赤ちゃんを寝かせたまま体重測定できる「ベビースケール」。5gなど細かい単位で量れるものが多く、母乳育児中のママが授乳量を知りたいときにも便利なアイテムです。定番のタニタをはじめ、さまざまな体重計が販売されており、どれを選んだらよいか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、ベビースケールの選び方とおすすめの人気商品をランキング形式でご紹介します。授乳量を1g単位で表示してくれる高精度タイプや、トレイを取り外して大人用としても使えるタイプなど、幅広くご紹介しますよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。
母乳が足りているか心配なママに◎授乳量や日々の体重増減を細かく計測できる「ベビースケール」

生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ母乳を上手に飲めない子も多いですよね。「母乳の量は足りているのかな」「体重は順調に増えているのかな」など、不安を感じているママも少なくないでしょう。
そのようなときに活躍するのが「ベビースケール」です。大人用の体重計は100g単位などで測定するものが多いですが、ベビースケールは5gや10gなど、非常に細かい単位で計測できます。授乳前と授乳後の体重を比較することで、赤ちゃんの哺乳量を正確に把握できますよ。
授乳量を計測した結果、母乳が足りないようであればミルクを足したり、助産師さんに相談したりといった適切な対応ができます。赤ちゃんの健康はもちろん、ママの心の安定にも役立つベビースケールをぜひ活用してみてくださいね。
ベビースケールの選び方
ベビースケールを選ぶ際に重要な4つのポイントを見ていきましょう。
最小単位や計量精度・範囲など、ベビーの体重を正確に知るための「測定内容」を確認しよう
ベビースケールは、商品によって5g単位や10g単位など、計測できる「最小単位」が異なります。また、誤差が少なく医療用としても使用できる「計量精度」の高いものもありますよ。赤ちゃんの状態や目的にあわせた商品を選びましょう。
一度にたくさん飲めない新生児期は、5g単位で計測できるものがおすすめ!「最小単位」で選ぶ

新生児~生後3ヶ月頃までの授乳量を知りたい場合は、5g単位で計測できる体重計がおすすめです。新生児期は一度に飲める母乳の量が少なく、慣れないうちは「一回に10gくらいしか飲めなかった…」ということも。5g単位の体重計なら、飲む量が少なくてもきちんと計測できます。
タニタの「nometa」など、授乳量を1g単位で計算できる商品もありますよ。低出生体重児など、とくに体重増加が気がかりな赤ちゃんにもおすすめです。
また、新生児期は平均して1日30gずつ体重が増えると言われています。日々の体重増加を大まかに知りたい場合は、10g単位で計測できるものでも十分活躍しますよ。10g単位の体重計は、比較的安価な商品が多いのも魅力。目的にあわせた最小単位を選んでくださいね。
より正確に測定するなら、誤差の範囲が小さいものが安心◎「計量精度」もチェック

赤ちゃんが体重計の上で手足をバタバタさせたり、のせる位置が中心からずれてしまったりすると、測定値に誤差が生じやすくなります。誤差をゼロにすることはできませんが、より正確に測定したい場合は「計測精度」の高い商品を選びましょう。
体重0~10kgに対して±10~20g程度の誤差の商品なら、家庭用のベビースケールとしては計測精度が高いといえます。検査を受けて精度等級を取得した医療用タイプは、より信頼性が高くなりますが、価格もかなり高いのが特徴。レンタルを検討するのもおすすめです。
なお、ベビースケールのなかには計測精度を記載していない商品も多くあります。できるだけ高精度なものがほしい方は、「量るたびに違う数値が出る」などのレビューが多くないか事前に確認しておくとよいでしょう。
20kg以上まで量れるタイプなら成長後も長く使える!使用期間にあわせて「計量範囲」で選ぶ

