手作りした離乳食を保存できる離乳食冷凍容器。リッチェルやレックなどさまざまなメーカーが販売していますが、少量ずつを一度に保存できるものから外出時にもそのまま持っていけるものまで多くの製品があり、どれを選べばよいか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、離乳食冷凍容器の選び方と、おすすめの商品をランキング形式でご紹介します。重視したいポイントや容器のタイプを押さえて、離乳食づくりが少しでも楽になるように役立ててくださいね。
離乳食づくりに冷凍保存が便利で安心な理由

離乳食が始まった赤ちゃんが1回で食べられる量は、大人と比べてかなり少なめです。毎回1食分ずつ作るのは時間がかかりますし、パパ・ママにとって負担になります。
離乳食冷凍容器を使えば、多めに作って小分け保存できるだけでなく、食事のときも解凍するだけなので、赤ちゃんを待たせることなく準備ができてとても楽です。
また手作りの離乳食は、長持ちしにくいのが悩ましいところ。冷凍保存なら、雑菌の繁殖を防ぐだけでなく、鮮度が保たれるためおいしさもキープできます。消化器官がまだまだ未熟で食中毒などに対する抵抗力が弱い赤ちゃんには、冷凍保存がおすすめです。
離乳食冷凍容器の選び方
離乳食冷凍容器を選ぶ際に重要な4つのポイントを見ていきましょう。
汁物から固形食材まで、離乳食のタイプに合わせて容器を選ぼう
離乳食冷凍容器には「製氷器型」「コンテナ型」「カップ型」の3種類があり、それぞれ保存するのに適した離乳食があります。スープや出汁などの液体から茹で野菜などの固形食材まで、さまざまな形状のある離乳食。保存したい離乳食に合ったタイプを選ぶとよいでしょう。
出汁などの液体やペースト状の食材も、同一量で一気に小分け保存ができる「製氷器型」

離乳食初期に作ることが多い液体やペースト状の食材を保存するなら、製氷器型の容器がおすすめです。
1つの容器内で小さく仕切られているため、水分量が多い離乳食も簡単に小分け保存できます。同一量でたくさんの保存ができるため、食べるときに何個解凍するかによって量の調整も簡単です。
フタ付きで、水分の多いものから固形のものまで幅広い食材を保存できる「コンテナ型」

1食分ずつ冷凍できる「コンテナ型」は、食べる量が増え始める離乳食中期以降におすすめです。具入りスープなど水分の多いものから刻んだ野菜や軟飯など固形のものまで、さまざまな食材を保存できます。フタが付いているので、水分が多いものを入れてもこぼれる心配がありません。
また、電子レンジで使えるものが多いので、解凍時に移し替える手間もなくスムーズに食事の準備ができます。さらにフタも電子レンジ対応のものならラップもいらないため、エコで経済的です。離乳食が終わっても、ご飯やおかずの保存容器として長く使えますよ。
カットした茹で野菜やスープなどの汁物も、ひとつずつ取りだしやすい「カップ型」

カップ型は、大きなフタ付きケースの中に小さなカップが複数入っているタイプです。食事のときもひとつずつカップごと取りだして準備できるため、使いやすく時短にもなります。シリコン製のカップがほとんどのため、カップごと電子レンジ加熱できるのも便利です。
また小さなカップを大きなケースに入れて冷凍するため、冷凍庫内でバラバラにならず、スッキリと収納できます。カラフルなカップはお弁当用カップとしても使用できるため、離乳食が終わった後も長く使えるでしょう。
赤ちゃんの月齢や食べる量に合った「容量」を選ぼう
赤ちゃんが離乳食を食べる量は、離乳食が進むにつれて増えていきます。最初は小さじ1のおかゆや野菜ペーストですが、数か月後には100ml以上の量を食べられるようになる場合も。
月齢ごとの量の目安もありますが、食べる量は赤ちゃんによって個人差が大きいので、ご家庭の赤ちゃんに合った容量を選びましょう。
食べる量が少ない離乳食初期から中期は、15~60ml程度が使いやすい

離乳食は一般的に小さじ1ほどの少量からスタートします。離乳食を始めて1ヶ月後の離乳食中期には、おかゆなら60mlほど食べられるようになります。
そのため、離乳食初期から中期は15~60ml程度保存できる冷凍容器を選ぶとよいでしょう。食事ごとに解凍するため、なるべく小さめのサイズで保存したいですよね。少量ずつ小分け保存できる製氷器型や、カップ型の容器がおすすめです。
食べる量も種類も増えてきた中期以降なら、100ml以上入るコンテナ型がおすすめ

