雪が多い地域に住んでいる方やウィンタースポーツで頻繁に雪山へ行く方は、常にアイススクレーパーを車に積んでいるのではないでしょうか。アイススクレーパーは大自工業(Meltec)・アイリスオーヤマ・クレトムなどのメーカーが製造・販売を行っており、最近ではメガホンタイプなどの変わった製品も人気です。
使用頻度が少なければ100均でも良いかもしれませんが、頻繁に使う方は愛車に傷がつかないよう信頼できる製品やブラシと一体となっている使い勝手のよいタイプがおすすめ。こちらの記事では、アイススクレーパーの選び方とAmazonなどの通販サイトから人気商品を紹介します。
アイススクレーパーとは

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アイススクレーパとは、車などの窓ガラスに付いた霜を削り取るための道具です。冬季に入り気温が低くなると、降雪や空気中の水分がガラスの上で凍って固まってしまい、運転時の視界に支障が出てしまいます。そんな時、アイススクレーパーを使って霜取りをします。
スキー場や冬山、寒い地域はもちろん、普段雪が降らない地域の突然の寒波や積雪で霜や氷が付いてしまうこともあるので、車に常備しておくと便利なアイテムです。
アイススクレーパーの種類

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一般的なアイススクレーパーは、霜を取るヘッド部分に持ち手が付いているシンプルな構造です。ヘッド部分の材質はPPなどのプラスチックが多く、ある程度の硬さと傷付けにくさを両立しています。ものによっては、カーボンより硬い材質を採用していることもあり、凍りついた水分や固まった雪をしっかりと取り除いてくれます。
スクレーパーに加え、ブラシやゴムワイパーと一体となっているものもあります。このタイプは雪の多い地域では重宝し、霜取り前に雪を払いのけるために使用します。なかには、電熱コイルを内蔵し、熱によって霜を溶かす製品もあります。
アイススクレーパーの選び方
ここからはアイススクレーパーの選び方のポイントを紹介します。おおまかな形状はどれも同じですが、商品によって大きさや材質に微妙な違いがあります。車種や用途に合わせて使いやすいスクレーパーを選ぶことが大切です。
窓ガラスの位置が高い場合は長い持ち手のものを選ぶ

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霜取りを行う位置が手の届く範囲であれば良いですが、車高が高い車などは窓ガラスの位置が高いため、持ち手が長い方が使い勝手がよいです。また、厚い霜は簡単に落とせないうえ、手を伸ばすほどスクレーパーに力を伝えにくくなるのでグリップや柄が太くしっかりしたものを選ぶようにしましょう。
雪の除雪も一緒に行うならブラシ一体型

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柄の片側がスクレーパーで反対側がブラシやゴムワイパーになっているタイプの商品は、雪の多い地域におすすめです。地域によっては一晩・数時間でも多くの雪が車に積もるので、霜取りの前にまずは雪を払う必要がありますが、その時一つの道具で済ませられると便利です。剥がした霜を払うの時にもブラシやゴムワイパーがあると効率的で良いですね。
安全・快適に使うためにグリップを確認

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アイススクレーパーのグリップ部分にこだわるなら、滑りにくいゴム製のものがおすすめです。太くて凹凸のあるグリップも良いですが、プラスチック製のグリップだと手袋着用する場合に濡れていると滑ってしまいます。滑ると霜が取りずらいだけでなく、意図せず車のボディなどを傷付けてしまう可能性もあるため、グリップも意識して選ぶことをおすすめします。
今売れているアイススクレーパーのおすすめ人気ランキング10選
ここからは具体的なアイススクレーパーの商品を紹介します。なるべく安く、そして多くの人に購入されている人気の商品を選出しましたのできっとお気に入りの商品が見つかるかと思います。
1位 アルファロメオ 純正アイススクレーパー

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材質:プラスティック製
車に置いても場所を取らない
凹凸の付いた面で霜を、平らな面では残った氷の粒などを払うことができます。カードタイプは無くすのが心配なほどコンパクトなので収納するスペースに困らないのが良い所です。雪や霜が多い場合は払った氷が掴んでいる手に付いてしまうので手袋を着用するなどの対策を講じることをおすすめします。
2位 Drivaid 除雪ブラシ 伸縮式

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材質:PS樹脂(スクレーパー)、EVA樹脂、アルミ(胴体部)、PP樹脂(ブラシ)
グリップ:アルミ
スクレーパー、ブラシ、ゴムワイパーの3WAY
スクレーパー部分の反対側がブラシとゴムワイパーになっています。ブラシ側は90°回転させて使用することもでき、姿勢や車の形に応じて使い分けることができます。雪の多い地域に住んでいる人や大き目RV車を所有している人におすすめです。
3位 SK11 カーボンスクレーパー

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材質:カーボン
重量:20g
グリップ:カーボン
プラスチックより硬いカーボン製
多くのアイススクレーパーはヘッド部分がABSなどの樹脂製であることが多いですが、本商品は樹脂よりも硬度のあるカーボン製になっています。硬いと傷が付きやすいと思われた人の考え方は正しく、車のボディなどにぶつけないことを気を付けた方が良いですが、硬度が高いほうが霜取りもしやすいのもまた事実です。
4位 Littleliving スノースクレーパー 電気加熱

