ルーターのLANポートの数が足りなくなったときに、ポート数を補ってくれるスイッチングハブ。LANポートの数や最大通信速度・筐体の素材など、機種によってそれぞれ性能が異なるため、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回はスイッチングハブの選び方と、おすすめ商品をランキング形式でご紹介していきます。設置しやすいスリムな形状のものやスペックの高い最新機種など、自分のネット環境に最適な1台を見つけてみましょう。
有線LANで構築したネットワーク内で、複数の機器を中継する役割を担う「スイッチングハブ」

スイッチングハブとは複数のLANポートが付いた機器のことで、有線LANで構築したネットワークをゲーム機やパソコンなどの複数の機器へと中継する役割があります。複数の電源個口が付いた延長コードと同じようなイメージです。
たとえば、2台のパソコンを接続して、片方のパソコンからもう一方のパソコンへとデータを転送することがあります。その場合に、データの行き先を振り分ける機能を持っているのも特徴のひとつです。効率よく必要なデータを伝達できるので、安定したネットワークを構築できます。
もともと「リピーターハブ」という機器が使われていました。しかし、接続した機器すべてにデータを転送してしまうため、通信速度や伝送品質が落ちるといったことが起きています。スイッチングハブはデータを特定の機器に転送できるので、現在は重宝されていますよ。
スイッチングハブの選び方
スイッチングハブを選ぶ際に重要な7つのポイントを見ていきましょう。
自宅用は5〜8個、業務用は16〜24個が◎接続する機器+2〜3個の「ポート数」がおすすめ

スイッチングハブのポート数は、接続予定の機器プラス2〜3個がおすすめです。ぴったりの数を選んでしまうと、後から接続機器が増えた場合にスイッチングハブを買い足さなければいけません。少し余裕のあるポート数のものが使いやすいです。
目安は、自宅用だと5〜8個、業務用だと16〜24個になります。数が多くなればなるほど価格が高くなるので、ポート数が多すぎるものは避けましょう。購入前に接続機器の数を確認することが大切です。
家庭用なら1Gbps対応がおすすめ!契約している最大「通信速度」を活かせるものを選択

スイッチングハブの通信速度は、契約している最大通信速度を活かせるものを選びましょう。家庭用のネットワークであれば、1Gbps以上に対応しているものがおすすめです。契約している回線の通信速度を必ず確認してください。
ただし、スイッチングハブが高速であっても、ネット回線の最大速度以上に速くなることはありません。また、ルーターやLANケーブルなど接続する機器のひとつでも遅いものがあると、その速度以上に速くなることはないので、すべての最大速度を合わせることが重要です。
配線をすっきりさせる内蔵電源・本体が小さくなる外部電源、好みに合った「電源タイプ」を選ぼう

スイッチングハブには、内蔵電源と外部電源の2種類の電源タイプがあります。内蔵電源タイプとは、本体内部にACアダプターを内蔵しており、その分本体サイズが大きく重量も重たくなります。その代わりコンセント周りがすっきりするのが特徴です。
反対に、外部電源タイプはACアダプターが本体の外のコンセント部分にあるため、本体自体が小さく重量も軽くなります。ただし、コンセント周りにACアダプターを配置することになるので、ほかの機器を接続する際に邪魔になる可能性が高いです。
耐久性・放熱性に優れている金属筐体がおすすめ◎長く愛用したいなら本体の「素材」をチェック

スイッチングハブの本体素材は、金属筐体がおすすめです。スイッチングハブの本体には、金属筐体とプラスチック筐体の2種類があり、金属製は耐久性・放熱性に優れています。ただし、少々価格が高い点がデメリットです。
その一方で、プラスチック製は軽量で価格も安いですが、耐久性と放熱性能が劣ります。スイッチングハブなどのネットワーク機器は、熱がこもると熱暴走を起こしかねません。そうなると、ネット回線が繋がらなくなることもあるので、放熱性能は確認しておきましょう。
寝室にも設置できる!騒音を気にするならファンレス設計など「静音性」の高いものを選ぼう

スイッチングハブ使用時の騒音を気にするなら、ファンレス設計などの静音性の高いものがおすすめです。ファンレス設計は、電子機器の冷却ファンによる冷却が不要な設計を指します。そのため、冷却ファンが回る音がしないため、動作音がほとんどありません。
設置場所を気にしなくていいので、寝室にも設置できます。ただし、ファンレス設計は熱が逃げにくいため、とくにLANポートの接続数が多いものは熱がこもりやすいです。ファンレス設計を選ぶなら、電源の場所や筐体の素材をチェックして熱暴走対策を施しましょう。
防犯カメラなど電源から遠い位置に設置する場合は、直接電力を供給できる「PoE対応」が好適

