができるため、綺麗なリップラインに仕上がります。
広角から中央に向かって唇を軽くなでるだけで、思い通りの輪郭を描けます。また、毛先はコリンスキーと馬毛をミックスしており、唇になめらかにフィットすることも特徴です。キャップ付きで、コンパクトサイズなので持ち運びがしやすく、外出先での化粧直しが手軽にできます。
5位 カネボウ 鉄舟 リップブラシ

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毛質:天然毛(コリンスキー毛)
筆型:平型
プチプラとは思えない高品質さが魅力
天然毛100%で適度なコシがあるため塗りやすく、色ムラになりにくいので初心者の方におすすめです。また平型タイプなので唇全体の塗りつぶしや、角を使ってリップラインを描くことができ、上品な仕上がりになります。
6位 シャネル パンソー デュオ レーヴル N°300

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毛質:合成素材
筆型:山型・平型
プチプラにはないシャネルならではの高級感
シンプルなブラックカラーでおしゃれなシャネルらしいデザインのリップブラシです。毛先は適度な硬さがあり、肌になじみやすく口紅のノリもよいので仕上がりの発色を綺麗にしてくれます。
また1本で平型と山型が使えるタイプになっているので、リップラインや唇全体を柔らかく塗りたいときなどオールマイティに使用できる商品です。
7位 オルビス リップブラシ

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毛質:PBT100%
筆型:平型
携帯用しやすいサイズ感が魅力
毛先がスリムなので、唇が細めの方や口角などの細かい部分を綺麗に塗りたい方におすすめです。毛の材質は100%イタチ毛でできており、肌あたりが優しくパサつきが少なく綺麗な線を描くことができます。
使用するときは、キャップを後ろに付けるとブラシが押し出される仕組みです。またコンパクトサイズなので、持ち運びに便利なリップブラシです。
8位 資生堂 リップブラシ N 407 r-733545

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毛質:混合毛
筆型:平型
ぼかした印象を与えない高発色なリップブラシ
オリジナルの混合毛、肌や唇に優しくフィットするように作られたリップブラシです。柔らかな毛とコシのある毛を使用しているので、書き心地も滑らかで、初心者さんでも扱いやすいでしょう。ホルダーは綺麗な赤色で、気分も上がります。
9位 熊野筆 メイクブラシ KUシリーズ リップブラシ

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毛質:イタチ
筆型:平型
メイクが苦手でも熊野筆なら間違いなし
職人が伝統技法により丁寧に作られた高級リップブラシです。毛先はコシの強いイタチ毛を使用しており、プロのメイクさんもご愛用の一本ですが、手に届く価格と品質のリップブラシとなっています。メイクが苦手な人にぜひ使ってもらいたい商品です。
10位 マキアージュ リップライナー用 ホルダー N B005DP2INO

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毛質:ー
筆先:山型
プチプラでは珍しいカートリッジタイプ
リップライナー用ホルダーNは、カートリッジ式になったリップブラシです。毛先は山型なので丸みのある線を描くことができ、ぷっくりとしたリップラインに仕上げられます。
また、カートリッジ式なのでブラシ部分を取り外し、ブラシの反対側にリップライナーのカートリッジをセットして使い続けられることが特徴です。自分好みにカスタマイズすることで自由度が広がるリップブラシとなっています。
リップブラシの洗い方は?
リップブラシは毎日使うものなので、清潔に保つためお手入れが必要です。リップブラシを使うごとにティッシュで口紅を拭き取ったり、色が出なくなるまで往復させたりします。それでも汚れが気になる場合はクリーナーを使ってリップブラシを洗いましょう。
使い始めは一度洗う

新しいリップブラシには、形を整えるために毛先が糊で固めてあるので、一度洗う必要があります。そのままで使おうとすると、口紅が取りにくい上に毛先が固くて唇を傷めてしまいかねません。
洗い方は、使う前に一度水で優しく洗って乾かし、乾いたら透明のリップクリームを馴染ませ、形を整えておきます。一度洗ったリップブラシは、肌触りも良くなり口紅を含み取ることができるようになるので、必ず洗うようにしましょう。
毎日のお手入れはティッシュで汚れを落とす

リップブラシを使ったあと、そのままにしておくと口紅が固まってしまい、毛先を傷めてしまうことがあります。そのままの状態でブラシを使うと色ムラの原因にもなるだけでなく、唇に使うものなので衛生面でも心配です。
ただし、毎回水洗いをする必要はなく、ブラシを使ったあとはティッシュで優しく汚れを拭き取る程度で構いません。毎日のお手入れはティッシュオフで行い、専用クリーナーは定期的に使うことがおすすめです。
1〜2ヶ月に1回は専用クリーナーを使うとなお◎

ティッシュで軽く汚れをふきとります。コップにぬるま湯を用意し、中性洗剤やメイクブラシ専用のクリーナーを2〜3滴落としブラシを左右に振るようにして洗い、流水で洗剤を洗い流します。ティッシュで水気を拭き取り、形を整え毛先を上にし立てかけて乾かせば洗浄が可能です。
リップブラシの代用品は使い捨てがおすすめ

リップブラシを忘れてしまったときや毎回のお手入れが面倒、衛生面が気になるという方には使い捨てタイプをおすすめします。代用として指先や綿棒で口紅を塗ることはできますが、綺麗な仕上がりにはなりませんので、予備の使い捨てブラシをポーチに入れておくとよいでしょう。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
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![]() ちふれ リップブラシ
1
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415円 |
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![]() アディクション リップブラシ リト……
2
|
1,909円 |
|
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![]() ロージーローザ 熊野筆 リップブラシ
3
|
720円 |
3.9 |
|
![]() 資生堂 リップブラシ エクセレンス……
4
|
1,870円 |
4.4 |
|
![]() カネボウ 鉄舟 リップブラシ
5
|
2,310円 |
|
|
![]() シャネル パンソー デュオ レーヴ……
6
|
4,950円 |
|
|
![]() オルビス リップブラシ B06X9641HG
7
|
1,463円 |
3.8 |
|
![]() 資生堂 リップブラシ N 407 r-733545
8
|
748円 |
4.4 |
|
![]() 熊野筆 メイクブラシ KUシリーズ ……
9
|
708円 |
3.97 |
|
![]() マキアージュ リップライナー用 ホ……
10
|
1,230円 |
4.32 |
|
まとめ
今回は、リップブラシの選び方やランキング、お手入れ方法などを紹介しました。リップブラシを使うことにより、仕上がりは格段に変わるので、メイクの幅も広がることでしょう。
まだリップブラシを持っていない、持っているけど気に入るものがないという方は、今回ご紹介したランキングを参考にしてみてください。