新品のような黒い艶を出せるタイヤワックス。タイヤワックスを使用することで、タイヤにコーティングを施して劣化を遅れさせることもできます。しかし、含まれている成分やタイプなどが異なる商品が多数販売されているため、どれを選べば良いか迷ってしまう方もいるでしょう。
そこで今回は、タイヤワックスの選び方とおすすめの10商品を紹介します。タイヤに艶を出して耐久性をアップさせるためにも、自分の車に合うタイヤワックスを選んでください。
タイヤワックスの効果とは

タイヤワックスを使用することで、艶を失ったタイヤを新品のように美しく見せることができます。また、汚れや傷、紫外線からタイヤを守ることができ、劣化のスピードを遅れさせることも可能です。
タイヤは地面の上を走行するため汚れやすく、車体より早く劣化します。買い換えることもできますが、安い買い物ではないので、タイヤワックスを使ってなるべく寿命を伸ばしましょう。
タイヤワックスの選び方
タイヤを美しくして汚れや劣化から守るという目的は、どのタイヤワックスも同じです。しかし、タイヤワックスは商品によって特徴が異なるので、自分の車に合った商品を選ぶことが重要です。
ここでは、タイヤワックスを選ぶ時のポイントを3つの項目に分けて解説します。どれも重要なことなので、購入前にぜひチェックして下さい。
タイヤワックスの種類で選ぶ
タイヤワックスは大きく分けて油性と水性の2種類があります。どちらにもメリット・デメリットがあるため、確認した上で選択することが大切です。また、使用する目的に合わせて油性か水性かを選ぶのもおすすめです。
ここではタイヤワックスの2つの種類について詳しく紹介します。それぞれの特徴を把握して、自分に合う種類を選択しましょう。
効果が長持ちする油性

油性のタイヤワックスの特徴は効果が長持ちすることです。水弾きが良く雨の中を走行してもタイヤワックスが落ちないので、梅雨の時期でも艶をキープできます。また、シリコンを石油系溶剤に溶かした油性のタイヤワックスは、上品な艶を出すことができます。
しかし、石油系溶剤の影響でタイヤの劣化が早くなってしまいます。繰り返し塗りすぎないよう、気を付けながら使用しましょう。
タイヤを傷めない水性

タイヤを長く使用したい場合は、水性のタイヤワックスを選択しましょう。水性のタイヤワックスは水にシリコンを入れて乳化分散させているため、石油系溶剤を使用していない分タイヤに与えるダメージが少ないです。
しかし、水性のタイヤワックスは水に弱く雨の中の走行を繰り返すと落ちてしまいます。何度も塗り直すのが面倒と感じる場合は、油性のタイヤワックスを選んでください。
タイヤワックスのタイプで選ぶ
タイヤワックスを購入する時はタイプにも注目しましょう。タイヤワックスのタイプはスプレータイプと固形タイプの2種類。使用方法や効果が異なるため、自分の使いやすいタイプを選びましょう。ここでは2種類について詳しく解説します。
手軽に使えるスプレータイプ

スプレータイプのタイヤワックスは、技術が必要なく吹き付けて拭くだけで手軽に使用できます。初めてタイヤワックスを使用する人でも扱いやすいです。拭き上げが不要なものであれば、スプレーするだけで済むので忙しい方でも使いやすいでしょう。
さらに、事前のタイヤの洗浄が不要なタイプもあります。商品によって使い方は変わるため、拭き上げや洗浄が必要かどうか確認してから購入しましょう。
艶出し効果が高い固形タイプ

固形タイプのタイヤワックスの特徴は、艶出し効果が高いことです。固形のワックスを専用のスポンジでタイヤに塗り込むことで、新品のような上質な艶を出すことができます。また、一度のワックスがけで長持ちするため頻繁に塗り直す必要がありません。
しかし、手作業となるため作業中はタイヤの位置まで屈む必要があり、スプレータイプと比べると時間がかかってしまいます。手軽さよりも綺麗さを求める方におすすめです。
配合されている成分で選ぶ
タイヤワックスを選ぶ時は、配合されている成分を確認することも大切です。成分によって使用した時の効果が異なるので、タイヤワックスをどのような目的で使用するか考えて選びましょう。
ここでは、タイヤワックスに含まれている3つの成分について解説します。成分の効果をチェックして、タイヤワックスを選ぶ時の参考にしてください。
ワックスがけと同時に汚れも落とせる洗浄剤入り

ワックスをかける時に汚れも一緒に落としたい場合は、洗浄剤入りのタイヤワックスがおすすめです。タイヤワックスを使用する時は、タイヤを綺麗に洗ってから使用するのが基本です。汚れが付いている上からタイヤワックスを使用しても効果は半減してしまいます。
洗浄剤が入っているタイヤワックスなら事前の洗浄が不要で、洗浄とワックスがけを同時に行えるため、作業時間の短縮に繋がります。
タイヤを長持ちさせる紫外線吸収剤入り

