愛車を雨や雪、傷などから保護できる車用ボディカバー。紫外線による劣化や盗難防止にも役立ちます。しかし、各メーカーからサイズや素材が異なるさまざまな商品が出ているため、選ぶのに迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、車用ボディカバーの選び方とおすすめの商品をランキング形式でご紹介します。台風などの悪天候に対応するものや裏起毛付きなど、それぞれの特徴についても紹介するので、ぜひ選ぶ際の参考にしてくださいね。
車用ボディカバーとは車体に被せることで雨風や直射日光などから守り、劣化を防ぐアイテム
車用ボディカバーは車のボディを覆うように被せることで、雨や雪、直射日光から保護するアイテムです。とくに屋根の付いていない駐車場で重宝します。天候だけでなく、猫の足跡や鳥の糞などからも愛車を守れるため安心です。
また、いたずらや盗難防止に役立つのもポイントです。埃や汚れからも保護できるため、洗車の回数を減らせるのも利点。紫外線による外装の劣化を予防できるのも魅力です。車用ボディカバーを利用することで、大切な愛車へのダメージを軽減できます。
車用ボディカバーの選び方
車用ボディカバーを選ぶ際に重要な5つのポイントを見ていきましょう。
使用する目的や駐車場に応じてハーフカバー・フルカバーの「種類」を選ぼう
車用ボディカバーには主に、「ハーフカバー」と「フルカバー」の2種類があります。乗っている車種や駐車場の環境に応じて、適切なボディカバーを選びましょう。
車庫に収まらない部分や埃が気になるなら、着脱が簡単な「ハーフカバー」
ハーフカバーは、車のボンネットやルーフ部分を覆うタイプです。車庫の大きさや車種との相性によっては、ボンネットが屋外にはみ出たり、埃が付きやすかったりします。そういった場合に、必要部分に被せることができるので便利です。
フルカバーに比べて着脱が簡単で、比較的リーズナブルなのも利点です。部分的にカバーするタイプのため、屋外の駐車時に使用するのは避けたほうがよいでしょう。使用する場所や車庫の状況に応じて、適したサイズを選ぶのがポイントです。
雨や紫外線を受ける屋外に駐車するなら、車体を覆って保護する「フルカバー」
フルカバーは車全体を覆うタイプです。屋外での駐車時に最適で、雨・雪・直射日光・埃・傷・汚れなどから車体を守ります。とくに紫外線は塗装の劣化にもつながるため、愛車へのダメージを軽減することが可能です。
また、鳥の糞や猫の足跡対策などに効果的なのもポイントです。また車全体を覆うので車種を特定されにくく、いたずらや盗難防止にも役立ちます。ただし、毎回車に被せるのが手間に感じる場合もあるので、用途に応じて選びましょう。
雨や埃の浸入からしっかり保護するためには、純正品などの車体に適応した「サイズ」が重要
車用ボディカバーは、車の大きさに適応したサイズを選ぶことが重要です。サイズが大きすぎると車とカバーの間に隙間ができてしまい、雨や埃が浸入してしまいます。逆に小さすぎると覆いきれない部分ができてしまい、汚れや傷が防げません。
ボディカバーのサイズは、車よりもひと回り大きめを選ぶのがおすすめです。また、車種にフィットするサイズを探している場合は、純正品も検討しましょう。メーカーが車種に最適なサイズで製造しているため、しっかりと被せることが可能です。
使用する用途やシーンにあわせて適切な「素材」をチェックしよう
車用ボディカバーにはさまざまな素材が使われています。防水性や耐久性など、それぞれ特性があるため、用途やシーンにあった素材を選びましょう。