防犯カメラやIP電話など電源から遠い位置に設置する場合は、PoE対応がうってつけです。PoEとは、LAN端子から電源を供給できる機能のこと。スイッチングハブと接続先の機器がPoEに対応していれば、コンセントがない場所でもLANケーブル1本で電力を供給できます。
通常、有線LANで接続する場合、LANケーブルと電力コードの2本の配線が必要です。しかし、PoEに対応していれば、配線の本数を減らしてすっきり見せることができます。ただし、PoEに対応した機器は通常の機器よりも価格が高いです。
差し込むだけで、調整しなくても快適に利用できる「便利機能」もチェックしよう
スイッチングハブには、LANポートに接続するだけで快適に利用できる機能があります。一見、目立つ機能ではありませんが、あると便利な機能ばかりなのでチェックしておきましょう。
接続先に合わせる必要なく、自動で接続構造を変えられる「オートMDI/MDI-X」機能を確認

接続先に関係なく、自動で接続構造を変えられるオートMDI/MDI-X機能が便利です。オートMDI/MDI-X機能とは、通信相手のポートを自動判別して適切な方法で接続する機能。そのため、ケーブルの種類を気にすることなく接続することが可能です。
LANポートは見た目にはわからないですが、MDIとMDI-Xの2種類があります。本来はMDIとMDI-Xを接続する場合はストレートケーブル、MDI同士・MDI-X同士はクロスケーブルで繋がなくてはなりません。この接続の手間や、ケーブル管理の手間を省くことができますよ。
データの送受信を同時に行えて、半二重送信の2倍の速度で通信する「全二重送信」対応かチェック

データの送受信を同時に行える全二重送信に対応しているかどうかをチェックしましょう。ネットワークの通信方式は、単向送信・半二重送信・全二重送信の3つに分けられます。単向送信はデータ送信が一方向のみ、半二重送信は一方通行のデータ送信を交互に行えます。
また、全二重送信はデータ送信を同時に行えるので、「送信できない」などのトラブルがありません。現在は、ほとんどのスイッチングハブがもっとも機能性が高い全二重送信に対応しています。なかには対応していない機種もあるので、必ず確認しておきましょう。
異なる2つのネット回線を中継し、1つのネット回線として認識させる「ブリッジ接続」機能に注目

ルーターを2つ連結させて使用するときなど異なる2つのネット回線を中継し、1つのネット回線として認識させるブリッジ接続機能を確認しましょう。たとえば、「ネット回線→ルーター1→ルーター2→パソコン」のような接続方法だとネット回線が上手く作動しないことがあります。
これは、ルーター1とルーター2が別々のネット回線と認識されるからです。ブリッジ接続機能は、このような状況でも1つのネット回線として認識させ、快適に接続してくれます。この機能もほとんどのスイッチングハブに搭載されていますが、念のため確認しておきましょう。
機器の速度規格を自動判別!最適な速度でデータ送信できる「オートネゴシエーション」機能を確認

最適な速度でデータ送信できるオートネゴシエーション機能をチェック。LANには通信速度に合わせて、1000BASE-T・100BASE-TX・10BASE-Tの3つの規格があります。
これらの規格を自動判別して最適な通信速度でデータ送信してくれるのがオートネゴシエーション機能です。この機能により、接続機器の古い・新しいに限らず快適なデータ送信ができます。
スイッチングハブのおすすめ人気ランキング10選
スイッチングハブのおすすめ商品をランキング形式でご紹介していきます。人気商品を把握して、選ぶ際の参考にしてみてください。
1位 TP-Link(ティーピーリンク) 5ポート スイッチングハブ 10/100/1000Mbps

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ファンレス設計:×
PoE対応:×
既存機種よりも消費電力を最大84%カットする
TP-Link 5ポート スイッチングハブ 10/100/1000Mbpsは、グリーンイーサネット技術で既存機種よりも消費電力を最大84%カット。ケーブルの長さをシステムが判断し、消費エネルギーを抑えています。
耐久性と放熱性に優れた金属筐体を採用しており、ファンレス設計で音も静か。5ポートで1000Mbpsに対応しており、デスクトップで高速回線が楽しめますよ。
2位 SANWA SUPPLY(サンワサプライ) 5ポート スイッチングハブ 10/100Mbps対応 LANハブ ブラック[500-SWH005]
![SANWA SUPPLY(サンワサプライ) 5ポート スイッチングハブ 10/100Mbps対応 LANハブ ブラック[500-SWH005]](https://enyranking.xsrv.jp/wp-content/uploads/2024/09/y-lohaco2_p288726.jpeg)
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ファンレス設計:◯
PoE対応:×
手のひらサイズのため、設置しても邪魔にならない
SANWA SUPPLY 5ポート スイッチングハブ 10/100Mbps対応 500-SWH005は、手のひらサイズのコンパクト設計で、場所を取らずどこにでも配置できます。
オートMDI/MDI-X機能に対応しており、ケーブルの種類を気にすることなく配線することが可能。また、オートネゴシエーション機能に対応しており、快適な通信が楽しめます。
3位 BUFFALO(バッファロー) 5ポート スイッチングハブ Giga LSW6-GT-5ESL/NBK

