瞬時にアルコール濃度を測定できるアルコールチェッカー。2011年5月より、旅客自動車運送事業者や貨物自動車運送事業者はアルコールチェックが義務化されアルコールチェックが必須に。もちろん個人用としても持っていると便利ですよね。
タニタなどヘルスメーターを中心に、携帯用の小型タイプや業務用で数値の精度が高いもの、データ保存が可能でスマホアプリと連動したものなど、様々なタイプが販売されています。
今回は、アルコールチェッカーの選び方とamazonや楽天を参考にしたおすすめ商品ランキングをご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
アルコールチェッカーの用途
出典:amazon.co.jp
「アルコールチェッカー」はその名の通り、呼気中のアルコール濃度を測る装置です。保持や使用が義務化されている運送業者はもちろん、自動車に乗る人々すべての人に使用がおすすめされています。
アルコールチェッカーの選び方
タイプで選ぶ
アルコールチェッカーには
大きく分けて「ハンディタイプ」と「据え置きタイプ」の二種類があります。それぞれの特徴とメリット・デメリットについてご紹介します。
持ち運び便利な携帯用・ハンディタイプ
出典:amazon.co.jp
ハンディタイプのアルコールチェッカーは3㎝×10㎝程の大きさのものが多く、小さく軽いので持ち運びも簡単。鞄やポケットに入れておけばいつでも使えるので、急に必要になったときにも安心です。
一方で、このタイプのほとんどは
使用回数が決まっているので、いざ使いたいときに使用期限が切れている、なんてことが起こらないよう定期的に買い替える必要があります。
据え置き型の業務用タイプ
出典:amazon.co.jp
据え置きタイプのアルコールチェッカーは会社の事務所などに設置して使用するタイプ。
定期的なセンサー交換をするだけで本体は長く使えるので、ハンディタイプより経済的です。
また、PCに直接つないでデータの記録ができるタイプも多いので、
多くのデータを記録する際には重宝します。ただ、据え置きを想定して作られているので、持ち運びは不便です。
/
数値の正確さで選ぶ
アルコールチェッカーの精度を決めるセンサー。センサーには主に「燃料電池式ガスセンサー」と「半導体式ガスセンサー」があります。
測定の精度が高い燃料電池式ガスセンサー
出典:amazon.co.jp
何より高い精度を求める方には、燃料電池式ガスセンサーがおすすめです。
精度の低いアルコールチェッカーだと、たばこの煙や歯磨き粉などにも反応してしまい、正確な濃度を測れないことがままありますが、
このセンサーはアルコール以外の成分や環境の影響を受けづらく、高い精度でアルコール濃度を測定することができます。ただしその分製造コストが高く、どうしても価格が高くなってしまいがちです。
比較的安価な半導体式ガスセンサー
出典:amazon.co.jp
市販で見かけるアルコールチェッカーのほとんどは、この半導体式ガスセンサーです。製造コストは安く、
安価で手に入りますが、歯磨きなどちょっとした変化で測定数値が変わってしまうこともあるので注意が必要です。
このタイプのセンサーは燃料電池式と比べるとどうしても精度が落ちてしまいますが、比較的精度の高い製品も製造されているため、購入可能な価格帯の製品の精度を十分に比較してみましょう。
便利な機能で選ぶ
「アルコールチェッカー」と検索してみると、たくさんの製品が出てくると思います。それぞれ便利な機能が付いていますので、使う場面に最適な機能や作業時間の短縮につながる機能など、自分の条件に合ったものを探してみましょう。
業務使用にも便利なスマホアプリ連動型
なかにはスマホのアプリと連動したタイプも。自己管理したい方にはもちろん、業務用での使用を想定した製品もあります。
携帯の顔認識機能とGPSとの連動により「いつ・どこで・誰が」検査したのか遠隔で分かる仕組みになっていて、アルコール検査結果の数値もすぐに自動送信されるのは業務使用での最大のメリットといえるでしょう。
夜でも利用できるバックライト機能
出典:amazon.co.jp
計測数値部分が明るいので、暗い場所でも確実に数値を確認できます。