ベビースケールは、商品によって10kgまで・20kgまでなど「計量範囲」が異なります。なるべく長く使用したい場合は、最大表示が大きいものを選びましょう。なかには、120kgまで計測可能な商品もありますよ。
赤ちゃんの平均体重は、1歳0か月で約9kg。個人差は大きいですが、体重20kgに達するのは平均して6歳前後となります。幼児期まで使いたい場合は最大値20kg程度の商品、それ以上長く使用したい・大人も兼用したい場合はさらに最大値が大きいものを選びましょう。
なお、子供が2~3歳になると、体重計の上に寝かせて量ることが難しくなります。長く使いたい場合は、トレイを取り外して立った状態で計測できるものを選ぶとよいでしょう。
収納しやすい薄型タイプや持ち運びやすい軽量タイプも!体重計の「サイズ・重量」をチェック

ベビースケールは、赤ちゃんを寝かせた状態で使用するので、普通の体重計よりもサイズが大きくなります。購入の際は、保管場所をきちんと確認しておきましょう。トレイの付いていない薄型タイプなら、押入れの隙間などにも収納しやすいですよ。
また、昼間はリビング・夜間は寝室など、ベビースケールを頻繁に移動させる場合は、なるべく軽いものを選ぶとよいでしょう。重量は2~3kgのものが多いですが、なかには2kg以下の商品もあるのでチェックしてみてくださいね。
メモリー機能やバックライトなど、赤ちゃんとママがストレスなく使える「便利な機能」で選ぶ
ベビースケールは、毎日の体重測定がスムーズに行える便利機能が付いたものも豊富です。授乳量の計算に役立つメモリー機能や、夜間も測定値を確認しやすいバックライト付きなど、使用シーンに合った商品を選んでくださいね。
寒い日も安心◎体重計に敷いたタオル・毛布などの重さを差し引いて量れる「風袋引き機能」

ベビースケールの表面はひんやりとして硬いので、そのまま赤ちゃんをのせるとびっくりして泣いてしまうこともあります。あらかじめ体重計にタオルや毛布を敷いておくと、赤ちゃんもご機嫌で体重測定ができるでしょう。
「風袋引き機能付き」のベビースケールなら、最初に敷いたタオルなどの重量を差し引いて体重を計測できますよ。タオルなどを敷いたあと、赤ちゃんをのせる前に「風袋ボタン」を押すだけなのでお手軽です。
なお、授乳量を測定するときは、赤ちゃんの頭をのせる部分に小さめのタオルを敷いておくのもおすすめ。授乳前と授乳後で同じ位置に赤ちゃんをのせるための目印になり、より正確な体重が量れます。
授乳量を自動で計算してくれる商品も!授乳前と後の体重を比較しやすい「メモリー機能」

ベビースケールを使って授乳量を測定するときは、授乳前と授乳後の赤ちゃんの体重の差を算出します。1回前の測定値を記憶してくれる「メモリー機能付き」なら、授乳前の体重をメモしておく必要がなく、お腹が空いて赤ちゃんが泣いているときもスムーズに授乳ができます。
タニタの「nometa」など、授乳前と授乳後の体重から授乳量を自動で計算してくれる商品もありますよ。とくに新生児期は授乳回数が多く、ママも寝不足で疲れていますから、なるべく負担なく使える商品を選ぶとよいでしょう。
夜間の授乳でもベビーを起こさずに体重測定ができる「バックライト機能付き」

新生児や体が小さめのベビーは、夜間も授乳量を確認しておきたいですよね。赤ちゃんの生活リズムを整えるためにも、夜間は部屋を暗くしてあげることが大切ですが、体重測定のたびに電気をつけていると赤ちゃんがぱっちりと目を覚ましてしまいます。
「バックライト付き」のベビースケールなら、部屋の電気をつけなくてもはっきりと画面を確認できますよ。とくに夜間の授乳回数が多い新生児~生後3ヶ月頃におすすめの機能です。
コンパクトに収納でき、成長後は普通の体重計として使える「トレイが取り外せるもの」がおすすめ

