最近はアウトドアブームでキャンプやグランピングなどが流行っていますよね。そんな時に用意しておいた方が良いのがポータブルバッテリーです。また、災害が起きたときや停電時にも役立ちます。
「Jackery」や「EcoFlow」といった有名メーカーであれば出力ポートも豊富で、一般的な家庭用家電であればほとんどまかなうことができます。今回は、 ポータブルバッテリーの選び方とおすすめ人気ランキング10選をご紹介します。
ポータブルバッテリーの選び方
いざという時の予備電源というイメージが強いかもしれませんが、アウトドアで役立つ機能が沢山搭載されています。それはそのまま災害時にも役立つ機能となりますので、日々の防災として1家に1台ポータブルバッテリーを検討してみてください。
バッテリー容量で選ぶ
スマホを充電するモバイルバッテリーなどに比べ、容量が多いのがポータブルバッテリーの魅力です。しかし使用する家電によっては消費電力も桁違いなので、用途に合わせて必要なバッテリー容量を選びましょう。
日帰りやデイリーユースなら350Wh〜500Wh

ちょっとした電力を必要とするシーンでは電池容量が350~500Wh程度あれば事足ります。小型の扇風機を動かしたり、スマートフォンやカメラの充電といったそれほど大量の電力を必要としない用途に適しています。
キャンプや車中泊なら500Wh〜

バッテリー容量が500Wh〜あるモデルであれば、夏場は小型のポータブル冷蔵庫や扇風機をつないで涼しく過ごすことができ、冬場であれば電気毛布などを使用して快適な車中泊が楽しめます。
防災目的なら1000Wh〜

災害時に備えてポータブル電源を購入するなら、バッテリー容量が1000Wh以上あると安心です。停電が起きた場合、約3~4日で復旧するといわれているため、その期間に耐えるだけの電力が確保できると良いでしょう。
出力ポートの種類で選ぶ
ポータブルバッテリー最大の特徴は、USBだけでなくシガーソケット・AC・DCなどの複数のポートに接続できることです。大体どのモデルにも備わっていることが多いですが、自分がよく使う家電や必要な出力ポートに合わせて検討してみると良いでしょう。
スマホや小型の電子機器に便利なUSBポート

スマホやタブレットの充電でよく見かけるUSBポート。Type-AやType-Cなど、さまざまな種類があるので、あらかじめ手持ちのデバイスやケーブルが対応しているかチェックしておきましょう。
様々な家電製品に使えるACポート

AC出力は、家庭用の家電製品が接続できる一般的なコンセント端子のこと。炊飯器や扇風機などに電源供給が可能なので、ポータブルバッテリーで家電製品を使いたい方は、AC出力も有無もしっかりと確認しましょう。AC出力は汎用性が高いので2口以上搭載されていると安心です。
車内用品にも使われるDCポート(シガーソケット)

DC出力とは、車載専用の家電製品が接続できる丸い端子のことです。円筒形の器具が付いたシガーソケットタイプが主流で、車専用のミニ冷蔵庫などの家電製品をつなげて使用できます。車中泊やアウトドアにおすすめです。
AC出力は波形も要確認

ほとんどの家電製品や電子機器は「純正弦波(正弦波)」という波形を前提に設計されています。それ以外の「修正正弦波(疑似正弦波)」「矩形波」などのAC出力を使うと故障の原因となるため、なるべく避けた方が良いでしょう。
防災機能で選ぶ
電源を確保しておくだけでも十分防災機能を発揮してくれますが、ポータブルバッテリーにはそれ以外にも様々なシーンで役立つ機能が搭載されています。
手軽に情報取集できるラジオ機能

スマホでインターネットラジオを聴くこともできますがいざという時のために電池は節約しておきたいですよね。そんなときに重宝するのがAM/FMのラジオを聴くことができる機能です。災害時に素早く情報収拾することができます。
ランタンや懐中電灯の代わりになるライト機能

