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筆ペンの選び方とおすすめ人気ランキング10選【書き方やコツも解説!】

ペンでありながら美しい筆文字が表現できる、筆ペン。ペン先の柔らかさによって軟筆タイプや硬筆タイプに分かれていたり、宛名書きに適したものから書初めに適したものまであったりと、非常に種類が豊富です。しかし、そのせいで逆にどれを選べばよいのか分からなくなってしまうことがあります。

そこで今回は、筆ペンのおすすめ人気商品10選を紹介します。記事の中盤では筆ペンを使うコツや持ち方についても紹介しているので、この記事を参考に筆ペンの知識を深めていきましょう。

目次

筆ペンの選び方

穂先の種類で選ぶ

初心者におすすめな硬筆タイプ

出典:amazon.co.jp

硬筆タイプとは穂先に使われている芯材が硬いもののことで、まるでフェルトペンやサインペンのような感覚で文字が書けます。そのため、筆ペン初心者でも簡単にトメやハネが生み出せるのが魅力です。

しかし、こちらは筆圧の強弱によって、ペン先の太さを調節できません。そのため、書道を嗜む方にとっては、かえって書きにくく感じてしまうことが多いです。サインペンやフェルトペンでは書けないような筆文字が書けるのは事実なので、年賀状の宛名やご祝儀袋の表書きなど、年に数回しか筆ペンを使わない方に特におすすめですよ。

美しい筆文字が書ける軟筆タイプ

出典:amazon.co.jp

細字タイプは、硬筆タイプとは対照的に芯材が柔らかく作られているもので、筆圧の強弱によって文字の太さを自由に調整できます。そのため、文字の表現に幅を生むことが可能です。

また、最初こそその書き心地に戸惑いを感じるでしょうが、穂先に適度なコシがあるおかげで、慣れてさえしまえば硬筆タイプよりも使いやすいです。ただし、商品によってはキュッキュッと不快な音を発することがあるので、購入する前には必ず商品レビューを確認するようにしましょう。

最も筆に近い毛筆タイプ

出典:amazon.co.jp

毛筆タイプとは穂先にナイロン製の毛が採用されているもので、前述の2種類よりもさらに筆の書き心地に近づけられています。そのため、普段から書道を嗜む方でもご満足いただけるでしょう

ただし、毛筆タイプは筆圧がダイレクトに穂先に伝わってしまうため、初心者では中々扱いにくいです。もちろん、初心者でもダイナミックで味のある文字は書けますが、基本的には書道経験者のためのものだと捉えておきましょう。

インクの種類で選ぶ

インクの伸びと発色の良さに優れる染料タイプ

出典:amazon.co.jp

染料タイプとは、色の付いた物質を水に溶かしこんだもののこと。墨汁のような伸びと発色の良さを誇っており、年賀状の宛名書きといった文字を書く作業に適しています。基本的に筆ペンは、この染料タイプのものが最も多いといえるでしょう。

ただし、染料タイプはインクの乾きが悪く、紙の種類によっては文字が滲んでしまいます。同様に、重ね塗りも難しいため、イラストなどで使うには少々不向きですね。とはいえ、それらに目をつむれば他に弱点は見当たらないため、筆ペンの使用頻度が少ない方はこちらがおすすめですよ。

乾きやすくにじみにくい顔料タイプ

出典:amazon.co.jp

顔料タイプとは、水や溶剤に溶けにくい粉末状の着色成分が使われているもののこと。耐光性や耐水性に優れており、穂先を紙に押し当てても文字が滲みにくいです。また、短時間で乾きやすく、重ね塗りも問題なくおこなえるため、特にイラスト用に適しています。

ただし、顔料タイプは商品のバリエーションに限りがあります。そのため、ご自分の用途にあった商品を見つけ出しにくいので注意しましょう。どちらかというとこちらは、些細な書き心地や文字の表現にこだわる本格派の方におすすめですね。

線の太さで選ぶ

宛名書きに適した細字タイプ

出典:amazon.co.jp

宛名書き用の筆ペンをお探しの方は、細字タイプがおすすめです。細字は宛名書きや写経、イラスト用として作られているサイズで、住所欄のような細かい箇所にもしっかりと文字が書けます。後述の太字タイプと比べると、こちらのほうがフェルトペンやサインペンの書き心地に近いですね。

ただし、細字タイプはその大きさの関係上、あまり大きな文字は書けません。そのため、広いスペースに文字を書く際には、貧相に感じられることもあるので注意しましょう。

書初めに適した太字タイプ

出典:amazon.co.jp

太字タイプとは書初めなどで使うことを目的に作られたサイズで、その書き心地も本格的な毛筆にかなり近くなっています。穂先の素材にナイロン製の毛ではなくイタチの毛を使うなど、高級志向な商品が多いのも特徴ですね。

