柔らかい髪質の方や細毛の方はワックスを使っても髪が立ち上がりにくく、スタイリングしにくいことがあります。軟毛の方の中にはスタイリングがうまくいかないことを悩んでいる方も多いことでしょう。そんな方におすすめなのが軟毛向けワックスです。
軟毛向けワックスは髪が柔らかい方でも作りたいスタイルを作ることが出来るアイテムですが、種類が多いためどれを選べばよいか悩んでしまいますよね。そこで今回は軟毛向けワックスの選び方を解説するとともに、おすすめの商品をランキング形式でご紹介します。
軟毛向けワックスの選び方
さっそく軟毛向けワックスを選ぶ際に重要な4つのポイントを見ていきましょう。スタイリングに悩んでいる軟毛の方はぜひ参考にして自分にあったワックスを見つけてください。
水分量は少なめが◎求める仕上がりにあわせて「タイプ」を選ぼう
ワックスにはいくつかのタイプがあります。軟毛の方の場合、質感や水分量が合わないと思うようなスタイリングが行えないことがあるので注意が必要です。
ふんわりと仕上げたい方は、ほどよくボリューム感を出す「マットタイプ」
基本的にマット系のワックスはセット力が高い傾向にあります。セットがしにくい軟毛の方は、マットタイプを選ぶのが無難です。マット系は仕上がりがエアリーになるので、髪が細い方や軟毛の方でもふんわりと仕上げることが可能。
軟毛の方がマット系のワックスでふんわりと仕上げる場合は、髪の毛の間に空気を含ませることを意識してセットするとエアリー感のある仕上がりになりますよ。キープ力は高めのワックスを選んでくださいね。
しっかりとアレンジしたい方は、セット力が高い「クリームタイプ」
マット系以外で選ぶなら、水分量の少ないクリーム系のワックスもおすすめです。クリーム系のヘアワックスは伸ばしやすいのが最大の利点。髪全体に広げやすく、狙い通りのセットを作ることができます。
クリーム系のワックスも基本的にセット力が高いものが多いですが、一概には言えないのでキープ力のチェックを忘れないようにしましょう。また、クリームタイプのワックスはスタイリングのベースとして使用するのもおすすめ。髪全体や毛先に動きを付けることができますよ。
油分が多いとスタイルが崩れる原因に!細毛には「油分が少ないワックス」がベター
ワックスには油分量が多いジェルやグリースタイプのものもあります。しかし油分量の多いワックスを軟毛の方が使用するとスタイリングが決まらないだけでなく、髪がへたってしまう原因になるので注意が必要です。水分量が多いワックスも同様です。
軟毛の方がワックスでボリュームを出す場合は、セット力の高いマット系かクリーム系のワックスを選ぶのがおすすめです。しっかりとスタイリングをしたい場合はクレイタイプを少しだけ使用してクセ付けを行うとよいでしょう。
使用するシーンや好みにあわせて「香り」をチェックしよう
ワックスには香料が含まれているものと、無香料のものがあります。好みや使用するシーンにあわせて選ぶようにしましょう。
香水や食事の匂いを邪魔せず、使用シーンを選ばない「無香料ワックス」
香水やシャンプー、柔軟剤などで香りをまとっている方は、無香料のワックスを選ぶのがおすすめです。無香料であれば普段使っている別の香りと混ざることがなく、周りに不快感を与えることがありません。購入の際は成分表を確認して香料が含まれていないことを確認してください。
まt、無香料ワックスは使用シーンを選ばないのも大きな利点。強く香るワックスは食事シーンで使用すると料理の香りを邪魔してしまうので注意が必要です。また、職場や学校などでも使用できない場合があるので、不安な方は無香料タイプを選ぶのがおすすめです。
ナチュラルな香りをまとうことができ、気分を上げる効果が期待できる「香り付きワックス」
日常的に香水や柔軟剤などで香りをまとうことがないという方は、気分を上げる効果が期待できる香り付きのワックスがおすすめです。香り付きのワックスは香料を混ぜて作られていますが、香りが強すぎないのでふんわりと香らせることができます。香水のような強い香りが苦手な方にもおすすめです。
香り付きワックスに用いられている香りは柑橘系や青りんごなどのフルーツ系やローズなどのフローラル系、さわやかなサボン系などたくさんの種類があります。気分にあわせて選びたい方は、使用感と香りが異なる商品を何個か使い分けるのもよいでしょう。
髪の負担を抑えたいなら、自然由来成分を使用した「オーガニックワックス」がおすすめ
ワックスの中には自然由来の成分だけで作られたオーガニックワックスもあります。オーガニックタイプのワックスは髪や肌にやさしい使い心地を実現しているのが最大の特徴。中にはヘアセット後手に残ったワックスをハンドクリームやリップクリームとして使用できるものもあります。