雨や雪から守ることを重視するなら、防水性に優れた「ビニール製」
雨や雪から守ることを重視する場合は、防水性に優れたビニール製のボディカバーがおすすめです。水を弾く撥水加工などが施されており、雨水の浸透を防止。とくに台風が多い地域や屋外の駐車場を利用している場合に重宝します。
一方で、耐熱性や通気性に弱いといった面もあります。走行直後など、エンジンが熱い状態でカバーを被せるのは危険なので注意が必要です。また、カバーの内側に熱がこもるとボディにビニールが貼り付く恐れがあるので、取り扱いに気をつけましょう。
強度や耐久性を重視するなら、破れにくく通気性の高い「不織布製」
不織布製は、繊維を織らずに化学処理や熱処理で絡ませたり接着したりすることで造られています。そのため、強度や耐久性に優れているのが特徴。破れにくいだけでなく柔らかい素材なので、車体を傷つけずにやさしくカバーします。
また、ビニール製と比べて通気性がよいのもポイントです。カバーの内側に湿気がこもりにくいので、梅雨の時期や雨の多い地域での利用に向いています。車庫内がじめじめせず、カバー内外の状態を保ちながら愛車を保護できるのが利点です。
台風などの悪天候や車体への傷に対応する「機能性」をチェックしよう
車用ボディカバーは商品によって機能が異なります。強風で飛ばされるのを防ぐベルトや摩擦による傷を防ぐ工夫など、用途や駐車シーンにあわせて機能性をチェックしておきましょう。
ボディカバーの摩擦が心配なら、車体に傷がつきにくい「裏起毛付き」
風の強い日や着脱の際にボディカバーが車体を擦り、塗装面に傷をつけてしまう場合があります。とくに屋外の駐車場を利用している場合は注意しましょう。摩擦で傷つくのが心配な人は、裏起毛が付いているカバーがおすすめです。
裏起毛が付いたタイプは、裏生地にやわらかい起毛処理が施されています。風であおられても車体を傷付けにくく、耐久性が高いのが利点です。価格帯は上がりますが、車体をやさしく守れるため、屋外に駐車する人は検討しましょう。
台風や強風でカバーが飛ばされるのが心配なら「紐・固定ベルト付き」
サイズの合ったボディカバーを使用している場合でも、屋外の駐車時には強風で飛ばされる心配があります。そこで、ボディカバーに紐・固定ベルトが付属していると便利です。ゴムの場合、経年劣化で伸びてしまうこともあるので注意しましょう。
紐や固定ベルトは劣化しにくく、車体にしっかりと固定できるのが利点です。巾着袋のように紐を絞って固定できるタイプや、複数の箇所をベルトで固定できるタイプがあるので、用途や駐車する環境に応じて適切なものを選びましょう。
外出先でも車体を保護したいなら、持ち運びできる「使い捨てタイプ」をチェックしよう
車用ボディカバーには、1回ずつ使い捨てが可能なタイプもあります。雨や埃などで汚れたボディカバーを使い続けず、毎回新しいものを使えるのが利点です。愛車に被せるカバーの清潔さを重視したい人におすすめします。
持ち運びできるため、外出先でもカバーを使いたい人にも重宝します。自宅では通常のボディカバーを使用し、泊りがけの旅行やキャンプなどへ出掛けた際に、使い捨てタイプを用意しておくと便利。用途に応じて使い分けできるのも利点です。
車用ボディカバーのおすすめ人気ランキング10選
ここからは、大手通販サイトで人気の車用ボディカバーの商品をランキング形式でご紹介します。それぞれの特徴についても紹介しているので、ぜひ選ぶ際の参考にしてくださいね。
1位 LINFEN(リンフン) 自動車ボディカバー