ベビースケールは、赤ちゃんをのせるためのトレイがついたタイプと、トレイのないフラットなタイプがあります。トレイ付きの場合、赤ちゃんの体がズレにくく計測しやすいというメリットがありますが、高さがあり収納時にかさばるのがデメリットです。
なるべくコンパクトに収納したい場合は、「トレイが取り外せる」商品がおすすめです。トレイを2つに分割できるものもありますよ。また、トレイを取り外して普通の体重計として使用できる商品なら、赤ちゃんが大きくなってからも長く愛用できます。
ベビースケールのおすすめ人気ランキング9選
ここからは、各通販サイトで人気のベビースケールをランキング形式でご紹介します。しっかり授乳量を確認したいときにおすすめの高精度タイプや、日々の成長具合を大まかに知りたいときに最適なお手頃価格の商品など、幅広くご紹介しますよ。ぜひ参考にしてくださいね。
1位 Tanita (タニタ) ベビースケール TANITA BB-105-IV nometa 授乳量機能付

amazon.co.jp
サイズ:580*390*93mm
重量:2.2kg
機能:過去メモリー: 前回体重・前回授乳量
トレイの取り外し:-
体重は5g・授乳量は1g単位で測定!混合育児も安心
家庭でもなるべく正確に授乳量を計測したいときにおすすめの、タニタのベビースケールです。体重は業界最小クラスの5g単位、授乳量に限っては1g単位で計測可能。母乳育児を頑張りたい新生児ママや、混合育児でミルクをどのくらい足したらいいか悩んでいるママにおすすめです。
ボタンを押すだけで授乳量を自動で計算してくれるので、育児日記などへの記録もラクラク。JISマークを取得している商品なので、計測値の信頼性も高いですよ。ひんやりしないやわらかなマットが付いており、赤ちゃんが心地よく使えるのもうれしいポイントです。
2位 Hugmuu デジタルベビースケール 5g単位

yahoo.co.jp
サイズ:650×320×88mm
重量:-
機能:風袋引き機能
トレイの取り外し:可
120kgまで計測可能!トレイを外せば大人用にも
くまさん型デザインがかわいいベビースケールです。体重20kgまでは5g単位で計測でき、新生児期の授乳量の確認や体重増加率のチェックに最適。風袋引き機能付きなので、体重計の上にタオルや毛布を敷いた状態でも正確に計測できますよ。
最大で120kgまで計測可能で、トレイを外せば普通の体重計として使えるのも魅力。子供から大人まで、家族みんなで愛用できます。トレイは2つに分割できるので、収納にも困りません。見やすいLEDディスプレイで、夜間の授乳でも計測値をはっきりと確認できますよ。
3位 SIS デジタルベビースケール EBSB-20

amazon.co.jp
サイズ:55×33×4cm
重量:1.63kg
機能:風袋機能、バックライト機能
トレイの取り外し:不可
メジャー付きで成長を実感◎薄型で転落の心配も少ない
トレイの付いていないフラットタイプのベビースケールです。厚さはわずか4cmで、万が一赤ちゃんが体重計から落ちてしまったときのケガのリスクも少ないですよ。本体の重さも約1.63kgと軽く、リビングから寝室などへの持ち運びもラクラクです。
10g単位で計測できるので、日々の体重増減の確認にぴったり。また、表面には身長53cmまで測れる目盛りがプリントされており、ぐんぐん大きくなる新生児期の成長を実感できますよ。風袋機能、バックライト付きディスプレイなど、便利な機能も満載です。
4位 Haiteku デジタル ベビースケール

amazon.co.jp
サイズ:55*33*3cm
重量:-
機能:風袋機能、滑り止め
トレイの取り外し:-
ベビーを包むカーブデザイン!身長測定用の巻尺付き
なめらかなカーブデザインが赤ちゃんにやさしい、薄型タイプのベビースケールです。食品グレードのABS樹脂素材で作られており、デリケートな赤ちゃんにも安心。厚みもたったの4cmなので、落下時の危険性が少なく活発な赤ちゃんにもおすすめです。
最小表示は10g単位。4つの高精度センサーを搭載し、より正確な体重を計測できます。150cmまで測れる巻尺が付属しており、身長や頭囲のチェックに便利ですよ。最大20kgまで計測可能なので、6歳頃まで長く使用できるのもうれしいですね。
5位 Tanita (タニタ) デジタルベビースケール 検定付 BD-715A