ただし、太字タイプは宛名書きといった筆ペン本来の用途には、あまり適していません。そもそも、このサイズを使うくらいなら、本物の筆を使ったほうがより美しい文字が書けるでしょう。とはいえ、その手軽さや使い勝手は筆ペンそのものなので、ダイナミックな文字を書きたい方は、1度手に取ってみてはいかがでしょうか。

筆ペンの持ち方・書き方について

出典:amazon.co.jp

フェルトペンやサインペンとは異なり、筆ペンには正しい持ち方が決まっています。具体的には、筆ペンを持った際に軸と人差し指を平行にすること、小指側の手首の根元を机にしっかり固定すること、軸を軽く支えるように指でつまむことが挙げられるでしょう。

このような持ち方をしたうえで軸を少し立たせるようにすると、穂先のコントロールが容易になり、自然と文字が美しく書けます。また、これから書こうとする文字に対し、穂先の角度を45度の方向に向けると、書道の基本である点画が華麗に表現できますよ。

筆ペンを使うコツ

出典:amazon.co.jp

筆ペンを使うコツは、筆圧によって変化する文字の太さを知ることにあるといえるでしょう。基本的に筆圧を強くすると穂先がつぶれて線が太くなり、逆に弱くすると穂先が自然な状態に戻って線が細くなります。これを意識するだけで、文字の形はある程度整います。

ただし、最初のうちは中々この強弱の調整が難しいです。こういったところからも、穂先がつぶれにくい硬筆タイプが初心者向けである理由がよく分かりますよね。もし、文字が美しく書けない場合は、ペン本体を少し立てながら書くことを意識しましょう。それでも上手く書けない場合は硬筆タイプで筆ペンの感覚を掴むのがおすすめです。

筆ペンのおすすめ人気ランキング10選

1位 呉竹 筆ペン  DP150-8B

詳細情報

タイプ:毛筆タイプ
インクの種類:-
本体サイズ:11径×181mm

amazonでの売り上げナンバー1!穂先とインクで交換で長持ち

こちらはamazonの「筆ペン」カテゴリーで売り上げナンバー1を誇る商品です。いわゆるスペアーインク式の万年毛筆で、内部のカートリッジを取り替えることにより長期的に使い続けられます。また、穂先は復元性や耐久性も抜群なので、その分愛着も湧きやすいですよ。

2位 ぺんてる 筆ペン  XFL2L

詳細情報

タイプ:毛筆
インクの種類:水性染料
本体サイズ:13×175mm

初心者からプロまで幅広く対応可能!

こちらはお値段が400円以下にまで抑えられている高コスパ商品です。細字と太字の中間にあたる中字タイプで、書く内容にあわせて柔軟に対応できます。また、穂先の柔らかさが絶妙で筆圧のコントロールもおこないやすいため、初心者からプロまで幅広くご満足いただける商品になっていますよ。

3位 呉竹 筆ペン 美文字 完美王 XO50-10S

詳細情報

タイプ:毛筆
インクの種類:水性顔料インキ
本体サイズ:174㎜

まるで本物の筆のような書き心地

こちらはまるで本物の筆のような書き心地が魅力的な商品です。内部の仕組みにより、穂先には常に適量のインクが流れ出ているため、初心者がやりがちな文字の滲みが起こりにくくなっています。また、インクには顔料が使われているため、重ね塗りも問題なくおこなえますよ。

4位 あかしや 筆ペン SA-300

詳細情報

タイプ:本造り毛筆
インクの種類:水性染料インク
本体サイズ:9径×170mm

コシのある穂先でスムーズに文字が書ける

こちらはコシのある穂先が特徴的な商品です。穂先には本造り毛筆が採用されており、これが従来の筆ペンでは難しかったスムーズな書き心地を実現しています。また、天然竹のような風合の軸は、実際の細筆とほとんど同じ直径であるため、持ち心地も絶妙ですよ。

5位 ゼブラ 筆ペン FD-501

詳細情報

タイプ:毛筆
インクの種類:水性染料
本体サイズ:179㎜

ゼブラ独自のチップによって強弱がつけやすい

こちらは1本で太字と細字が書ける両用タイプの筆ペンです。本体内部にはゼブラ独自の筆サインチップが搭載されており、これのおかげでサインペンの手軽さで筆文字が書けます。

