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灯油ポンプの選び方とおすすめ人気ランキング10選【電動タイプや使い方も紹介】

雪国や寒冷地では、暖房ではなく灯油ストーブを使う家庭が多いですよね。電気を使用しない灯油ストーブは、暖房やファンヒーターなどに比べてコスパが良いですし、パワフルに部屋を暖めてくれます。そんな灯油ストーブと、切っても切れない関係にあるのが灯油ポンプです。

一口に灯油ポンプと言っても、電動や手動など、種類がたくさんあり選べない人も多いのではないでしょうか。そこで、この記事では灯油ポンプの種類や使い方、おすすめの人気商品をランキング形式で紹介します。寒い冬を快適に過ごしたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

灯油ポンプの仕組みと使い方

そもそも灯油ポンプは、どのような仕組みと原理で灯油を入れているのか、またそれぞれの灯油ポンプの使い方を解説していきましょう。

低価格で手に入りやすい手動式灯油ポンプ

出典:amazon.co.jp

手動式ポンプはこの持ち手をシュポシュポさせることで、灯油タンクの灯油が灯油ストーブのタンクに入っていきます。これにはサイフォンの原理が作用しています。

タンクの中の液体をタンクよりも低い位置に送る時、一度液体が頂点に達したら、液体は元のタンクよりも低い位置の方にエネルギーが働くのです。手動式ではありますが、半自動みたいなもので手動式でもそこまで労力は費やしません。

続いて手動式ポンプの使い方ですが、まずは灯油が入っているポリタンクをこれから移すストーブのタンクよりも高い位置に置きます。次に灯油ポンプの一番上にある摘みを締めます。摘みを締めないと、灯油は入っていかないので注意してください。

使い勝手の良い電動式(自動)灯油ポンプ

出典:amazon.co.jp

電動式(自動)ポンプはその名の通り、スイッチをオンにすると勝手に灯油が入っていく便利なアイテムです。 電動式灯油ポンプの仕組みはセルフのガソリンスタンドと同じです。

電動式ポンプの使い方は非常にシンプル。それぞれの注入口をポリタンクと灯油ストーブのタンクに入れて、スイッチをオンにするだけです。あとはセンサーが感知して自動で止まってくれるので、入りきるのを待つだけ。

自動でとまらない商品に関しては自分でメモリに達したら止める必要がありますが、そもそも自動で止まるタイプでも目を離さないように注意しましょう。

灯油ポンプの選び方

ここからは灯油ポンプの選び方を紹介していきます。タイプ別や料金面など、ニーズに合った灯油ポンプの選び方を紹介していくので、実際に選ぶときの参考にしてください。

給油タイプで選ぶ

選ぶときの大きな決め手となるのが、給油タイプです。灯油ポンプは大きく分けて手動式、電動式、ドラム式の3タイプに別れます。それぞれの特徴やメリット・デメリットを見ていきましょう。

持ち運びや緊急用にも便利な手動タイプ

出典:amazon.co.jp

手動タイプの最大のメリットは、圧倒的な価格の低さです。ワンコインで購入できる商品もあり、大体の商品が電動タイプの半額、もしくはそれ以下の値段で手に入れることができます。それに加えて持ち運びできる利便性や、購入しやすいのも手動タイプの特徴です。

雪国や寒冷地では、ドラッグストアやスーパーで購入できるほどの手軽さを持ち合わせます。一方で、デメリットは手動で入れる労力。重いタンクを持ち上げたり、ある程度は手動でポンプを押さないといけません。

手間いらずの電動(自動)タイプ

出典:amazon.co.jp

電動タイプのメリットは、労力を使わずに灯油を入れられることです。手動タイプと違い、スイッチ一つで楽して灯油を満杯まで入れるので、日々の作業にストレスを感じさせません。固定式や専用の収納機器があれば、ノズルを持つ手間さえ省けます。

デメリットは、自動で入れる機能が備わっている分、手動タイプよりも価格が高いことが挙げられます。商品によっては3,000円前後するものも。灯油を毎日入れる方におすすめです。

馬力と大容量ならドラム式タイプ

出典:amazon.co.jp

一般の家庭ではあまり見かけませんが、ドラム式タイプの灯油ポンプも存在します。メリットは大容量の灯油を速いスピードで移送できることです。手動のタイプは1回転1リットル、電動タイプは2分で18リットル移送できるほどのパワーを兼ね備えています。

