キャンプなどのアウトドアシーンでダッチオーブンや鍋を吊るせるトライポッド。チェーンの長さを変えることで火加減を調整できます。キャプテンスタッグやロッジから販売されていますが、材質や耐荷重などさまざまで選ぶ際に迷ってしまう方も多いでしょう。
そこでこの記事では、トライポッドの選び方とおすすめ人気ランキング10選をご紹介します。組立が簡単な開閉式から持ち運びしやすい軽量モデルまで、あなたのお気に入り製品を見つけて快適な装備でキャンプを楽しみましょう。
トライポッドの選び方
トライポッドを選ぶ際に重要な7つのポイントを見ていきましょう。
構造がシンプルな開閉式がおすすめ、手早く設置できるか「組み立てやすさ」をチェックしよう

トライポッドの組み立て方式は開閉式とねじ式にわかれます。開閉式はシンプルな構造で組立に時間がかからないのがメリット。足を広げるだけで設置できるので、すばやく調理に取り掛かれます。ただし、部品分解できないため、携帯性に劣るので注意が必要です。
ねじ式は足の長さを自在に調整できるのが特徴です。細かく部品分解できるためコンパクトに収納可能、軽自動車など少ない収納スペースでも持ち運びできます。ただし、組み立て時にねじを締める必要があり、設置に時間がかかる難点があるので注意してください。
重量500g前後がおすすめ、手軽に車やバイクに積載できるか「持ち運びやすさ」を確認しよう

トライポッドを選ぶ際には持ち運びやすさを確認するのも重要です。目安として重量500g前後の軽量モデルがおすすめ。とくにソロキャンプする方はひとりで設置できる重さか、手軽に車やバイクに積載できるかチェックしましょう。
また、専用キャリーバック付属した製品もおすすめです。携帯性に優れているのはもちろん、部品をひとまとめにできるので、ねじなどの小さなパーツを紛失するリスクも減らせます。
ストッパー式ならこまめに長さを変えられる!火加減に関わる「チェーン調整方式」を確認しよう

チェーンの調整方式は、S字フック式とストッパー式にわかれます。トライポッドのなかで一般的なのがS字フック式で、チェーンの穴にフックを引っ掛けて長さを調整します。微調整に時間がかかりやすいため、中級者以上におすすめです。
初心者におすすめしたいのがストッパー式。ピンなどの留め具をチェーンの穴に差し込むだけで長さを変えられるので、アウトドアに不慣れな方でもこまめに火加減の調整ができます。
メンテナンスに手間がかからないステンレス製がおすすめ、使い勝手にあわせて「材質」を選ぼう

トライポッドの材質はおもにアルミ製・鉄製・ステンレス製にわかれます。アルミ製は軽量で持ち運びしやすいのが特徴。価格もほかの材質に比べてリーズナブルな製品が多いので、お試しでトライポッドを購入したい方におすすめです。
鉄製は耐久性に優れているのが特徴です。剛性が高く多少の衝撃ではビクともしないので、長く愛用できる製品を探している方に最適でしょう。ただし重量が重く携帯性に劣るため、ソロキャンプには不向きな点に注意してください。
おすすめしたいのがステンレス製です。耐久性と重量のバランスに優れており、キャンプ初心者でもあつかいやすいのが特徴。また、錆びに強いのでメンテナンスも汚れを落とすだけで充分、お手入れの手間を短縮できます。
手持ちの調理器具の重さを要計測!安定感に関わる「耐荷重」を確認しよう

トライポッドを選ぶ際には耐荷重を確認するのも重要です。もし適応耐荷重以上の重さを吊ってしまうと安定感が失われ、転倒や破損する恐れがあります。
調理器具の重さを測る際は、中身を水で満たした状態で計測してください。目安として一番重い調理器具の重量+5kg~10kgの耐荷重の製品なら、安定感に優れ安全に調理できるでしょう。
同じブランドで統一するのがおすすめ、ほかのキャンプ用品との「相性」を確認しよう

トライポッドを選ぶ際には、手持ちのキャンプ用品との相性を確認しましょう。たとえば、焚き火台を設置したい場合には足が広範囲に広げられる製品がおすすめ。高さがあるグリル台は足が長めのトライポッドだと調理がスムーズにできます。
相性や組み合わせを確認するのが難しい初心者の方は、同じブランドで統一するのがよいでしょう。併用することを前提に設計されているため、いざキャンプ場で使用できないといった心配がありません。
焚き火台やテーブルとして転用できる、付属品に網が付いているか確認するのも重要