夜運転する前や暗い車内で使用する方におすすめです。赤系や緑系など、製品によってライトの色が異なるので、自分が使う環境で見やすいものにしましょう。
無駄な電力を消費しないスリープ機能
出典:amazon.co.jp
ハンディタイプのほとんどは乾電池式のため、電源を誤ってつけたままにしておくと、使いたい場面で電池が切れて使えないということになりかねません。なるべくそのような事態を防ぐために、スリープ機能がついていると安心です。
スリープ機能がついているアルコールチェッカーのほとんどは数秒から数分で電源がOFFになります。製品によってスリープまでの時間も違うので、購入の際には確認してみてくださいね。
業務使用に便利な、データの自動保存機能
アルコールチェッカーの使用が義務化されている運送業者では、データの記録も義務化されています。そんなときに役に立つのが自動保存機能。事務所等で使用される据え置き型のほとんどは測定値が自動で記録され、接続されているPC等にデータが送られます。
また、最近はハンディタイプにも十数件の履歴が残せるものや、アプリ等と連動して記録が残せるものも出てきています。個人で使用する場合も、自分のアルコール分解能や傾向を見ることができるので便利です。
アルコールチェッカーのおすすめ人気ランキング10選
ここまでを踏まえて、自分に必要なアルコールチェッカーがつかめてきたでしょうか。ここからは、おすすめのアルコールチェッカーをランキング形式でご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1位 タニタ アルコールチェッカー EA-100
検知方式:半導体式ガスセンサー
呼気中アルコール濃度測定範囲:0.00~0.50mg/L
センサー寿命:購入後1年経過または1,000回測定した場合のどちらか早い方
安心のタニタ!スマートに持ち運べる優れもの
0.05mg/L単位で息の中のアルコール濃度を測定することができるアルコールチェッカー。二位のHC-211 に測定最小単位は劣るものの、十分な精度であり、より安価で手に入れることができます。また、コンパクトでスマートな見た目なので、ポケット等にいれていつでも使用することができます。
2位 タニタ アルコールセンサー プロフェッショナル HC-211
検知方式:半導体式ガスセンサー
測定範囲:0.05~1.00mg/L
センサー寿命:購入後半年経過または500回測定した場合のどちらか早い方
高精度で安心のアルコールチェッカー
息の中のアルコール濃度を0.01mg/L単位で測定可能です。センサー交換式なので、本体はずっと使えます。マウスピース付きなので、周りの環境の影響を受けづらく、呼気を確実にセンサーに当てることができます。警察やNTTドコモでも使用されてる、安心のアルコールチェッカーです。
3位 MAYOGA アルコールチェッカー
測定範囲:0.000~0.995 mg/L
電源ボタンを押して息を吹きかけるだけ!高精度アルコールチェッカー
操作方法はとても簡単。「Power」ボタンを押して2~3秒息を吹きかけるだけで終了です。正面の液晶はバックライト機能で夜でも見やすくなっています。20秒で自動的に電源がOFFになるので、省電力な装置。また、0.005単位で数値が表示されるので、細かい数値を知りたい方にはおすすめです。
4位 ソシアック アルコールチェッカー SC-103
検知方式:半導体式ガスセンサー
測定範センサー寿命:0.05~1.00mg/L
センサー寿命:購入使用後1年〜1年半または5,000回使用
操作段階がわかりやすいアルコールチェッカー
四つのランプが段階に応じて光るので、操作を間違えずに測定することができます。また、0.01 mg/L以上で赤色のLEDが光るので、アルコールが残っていることがすぐにわかります。
5位 アルコールチェッカー安全くんⅡ
検知方式:半導体式ガスセンサー
測定範囲: 0.00~0.19%g/BAC
簡単操作の安価なアルコールチェッカー
簡単な操作で測定が可能。時刻表示機能やスリープ機能などが付いています。安価で手に入るので、個人であまりお金をかけたくない方にもおすすめです。