amazon.co.jp
素材:ビニール製
裏起毛:-
防風ロープ・固定ベルト:有
耐水性の高い210T防水材料を使用◎防風ロープ2本付き
耐水性に優れた210T防水材料を使用したボディカバーです。車全体を覆うフルカバータイプで、耐久性の高い高品質なPVCコートを採用し、紫外線の90%を反射します。直射日光で塗装の変色やダッシュボードの変形から愛車を保護できるのが魅力です。
完全防水ではなく撥水加工を施すことで、ある程度の通気性を確保しカバー内外の温度差を保ちます。長さの調整が可能な防風ベルトが付属しているため、強風でカバーが飛ばされる心配もありません。蛍光反射テープ付きで防犯にも役立ちます。
2位 COVERLAND(カバーランド) ボディカバー

amazon.co.jp
素材:5種構造 不織布製
裏起毛:有
防風ロープ・固定ベルト:有
裏起毛付きの5層構造で傷がつきにくい、ホンダS2000対応用
特殊フィルムを採用した5層構造で、強度の高いホンダS2000用のボディカバーです。撥水加工を施し、通気性に優れているのが特徴。カバー内部に熱気や湿気がこもりにくく、結露や温度差による塗装の変色などを防ぎます。
裏起毛付きのため、カバーの摩擦で車体が傷つきにくいのもポイント。フルカバータイプなので車種を特定しにくく、いたずらや盗難防止に役立ちます。紫外線防止フィルムを内蔵し、日焼けによるダメージを予防できるのも利点です。
3位 嘉年華 カーボディーカバー

wowma.jp
素材:アルミ箔、PEフィルム、綿
裏起毛:-
防風ロープ・固定ベルト:有
運転席側にファスナー付きで使いやすい◎裏起毛や反射ラインを装備
防水素材を使用し、雨や雪の侵入を防ぐ車全体を覆うボディカバーです。前後の裾は伸縮性のあるゴム付きで、車輪に固定できるストラップと併用することにより、車体にしっかりと固定できます。そのため、風の強い日でも安心です。
運転席側にはファスナーが付いているため、忘れ物をした際もカバーをかけたままドアの開閉ができるので重宝します。裏起毛付きなので、車体を傷つけることなく保護が可能。収納袋も付いているため、保管する際にも便利です。
4位 NUOMAN(ヌオマン) ボディカバー

amazon.co.jp
素材:アルミニウム
裏起毛:有
防風ロープ・固定ベルト:有
5層構造で耐久性に強く、3ヵ所の固定ベルトで防風性にも対応
高品質な5層構造を装備したボディカバーです。ナノレベルの技術と2層PEコーティングにより、優れた防水性を搭載しているのが特徴。アルミフィルム素材が紫外線を反射し、塗装の変色やインテリアのダメージをしっかりと防ぎます。
前後中央の3箇所に固定用ベルトを装備し、前後のゴムバンドとあわせて固定することで高い防風性を発揮します。また、非常にやわらかい高密度繊維の起毛素材を使用し、車体を傷つけません。機能性の高いフルカバーを探している人におすすめです。
5位 VIVAエンタープライズ(ビバエンタープライズ) カーボディカバー

amazon.co.jp
素材:エチレン酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル
裏起毛:有
防風ロープ・固定ベルト:有
防水や防湿など多機能な4層構造で、裏面やわらか生地の汎用タイプ
多機能な4層構造で車体を保護する汎用タイプのボディカバーです。防湿・防水・撥水・耐寒・UVカットなどの機能を搭載しているのが特徴。裏起毛付きのため、カバーの摩擦で塗装に傷がつくのを防ぎます。雨や埃だけでなく、獣害や落ち葉にも効果的です。
カバー前後に強力なゴムが付いており、車体にフィットするのもポイント。また固定用ハーネスが2本付属しているため、強風の際はホイールに結んで対応できます。反射ラインや右側ファスナーも付いているので、幅広い用途に対応可能です。
6位 LINFEN(リンフン) ボンネットカバー PT-L

amazon.co.jp
素材:不織布製
裏起毛:有
防風ロープ・固定ベルト:有
やわらかい厚手の生地で耐久性が高く、雨風や動物から守る
厚手の210Dオックスフォード生地を採用したボンネットカバーです。生地には防水・撥水加工を施してあるため、耐水性・耐久性に優れているのが特徴。やわらかい裏起毛素材を使用し、擦れ傷がつきやすい脱着の際も安心です。
バックミラーに固定するロープに、長さ調節可能な弾性ゴムバンドを採用しているのもポイント。前の裾部には強力な伸縮ゴムが付いており、車体にしっかりと固定できます。また8ヵ月の品質保証付きなので、安心して使いたい人にもおすすめです。
7位 kraco(クラコ) RAIN-X AUTO COVER 8057

amazon.co.jp
素材:ポリエステル
裏起毛:-
防風ロープ・固定ベルト:有
通気性の高いUVプロテクションの三層ファブリック
高品質な撥水加工を備えたRainXブランドのボディカバーです。特製のスーパーソフト3層ファブリックを使用し、車体の表面に傷を残さず、安心してカバーすることが可能。また、通気性の高いUVプロテクション仕様なのも魅力です。
超音波技術を取り入れた、ダブルステッチのシームとヘムもポイントです。フルカバーを車両にしっかりと固定できる専用のストラップが付属しています。また、ストラップ収納ポケットが付いており、扱いやすいボディカバーです。
8位 sealovely777(シーラブリー777) カーボディカバー

