寒い冬に欠かせない鍋の中でも、辛さと旨みが特徴のキムチ鍋は人気が高いです。発祥の地である韓国では「キムチチゲ」と呼ばれています。そんなキムチ鍋を作る際に便利なのがキムチ鍋の素です。
調味料としても使いやすいキムチ鍋の素は、多くのメーカーから販売されており、どれを選んだらいいか迷ってしまう方もいるでしょう。今回はキムチ鍋の素の選び方とおすすめの商品をランキング形式でご紹介します。オーソドックスなものから簡単に作れるものまで、幅広く集めました。
キムチ鍋の素の選び方
キムチ鍋の素は、簡単にキムチ鍋を作ることができる便利な商品です。味の好みだけでなく、具材や食べる人数に合ったものを選ぶことで、より美味しく快適にキムチ鍋を楽しめます。キムチ鍋の素を選ぶ際におすすめのポイントは、タイプ・ベース・辛さです。
タイプで選ぶ
キムチ鍋の素は、作り方によってタイプが分かれています。タイプは大きく分けて「ストレートタイプ」「小分けタイプ」「濃縮タイプ」です。手間や保存の面で、それぞれ利点が違います。
すぐに食べられて便利な「ストレートタイプ」

ストレートタイプは調理時間が短くて済みます。好きな具材を加えるだけでキムチ鍋ができるので、手間をかけずに食べたい方におすすめです。水で薄める必要がないものが多いですが、薄味にしたい方は少量の水を足すこともできます。
デメリットは、一度開封すると保存できないところです。量は3~4人分のものが多いので一人暮らしの方は注意しましょう。
少量でも使いやすい「小分けタイプ」

小分けタイプには、キューブ状のものと液状のものがあります。一つずつ包装されていて、保存がしやすいので、一人暮らしで鍋を楽しみたい方におすすめです。少量からでも使いやすく、小腹がすいた時のために常備しておくこともできます。
デメリットは、だしが減ってきた時に水を足してしまうと味が薄くなってしまうことです。基本的にはキューブ一つで一人前なので、水も分量を守る必要があります。
辛さを調整できて他の料理にも使える「濃縮タイプ」

濃縮タイプは、加える水の量によって辛さを調整できます。家族で辛さの好みが違う場合や、辛みに弱い方におすすめです。キムチ鍋以外の他の料理にも、調味料として使用できて便利です。ラベルに分量が書いてあるので、しっかりと確認してから調理しましょう。
デメリットは、他のタイプと比べて手間がかかってしまうことです。また、一人用のキムチ鍋を作りたい場合は、キムチ鍋の素が余ってしまうリスクもあります。
ベースで選ぶ
キムチ鍋でより深い味わいを出すためには、ベースが重要です。具材ごとに相性がいいベースが違います。キムチ鍋を作る際は、その度にメインの具材を変えて色々なベースを楽しむのもおすすめです。
魚の旨みが効いた「魚介ベース」

魚介ベースは、昆布・かつお・あごだしなどが効いています。キムチ鍋の中でも、エビやイカなど海鮮系の具材に合うベースです。
魚介のだしはキムチとの相性がよく、深みのある味わいになります。〆におすすめなのは、中華麺を加えるだけでキムチとシーフードの旨みが感じられるラーメンです。
肉類に合わせるなら「豚骨・鶏ガラベース」

豚骨・鶏ガラベースは、肉類との相性がいいです。豚肉なら豚骨ベース、鶏肉なら鶏ガラベースがおすすめです。具材とベースの素材は合わせた方が、ラーメンやおじやなどの〆がさらに美味しく仕上がります。ラーメンなどの豚骨は匂いが苦手という方でも、キムチ鍋の素は匂いが抑えられているので安心です。
野菜が食べやすい「味噌ベース」

味噌ベースは、白菜・キャベツ・もやしなどの野菜と相性がよく、野菜をたくさん食べたい方におすすめです。味噌の甘さとコクが野菜の旨みを際立たせます。キムチ鍋の特徴である辛さもマイルドになるので、あまり辛くないものが好きな方にも向いています。
辛さで選ぶ
キムチ鍋は基本的に辛さが美味しい鍋なのですが、中には辛いのが苦手な方や辛くないキムチ鍋が好みの方もいます。
逆にもっと辛いものが食べたいという方もいるでしょう。食べる人に合わせて辛さを調節するのもいいですが、初めから好みの辛さで作られたものを選ぶのもおすすめです。
辛いのが苦手な方にはマイルドなものを

