庭木の刈込みに使用する生垣バリカン。その中でも電源など場所を考えないで、自由に使えるのが充電式生垣バリカンです。充電式生垣バリカンと言えばマキタですが、マキタの中でも
刃の長さ・形状・切れ味
に伴う切断能力など様々あります。
今回は主にホームセンター等で購入可能な商品の中から人気のマキタ充電式生垣バリカンを紹介します。ご自身の使用用途に最適な商品を選んでいきましょう。
充電式生垣バリカンの用途
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生垣バリカン、
別名「ヘッジトリマー」
とも言い、主に庭木、生垣の剪定を行う際に使用する機械です。庭木の本数が少なかったり、生垣の範囲が短い場合は刈込鋏で剪定を行う方もいますが、人力だとかなりの労力を要します。そこで活躍するのが生垣バリカンです。
マキタ充電式生垣バリカンの選び方
一口にマキタ充電式生垣バリカンと言っても種類も様々あるため、どの商品を購入したら良いのか分からないという方も多いのではないでしょうか。ここからは製品の特徴をご紹介していきますので、ご自身に最適な製品を見極めて下さい。
性能で選ぶ
ここからはマキタが独自に開発した、どのメーカーにもないオリジナルの性能をご紹介します。
防振構造で超低振動
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防振構造とは、防振二重構造ともいいマキタだけが実現した独自の技術で、二重構造とはモーターハウジング部と、グリップ部が分割になっています。
二重構造にする事により、刃やクランクの振動がダイレクトに作業者に伝わる事がなく、作業者の負担が軽減された構造です。
更にモーターハウジング内にラバーリングを5個入れる事で、使用時の振動をかなり吸収できます。グリップがバタつかず非常になめらかな使い心地を実現することが可能です。
高剛性ガイドバー
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高剛性ガイドバーとは、2枚の刃を中央に取り付けられているガイドバーです。軽量で剛性が高く作られています。刃のたわみを抑え、刃のすり合わせの精度を大幅に向上させている物と言えるでしょう。
チップレシーバー
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標準付属品としてついている
チップレシーバーとは、刈った枝葉をまとめる事が出来るパーツです。特に頂上部の刈込みを行う際にまとめて落とす事が出来ます。
ただ欠点として、チップレシーバーを取り付ける事によって刃が片面しか使う事が出来ません。しかし取り付け、
取り外しはワンタッチで出来、簡単
なので刈込みを行う場所によって取り付け、取り外しを行いましょう。
標準付属品としてついていない場合は、チップレシーバーのみ購入する事が出来ますので、購入した本体の形式を良く確認の上購入してください。
刃で選ぶ
庭木、生垣の剪定時の生命線ともいえる刃。マキタでは刃に関しても独自の技術を駆使した刃があり、一般的な物からプロ向きの物まであります。
特殊コーティング刃
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主に
切込幅300㎜・350㎜の機種に取付されている刃
で、無電解ニッケルメッキコーティングした事により、
表面の膜厚が均一で密着性が高く磨耗に強い
ので、コーティング効果が長く続きます。
これによりヤニの付着や、サビの発生を抑える事が出来るので切れ味持続するのが特長です。更に使用後は水拭き等で掃除してあげると切れ味の持続性は更に向上させる事が出来ます。
高級刃・三面研磨刃
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高級刃とは従来の特殊コーティング刃とは違い、
上下刃三面研磨+高剛性ガイドバーにする事により、枝葉の切り口が格段にシャープになり枝葉へのダメージを抑える事が可能になった商品
です。
更に新・高級刃があり上下刃三面研磨で刃付け角度の鋭角化と、精密な刃先合わせの拝み刃を採用する事によりかつてない鋭い切れ味になっています。
購入時に特殊コーティング刃搭載の機種を選んだとしても、刃を交換する際に機種によっては高級刃への互換性のある物もあるので、確認の上刃を切り替えましょう。
刃の長さで選ぶ
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刃の長さは260㎜から600㎜までおおよそ10数種類あり、
同じ刃の長さでも特殊コーティング刃、高級刃があり価格としては特殊コーティング刃の方が安く
設定されています。
選び方としては、庭木の剪定であれば標準的と言われている300㎜・350㎜辺り、庭の生垣の剪定を行うのであれば生垣の高さ、幅により長い刃を選ぶのがベストです。
当然ながら長い刃の方が一度に刈れる幅は長くなりますが、その分本体が重くなりますので女性が使用するのであれば標準的な長さの刃を選ぶ方が良いでしょう。
バッテリー容量で選ぶ
マキタリチウムイオンバッテリーは「36V・18V×2・18V・14.4V・10.8V・7.2V」と数多く種類があり、電圧や形状により使用出来る工具が変わります。充電器についてもバッテリー互換が必要なもの・必要ないものとがあるのが特長です。
その中でも
充電式生垣バリカンに使われているバッテリーは主に「18V・14.4V・10.8V」が主流
で、一部機種によっては18V×2などが使われている機種が存在しています。
バッテリー容量で選ぶとすれば、容量によって連続使用時間、充電時間がそれぞれ事なり容量が上がれば連続使用時間が長くなります。充電時間に関しては充電器にもよりますが、やはり容量が上がればそれだけ充電時間がかかると考えれば良いでしょう。
18Vリチウムイオンバッテリー
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以前までは14.4Vが主流でしたが、現在は圧倒的種類を揃えています。電動式に負けないパワーとその連続使用時間の長さから、仕事として使う人の中では、18Vがメインとなって使用されている方も多いようです。
また18V機種の多くは、14.4Vを使用する事も出来、互換性もあり、購入時も18Vと14.4Vとでは価格差もそこまで大きくありません。初回購入時は18Vを選ぶと良いでしょう。
14.4Vリチウムイオンバッテリー
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18Vが登場するまでは、14.4Vがもっともメジャーなバッテリーで14.4V以上からはプロ使用と言う位置づけでもある事から、現在でも18Vに次いで種類が豊富です。
取付形式はスライド形式で、取付け部は18Vと同じタイプになっています。互換性はありますが、14.4V機種への18Vバッテリーの取付は出来ませんので注意が必要です。
メリットとしては、18Vに比べて多少軽くて価格が若干下がる事くらいなので、現在は存在価値が低くなりつつあります。購入時は18Vバッテリー型を購入した方がいいかもしれません。
10.8Vリチウムイオンバッテリー
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10.8Vタイプは2種類あり、本体に直接差し込むタイプとスライドさせて取り付けるタイプがあります。10.8Vとだけ表記されている物は直接際込むタイプ、10.8Vスライド式と表記してある物がスライド式です。充電器は互換性はなく、専用充電器になってます。
ミニシリーズ
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ミニシリーズとはマキタ充電式生垣バリカンの中で、刃の長さが主に260㎜以下の短いタイプの生垣バリカンのことです。従来の生垣バリカンより非常に使い勝手が良い商品となっています。
バッテリー容量も18V、14.4V、10.8Vと種類があり、連続使用時間が長いもので約2時間(無負荷時)と小さいながら、とてもパワフルな構造です。
更に
ミニシリーズ唯一の製品特徴で、2WAYチェンジと言うものがあります。これは通常の生垣バリカンの刃と芝生バリカンの刃が付け替え可能
で取付についても半工具レスの構造になっていて交換作業も楽に出来ます。
マキタ充電式生垣バリカンのおすすめ人気ランキング8選
これからはマキタ充電式生垣バリカンのおすすめ機種を紹介していきます。性能などを比較して購入時の参考にして下さいね。
1位 充電式生垣バリカン MUH352DS

