膨張剤としてお菓子作りやパン作りによく使用される「ベーキングパウダー」。重曹やドライイーストでも代用可能ですが、シンプルなお菓子ほど味が変化しやすいのでベーキングパウダーがおすすめです。ですが、種類や原料など見るべきポイントも多く選び方に悩む方も多いはす。
そこで今回は、ベーキングパウダーの選び方と、各通販サイトで実際に購入されているものの中から特に人気のおすすめ商品をランキング形式で紹介致します。種類によって適した料理が異なるので、ぜひ参考にしてくださいね。
ベーキングパウダーの選び方
ベーキングパウダーを選ぶ際に重要な4つのポイントをみていきましょう。
発泡ガスの発生速度が違う、作る料理や加熱温度に合わせて3種類から適切な「種類」を選ぶ
ベーキングパウダーは原材料によって「速攻型」「遅効型」「持続型」の3種類に分かれ、ガスの発生速度や適した温度が異なります。生地の固さや油の量でも適した種類が変わるので、しっかりとチェックしておきましょう。
低温調理におすすめ、生地を練っている間や寝かしている間にも発生する「速攻型」
「速攻型」は蒸し料理など低温で調理する料理に適しています。生地と水を混ぜ合わせた時からガスが発生するため、生地が柔らかくて粘度が高く、捏ね時間が短い料理を作る際にはこちらの種類を選ぶようにしましょう。
高温調理におすすめ、オーブン加熱などで加熱温度が高くなると発生する「遅効型」
「遅効型」は焼き菓子など高温で調理する料理に特化しています。温度が上がって生地が固まってくるタイミングでガスが発生するので、生地の中に空気が含まれてふわっとした仕上がりになります。
ただし、焼き菓子の中でもパウンドケーキなど長時間かけて焼き上げるお菓子の場合は持続型のベーキングパウダーを使うのがおすすめです。
幅広い料理に使える万能タイプ、生地に水を加えている間から加熱時まで発生する「持続型」
「持続型」は市販されているベーキングパウダーの中では最も多く、様々な料理に使える万能型です。生地を混ぜている低温帯から加熱時まで炭酸ガスが発生します。特に作る料理を決めていない場合やこだわりがない場合はこちらを選んでおけば間違いないでしょう。
使用頻度や保存性能に関係あり、使用量や使いやすさなども考えて「容器のタイプ」を選ぶ
ベーキングパウダーの容器は「缶タイプ」「個包装タイプ」「プラスチック容器タイプ」の3種類があり、それぞれ保存性能や使いやすさが異なります。使う頻度や量を考えて選ぶのがおすすめです。
湿気に強くて保存性抜群、使用頻度が多い方や一度に大量に使う方なら「缶タイプ」
ベーキングパウダーを普段からよく使う方や、一度に使用する量が多い場合は「缶タイプ」がおすすめです。密封性が高く湿気にも強いので、ある程度常備しておく方や長期間保存する可能性がある場合にもこちらのタイプが良いでしょう。
使用頻度が少ない方におすすめ、軽量の手間が省けて劣化の心配も少ない「個包装タイプ」
使用頻度があまり多くない方や、少量ずつ使う機会が多い場合には「個包装タイプ」が良いでしょう。1袋ずつ決まった容量が入っているので軽量もしやすく、開封しなければ劣化の心配もいりません。
ですが、缶タイプやプラスチック容器のものと比べるとgあたりの単価がやや割高なものが多いので、使用頻度の多い方やある程度まとめて使用する場合には別のタイプを選ぶのが良いでしょう。
防湿性は低いので保存に注意、開口部分が広くて粉を取り出しやすい「プラスチック容器タイプ」
使用頻度が高くて一度にある程度まとまった量を使用するのであれば、「プラスチック容器タイプ」もおすすめです。缶タイプと比べると防湿性はあまり高くないですが、蓋の開閉がしやすいものが多く中身を取り出しやすいタイプになります。
開封後しばらく使用しない場合はしっかりと湿気対策をしましょう。湿気を吸ってしまったベーキングパウダーはガスが出なくなるので、使用する前にお湯の中に少量入れて確認して出ない場合には新しいものに買い替えてください。
安全性を重視するなら、アルミフリーと表記されている「ミョウバン不使用」のものを選ぶ
ベーキングパウダーの原料に使われている重曹やミョウバンには膨張剤としての役割がありますが、ミョウバンには健康に害を与える可能性があると言われているアルミニウムが含まれているため使用には注意が必要です。
食品添加物として認められている原料ではありますが、なるべくなら摂取しない方が良いとされているので購入する際にはしっかりとチェックしておきましょう。ミョウバンを使用していない製品には「アルミフリー」「アルミニウム不使用」などと記載されています。
健康被害が出る可能性も、コーンスターチなどの原料が「遺伝子組み替え」ではないかチェック
原材料に遺伝子組み換え食材を使用しているか否かもミョウバンと同じくチェックしておきたいポイントです。生地に粘り気を出すための原料としてコーンスターチなどを使用していることがあるので、こちらもチェックしておくと安心です。
遺伝子組み換えの食材を使用していたり、それ以外の農産物を区別していない場合にはパッケージに記載する義務があるので、購入する際にはしっかりと成分表示を確認しておきましょう。
ベーキングパウダーのおすすめ人気ランキング10選
ここからは、各通販サイトで実際に購入されているものの中でも特に人気の高かったおすすめ商品をランキング形式で紹介致します。選び方を見ても何を買えば良いのか分からなかった方は、ぜひ参考にしてくださいね。
1位 風と光 有機ベーキングパウダー 個包装タイプ 10g×4袋