トライポッドを選ぶ際には、付属品に網が付いているか確認するのも重要です。焚き火台はもちろんテーブルとしても転用できるので、調理器具や食材置き場としても利用可能。持ち込む道具を減らせるため、とくにソロキャンプする方におすすめです。
トライポッドのおすすめ人気ランキング10選
ここからは、トライポッドのおすすめ人気ランキング10選をご紹介します。人気メーカーのロゴスや錆びに強いステンレス製まで紹介しているので、ぜひ購入の際に参考にしてくださいね。
1位 Canping moon(キャンピングムーン) トライポッド L

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素材:アルミ・ステンレス(ステンレス製チェーン・中実アルミパイプ・表面酸化被膜処理@2019.5より実施)
重量:(約)620g
耐荷重:15kg
収納袋付き:○
4段ねじ式で組立簡単、コスパに優れた入門ギア
アウトドアブランド、キャンピングムーンが販売するトライポッドです。4段式の足でコンパクトに収納できるのが特徴。ねじ込むだけで連結できるのでドライバーなどの道具がいらず、初心者でも簡単に組立できます。
また、実売2000円前後とコストパフォーマンスに優れているのも見逃せません。重量が約600g・耐荷重が約15kgと機能性は申し分なし、トライポッドをお試しで購入したい方にぴったりでしょう。
2位 SUN-YE(サンワイイー) トライポッド

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素材:-
重量:-
耐荷重:12kg
収納袋付き:○
ピンでチェーンの長さを簡単調整、炭の出し入れも楽々
キャンプ用品メーカー、サンワイイーが販売するトライポッドです。ピンでチェーンの長さを変えられるストッパー式で、こまめに火加減を調整できるのが特徴。飯盒炊飯やホットサンド作りなど火力調整が難しい料理を作りたい方に最適です。
高さが最大112cmとゆったり設計なのもポイントです。大きめの焚き火台や調理台を設置でき炭の出し入れもスムーズに可能、家族連れなど大人数のキャンプにもおすすめです。
3位 CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) トライポッド UG-85

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素材:脚部・自在金具/ステンレス鋼、チェーン/鉄(亜鉛めっき)、フック/鉄(クロムめっき)
重量:(約)820g
耐荷重:10kg
収納袋付き:○
シンプル構造で組立簡単、収納バック付きで携帯性も◎
アウトドア用品総合ブランド、キャプテンスタッグが販売するトライポッドです。シンプルな構造で組立に時間がかからないのが特徴。携帯に便利な専用バックも付属しており、車などに積載しても傷や衝撃から保護できます。
また、高さを2段階調節できるのも見逃せません。焚き火台や調理台の大きさにあわせて高さを調整できるので、さまざまな人数のキャンプに対応可能。とくに定期的にソロキャンプに出かける方におすすめです。
4位 AND・DECO(アンド・デコ) トライポッド

wowma.jp
素材:本体:アルミ合金
重量:500g
耐荷重:10kg
収納袋付き:○
約500gの軽量設計、少人数のBBQに最適
総合雑貨メーカー、アンド・デコが販売するねじ式トライポッドです。重量わずか500gと軽量で取り回しのよいアルミ素材を採用しているのが特徴。耐荷重が約10kgと小型の鍋やケトルを吊り下げるのに向いているため、少人数のキャンプにぴったりでしょう。
仕舞寸法が横幅5cm×高さ33cmとコンパクト設計なのも魅力のひとつ。大きめのリュックにすっぽりと収まるサイズ感で携帯性に優れており、小さな子供や女性でも手軽に持ち運びできます。
5位 WAKU FIMAC(ワクフィマック) トライポッド

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素材:三脚ヘッド・ポール:アルミ/チェーン:ステンレス
重量:500g
耐荷重:15kg
収納袋付き:○
耐荷重約35kg、ダッチオーブンなど重たい鍋も◎
アウトドアブランド、ワクフィマックが販売するトライポッドです。直径2cmのステンレス製の脚で、錆びに強く耐久性に優れています。耐荷重が約35kgあるのでダッチオーブンなどの重たい調理器具に対応可能で、大人数のキャンプに最適です。
脚の先端が地面に差し込みやすいように尖っており、安定感に優れているのもメリット。ワンタッチで連結できるポール式のため初心者でも組み立てが簡単、手早く調理に取り掛かれるでしょう。
6位 LOGOS(ロゴス) アイアン2WAYトライポッド 81064139

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素材:スチール
重量:(約)3200g
耐荷重:150kg
収納袋付き:○
脚が広角に開き安定感抜群、焚き火台なども設置可能
アウトドア総合メーカー、ロゴスが販売する4本継ぎポールのトライポッドです。ハイ・ローの2段階の高さに調整できるのが特徴。3本継ぎポールで使用するローの高さは小型の鍋を吊るしやすい高さで、ソロキャンプなど少人数のキャンプに最適です。
また、足が広角に広がるためグリルやテーブルなどほかのキャンプギアと組み合わせしやすいのもメリット。同ブランド内で囲炉裏テーブルや焚き火台が販売されているので、ギア同士の相性に悩んだ際におすすめです。
7位 Lodge(ロッジ) トライポッド 3TP2