オーガニックタイプのワックスは、落としやすいのも大きな特徴です。近年人気が高いアミノ酸系シャンプーやオーガニックシャンプーなどの洗浄力がやさしいシャンプーでも洗い落としやすいのもうれしいポイント。肌や髪にかかる負担をなるべく抑えたい方にもおすすめですよ。
軟毛向けワックスのおすすめ人気ランキング10選
ここからは前述の選び方を踏まえた上で、軟毛の方におすすめのヘアワックスをランキング形式でご紹介します。軟毛の方でスタイリングが決まらないと悩んでいる方はぜひランキングを参考に、自分にあったヘアワックスを見つけてくださいね。
1位 レスプリ LIPPSハードブラストワックス
質感:マット
香り:-
スーパーハードなセット&キープ力で束感も自在
スタイルに束感を出したいという方におすすめなのがレスプの「 LIPPSハードブラストワックス」です。スーパーハードなセット力と、作ったスタイルを長時間維持するキープ力を両立させており、狙ったスタイルを自由自在に楽しむことができます。
高いセット力を持ちながら髪に動きを出しやすいテクスチャなのも大きな特徴。軟毛の方が作りにくい毛先に動きを出すようなスタイルも思うまま楽しめます。仕上がりはツヤ感を抑えたマットな仕上がり。ベタつきにくく洗い落としもしやすいため、非常に使いやすいワックスです。
2位 アリミノ ピース フリーズキープワックス
質感:-
香り:アクアカシスの香り
ベタつかず扱いやすいワックス
美容室向けのヘア用品を提供しているアリミノの「ピース フリーズキープワックス」は、髪になじみやすいクリームタイプのワックスです。うるおいを保つ効果がありますがベタつきにくいテクスチャで、ワックスを使い慣れていない方でも扱いやすいでしょう。
再現性を兼ね備えたキープ力の高さもおすすめのポイント。強いワイヤーフレームで根元からしっかりと立ち上げることができ、軟毛の方でも思い描いたスタイルを作ることができます。アクアカシスのさわやかな香りも評価が高く、口コミでも評判の商品です。
3位 アリミノ SPICE neoフリーズキープワックス
質感:ハード
香り:フレッシュペアーの香り
作ったスタイルをしっかりキープ
ホールド力と洗い落としやすさを求める方にはアリミノの「SPICE neoフリーズキープワックス」がおすすめです。強いホールド力を有しており作ったスタイルをしっかりキープすることができますが、シャンプーで簡単に落とせるので髪に余計な負担をかけません。
2種類の植物とフルーツエキスの融合成分も特徴のひとつ。植物性の成分を配合することで髪へのなじみと持続性を高める効果があり、使い勝手を向上させています。スタイルが崩れる原因となる湿気や乾燥にも強く、季節を問わず使用できるのも大きな魅力です。
4位 日華化学 DEMIuevo design cubeウェーボ デザインキューブ ドライワックス
質感:マット
香り:フローラルフルーティ
クレイパウダー成分配合でマットな仕上がり
パッケージのカラーで仕上がりと質感がわかるようになっている人気のシリーズ。グレイのパッケージの「DEMIuevo design cubeウェーボ デザインキューブ ドライワックス」は、強力なセット力とドライな質感を持つマットなワックスです。
クレイパウダーを配合することでマットな仕上がりを作ることができます。ヘアアレンジでクールな印象を作りたい方に適しているでしょう。軽やかで無造作なスタイルを目指す方にもおすすめです。同シリーズの別商品と混ぜて使うと、また違ったアレンジが楽しめますよ。
5位 マンダム ギャツビー ムービングラバー スパイキーエッジ
質感:-
香り:クリアフローラル
コスパ最強のメンズ用ワックス
毎日ワックスでスタイルを作る方にとってはコスパも重要なポイントですよね。そんな方におすすめなのがマンダムの「ギャツビー ムービングラバー スパイキーエッジ」です。美容室専売と遜色のない品質を持ちながら、手が出しやすい価格を実現しているのがうれしいポイント。
お手頃価格ではありますが、キープ力やアレンジ力が高いので束感をしっかり出したい方にもおすすめです。なじみやすいテクスチャなので、少ない量でもスタイリングが行えます。ドラッグストアやコンビニなど、身近なお店で購入できる手軽さも大きな魅力です。
6位 ナカノ デニカ ワックス 8 フリーズタフハード
質感:ナチュラル
香り:シトラスフローラルの香り
どんなスタイルもしっかり決まる
高い品質が特徴でサロンなどでも使用されているナカノワックスの中でもホールド力が高いのが「デニカ ワックス 8 フリーズタフハード」です。タフなファイバータイプのワックスで、無造作ながらも作りこんだヘアスタイルも狙い通りに作ることができます。