灯油に限らず、軽油や低粘土の液体にも対応しているので、野外仕事にも力を発揮してくれるのも嬉しいポイントです。

ドラム式タイプのデメリットは、桁違いのパワーを誇る分他のタイプと比べて価格がかなり高くなってしまうことが挙げられます。1万円前後、それ以上する商品も珍しくありません。また、灯油以外の液体をノズルに通したら、それ以降灯油を通せなくなってしまうので、注意が必要です。

機能で選ぶ

ここからは電動タイプに限られますが、自動停止や固定式など、あれば便利な機能を紹介していきます。選ぶときに装備している機能を確認してみてください。

安心安全の自動停止機能

出典:amazon.co.jp

電動タイプの嬉しい機能と言えば自動停止です。満杯になったら自動で止まってくれるので、入れすぎて溢れてくる心配がありません。最近の電動式灯油ポンプは、止めるラインを自分で決めれる商品もあります。少量で止めたいときや、灯油を節約したいときにも便利な機能ですよ。

ハンズフリーが可能な固定機能

出典:amazon.co.jp

固定式はタンクに口を固定することで、ハンズフリーで灯油を入れることができる機能。手で持っているストレスがなくなり、ほぼ全自動で灯油を入れることができます。安定性もあるので、固定部分が外れる心配もありません。自動停止+固定機能があれば、寒い冬も楽に暖まることができますよ。

収納で選ぶ

出典:amazon.co.jp

電動式の灯油ポンプは、標準装備として収納ケースが付いている商品がたくさん販売されています。また、メーカーによって上の画像のように灯油ポンプを収納できるケースがあることも。灯油ポンプだけに灯油を扱うので、収納に困ることもよくありますよね。

そんなときは収納ケースが付いている商品、または別売りで灯油ポンプに対応している収納を買えば、日々の使用やシーズン以外でも綺麗に収納できますよ。

灯油ポンプのおすすめ人気ランキング10選

ここからはおすすめの灯油ポンプをランキング形式で紹介していきます。上記で紹介した全タイプランクインしているので、家庭に必要な灯油ポンプを選びましょう。

1位 工進 乾電池式 タンク 直付け 灯油ポンプ EP-303F

詳細情報

タイプ:電動
スタイル:自動停止、固定式
電源:乾電池式

自動停止・固定でらくらく移送の灯油ポンプ

工進の『乾電池式灯油ポンプ』は、自動停止と固定機能のW装備。満杯で止まるのはもちろん、ブザーで満杯になったことを知らせてくれます。

LEDライトも装備で、暗いとこでの移送も問題ありません。さらにノズル収納ケース付きで収納もラクラク。オールインワンの灯油ポンプです。

2位 工進 ポリタンク用電動ポンプ EP-100N

詳細情報

タイプ:電動
スタイル:自動停止
電源:家庭用コンセント対応

給油 100Vの馬力でスピードも速い電動ポンプ

200リットルなどのホームタンクを使用している家庭には、この『ポリタンク用電動ポンプ』をおすすめします。1.5メートルまでの吸い上げが可能なので、ポリタンクを高い位置に運ぶ必要がありません。

そして、20リットルのポリタンクを3~4分で満杯にするスピード性も兼ねそなえています。「スピーディに大容量のタンクを灯油で満たしたい」人におすすめの灯油ポンプです。

3位 三宅化学 電動灯油ポンプ TP-N20R

詳細情報

タイプ:電動
スタイル:自動停止
電源:乾電池式

自動停止と単1電池の持ちが魅力の灯油ポンプ

三宅化学から販売されている『電動灯油ポンプ』は、自動で止まる機能つきで安心安全。対応電池が単1なので、パワーと持ちがいいのも魅力です。スイッチとプリントの文字が大きいので、お年寄りの方も不自由なく使えることができますよ。

4位 三宅化学 電動灯油ポンプ 直付けオートストップ式 TP-MS20

詳細情報

タイプ:電動
スタイル:自動停止、固定式
電源:乾電池式

自動停止と固定機能でストレスフリーの灯油ポンプ

三宅化学の電動灯油ポンプは、自動停止と固定機能を兼ね備えた商品で楽して給油、あふれる可能性をなくした万能灯油ポンプです。

2,000円しないコストパフォーマンスもグッドポイント。薄型の固定式なので、収納も楽に行えます。口径50ミリ専用なので、購入前に使用する暖房器具を確認しておきましょう。

5位 三宅化学 直付け 電動灯油ポンプ TP-G3

詳細情報

タイプ:電動
スタイル:自動停止、固定式
電源:乾電池式

安定感抜群の固定式灯油ポンプ

三宅化学の『電動灯油ポンプ』は、タンクの口にしっかりはまる固定力でハンズフリー給油が可能です。給油のスピードも問題なく、もちろんオートストップ機能も装備。感知ケースホルダも付いているので、収納もスマートです。全体的な平均の高い商品となっています。