離乳食中期も終盤になると、80ml程度のおかゆも食べられるようになります。その後の離乳食後期・完了期には100ml以上のごはんやおかずを食べることもあるため、中期以降は100ml以上の容量があるものを選びましょう。
容器のタイプは、比較的容量が大きいものが多いコンテナ型がおすすめです。容量が大きいと大人用のおかずを保存することもできるため、離乳食が完了したあとも長く使えるでしょう。
気軽に使えるプラスチックからガラスなど、重視するポイントで「素材」を選ぼう

容器の素材ごとに使い勝手も異なるため、素材選びも重要です。プラスチック製は軽くて扱いやすいため、気軽に使えるのがメリットです。価格も手頃なので、離乳食の種類や容量によって複数用意し、使い分けることもできます。容器のデザインや大きさも豊富なので、自分の離乳食づくりのスタイルにあったものを選びたい方におすすめです。
ガラス製やシリコン製は、熱や衝撃に強いのがポイントです。熱湯消毒もできるため、衛生面が気になる方におすすめです。プラスチック製に比べて高価なものが多いですが、そのぶん耐久性にも優れているため、離乳食が終わった後も長く使えるでしょう。
使い勝手がさらによくなる、プラスアルファの「機能性」で選ぶ
離乳食冷凍容器を選ぶときには、容器のタイプや容量、素材が重要ですが、それだけではありません。 これから紹介するプラスアルファの機能をチェックしておけば、離乳食冷凍容器の使い勝手がさらによくなるでしょう。
量がひと目でわかる「目盛り付き」の容器なら量る手間も省ける

離乳食冷凍容器には、目盛り付きのものがあります。容器に離乳食を入れながら量がわかるため、量る手間が省けて時短になります。保存量を調整しやすいため、少量の離乳食初期からしっかり食べられるようになる完了期まで、長く使えます。
また保存量がひと目でわかるため、赤ちゃんが食べた量が把握しやすいのもポイントです。離乳食期は食事量の管理も必要な時期なので、手軽に管理できるのは便利ですよね。
外出時に離乳食を持っていくなら、こぼれる心配のない密閉できる「フタ付き」の容器

離乳食メニューがないお店で食事するときや、公園でピクニックするときなどは自分で用意する必要があります。フタ付きの離乳食冷凍容器なら、容器ごと持っていけるのでお出かけにぴったりです。密閉できるフタのものを選ぶとこぼれる心配もないため、水分量の多いスープや麺類なども持ち運びできます。
赤ちゃんが食べられるものを持っていけるので、食べ慣れているものしか食べない赤ちゃんや、アレルギーで食事に制限がある赤ちゃんに最適です。赤ちゃんもママも安心して楽しく食事ができるでしょう。
余ったおかずや出汁の保存など、離乳食が終わってからも長く使える耐久性の高い容器

離乳食期は一般的に約1年間です。離乳食冷凍容器も一時期しか使わないと思うと、お金をかけるのがもったいないと思う人もいるでしょう。そんな方には、離乳食が終わってからも長く使える耐久性の高いものがおすすめです。
たとえば製氷器型なら、多めにとった出汁や大根おろしなどを小分け保存するのにぴったりですし、コンテナ型なら、余ったおかずやご飯の保存に便利です。カップ型はそのままお弁当用カップとして使えるので、時短にもなります。
離乳食後の用途も考えて購入すると、コスパよく使えるでしょう。
離乳食冷凍容器のおすすめ人気ランキング10選
ここからは、おすすめの離乳食冷凍容器をランキング形式で紹介します。容器のタイプや機能をチェックして、ご家庭の赤ちゃんの離乳食スタイルにあった離乳食冷凍容器を見つけてくださいね。
1位 リッチェル わけわけフリージング ブロックトレー R

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本体サイズ:約12.7×17.5×2.8cm
容量:15ml×12ブロック
素材:ポリプロピレン
原産国:中華人民共和国
液体も保存できる製氷器型!積み重ねてすっきり収納も
液体やペースト状の食材を小分け保存するのに適した、製氷器型の離乳食冷凍容器です。1つずつ取りだしやすい設計で、少量のストックでもストレスなく取りだせます。
スタッキングしやすいフタ付きで値段もお手頃なので、さまざまなサイズを複数用意しやすいのも嬉しいポイント。いろいろな種類の離乳食を小分け保存したい人や、トレーを積み重ねてすっきり収納したい人におすすめです。
2位 レック 日本製 離乳食 フリージングトレー L