紫外線吸収剤入りのタイヤワックスは、タイヤの寿命を伸ばしてくれます。タイヤは紫外線などに含まれるオゾンに対して非常にデリケートです。そのため、紫外線を吸収してくれる成分が含まれていれば、劣化しにくくなり長く使用できるのでランニングコストを削減できます。
タイヤの買い替え頻度を抑えたい方は紫外線吸収剤入りを選び、長期的なコストパフォーマンスの良さを目指してみるのもおすすめです。
傷やひび割れを埋める合成ゴム入り

車を走らせるとどうしても、小さな傷やひび割れがタイヤにできてしまいます。合成ゴム入りのタイヤワックスなら、そのような傷やひび割れを埋めることができ、タイヤを長持ちさせられます。紫外線吸収剤入りと同様にランニングコストを削減できるでしょう。
タイヤの傷は放置していると、どんどん大きくなってしまいます。定期的に合成ゴム入りのタイヤワックスで、お手入れをして傷やひび割れを埋めましょう。
タイヤワックスのおすすめ人気ランキング10選
続いてはは、実際に販売されているタイヤワックスの中からおすすめの10商品を紹介していきます。艶を長持ちできるものや、匂い付きで作業がしやすいものもあるので、紹介した選び方を参考に自分が欲しいアイテムを見つけてみてくださいね。
1位 シュアラスター Surluster タイヤワックス S-67

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タイプ:固形タイプ
配合成分:洗浄剤入り
作業がしやすいフローラルの香り
シュアラスターのタイヤワックス S-67は、タイヤワックス特有の嫌な臭いがしないのが特徴です。優しいフローラルの香りで作業中に気分が悪くならず、快適な環境でワックスをかけられます。臭いに対するハードルが下がるので、臭覚が強い方にはおすすめの製品です。
取っ手付きのスポンジが付属するのもポイント。タイヤにワックスを塗る時に、手に付いてしまう可能性が低いので、作業後にベタベタせず手を洗う手間も省けます。
2位 古河薬品工業 KYK タイヤワックス 34-041

amazon.co.jp
タイプ:固形タイプ
配合成分:洗浄剤入り
コスパが良い大容量タイプ
4リットルの大容量でありながら、価格は3,000円代とコスパ抜群のタイヤワックス。頻繁にタイヤワックスを使用する人や、サイズが大きいタイヤに使用予定の方におすすめです。
また、水性なので使用することでタイヤの劣化が早くなる心配もありません。タイヤに悪影響を与えることなく強力なシリコン皮膜によって、長期的にタイヤを保護してくれるでしょう。
3位 ブリヂストン BRIDGESTONE タイヤワックス 51501020

yahoo.co.jp
タイプ:スプレータイプ
配合成分:洗浄剤入り
高粘度シリコーンにより艶が長持ち
ブリヂストンのタイヤワックス 51501020は、高粘度のシリコーンを使用しているため、水に強く艶が長持ちします。雨の多い時期でもタイヤの美しさを保て、塗り直しの頻度を抑えることが可能です。また、粘性が高いためワックスをかける時に液だれしません。
タイヤメーカーとして有名なブリヂストンが販売している商品ですが、価格は1,000円台とコスパ抜群。初めてタイヤワックスを購入する人でも安心して使用できる商品です。
4位 横浜油脂工業 yokohama-yushi 水性タイヤワックス L&Wクレスト BB25

yahoo.co.jp
タイプ:スプレータイプ
配合成分:洗浄剤入り
環境にもタイヤにも優しい水性タイヤワックス
タイヤの劣化が気になる人には、こちらの水性タイヤワックスがおすすめです。ワックスからタイヤに与えるダメージを最小限に抑えながら、運転によるダメージも保護してくれます。さらに、環境にも優しい成分を使用しているので、エコに気を遣っている人にもおすすめです。
使用方法はスプレーを吹きかけて、タオルなどで伸ばしながら拭くだけなので簡単です。気軽に使用でき、新品のような光沢感を蘇らせてくれます。
5位 シーシーアイ CCI タイヤワックス スマートシャイン W-143

amazon.co.jp
タイプ:スプレータイプ
配合成分:紫外線吸収剤入り
優れた対オゾン性能でタイヤの酸化を防ぐ
空気中にあるオゾンからタイヤを守ってくれるタイヤワックス。酸化によるひび割れを防ぐことができ、タイヤの寿命を伸ばせるのでランニングコストを削減できます。
1,000mlの容量で普通車であれば50回も使用できるのに、価格は1,000円代とコスパも良好。1回あたりの価格は約30円程度で頻繁に洗車をする人でも、お財布へのダメージが少ないです。
6位 カーメイト CARMATE タイヤワックス C34W