6位 Sendak (センタック) ファインポンプ ブザーII CP-31

詳細情報

タイプ:電動
スタイル:自動停止、固定式
電源:乾電池式

自動停止+ブザー機能でコスパ最高の灯油ポンプ

センタックのファインポンプタンクは、タンクが満杯になったらブザーで知らせてくれる嬉しい機能つきの電動ポンプです。

「ちょっと目を離してしまった…」そんなときも音で知らせてくれるので、安全性に長けています。背の低いポリタンクにも使用でき、1,000円しないコストパフォーマンスも魅力の1つ。「コスパの良いモデルで、機能面にも妥協したくない」人におすすめの灯油ポンプです。

7位 工進 手廻しドラムポンプ SB-20

詳細情報

タイプ:手動
スタイル:ドラムポンプ式
電源:-

自動給油も可能な手動ドラム式灯油ポンプ

工進の手廻ドラムポンプは、ランキングで唯一のドラム式灯油ポンプです。長いノズルがドラム缶やホームタンクからの給油をスムーズにさせてくれます。

供給液面が受動液面より高い位置にあれば、ハンドルを何回か回すだけで自動給油が可能に。灯油以外にも使用できるので、野外仕事にもおすすめですよ。

8位 DUKSHIN(ダクシュン) 給油ポンプ DP-16-1S

詳細情報

タイプ:手動
スタイル:-
電源:-

PE100%でガソリンや軽油・重油にも使用可能な灯油ポンプ

DUKSHINの『手動式給油ポンプ』は、樹脂製ポンプ部の復元力が強く1分間に約12リットルの給油を可能にしてます。また、灯油以外にもガソリンや軽油、重油にも使用可能。手動式灯油ポンプの中でも機能性にすぐれた商品です。

料金も1,000円以下と非常にリーズナブルなので「シンプルで灯油以外にも使えるポンプが欲しい」人は、検討してみてはいかがでしょうか。

9位 Luigi’s(ルイージズ) 液体・燃料移送サイフォンポンプ

詳細情報

タイプ:手動
スタイル:-
電源:-

耐久性抜群の多用途灯油ポンプ

Luigi’sの 液体・燃料移送サイフォンポンプは、非常にオーソドックスな灯油ポンプです。手動式ポンプと言えばこの形を思う浮かべるのではないでしょうか。オーソドックスな手動式ポンプで、1分10リットルのスピード吸引が可能。

優れた耐久力もあり、化学薬品の移送にも使われています。手持ちの灯油ポンプが壊れたとき用のストックで持つのもアリですね。

10位 工進 灯油ポンプ ママオート EP-105

詳細情報

タイプ:電動
スタイル:-
電源:乾電池式

自動式のメジャーな灯油ポンプ

自動式の灯油ポンプで一番メジャーな灯油ポンプです。自動式のポンプが好きな人は、既に持っている人も多いのではないでしょうか。

スイッチのオン・オフでラクラク吸引、さらに1分12リットル移送の馬力も兼ね備えています。単3電池使用の軽量仕様なので、女性でもラクに持ち運びできますよ。

おすすめの商品一覧

製品 最安値 評価 リンク

工進 (KOSHIN) 乾電池式 タンク 直……

1

1,347円




4.26

工進 (KOSHIN) ポリタンク用電動ポ……

2

5,200円




4.02

TP-miyake (三宅化学) 電動灯油ポ……

3

998円


4.5


TP-miyake (三宅化学) 電動灯油ポ……

4

1,529円




4.04

TP-miyake (三宅化学) 直付け 電動……

5

1,816円




4

Sendak (センタック) ファインポン……

6

742円




4.04

工進 手廻しドラムポンプ SB-20

7

6,990円




3.5

DUKSHIN(ダクシュン) 給油ポンプ……

8

750円


4.6


Luigi’s(ルイージズ) 液体・燃料……

9

1,471円




4.1

工進 (KOSHIN) 灯油ポンプ ママオ……

10

263円




4.08

まとめ

今回は灯油ポンプの仕組みや種類・おすすめの灯油ポンプとそれぞれの特徴を紹介しました。暖房器具に欠かせない灯油ポンプですが、自動式や手動式、自動停止機能など、選ぶべきポイントはたくさんあります。

「今使っている灯油ポンプを買い替えたい」そんな人はこの記事を参考にして、ご家庭やシーンに合う適切な灯油ポンプを選んでくださいね。また、灯油ポンプは消耗品なので、各商品の特徴をしっかりと把握して、正しい商品選びをしましょう。

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