辛さが特徴のキムチ鍋ですが、思ったより辛いからといって、むやみに水を足してしまうと味が薄くなってしまうので注意が必要です。キムチ鍋の素には辛さ控えめのものも多くあります。
マイルドなタイプは、辛いのが苦手な方や子どもにおすすめです。パッケージに「マイルド」「辛さ控えめ」などの表記があるものを選びましょう。
辛党の方には唐辛子が多く入ったものを

辛いのが好きな方には、唐辛子が多めのものがおすすめです。一般的なものは誰でも食べやすい辛さになっているので、辛めがいい場合はパッケージの「辛口」「唐辛子増量」などの表記をチェックしてください。
「本格派」と書かれたものも辛さが強い傾向にあります。さらに辛いものが好みの場合は、自身で唐辛子をしてみるといいでしょう。
キムチ鍋の素のおすすめ人気ランキング10選
最後にAmazonで人気のキムチ鍋の素をご紹介します。上記の選び方を踏まえて選ぶ参考にしてください。
1位 マルサンアイ キムチ鍋

amazon.co.jp
ベース:米みそ
内容量:180g×5袋
旨みの強い辛口の米みそが具材と合う
米みそに唐辛子・にんにく・米酢・豆板醤・ごまなどが加えられた、味噌ベースのキムチ鍋の素です。コクのあるまろやかな味わいですが、ピリッとした辛さも特徴で、万人受けしやすい味になっています。
味噌の旨みが辛さをマイルドにしてくれるため、そこまで辛いものが得意ではない方にもおすすめです。簡単に作れるストレートタイプで、調理もしやすいです。
2位 ミツカン 麺&鍋大陸 キムチチゲスープの素

rakuten.co.jp
ベース:みそ
内容量:1270g
にんにくベースと豚のコクが濃厚で肉に合う
食欲が湧くにんにくの香りが特徴で、豚や鶏など肉類がメインのキムチ鍋に合います。唐辛子は2種類のものが使用されており、風味が強く感じられる味わいです。
豚の脂が濃厚で、ラーメンのスープとして活用するのもおすすめです。また濃色タイプなので、汁物以外にも使いやすく、チャーハンや焼きそばなどの味付けにも使えます。
3位 味の素 鍋キューブ うま辛キムチ

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ベース:赤味噌
内容量:8個×2袋
人数や好みに合わせて調整できる便利なキューブ状
入れるキューブの個数によって、一人鍋から大人数の鍋まで対応できる便利なタイプです。味付けはせずにキューブを入れるだけなので、手軽にキムチ鍋を楽しみたい方におすすめです。
キューブを崩すことで、炒め物に使えるのも特徴です。隠し味として入っている魚醤とXO醤が旨みを強め、うどんや煮込み料理にも合います。鶏のだしと赤味噌がキムチの辛みとよく合い、コクのある味わいです。
4位 エバラ プチッと鍋 キムチ鍋

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ベース:魚介
内容量:(23g×6個入)×3袋
調理しやすい液状でアレンジにおすすめ
イワシ・オキアミ・アサリ・鮭・鰹などを使った魚介ベースのキムチ鍋の素です。魚介の旨みが海鮮系の具材によく合います。小さな液状(ポーション)タイプなので、バーベキューなど持ち運びやすいのも特徴です。
1個が一人分で、複数人で食べる際は人数に合わせて個数を変えるだけです。キムチ味以外にも「寄せ鍋」「白湯鍋」があります。
5位 ミツカン 〆まで美味しいキムチ鍋つゆ ストレート

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ベース:みそ
内容量:750g
〆にはラーメンがおすすめのストレートタイプ
ごま油と鶏油で炒めたにんにくと唐辛子が特徴の、旨みと辛みの効いたキムチ鍋の素です。ストレートタイプなので味の調整の必要がありません。
濃いめで塩気の強いしっかりとした味なので、キムチ鍋を楽しんだ後の〆としてラーメンを食べたい方におすすめです。口コミでは、辛さは控えめなことから食べやすいという声が多くありました。
6位 ダイショー 味噌キムチ鍋スープ