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材質:ABS樹脂、金属、ゴム
重量:240g
グリップ:ABS樹脂
シガレットライターを電源とした加熱タイプ
霜をお湯で溶かして流せたら楽なのにと考えた人は多いと思います。そして実際にやって失敗した人も多いことでしょう。熱で溶かしたい人のために作られたのが本商品で、シガレットライタープラグを接続し、スクレーパーのヘッド部分を温めて溶かしながら霜取りを行います。
熱を扱うということでそれなりの注意が必要な商品で、加熱に2,3分、使用後の冷却に3~5分必要とします。ヘッド部分全体が熱くなるので火傷に注意が必要ですし、熱がガラスに影響しないように2秒以上同じ位置に接触させない注意書きがあります。長いこと放置してガリガリに凍ってしまった車におすすめです。
5位 weeklly 車用雪かき 漏斗型

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見た目以上に効率が良いメガホン型
口が広い部分を霜がある面に当ててクルクルと回して使用します。一般的な形のアイススクレーパーよりも動かしたときの接触部分が多いのでより効率よく霜取りをすることができます。持ち手部分もしっかりしているので手が濡れることもないのも良い所です。全4色。
6位 アルミ 伸縮 スノー ブラシ 【ADVANTAGE】

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グリップが握りやすく力を入れやすい
グリップ部分が太く、指を添えられる凹凸があるので握りやすくヘッド部分に力をしっかりと伝えやすい商品です。黒とシルバーとさりげない配色なので車に積んでおいてもあまり目立ちません。少々武骨なデザインですが、力の弱い女性や年配の方におすすめです。
7位 Hiveseen 除雪ブラシ アイススクレーパー

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材質:PP(ブラシ)、アルミ(胴体部)、ABS樹脂(スクレーパー)
重量:260g
グリップ:アルミ
スクレーパーとブラシの2WAY
気温が低くて雪が多い地域では一晩で車の上に雪が何cm積もることは日常茶飯事です。霜を取る前に雪を払わないといけませんので、そういう場合にはスクレーパーとブラシが一体になっているものがおすすめです。本商品は最大87cmまで伸ばすことができるので背の高い車でないかぎり届くと思います。
8位 Boonor アイススクレーパー

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材質:ABS樹脂(ヘッド部)、PC(胴体部)
重量:80g
グリップ:PC(ポリカーボネード)
3種類のヘッドを入れ替えて使用する
ヘッドの黒い部分が取り外し可能になっていて、使用したい面を差し込んで使用します。霜取り用のギザギザ面、雪や水分を払いやすいフラット面があります。持ち手はプラスチックですが凹凸があり握りやすいようになっています。
9位 uxcell アイススクレーパー

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材質:プラスチック、フォーム
重量:90 g
グリップ:-
硬い霜を取りやすい凸凹面と氷や雪を払いやすいフラット面の2WAY
厚い霜を取る場合は凸凹の面を使用し、薄い霜や氷・雪を払う場合は幅の広いフラットの面を使用します。この商品の良い所はグリップがゴム製であるところで、手袋を着用していても滑りにくく力を伝えやすくなっています。冬季の気温が低く手袋は欠かせない人におすすめです。
10位 大自工業(meltec) アイススクレーパー ソギヤ小サイズ SCR-02

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材質:ABS樹脂(ヘッド部)、PP(胴体部)
重量:51g
グリップ:PP(ポリプロピレン)
コンパクトだけど持ち手もある
カードタイプのように薄くコンパクトですが持ち手の部分もちゃんとある商品です。ヘッド部分が小さく持ち手も簡素な作りなので広範囲の厚い霜を取るのには不向きですが、薄い霜を取る場合や車に置く物はコンパクトにしたい人におすすめです。非常に安価で手に入るのも良いですね。
解氷スプレーやスノーブラシなどの冬季対策グッズも併用すると効果的
古河薬品工業(KYK) 解氷スプレートリガー 500ml [HTRC3]
![古河薬品工業(KYK) 解氷スプレートリガー 500ml [HTRC3]](https://enyranking.xsrv.jp/wp-content/uploads/2024/09/1-20-22.png)
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アイススクレーパー単体でも霜を取ることは可能ですが、厚い氷を張ってしまっている場合は解氷スプレーの使用がおすすめです。スクレーパーでガリガリ削るよりも手間も時間もかけずに解氷することができます。窓ガラスにシュシュっと吹きかけてブラシやワイパーなどで伸ばすだけと使い方も簡単です。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
---|---|---|---|
![]() アルファロメオ 純正アイススクレ……
1
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1,100円 |
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![]() Drivaid アイススクレーパー 除雪……
2
|
1,599円 |
4 |
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![]() SK11 アイススクレーパー カーボン……
3
|
143円 |
4.4 |
|
![]() Littleliving スノースクレーパー ……
4
|
799円 |
|
|
![]() weeklly 車用雪かき 漏斗型
5
|
389円 |
|
|
![]() ADVANTAGE アルミ 伸縮 スノー ブ……
6
|
580円 |
4.3 |
|
![]() Hiveseen 除雪ブラシ アイススクレ……
7
|
999円 |
3.7 |
|
![]() Boonor アイススクレーパー
8
|
899円 |
|
|
![]() uxcell アイススクレーパー
9
|
853円 |
4 |
|
![]() 大自工業 アイススクレーパー ソギ……
10
|
221円 |
3.6 |
|
![]() 古河薬品工業(KYK) 解氷スプレート……
11
|
398円 |
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まとめ
霜取りを道具なしで取り除くことは難しく、霜が付いてからは遅いので冬季に向けては車にアイススクレーパーを常備させておきたいものです。車の大きさによっても必要なタイプのアイススクレーパーが違ってくると思いますので、本記事で最適な商品を見つけて頂けると幸いです。