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本体サイズ:128×190×34mm
容量:50ml×6ブロック
素材:ポリプロピレン
原産国:日本
やわらか素材で取りだしやすい、安心の日本製
フタの端につまみがあるため開けやすく、取りだしやすいやわらかな素材が特徴です。離乳食が凍って膨張することを想定して、入れすぎを防げる「入れすぎ注意ガイドライン」が付いているため、離乳食の冷凍に慣れていない時期でもスムーズに使えるでしょう。
また、容器は安心の日本製。赤ちゃんに使うものはなるべく安全なものを選びたいという方にもおすすめです。
3位 レック アンパンマン 2WAY ミルクケース

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本体サイズ:6.5×6.5×17.5cm
容量:95ml×2ブロック、130ml×1ブロック
素材:ポリプロピレン、シリコーン樹脂、ポリエチレン
原産国:中華人民共和国
離乳食前から長く使える!密閉容器でお出かけにも
離乳食の保存以外にも、粉ミルクの小分け保存など離乳食前から使うことのできる容器です。フタには蒸気弁が付いているので、フタ付きのまま電子レンジで解凍できます。
フタを回してしっかり閉めることのできる密閉容器のため、お出かけにもぴったり。3段重ねても1段ずつ分けても持ち運べるので、お出かけ時に便利な容器を探している方におすすめです。
4位 EDISONmama 冷凍小分けパック

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本体サイズ:ー
容量:15ml×15ブロック
素材:ポリエチレン
原産国:ー
サイズやカラーが豊富で、中身を管理しやすい
ポリエチレン製のやわらかい素材でできた、優しいカラーが特徴の離乳食冷凍容器です。フタ付きで積み重ねられるので、保存時も場所をとりません。
Sサイズのブルーの容器は1ブロック7.5ml、Mサイズのピンクの容器は1ブロック15mlと、容量によってカラーが異なります。フタを開けなくてもカラーで見分けがつくので、ひと目で中身を把握したい方におすすめです。
5位 Kalar 冷凍小分け 離乳食保存容器

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本体サイズ:123mm×123mm
容量:30ml×9ブロック
素材:シリコーン
原産国:ー
シリコン製で取りだしやすく、オーブンにも対応
製氷器型では珍しい、シリコン製の離乳食冷凍容器です。やわらかい素材のため、スムーズに中身を取りだせます。
シリコン製でオーブンに対応しているため、作ったものを保存するだけでなく、赤ちゃんのお菓子づくりなど調理用品として使えるのも嬉しいポイント。離乳食が終わったあとも、調理用品として長く使いたい方におすすめです。
6位 スケーター 離乳食冷凍小分けトレー TRMR8N

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本体サイズ:約140×202×39mm
容量:30ml×8ブロック
素材:ポリプロピレン
原産国:日本
スライド式のフタで、取りだすときにも衛生的
サイズ違いでも積み重ねて収納が可能な、製氷器型の離乳食冷凍容器です。スライド式のフタで1列ずつの開閉ができるので、取りだすときに他のブロックを触ってしまうことがなく衛生的です。
また容器の両端に持ち手がついているため、冷凍庫からの出し入れや、フタの開閉がしやすいのも特徴。通常の製氷器型容器より、機能面が充実した容器を探している方におすすめです。
7位 レック アンパンマン ライトコンテナ

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本体サイズ:8.5×8.5×5cm
容量:60ml×3ブロック
素材:ポリプロピレン
原産国:日本
フタをしたまま電子レンジOK、かわいい3柄セット
カラフルな丸形がかわいらしい、3個セットのコンテナ型容器です。フタ付きのまま電子レンジで解凍もできるだけでなく、半透明なのでフタを開けずに中身が確認できるのが便利です。
乳幼児に人気のアンパンマン柄で、お出かけするときのおかし入れにもぴったり。赤ちゃんの興味をひく柄の容器を探している方にもおすすめです。
8位 OXO Tot ベビーブロック フリーザーコンテナ

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本体サイズ:15x6x22cm
容量:4ブロック
素材:ポリプロピレン、シリコーン
原産国:中華人民共和国
開閉しやすく、優れた密閉力のフタが特徴
グリーンのフレームが特徴的なコンテナ型の離乳食冷凍容器です。グリーンのフレームを上げ下げするだけで、簡単にフタの開閉ができます。フレーム以外の部分は透明で見やすく、容器を入れるトレー付きなので、冷凍庫の中でも管理しやすいでしょう。
また優れた密閉力のフタで液漏れしにくいため、持ち運びのときにもこぼれる心配がありません。お出かけするときにも使える容器を探している方におすすめです。
9位 リッチェル わけわけフリージング カップ