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ファンレス設計:◯
PoE対応:×
平置きはもちろん、壁掛け設置も可能なためすっきりと設置
BUFFALO 5ポート スイッチングハブ Giga LSW6-GT-5ESL/NBKは、平置きはもちろんのこと、壁掛け設置も可能なためすっきりと設置できます。しかも、手のひらサイズのコンパクトボディで置く場所に困ることはありません。
LANポートや電源端子を背面に集中させているので、ケーブルをまとめやすいのもメリットです。高い放熱性を誇る金属筐体で、内部の温度上昇を抑えてくれますよ。
4位 Panasonic(パナソニック) EWネットワークス PoEスイッチ GA-ML4TWPoE+

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ファンレス設計:×
PoE対応:◯
全ポートGiga対応で高速ネットワーク環境を実現にする
Panasonic EWネットワークス PoEスイッチ GA-ML4TWPoE+は、Giga対応で高速通信が可能です。PoEに対応しており、屋外の高出力カメラシステムに対応できます。
LANポート側の配線誘導雷サージ耐性10kVで、屋外への給電時に雷サージの影響を受けにくくしています。また、動作環境温度は50度まで対応しており、熱暴走を起こす可能性が低いです。
5位 NETGEAR(ネットギア) アンマネージスイッチングハブ 5ポート GS305

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ファンレス設計:◯
PoE対応:◯
コンパクトで、ファンレス設計のため静かでテレワークに好適
NETGEAR アンマネージスイッチングハブ 5ポート GS305は、コンパクトサイズで場所を取らず、ファンレス設計により音が静かなため、テレワークにも最適です。
また、全ポートがギガビットに対応しており、快適な通信が楽しめます。さらに、5つのLANポートを搭載しており、パソコン以外にもプリンターやゲームなどを繋げられますよ。
6位 IODATA(アイ・オー・データ) ETQG-ESH08

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ファンレス設計:◯
PoE対応:×
すべてのポートで高速通信が可能、放熱対策でファンレスタイプ
IODATA ETQG-ESH08は、全ポート2.5Gbpsに対応しており、高速通信が可能な8ポートのスイッチングハブです。LEDやLANポート・スイッチなどのインターフェースはすべて前面に配置されています。
また、ファンレス設計になっているので、騒音の心配はありません。さらに、金属筐体で、両側面と背面に排熱用のスリットが設けられているので、放熱対策はばっちりです。
7位 Thunder Data Silent Angel N8 Pro

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ファンレス設計:×
PoE対応:×
大きいサイズの音楽データや映像データを正確に転送可能
Thunder Data Silent Angel N8 Proは、大きいサイズの音楽データや映像データのクォリティを損なうことなく、オーディオ機器や映像機器に送り届けます。
また、電源回路には高品位のスイッチング電源を採用し、正確なパワーサプライを実現。シャーシ内の温度上昇を抑え、安定した環境のもと抜群の製品パフォーマンスを発揮しています。
8位 TP-Link(ティーピーリンク) TL-SG108 8ポート スイッチングハブ 10/100/1000Mbps

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ファンレス設計:×
PoE対応:×
利用方法はケーブルを挿すだけで、ファンレス設計のため静か
TP-Link TL-SG108 8ポート スイッチングハブ 10/100/1000Mbpsは、ケーブルを挿すだけで利用でき、各ポートも自動で設定されます。また、既存機種よりも電力消費をセーブすることが可能です。
コンパクトなサイズでデスクトップや壁掛けにも最適。ファンレス設計により、作業中も静かです。
9位 SANWA SUPPLY(サンワサプライ) LAN-SWHP801BK

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ファンレス設計:◯
PoE対応:×
強力なマグネットを持つため、金属デスクなどに簡単に設置できる
SANWA SUPPLY LAN-SWHP801BKは、強力マグネットを搭載したスチール製で、デスクやキャビネットなどにしっかりと固定できます。また、プラスチックケース採用のコンパクトデザインになっており、設置場所を選びません。
また、ストレートケーブル・クロスケーブルを気にせず使えるAUTO-MDIX機能を搭載しています。さらに、ファンレス設計のため動作音が静かで、作業効率が良くなりますよ。
10位 BUFFALO(バッファロー) LSW6-GT-8NS/NWH Giga対応

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ファンレス設計:◯
PoE対応:×
使用しているポートのみに電力を供給するため、節電効果が高い
BUFFALO LSW6-GT-8NS/NWH Giga対応は、使用しているポートのみに電力を供給するため、節電効果が高いのが特徴です。放熱性に優れる金属筐体を採用しており、快適な通信を楽しめます。
また、どこに置いても違和感なく溶け込むスタイリッシュなデザインで、家庭・小規模オフィス用ハブに最適です。さらに、内蔵電源タイプになっているので、コンセントまわりもすっきりします。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
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2,160円 |
4.46 |
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10
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5,150円 |
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まとめ
スイッチングハブは、LANケーブルでネット回線を繋ぐときの中継役です。複数繋がれている機器のうち、指定するパソコンからもう一方のパソコンにデータ送信することもできます。ポート数や通信速度・ファンレス設計など、それぞれに特徴があるので確認してから選びましょう。
また、契約しているネット回線や一緒に接続するLANケーブルなどの最大通信速度に合った速度を選ばないと、持ち合わせたスペックを発揮できません。実際に、接続する機器の数や通信速度をよく確認して、それぞれの能力を最大限に発揮できる1台を選んでみてください。