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素材:鉄製
重量:3740g
耐荷重:-
収納袋付き:×
耐久性の高い鉄製、シックで無骨なデザインが魅力
アメリカの老舗調理用具メーカー、ロッジが販売するトライポッドです。耐久性の高い鉄製を採用しており、安定感に優れているのが特徴。使い込むほど手馴染みが向上するなど味わいが出てくるので、長期間愛用したい方におすすめです。
また、シックで無骨なデザインも魅力のひとつ。黒を基調としたカラーで焚火空間にしっくりと調和し、火の揺らめきを見ているだけでリラックスできるでしょう。注意点として錆びやすい難点があるので、使用後はしっかり汚れを落とし乾燥させてください。
8位 Coleman(コールマン) ファイアープレイススタンド

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素材:スチール
重量:3200g
耐荷重:約20kg
収納袋付き:○
安定性の高い4本脚、子供連れのキャンプに◎
アメリカのアウトドア用品総合メーカー、コールマンが販売するトライポッドです。安定性の高い4本足スタンドを採用しているのがメリット。多少の揺れではビクともしないので、子供連れのキャンプでも安心して利用できるでしょう。
ほかのキャンプギアと組み合わせやすいのも見逃せません。たとえば、別売りの焚き火台と併用すれば囲炉裏スタイルで調理できます。冬のキャンプで鍋料理をつくるなど、調理と食事をゆったりと楽しみたい方におすすめです。
9位 UJack(ユージャック) トライポッド

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素材:脚部:430ステンレス トレー・チェーン:鉄めっき
重量:(約):3800g
耐荷重:20kg
収納袋付き:○
着脱簡単なトレー付き、一度に複数の調理ができる
アウトドア用品メーカー、ユージャックが販売するトライポッドです。着脱が簡単にできるトレーが付属しているのがメリット。飯盒やダッチオーブンを載せるなど一度に加熱できるので、調理時間の短縮に繋がります。
ただし、トレーに直接材料を置いて直火焼きすることはできないので注意が必要です。必ず鍋やスキレットなどの調理器具を使用して調理するようにしましょう。
10位 Boundless Voyage(ボンドレスボヤージュ) トライポッド

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素材:99.8%チタン(コネクター金具、チェーン、フック)
重量:約61g
耐荷重:-
収納袋付き:○
310gの軽量チタン製、女性や子供でも楽々持ち運び
アウトドア用品ブランド、ボンドレスボヤージュが販売するトライポッドです。310gの軽量チタン製で携帯性に優れているのがメリット。仕舞寸法も横幅5cm×高さ32cmとコンパクトなため、女性や子供でも楽々と持ち運びできます。
また、組み立てが簡単なのもポイントです。工具いらずで9本のパーツを回しこんではめるだけで設置可能、アウトドア初心者の方でも5分以内に調理に取り掛かれるでしょう。オールチタンで錆びないため、お手入れに手間がかからないのもメリットです。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
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![]() Canping moon(キャンピングムーン……
1
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2,383円 |
4 |
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![]() SUN-YE(サンワイイー) トライポ……
2
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2,080円 |
4.4 |
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![]() CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ……
3
|
2,610円 |
4 |
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![]() AND・DECO(アンド・デコ) トライ……
4
|
1,999円 |
|
|
![]() WAKU FIMAC(ワクフィマック) ト……
5
|
1,620円 |
3.57 |
|
![]() LOGOS(ロゴス) アイアン2WAYトラ……
6
|
5,873円 |
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|
![]() Lodge(ロッジ) トライポッド 3TP2
7
|
4,399円 |
|
|
![]() Coleman(コールマン) ファイアー……
8
|
6,859円 |
|
|
![]() UJack(ユージャック) トライポッド
9
|
5,275円 |
4.21 |
|
![]() Boundless Voyage(ボンドレスボヤ……
10
|
1,680円 |
4.4 |
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まとめ
トライポッドを選ぶ際には組み立て方式やチェーン調整方式など、使い勝手にあわせて選びましょう。初心者におすすめするのが設置に時間がかからない開閉式・こまめに長さを調整できるストッパー式です。
予算がある方は素材にもこだわってみましょう。ステンレス製なら錆びに強くメンテナンスに手間がかかりません。この記事の選び方を参考に、ぜひあなたにぴったりのトライポッドを見つけてください。