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刈込幅:350㎜
標準付属品:ブレードカバー 連続作業可能時間:約40分(満充電・無負荷時における参考値)
質量:2.0kg(バッテリーを含む。)
誰にでも使いやすいスタンダードタイプ
超低騒音で防振構造による超低振動、特殊コーティング刃仕様。切断能力は最大15㎜。14.4ライトバッテリーを採用した事で、従来の14.4Vのパワーに更に軽さをプラスしたタイプとなっています。
力の弱い方、女性でも気軽に使用が出来る軽量仕様で生垣の剪定ももちろんですが1本単位の庭木の剪定にも向いているサイズです。
2位 充電式生垣バリカン MUH404DRF

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刈込幅:400㎜
標準付属品:ブレードカバー・チップレシーバ 連続作業可能時間:約60分(満充電・無負荷時における参考値)
質量:2.6kg(バッテリーを含む。)
高い所も楽々。長さと軽さを兼ね備えた商品
超低騒音で防振構造による超低振動、三面研磨刃、高剛性ガイドバーによる高級刃仕様。枝葉をキャッチするキャッチレシーバーを標準装備。枝葉が落ちにくく、リブや溝、段差構造で滑りにくくなっています。
18Vとハイパワーになっているので最大切断能力は18㎜で刈込幅が400㎜ありますので、幅のある生垣の剪定で一度に刈れる量が多いので業者、プロ向け商品です。
3位 充電式生垣バリカン muh464drf