紫外線による髪へのダメージを軽減できるのも大きな特徴です。デイリー使い用として最適なワックスと言えるでしょう。ナカノワックスの中でも上位クラスのキープ力を持っており、束感も思いのまま演出できます。清潔感があるシトラスフルーツの香りもおすすめのポイントです。
7位 アンファー スカルプD ストロングホールド ハードタイプ
質感:マット
香り:グリーンフローラルの香り
ボリューム感を出したい方におすすめ
アンファーの「スカルプD ストロングホールド ハードタイプ」は、育毛剤とヘアワックスの機能を兼ね備えた商品です。ヘアワックスの多くは今日のスタイルを作るためのアイテムですが、未来の髪も決めることができるため非常に理想的なワックスと言えるでしょう。
スカルプDオリジナルの豆乳醗酵液をはじめ11種類のケア成分を配合。全体の約9割が35種類にも及ぶ天然・植物由来成分で構成しており、スタイリングをしながら髪のケアが行えます。お湯で簡単にオフできる手軽さも大きな魅力です。
8位 レスプリ LIPPS マット ハード キープ
質感:マッド
香り:アップルグリーンの香り
猫毛でもしっかり立ち上がる
ラフに動く束感をしっかりキープしたい方にはレスプリの「LIPPS マット ハード キープ」がおすすめです。メンズワックスのスタンダードと呼び声高い商品で、どんな髪質の方でも狙い通りのスタイルが作れます。
一日崩れないハードなキープ力を持ち、軟毛で髪が立ち上がりにくい方でも束感や無造作ヘアな自由自在にアレンジ可能。質感はセミマットで、ナチュラルに仕上がります。セット力が高いにも関わらずシャワーで簡単に落とせるので、髪へのダメージを抑えられますよ。
9位 日華化学 DEMIuevoウェーボ デザインキューブ エアルーズワックス
質感:ツヤ感
香り:フローラルフルーティー
ふんわりエアリーな仕上がり
ほどよいセット力を求める方には日華化学の「DEMIuevoウェーボ デザインキューブ エアルーズワックス」がおすすめです。高すぎないセット力で弾力のあるエアリーなヘアスタイルを作ることができます。
しっかりと固めることがないので、自然な仕上がりを目指す方にもおすすめ。適度なうるおいもあり、髪の乾燥が気になる方にも適しているでしょう。同シリーズのワックスと混ぜて使うと、セット力や質感を自在に調整できるのもおすすめのポイントです。
10位 日華化学 デミ ヒトヨニ ピュアワックス
質感:-
香り:スウィートフラワーの香り
髪にやさしい成分で作られたワックス
ヘアスタイルは決めたいけれど固めたくはないという方には「デミ ヒトヨニ ピュアワックス」がおすすめです。固さと重みを出さないワックスながら、ほどよいキープ力を持っているので女性でも扱いやすいでしょう。
フェイシャル化粧品に採用されている成分だけで作られているのもおすすめのポイント。髪だけでなく肌にもやさしい使い心地で、刺激の少ない使用感を実現しています。トリートメント発想でセットをしながら髪のケアも行えるのもうれしいポイントです。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
---|---|---|---|
レスプリ LIPPSハードブラストワッ……
1
|
1,650円 |
4.2 |
|
アリミノ ピース フリーズキープワ……
2
|
852円 |
4.2 |
|
アリミノ SPICE neoフリーズキープ……
3
|
1,055円 |
|
|
日華化学 DEMIuevo design cubeウ……
4
|
850円 |
|
|
マンダム ギャツビー ムービングラ……
5
|
184円 |
1 |
|
ナカノ デニカ ワックス 8 フリー……
6
|
665円 |
|
|
アンファー スカルプD ストロング……
7
|
1,899円 |
4.3 |
|
レスプリ LIPPS マット ハード キ……
8
|
1,650円 |
4.46 |
|
日華化学 DEMIuevoウェーボ デザイ……
9
|
850円 |
4.1 |
|
日華化学 デミ ヒトヨニ ピュアワ……
10
|
1,032円 |
4.3 |
|
まとめ
軟毛の方が思い描いたスタイリングを目指す場合、求める仕上がりにあったタイプを選ぶのがおすすめです。ふんわりと仕上げたい方はマットタイプ、しっかりとしたアレンジをしたい方はクリームタイプを選ぶのが適しています。
また、軟毛で毛が細い方の場合はワックスの油分も重要なポイントです。油分の多いワックスを使用するとせっかく作ったスタイルが崩れやすくなってしまいます。油分の配合量が少ないワックスを選びましょう。また、気分を高めたい方はほのかに香るワックスを選ぶのがおすすめですよ。