ライトが搭載されていると、懐中電灯の代わりにしたり、フロアライトとして活用できます。また、商品によっては点滅モードが搭載されており、緊急時のSOSシグナルや警告灯としても役立ちます。
自家発電可能なソーラー機能

ポータブルバッテリーの中には、ソーラーパネルを用いて太陽光を電気に変え充電ができるモデルもあります。太陽光が直接当たる場所ならどこでも気軽に充電でき、アウトドアから災害時まで幅広いシチュエーションで活躍します。ただし天候に左右されてしまうのが難点です。
野外でも安心な防水機能

防水性能は「IPX」と呼ばれる防水規格で表示されています。基本的にはIPXの後に続く数字(0~8の9段階)が大きくなるほど高い防水性能を持っていることになりますので、選ぶ際にはしっかりと確認しておきましょう。
持ち運びが楽な軽量タイプ

ポータブルバッテリーと聞くと大きくて重いイメージがあるかもしれませんが、携帯することを考量して片手でも持ち運べるモデルが増えています。車に入れてもかさばらないコンパクトサイズで、普段使わない時も家の収納を圧迫することがないでしょう。
ポータブルバッテリーのおすすめ人気ランキング10選
ここからは今まで踏まえたポイントを元に、おすすめのポータブルバッテリーをランキング形式でご紹介していきます。値段や機能性などバランスのとれたものも多いので迷った方はランキング上位のメーカーを検討してみてもよいでしょう。
1位 Jackery ポータブル電源 240

yahoo.co.jp
本体重量:3.08 キログラム
電圧:‐
電池セルの構成:リチウムイオン
コネクタタイプ:‐
キャンプから防災まで幅広く活躍する大容量電源
ソーラーパネルなどの分野で有名なメーカー「Jackery」のポータブルバッテリー。わずか3.1kgの重さで、携帯に便利。車中泊 、キャンプ、旅行、 天体写真撮影・野外撮影にも最適です。
2位 JVCKENWOOD ポータブル電源

yahoo.co.jp
本体重量:4.5 kg
電圧:‐
電池セルの構成:リチウムイオン
コネクタタイプ:‐
アダプターを収納できる専用ポーチ付き
AC、USB、シガーソケットポートと様々な家電に対応しています。見やすい大きな液晶画面を搭載し、リアルタイムで入出力の電力とバッテリー残量が数値で表示されるため慣れていなくても安心して使うことができます。
3位 CTECHi ポータブル電源

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本体重量:3.6kg
電圧:110 ボルト
電池セルの構成:‐
コネクタタイプ:USB Type C
安全性に優れた自動車用のリン酸鉄リチウム電池を使用
CTECHiポータブル電源は、満充電から3ヶ月間使用しない状態でも80%以上の残量を保持することができます。定期的にメンテナンスを行っておけば、いざという緊急時にも安心して使用できます。
SOS信号モードに切り替えられるLEDライトもついているため、緊急時の防災グッズとして重宝します。
4位 EcoFlow RIVER Pro ポータブル電源

yahoo.co.jp
本体重量:9.12 kg
電圧:‐
電池セルの構成:リチウム
コネクタタイプ:‐
専用アプリで遠隔操作も可能
X-Stream機能という急速充電システムを搭載し、約1時間の充電で、80%までチャージ可能。専用アプリをダウンロードすれば電池残量の確認や、LEDライトの点滅方法を変更することができます。
5位 edge. 100500mAh POWER STATION

yahoo.co.jp
本体重量:3.8kg
電圧:-
電池セルの構成:リチウムイオン
コネクタタイプ:-
5種類の出力方法対応して幅広く使える
コンセントも使える超大容量100,500mAh(360Wh)ポータブル電源。AC出力、USB-A出力、Type-C出力、シガーソケット、DC出力の5種類に対応。幅広い機器、家電を使用・充電することができます。
6位 Omars ポータブル電源