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標準付属品:ブレードカバー・チップレシーバ
刈込幅:460㎜
連続作業可能時間:約60分(満充電・無負荷時における参考値)
質量:2.6kg(バッテリーを含む。)
更なる長さで広い面も一度に刈れる商品
404同様超低騒音、超低振動、三面研磨刃、高剛性ガイドバーによる高級刃仕様、キャッチレシーバを標準装備しています。最大切断能力は18㎜とスペックは404とほとんど変わりません。
刈込幅が460㎜と長いので自宅の生垣が範囲が広く、大きい分にはこちらの方が良いでしょう。
4位 充電式生垣バリカン muh364drf

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標準付属品:ブレードカバー
刈込幅:360㎜
連続作業可能時間:約60分(満充電・無負荷時における参考値)
質量:2.4kg(バッテリーを含む。)
バッテリー切れお知らせランプ付 プロも使いやすい商品
超低騒音、超低振動、三面研磨刃、高剛性ガイドバーによる高級刃仕様。キャッチレシーバは標準装備されていません。バッテリーは14.4Vですが、最大切断能力は18㎜となっていますのでハイパワータイプと言って良いでしょう。
5位 充電式生垣バリカン muh365drf

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刈込幅:360㎜
標準付属品:ブレードカバー・チップレシーバー
連続作業可能時間:約60分(満充電・無負荷時における参考値)
質量:2.5kg(バッテリーを含む。)
新・高級刃を採用 更なる切れ味を求めた商品
前述の364とスペックは似ていますが、最大の違いと言えばバッテリーが18Vである事、刃が新・高級刃を採用している事です。
キャッチレシーバーも標準装備になっており、切断能力は一緒ですが364よりも容量、仕様共にワンランク上になっているので、プロ向けとも言える商品となっています。
6位 充電式生垣バリカン MUH600DZ

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刈込幅:600㎜
標準付属品:チップレシーバー
連続作業可能時間:低速・約3時間20分、高速・約55分
質量:3.9kg(バッテリーを含む。)
刃長は最長。多機能性に富んだ商品
バッテリー、充電器別売り商品。600㎜クラスにおいて、18Vバッテリー1本でエンジン式を超える軽さと使用感を実現した商品。スムーズ切断と言われる拝み刃形状を採用し、従来よりサビ、ヤニに強くなっています。
更にボタン変速(3段)とトリガ変速、5段階回転式ハンドルにより回転数の調整が可能。枝のかみこみを刃の逆転動作で素早く解消できるかみこみ解錠機能を搭載。
スペックの高さ、優れた機能性に富んでいる事からプロユーザーの方に最適な商品となっております。
7位 充電式ミニ生垣バリカン MUH261DS

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刈込幅:260㎜
標準付属品:ブレードカバー・チップレシーバー
連続作業可能時間:約40分(満充電・無負荷時における参考値) バッテリー切れお知らせランプ搭載
コンパクトで使いやすさ抜群。家計にも優しい低価格商品
リチウムイオン ライト 1.3Ah、特殊コーティング刃搭載の為、プロ向けと言うよりは一般家庭向き商品です。ただ一般家庭向きではあるが、切断能力は18㎜と高めになっています。何より価格が他形式に比べて圧倒的に安いのが大きな特徴です。
ハンドルがソフトグリップを採用しているので、使いやすく片手での操作も可能な為、生垣と言うよりは、庭木に適した商品と言えます。
8位 充電式生垣バリカン MUH305DZ

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刈込幅:300㎜
標準付属品:ブレードカバー・チップレシーバー
連続作業可能時間:約60分(満充電・無負荷時における参考値)
質量:2.4kg
こまめに庭の剪定をするからこの商品
バッテリー・充電器別売商品。仕様バッテリーは18Vとハイパワータイプで新・高級刃搭載する事により更なる切れ味を実現しています。切断能力も18㎜ありプロ向けの仕様です。
プロ向け仕様と言っても、価格は比較的リーズナブルな価格となっていて刈込幅も300㎜と一般的なサイズになっていますので、プロユーザーのみならず一般家庭向きとも言えるでしょう。
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10,060円 |
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まとめ
充電式生垣バリカンは充電式ヘッジトリマーと言い換えれば、メーカーも様々ですが充電式生垣バリカンと言う名称を使用しているのはマキタだけです。今回はその中でも特に使いやすさ、使用シーンに合わせやすい機種を紹介しました。
シンプルに考えるとバッテリー容量18V、チップレシーバー搭載型はプロユーザー向けの使用頻度が高い場合に適した商品で、10.8V、14.4V型は一般家庭向きで使用頻度も少なめな場合が適していると言えます。
一般家庭の方でも頻繁に剪定をする場合は18V、定期的に剪定をする場合は14.4Vや10.8Vの商品を選ぶのも良いでしょう。ご自宅の庭に植えられている庭木や生垣のサイズで刈込幅は考えてみて下さい。ぜひ、ご自身のライフスタイルに合った商品を購入しましょう。