amazon.co.jp
素材:エチレン酢酸ビニル
裏起毛:有
防風ロープ・固定ベルト:有
防水・防湿に優れたPEVA生地を使用し紫外線もカット
防水・防湿・耐寒性に優れたPEVA(ポリエチレンビニルアセテート)生地を使用したボディカバーです。表面にはシルバーコーティングを施し、太陽光や紫外線を反射して車体のダメージを防ぎます。透湿性能が高く、カバー内が蒸れにくいのも利点です。
裏地には繊細な手触りの裏起毛を採用し、風にあおられた際などの擦れ傷から車体を守ります。前後の裾部に伸縮性に優れたゴムや、ホイールに固定できるストラップ付きで強風対策も万全。機能性の高いボディカバーを探している人におすすめです。
9位 ANBEN(アンベン) ボンネット保護カバー CA-L

amazon.co.jp
素材:ポリエステル
裏起毛:有
防風ロープ・固定ベルト:有
高強度で高密度の素材を使用し、防水性だけでなく難燃性も装備
高強度で高密度なポリエステルオックスフォード生地を使用したボディカバーです。引き裂きにも強く簡単に破れない素材で、防水性とあわせて難燃性を備えているのが特徴。タバコなどの火が不意に当たってしまったときでも安全です。
カバー裏側にはやわらかい起毛素材を採用しているため、車体を傷つけず安心です。蛍光反射ストリップを装備し、夜間に駐車した際の安全性を確保。豊富なサイズが用意されているため、車種に適したタイプを選ぶことが可能です。
10位 HIT SHOP(ヒットショップ) ハーフボディーカバー

amazon.co.jp
素材:エチレン酢酸ビニル
裏起毛:-
防風ロープ・固定ベルト:無
強力ゴムで車体とカバーを固定◎簡単脱着機能付きで便利
PEVA(ポリエチレンビニルアセテート)素材を採用したハーフボディカバーです。防水・防塵に優れ、紫外線などの熱エネルギーを反射するのが特徴。また、汚れを簡単に拭き取れるのも利点です。浸水しやすい縫い目部分はダブルステッチで補強されています。
ひとりで簡単に着脱が行える機能を備えているのもポイントです。また、軽自動車・普通車・SUVの3サイズから選べるのも魅力。雨・雪・黄砂・獣害などの予防だけでなく、冬はフロントガラスの凍結防止にも役立つ、便利なハーフサイズカバーです。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
---|---|---|---|
![]() LINFEN(リンフン) 自動車ボディ……
1
|
3,880円 |
3.8 |
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![]() COVERLAND(カバーランド) ボディ……
2
|
16,400円 |
4.47 |
|
![]() 嘉年華 カーボディーカバー
3
|
3,190円 |
|
|
![]() NUOMAN 車 カバー 自動車 ボディカ……
4
|
4,988円 |
3.9 |
|
![]() VIVAエンタープライズ(ビバエンタ……
5
|
3,251円 |
3.99 |
|
![]() LINFEN(リンフン) ボンネットカ……
6
|
2,480円 |
4.1 |
|
![]() kraco(クラコ) RAIN-X AUTO COVE……
7
|
4,990円 |
4.45 |
|
![]() sealovely777(シーラブリー777) ……
8
|
3,280円 |
|
|
![]() ANBEN(アンベン) ボンネット保護……
9
|
2,262円 |
4.23 |
|
![]() HIT SHOP(ヒットショップ) ハー……
10
|
2,100円 |
3.16 |
|
まとめ
車用ボディカバーを選ぶ際は、駐車シーンに応じて種類に注目しておくのがポイントです。また、車体に適したサイズ選びも重要。サイズが合っていないと雨や埃の侵入を防げず、充分な効果を得られないので注意しましょう。
車用ボディカバーは、雨風や雪、紫外線などから愛車を保護する便利なアイテムです。また鳥の糞や猫の足跡などからも守れるのも利点。ぜひ今回の記事を参考にして、用途や環境に適した車用ボディカバーを選んでくださいね。