6位 アルコールチェッカー OHM HB-A01
検知方式:半導体式ガスセンサー
測定範囲:0.000〜0.95mg / L
シンプルで使いやすい!携帯に便利なストラップ付き
安価で手に入るアルコールチェッカー。バックライト機能もあるので暗所でも見やすいです。ストラップ付きなので失くす心配もありません。
7位 Wooce アルコールチェッカー
検知方式:半導体式ガスセンサー
測定範囲:0.000〜0.95mg / L
シンプルな見た目と青色のバックライト
アルコール濃度が高いとアラーム音で警告してくれます。スリープ機能もついているので安心です。
8位 タニタ HC -310
検知方式:半導体式センサー
測定範囲:0.000〜0.50mg / L
わかりやすく使いやすいアルコールチェッカー
アルコールを検知するとバックライトが赤く点灯し、アラーム音が鳴るのでわかりやすい製品です。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
---|---|---|---|
タニタ アルコールチェッカー EA-100
1
|
4,680円 |
3.9 |
|
タニタ アルコールセンサー プロ……
2
|
4,010円 |
4.1 |
|
MAYOGA アルコールチェッカー
3
|
1,540円 |
3.5 |
|
ソシアック アルコールチェッカー……
4
|
3,820円 |
3.7 |
|
アルコールチェッカー安全くんⅡ
5
|
1,980円 |
3.2 |
|
アルコールチェッカー OHM HB-A01
6
|
3,063円 |
3.4 |
|
Wooce アルコールチェッカー
7
|
3,499円 |
4 |
|
タニタ HC -310
8
|
5,070円 |
4 |
|
おすすめのアルコールチェッカーの口コミをチェック
おすすめのアルコールチェッカーの口コミをご紹介します。ご購入の際の参考にしてみてくださいね。※口コミはあくまで個人の感想です。
タニタ アルコールチェッカー EA-100の口コミ
軽量でコンパクト。
扱いやすくて、反応も良さそう。
最初に自分の呼気では0.00と表示され、
アルコールを空中に噴霧してから息を吹きかけたところ0.50と表示された。
その後も暫くはアルコール濃度が表示され、
時間をおいてから息を吹きかけたところ0.00と
表示されたので、表示は正確だと感じる。
ただ、表示している時間がもう少し長いと、
第三者の確認がしやすいと思う。
MAYOGA アルコールチェッカーの口コミ
会社の高い物と比べましたが 全く同じで 届くのも4月半ばとありましたが 入荷が早まったのでと 連絡があり心配なく待つ事が出来ました。 商品も3月末に届き 本当に良かったです。どれぐらいで 0.00になるかわかり助かりました。スイッチ入れて15秒待つ事と特に気になりません。
15秒のカウントダウンの後 測定の10秒のカウンターダウンに入ります。この間に何度か息を吹きかけるやり方です。悪い評価もあって心配しましたが 私は買って正解でした。
Wooce アルコールチェッカーの口コミ
ボタンは一つでシンプルに使えます。LEDもバックライトで見やすく、また、使い方の手順もLEDで表示され、また、ブザーも鳴るので、酔っ払っていても使えると思います。
また、スタイリッシュでスリム、かつ小さいので、持ち歩きもしやすいです。
課題をあげるのであれば、スイッチ・オンがボタンの長押しですので、バックの中でONになることがある危惧があります。ただ、自動でOFFになるので、仮にバックの中でONになっても、実質的には問題ないと思います。
好みとしては、横にスライドさせるようなハードスイッチがよかったとは思います。
参考になれば幸いです。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回のランキングの大部分を占めたのは、安価で導入しやすく、持ち運びにも便利な半導体式センサーのハンディタイプでした。
しかし、より細かい精度が欲しい、数値を記録したい、というように目的は人によって異なります。ぜひ、目的にあったアルコールチェッカーを選び、正しい方法で使用してくださいね。