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ベース:味噌
内容量:750g × 10個
3種類の味噌がブレンドされたマイルド仕立て
米味噌・もろみ味噌・豆味噌の3種類の味噌に、コチュジャンの甘みが加えられたキムチ鍋の素です。にんにくとごま油が効いています。
具材として豚肉を入れる際はごま油で炒めてからスープに入れると、旨みが際立つのでおすすめです。マイルドタイプで食べやすく、辛いのが苦手な方に向いています。口コミでも程よい辛さだと評判でした。
7位 エバラ キムチ鍋の素

amazon.co.jp
ベース:ー
内容量:500ml ×3本
アサリやホタテの旨みが際立つ濃縮タイプ
アサリとホタテなど魚介のだしが効いた、深みのある味わいのキムチ鍋の素です。辛さの調節ができる濃縮タイプなので、家族や大人数で食べたい方におすすめです。
旨辛(うまから)という後を引く程よい辛さで、鍋以外にもラーメンやリゾットなどと相性がいいです。同じくエバラのシリーズで、辛さを抑えたマイルドタイプもあります。
8位 ミツカン こなべっち キムチ鍋つゆ

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ベース:-
内容量:(1人前×4袋入)×2個
手が汚れにくい小分けタイプで一人鍋にもピッタリ
5位で紹介した、ミツカンの商品の小分けタイプです。これは一つずつ包装されているので、さらに手軽に使えます。中身が出しやすいため、手も汚れにくいです。
保存可能なので、少しずつ使いたい一人暮らしの方などにおすすめです。口コミでは、ストレートタイプより味が薄いという声もありました。好みによって2袋にしてみるなどの工夫をするといいでしょう。
9位 宗家テンジャンチゲの素

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ベース:味噌
内容量:3~4人前 ×6個
風味豊かな韓国味噌がキノコや野菜と相性抜群
キムチ鍋の本場である韓国風の味噌・テンジャンを使用した、濃縮タイプのキムチ鍋の素です。風味の強い味噌はキノコや野菜と相性がよく、まろやかさと旨みを引き出します。
キムチ鍋の中でも、本格派の味を楽しみたい方におすすめです。秋冬の限定販売になっています。一度試してみて気に入った方は、買い置きしておくといいでしょう。
10位 サンダイナー食品 キムチ鍋

amazon.co.jp
ベース:ー
内容量:600ml
ニンニクや香辛料で酸味を抑えたマイルドなスープ
ピリッとした辛みが特徴の朝鮮唐辛子に、ニンニクやオイスターなどを加えてまろやかにしたキムチ鍋の素です。パッケージには本格派とありますが、日本人好みの味になっているため、幅広い方におすすめです。
翌日に、余ったスープを使ってチーズリゾットにすると美味しいという口コミがありました。発酵食品との相性もいいようです。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
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![]() マルサンアイ キムチ鍋 180g
1
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2,480円 |
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![]() ミツカン 麺&鍋大陸 キムチチゲス……
2
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1,179円 |
4.47 |
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![]() 味の素 鍋キューブ うま辛キムチ
3
|
651円 |
4.2 |
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![]() エバラ プチッと鍋 キムチ鍋
4
|
906円 |
4.3 |
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![]() ミツカン 〆まで美味しいキムチ鍋……
5
|
248円 |
4.46 |
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![]() ダイショー 味噌キムチ鍋スープ
6
|
2,678円 |
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![]() エバラ キムチ鍋の素 500ml
7
|
1,426円 |
4.4 |
|
![]() ミツカン こなべっち キムチ鍋つゆ
8
|
657円 |
4.1 |
|
![]() 宗家テンジャンチゲの素
9
|
1,800円 |
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|
![]() サンダイナー食品 キムチ鍋 600ml
10
|
513円 |
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まとめ
この記事ではキムチ鍋の素の選び方とおすすめのランキング10選をご紹介しました。冬になると特に食べたくなるのがキムチ鍋です。キムチの旨みと辛みをそのままに、簡単に作ることができるキムチ鍋の素ですが、メーカーによってそれぞれ特徴が異なります。
キムチ鍋の素を選ぶ際に重要なのは、作り方のタイプ・ベース・辛さです。この3つのポイントを押さえることで、より好みに合ったキムチ鍋を味わうことができます。ぜひこの記事を参考にしながら、美味しいキムチ鍋を作ってください。