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タイプ:スプレータイプ
配合成分:紫外線吸収剤入り
タイヤの色褪せも抑制できるUV80%カット
カーメイトのタイヤワックス C34Wは、UVを80%もカットできるので紫外線によるタイヤの色褪せや劣化を防いでくれます。タイヤ本来の黒色をキープできるため、車の外見に拘りたい人にもおすすめです。
水に強い油性タイプで雨の中で車を走らせてもワックスが落ちません。持続期間が長いので、こまめにワックスを塗らなくても黒くて艶のあるタイヤを維持できます。
7位 武蔵ホルト holts タイヤ&レザーワックス Gシャイン PR7750

amazon.co.jp
タイプ:スプレータイプ
配合成分:紫外線吸収剤入り
上質シリコーン+天然ワックスで抜群の艶を実現
武蔵ホルトのタイヤ&レザーワックス Gシャイン PR7750は、上質なシリコーンとラノリンという天然ワックスによって、他にはない美しい艶を実現できます。ラノリンの効果により油性でありながらも、タイヤを劣化させることもなく安心して使用できます。
また、ジェットミストでタイヤに噴射するためホイールが汚れる心配もありません。通常のスプレータイプよりも広範囲にワックスをかけることができ、時間短縮にも繋がる便利な製品です。
8位 プロスタッフ prostaff タイヤ&レザーワックス S163

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タイプ:スプレータイプ
配合成分:紫外線吸収剤入り
ダッシュボードやバンパーにも使用可能
タイヤ以外にも使用できるタイヤワックス。ダッシュボードや未塗装の樹脂バンパーなど、通常のワックスでは使用できない部分にも輝きと保護膜を与えられる、汎用性の高い便利なアイテムです。
また、溶剤が入っていないのでダッシュボードやタイヤなどにダメージを与える心配もありません。外観だけでなく内装も一緒に綺麗にしたいという方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
9位 スパシャン SPASHAN Dr.ケアコレ タイヤワックス DR-21

amazon.co.jp
タイプ:固形タイプ
配合成分:紫外線吸収剤入り
シリコンのみを使った高級な一品
高純度のシリコンを99.9%使用したタイヤワックス。とにかくタイヤにダメージを与えないように作られており、ワックスを塗り込むことで、様々な傷や劣化から守ることができます。溶剤が入っていないので、繰り返しの使用も安心です。
商品のサイズは小さめでコスパが悪く見えますが、これ一本でタイヤ40本分もコーティングが可能という驚きの高コスパ。タイヤ1本あたり約50円でコーティングできるので、コスパ重視の方にもおすすめです。
10位 ガラコート GARACORT タイヤワックス TIRE WAX

amazon.co.jp
タイプ:固形タイプ
配合成分:洗浄剤入り
初心者も安心の4点セット
タイヤワックスを初めて使用する人には、こちらの商品がおすすめです。スポンジとマイクロファイバークロスが付属するため、この商品を購入するだけでワックスがけを始められます。また、施行方法マニュアルも付属するので初心者でも安心です。
タイヤに優しい水溶性で変質や劣化に影響を与えることもありません。水溶性ならではの、自然で美しい艶を楽しめます。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
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![]() シュアラスター Surluster タイヤ……
1
|
1,067円 |
4.47 |
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![]() 古河薬品工業 KYK タイヤワックス ……
2
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3,076円 |
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![]() ブリヂストン BRIDGESTONE タイヤ……
3
|
1,000円 |
|
|
![]() 横浜油脂工業 yokohama-yushi 水性……
4
|
1,012円 |
4.3 |
|
![]() シーシーアイ CCI タイヤワックス ……
5
|
1,280円 |
4.48 |
|
![]() カーメイト CARMATE タイヤワック……
6
|
547円 |
4.43 |
|
![]() 武蔵ホルト holts タイヤ&レザーワ……
7
|
550円 |
|
|
![]() プロスタッフ prostaff タイヤ&レ……
8
|
355円 |
4.34 |
|
![]() スパシャン SPASHAN Dr.ケアコレ ……
9
|
1,990円 |
|
|
![]() ガラコート GARACORT タイヤワック……
10
|
1,980円 |
4.35 |
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まとめ
今回はタイヤワックスの選び方とおすすめの商品を紹介しました。タイヤの艶出しと劣化防止ができるタイヤワックス。多くの商品がありますが、使い方や配合されている成分などに着目することで、より扱いやすいものを見つけることができます。
タイヤを美しく長持ちさせるためには、タイヤワックスは必須のアイテム。あなたにぴったりのものを見つけて、愛車のタイヤのケアをしてみてはいかがでしょうか。