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本体サイズ:20.6 x 13.4 x 3.6 cm
容量:25mL×6ブロック
素材:ポリプロピレン、シリコーンゴム
原産国:中華人民共和国
熱に強いシリコン製で、電子レンジ解凍できるカップ型
カラフルなシリコンカップがわいらしい、カップ型の離乳食冷凍容器です。カップごと電子レンジで解凍できるため、器としてそのまま食卓に出せて便利です。透明なフタ付きなので、中身の確認も簡単にできます。
シリコンカップはお弁当用カップとしても使えるので、離乳食が終わったあとにも活躍します。離乳食後も長く使える容器を探している方にぴったりです。
10位 グリーンスプラウツ ベビーフードガラスキューブ フードコンテナ

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本体サイズ:6x 7.2×6 cm
容量:120ml×4ブロック
素材:耐熱・強化ガラス、ポリプロピレン
原産国:中華人民共和国
熱や衝撃に強いガラス製で、離乳食後も長く使える
耐熱ガラス製で、電子レンジやオーブンなどの加熱に強いのが特徴です。厚みのある強化ガラスを使用しているため衝撃にも強く、割れにくいのも嬉しいポイント。
またLサイズは目盛り付きなので、計量の手間も省けます。ガラス製なので耐久性が高く、色移りやにおい移りもないため、長く使える保存容器としておすすめです。
おすすめの離乳食冷凍容器の口コミをチェック
おすすめの離乳食冷凍容器の口コミをご紹介します。ご購入の際の参考にしてみてくださいね。※口コミはあくまで個人の感想です。
リッチェル わけわけフリージング ブロックトレー Rの口コミ

これ使いやすかった。初めての子供に何個も同じのを追加で買っても安いから
1個はほうれん草、2個は人参、3個はかぼちゃとか他しらすやいちごとバナナを混ぜた果物などって分けられて違う野菜を1個ずつ解凍すれば良かった☆
少なくなってきたらまとめて入れちゃうけど。
パレットみたいで野菜の色が綺麗で作るのも楽しいから色んなので作ってる。
後は蓋に作った日付が分かるように紙で書いてセロハンで貼って終わり☆
出典:amazon.co.jp
レック 日本製 離乳食 フリージングトレー Lの口コミ

離乳食のフリージングに欠かせません!
いくつもリピートしています。
日本製の安心感に熱にも強いため、清潔に保てることが嬉しいです。
冷凍後も取り出しやすく、小分けの際も保存しやすいです。
出典:amazon.co.jp
レック アンパンマン 2WAY ミルクケースの口コミ

サイズ感がいまいちわからなくて、大きくて邪魔になったら嫌だなぁと思いつつ、レンチンで使えるのは魅力的だな。と購入。
写真見てもらったくらいのサイズだったので私的にはかなり丁度いいサイズでした!
出典:amazon.co.jp
大切な赤ちゃんの健康のために、正しい冷凍方法をチェックしよう

離乳食を冷凍保存する際は、粗熱が取れるまで冷ますことと、粗熱が取れたあとにフタを閉めて冷凍庫へ入れることが重要です。熱いままフタを閉めてしまうと、雑菌が繁殖するリスクが高くなり不衛生です。解凍時は、電子レンジや鍋など必ず加熱解凍し、雑菌が繁殖しやすい常温解凍は避けましょう。
また、冷凍していても時間が経つごとに鮮度やおいしさは少しずつ落ちてしまいます。免疫力の弱い赤ちゃんの健康のためにも、保存期間は長くても1週間を目安にしてください。
おすすめの商品一覧
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3,080円 |
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まとめ
離乳食冷凍容器を選ぶときは、容器のタイプや容量、素材をチェックして、ご家庭の離乳食スタイルに合ったものを選ぶとよいでしょう。
目盛り付きや密閉できるフタ付き、耐久性の高いものなど、プラスアルファの機能がある容器も多いので、自分が重視するポイントに絞って探してみてください。
離乳食の準備は手間がかかって大変というイメージがありますが、便利な離乳食冷凍容器を上手に活用できれば負担も減らせます。離乳食の時間が楽しく過ごせるように、お気に入りの離乳食冷凍容器が見つかるといいですね。