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本体重量:1.38 Kg
電圧:‐
電池セルの構成:リチウムニッケルコバルトアルミニウム(NCA)
コネクタタイプ:USB Type A
コンパクトで持ち運びしやすいサイズ
サイズは185 x 124 x 42mmとコンパクトにも関わらず、40200mAhという大容量のポータブルバッテリー。携帯に便利で旅行、防災にも最適です。AC出力も可能なので、災害時やキャンプなど、電源供給が不安定な環境での備えにもおすすめです。
7位 ENERGY GAP ポータブル電源

rakuten.co.jp
本体重量:約8.3 kg
電圧:3.6V
電池セルの構成:リチウムイオン電池
コネクタタイプ:‐
防水防火対応で安全性もバッチリ
超大容量で、1日〜数日分の電力を確保することができます。スマホであれば48回の充電が可能。冷蔵庫は4人用で半日以上動かすことができるため急な停電の際にも重宝します。防水防火対応で生活用水や気温を気にせず使用できます。
8位 LACITA ポータブル電源 エナーボックス

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本体重量:5kg
電圧:-
電池セルの構成:リチウムポリマー
コネクタタイプ:USB Type A
防災製品等推奨品に登録されている安全性
災害時に必要とされ安全安心と認められる、防災製品等推奨品に登録されています。最大3年保証や、電話によるサポートサービスもついているので、商品購入後も安心です。
9位 Anker PowerHouse II 400

amazon.co.jp
本体重量:4.62 キログラム
電圧:‐
電池セルの構成:リチウムイオン
コネクタタイプ:USB Type C, USB Type A
世界100カ国以上で販売実績のあるグローバルブランド
“電気のある安心”を。どんな時でも、どんな場所でも。をコンセプトに、コンパクト設計ながら、家族全員で使える389Whの大容量バッテリーを搭載。0.5mの高さからの落下にも耐えうる高い耐衝撃性能と高品質なバッテリー保護技術を兼ね備えています。
10位 EcoFlow DELTA ポータブル電源

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本体重量:14kg
電圧:100 ボルト
電池セルの構成:‐
コネクタタイプ:USB Type C, USB Type A
軽量なのに高出力・大容量
航空・宇宙開発分野でも使われている耐久性・放熱性の高い素材を使用していながら、同じような容量の他のバッテリーに比べて約30%軽い14kgを実現。かつ電子レンジや炊飯器、冷蔵庫などの家電も使用でき、最大13デバイスを同時給電可能なパワフルさを持っています。
2時間以下でフル充電できる手軽さも嬉しいポイント。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
---|---|---|---|
![]() Jackery ポータブル電源 240
1
|
19,400円 |
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![]() JVCKENWOOD ポータブル電源
2
|
31,000円 |
4.48 |
|
![]() CTECHi ポータブル電源
3
|
17,800円 |
4.1 |
|
![]() EcoFlow RIVER Pro ポータブル電源
4
|
54,230円 |
|
|
![]() 100500mAh POWER STATION
5
|
29,800円 |
|
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![]() Omars ポータブル電源
6
|
13,480円 |
3.8 |
|
![]() ENERGY GAP ポータブル電源
7
|
97,900円 |
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|
![]() LACITA ポータブル電源 エナーボッ……
8
|
59,800円 |
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|
![]() Anker PowerHouse II 400
9
|
37,400円 |
|
|
![]() EcoFlow DELTA ポータブル電源
10
|
111,628円 |
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まとめ
外出先での電源としての用途はもちろん、災害時に1台あると心強いポータブルバッテリー。災害時は水道、ガス、電気とライフラインはどれか一つがかけるだけで不安になってしまいますよね。電気の備えがあればグッと安心感は増すはずです。
アウトドアなどをする機会がないという方も万が一の備えとしてポータブルバッテリーを検討してみてはいかがでしょうか。