yahoo.co.jp
保存方法:開封後、冷蔵庫で保管
賞味期限:常温で6ヶ月(開封前)
有機原料にこだわって作られた、安心・安全なベーキングパウダー
アルミフリーで余計な混ぜ物は一切省いたシンプルなベーキングパウダーです。酸性剤として添加されることの多い第一リン酸カルシウムも使用しておらず、有機濃縮ぶどう等・有機コーンスターチ・重曹のみを用いて作られています。
有機原料にこだわって作られた安心・安全なベーキングパウダーなので、健康志向の方はもちろん小さなお子様がいるご家庭にもおすすめの商品です。
2位 アイコク ベーキングパウダー 赤 プレミアム 2kg

yahoo.co.jp
保存方法:高温多湿を避けて保存
賞味期限:ー
原料の持ち味をそのまま生かす、クセが少なく豊富な用途
こちらの商品は色付や味に原料の持ち味をそのまま生かすのが特徴で、クセがないのでお菓子から料理まで幅広い用途に活用できます。使用量は小麦粉100に対して2%〜3%程度で十分なので、普段からよく使う方以外だと消費に困ってしまうかもしれません。
ケーキや焼き菓子はもちろん、蒸し物や揚げ物・お惣菜等何にでも使えます。
3位 日清製粉ウェルナ ベーキングパウダー 個包装タイプ 4g×8袋×3個

yahoo.co.jp
保存方法:高温多湿を避けて保存
賞味期限:製造日より360日
少量ずつの分包で使いやすい、家庭用におすすめの個包装タイプ
こちらの商品は4gずつ個包装になっており、湿気を防ぐアルミ袋に入っています。家庭内で使いやすい分包タイプなので保存性にも優れており、ケーキやお菓子をたまに作る方におすすめです。1袋に4gずつなので少ない分量にも合わせやすく、量の調整をしやすいのも魅力的。
蒸しパンなどの柔らかい料理からクッキーなどの硬い料理まで幅広く活用できるので、多目的に色々と作りたい方にはぴったりの一品です。
4位 アリサン ラムフォード ベーキングパウダー 缶タイプ 114g

yahoo.co.jp
保存方法:直射日光及び高温多湿を避けて保存
賞味期限:-
ありとあらゆる料理に使える、使い勝手の良い万能型
ラムフォードのベーキングパウダーの原材料には、天然の鉱物から採られた2つの成分と遺伝子組み換えを行なっていないコーンスターチが使われています。新規格のラベルからミョウバン不使用の文言が削除されていますが、従来品と変わらずミョウバンは不使用のままです。
水を加えた後と加熱時の2回ガスが発生する持続型のベーキングパウダーで、バターケーキや饅頭・蒸しパン・製菓など様々な用途に合わせて使える万能商品です。
5位 小倉食品化工 オグラ ベーキングパウダー 個包装タイプ 10g×3袋

yahoo.co.jp
保存方法:直射日光を避け、冷乾所に保存。 開封後は密閉し、冷乾所に保存。
賞味期限:-
家庭で使いやすい個包装タイプで分量計算も楽々
この商品は家庭内で使いやすいように製造されており、個包装タイプなので劣化を気にせず日をまたいで使用できます。1袋10gずつ入りなので分量の計算も簡単で、様々な用途に安定した効果を発揮してくれる優れものです。アルミフリーなので健康志向の方でも安心して使えます。
6位 共立食品 徳用ベーキングパウダー 個包装タイプ 10g×10袋