ただし、amazon内のレビューでは、文字を書く際にキュッキュッと不快な音がなるというコメントも寄せられているので、出先などで使う際はご注意ください。基本的には細字と太字の両方に対応できる便利な筆ペンとして、ご自宅に備えておくのがおすすめです。

6位 ぺんてる 筆ペン きらり XGFKPP-A

詳細情報

タイプ:毛筆
インクの種類:-
本体サイズ: 軸径12mm×奥行17mm×長さ136mm

コンパクトなのに美文字が書ける!デザインも女性に最適

こちらはコンパクトで持ち運びがしやすい商品です。胸ポケットにも差せるように、キャップ部分にはクリップが取り付けられており、急な場面でもさっと取り出して文字が書けます。また、デザインも非常に可愛らしいため、特に女性の方におすすめしたい一品です。

7位 プラチナ万年筆 筆ペン CFS-580

詳細情報

タイプ:双筆
インクの種類:水性顔料インク
本体サイズ:170×11.1mm

まるでサインペンのような書きやすさ!

こちらはサインペンのような書きやすさが魅力的な商品です。細字と太字に対応可能な両用タイプで、硬い穂先であるにも関わらず、トメ、ハネ、ハライがきちんとおこなえます。

また、こちらの商品はインクジェットハガキにも対応しています。通常、筆ペンでインクジェットハガキに文字を書くと引っかかるような不快感を感じますが、こちらならストレスなく文字が書けますよ。

8位 呉竹 筆ペン 蒔絵物語 瑞鳥鳳凰 DU180-315

詳細情報

タイプ:毛筆
インクの種類:水性染料
本体サイズ:11x137mm

呉竹の最高級モデル!日本の伝統工芸である蒔絵で愛着もひとしお

こちらは軸に日本の伝統工芸である蒔絵が表現されている商品です。数々の人気筆ペンを販売している呉竹の最高級モデルで、プレゼントにも最適だといえるでしょう。もちろん、書き心地のほうも抜群で、使えば使うほど軸が手に馴染むため、愛着も湧きやすいですよ。

9位 三菱鉛筆 筆ペン PFK503

詳細情報

タイプ:特殊繊維
インクの種類:油性染料
本体サイズ:直径13.1mm×厚さ20mm×全長186.6mm

なめらかな書き心地に上級者も満足!

こちらは数ある筆ペンの中でも、屈指の書き心地を誇る商品です。本格的な毛筆タッチを再現したというその穂先は、動きが非常になめらかで文字を書く際のストレスがほとんどありません。ただし、あまりにも筆に近すぎるあまり、性能的には玄人向けになってしまっているので、筆ペンの扱いに慣れていない方は注意しましょう。

10位 プラチナ万年筆 楽々筆ペン  慶弔ツインタイプ4402019

詳細情報

タイプ:毛筆
インクの種類:カーボン顔料インク、薄墨・染料インク
本体サイズ:15.5×0.9cm

武田双雲プロデュース!絶妙な書き心地が魅力

こちらは有名書道家である武田双雲がプロデュースした商品です。慶弔の場で使うことを想定した商品で、新開発の穂先により、初心者でもトメやハネが美しく表現できます。実際にamazon内のレビューを覗いてみると、書きやすいといったコメントにあふれていますよ。

おすすめの商品一覧

製品 最安値 評価 リンク

呉竹 筆ペン 万年毛筆 DP150-8B

1

465円


4.6


ぺんてる 筆ペン XFL2L

2

272円




4.36

呉竹 筆ペン 完美王 XO50-10S

3

100円




4.1

あかしや 筆ペン 新毛筆 黒 5本セ……

4

780円


4.6


ゼブラ 筆ペン 太・細 両用 FD-501

5

322円


4.67


ぺんてる 筆ペン 携帯用 きらり XG……

6

560円


4.51


プラチナ万年筆 跳ね小筆 老竹色 C……

7

460円


5


呉竹 筆ペン 万年筆 蒔絵 物語 瑞……

8

2,403円



三菱鉛筆 筆ペン 新毛筆 太字 カー……

9

331円




1.8

プラチナ 楽々筆ペン 双筆 慶弔ツ……

10

223円




4.4

まとめ

いかがでしたでしょうか。筆ペンは通常の筆よりも手軽でありながら、本格的な筆文字を書くことができます。ただし、筆ペンは種類によって向き不向きがあるので、購入する際は利用シーンをよく検討してから商品選びをおこないましょう。

硬筆タイプや軟筆タイプといった穂先の種類、染料タイプや顔料タイプといったインクの種類、細字タイプや太字タイプといった線の太さなどから、ご自身の用途にあった筆ペンを見つけてくださいね。

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