yahoo.co.jp
保存方法:直射日光、高温多湿の場所を避けて保存
賞味期限:-
個包装で軽量いらず、サッと使える徳用タイプ
ミョウバン(硫酸アルミニウムカリウム)を使用していないベーキングパウダーなので、健康志向の方や原材料にアルミニウムを含んでいるのが気になる方におすすめです。10gずつの個包装が10袋入りなので、様々な用途に合わせて使いわけられます。
低温で蒸す料理から高温で焼き上げる料理まで幅広い製菓・製パン作りに使えますし、天ぷらの衣に混ぜるとカラッと仕上がりますよ。
7位 鈴商 ロイヤル ベーキングパウダー 缶タイプ 450g

yahoo.co.jp
保存方法:直射日光・高温多湿を避け、冷暗所で保存
賞味期限:-
愛され続けてロングセラー、世界中で使われている信頼と実績の一品
「ロイヤル」は1925年にスペインで設立され、今なお世界中で愛され続ける信頼のブランドです。こちらの商品はミョウバン(アルミフリー)で作られているので苦味や雑味がなく、パンやケーキ・スコーンなど幅広い用途に活用できます。
膨張力がやや強く使い方にコツがいりますが、特徴を掴んでしまえば使い勝手の良い商品です。450gと量が多いので、普段からパンやお菓子を作る方だと非常に重宝します。
8位 TOMIZ ベーキングパウダー 缶タイプ 100g

yahoo.co.jp
保存方法:高温多湿を避けて保管
賞味期限:製造より18ヶ月
開封後も固まりづらく使いやすい、アルミフリー商品
可愛らしいパッケージが特徴的な缶タイプのベーキングパウダーです。アルミフリーで苦味が少ないので色々な料理に使いやすく、他のメーカーと比べて開封後も固まりづらくサラサラとしてます。
パンケーキやマフィン・ドーナツ・クッキーなど高温で焼き上げるお菓子などに使いやすく、しっかりと膨らんでくれるので用途が決まっている場合にはこちらの商品がおすすめです。
9位 アイコク ベーキングパウダー 赤 プレミアム プラスチック容器タイプ 450g

yahoo.co.jp
保存方法:高温多湿を避けて保管
賞味期限:-
幅広口で使いやすい、オールマイティーに使える万能商品
2位商品のマイナーチェンジ商品です。焼き物や蒸し物・揚げ物全ての料理にオールマイティーに使える万能商品で、アルミフリーなので素材の味を邪魔しません。プラスチック容器に入っているので長期保存にはあまり向いていませんが、蓋の口が広いので使う際に便利です。
スポンジケーキやパンケーキを焼く際に入れると生地がふわっと仕上がりますよ。
10位 TOMIZ ベーキングパウダー 缶タイプ 100g

yahoo.co.jp
保存方法:高温多湿を避けて保管
賞味期限:製造より18ヶ月(未開封)
アルミフリーで安心・安全、ふっくら美味しく生地が膨らむ
ベーキングパウダーを普段から使う方なら一度は目にしたことがある昔ながらのパッケージが特徴の商品です。アルミフリーで健康志向の方でも使いやすく、缶タイプで湿度による劣化にも強いので長期で保管しておく予定のある方にもおすすめです。
小麦粉300gに対して10g程度入れれば十分な膨らみを得られるので、お菓子作りの際には目安にしてくださいね。開封後には外気や湿度による劣化を防ぐために乾燥剤と一緒に保管しておくと安心です。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
---|---|---|---|
![]() 風と光 有機ベーキングパウダー 個……
1
|
340円 |
|
|
![]() アイコク ベーキングパウダー 赤 ……
2
|
2,645円 |
4.22 |
|
![]() 日清製粉ウェルナ ベーキングパウ……
3
|
450円 |
4.14 |
|
![]() アリサン ラムフォード ベーキング……
4
|
280円 |
3.7 |
|
![]() 小倉食品化工 オグラ ベーキングパ……
5
|
974円 |
|
|
![]() 共立食品 徳用ベーキングパウダー ……
6
|
278円 |
|
|
![]() 鈴商 ロイヤル ベーキングパウダー……
7
|
637円 |
|
|
![]() TOMIZ ベーキングパウダー 缶タイ……
8
|
332円 |
|
|
![]() アイコク ベーキングパウダー 赤 ……
9
|
765円 |
|
|
![]() TOMIZ ベーキングパウダー 缶タイ……
10
|
210円 |
|
|
まとめ
パンやお菓子などをふっくらと膨らませるために使用される「ベーキングパウダー」。種類によってガスの発生速度が異なり、それぞれ適した料理に使うのが重要です。また、容器によって防湿性に差があるため、使用頻度や量によっても選び方が変わります。
中には健康に害を与える可能性のあるアルミニウムを含んだミョウバンや、生地に粘り気を出すために使用するコーンスターチが遺伝子組み換えのものを使用していたりと注意するべきポイントも多いので、ぜひこの記事を参考に安心して使える商品を手に取ってくださいね。