amazon.co.jp
サイズ:564×352×178mm
重量:3.9kg
機能:表示固定・オートパワーオフ(5/10/30/60分・無し)・風袋引き
トレイの取り外し:可
精度にこだわる方に◎5g単位で正確に量れる医療用
医療機関での体重証明にも使用できる、高精度なベビースケールです。5g単位で計測できるので、新生児期の授乳量チェックに最適。精度等級3級を取得しており、数値の信頼性の高さも魅力です。産後入院中に使用したものに近い精度のベビースケールがほしい方におすすめです。
授乳量ボタンを押せば、授乳前体重と授乳後体重の差を自動で計算してくれますよ。赤ちゃんが泣いていると慌ててしまって、授乳前の体重をメモし忘れてしまうママも安心。見やすいバックライトディスプレイや、赤ちゃんが動いても体がずれにくいトレイの形状も魅力です。
6位 Bostar (ボストアール) ベビースケール

amazon.co.jp
サイズ:54.9*32*4cm
重量:-
機能:風袋機能
トレイの取り外し:-
持ち運びに便利な薄型!20kgまで量れてコスパも◎
薄型のスマートなデザインで、お部屋にもなじみやすいベビースケールです。トレイの付いていないタイプなので、持ち運びやすく隙間にすっきりと収納できるのも魅力。高品質なプラスチック素材を使用しており、耐久性も高くなっています。
生後3ヶ月頃までの赤ちゃんは、平均して1日30gほど体重が増えると言われています。こちらのベビースケールは10g単位で計測できるので、赤ちゃんの細かな体重増減をしっかりと把握できますよ。体重計の上にタオルを敷いても正確に量れる「風袋引き機能」も便利です。
7位 SIS ベビースケール TH996

amazon.co.jp
サイズ:59.5×34.1×9cm
重量:1.0kg
機能:ミュージック機能
トレイの取り外し:-
ミュージック機能で楽しく計測!便利なメモリー機能も
やさしい曲線デザインで赤ちゃんを包み込むベビースケールです。10g単位で細かく計測できるうえに、前回の体重を記憶してくれるメモリー機能も搭載。授乳前の体重をメモしておく必要がなく、忙しい新生児期のママにもおすすめです。
楽しい音楽が流れるミュージック機能も魅力。体重計に乗せると泣いたり暴れたりしてしまう赤ちゃんも、気分よく体重測定ができますよ。頭囲や胸囲の測定に便利なメジャーや、体重計にぴったり敷ける専用のシーツなど、便利なアイテムも付属しています。
8位 A&D (エー・アンド・デイ) ベビースケール Baby One AD-6020-5K

amazon.co.jp
サイズ:628*343*245mm
重量:5kg
機能:風袋機能、前回値表示、身長測定
トレイの取り外し:可
外せるトレイでいつも清潔◎前回値表示や風袋引き機能も
授乳量の確認に最適なベビースケールです。5g単位で計測可能なので、飲む量が少ない新生児期も安心。精度等級4級を取得しており、より正確な体重を量れます。こちらは最大値が5kgまでなので、個人差はありますが生後2ヶ月頃までの使用となります。
トレイは取り外し可能なので、丸洗いしていつも清潔に保てます。前回測定体重を呼び出せるメモリー機能付きで、授乳量計算もラクラク。赤ちゃんを寝かせたまま身長58cmまで測れる目盛りも付いており、新生児期の成長を日々実感できるのも魅力です。
9位 Tanita (タニタ) 高精度ベビースケール 検定付 BD-815

amazon.co.jp
サイズ:600*404*157mm
重量:4.6kg
機能:測定値メモリ、授乳量表示機能
トレイの取り外し:可
2g単位で量れる医療用◎小さめベビーの授乳量把握に
医療機関でも使用できる、高精度なベビースケールです。体重6kgまでは2g単位、体重15kgまでは5g単位で計測可能。精度等級3級なので、誤差が少なく正確な体重を量れます。低出生体重児や早産児など、一度にたくさん飲めない小さめベビーの授乳量測定におすすめです。
大きめのトレイで、赤ちゃんをゆったりとのせられるのも魅力です。メモリー機能も付いており、授乳前後の体重から授乳量を自動計算してくれますよ。持ち運びに便利な取っ手や、夜間にうれしいバックライトディスプレイなど、ママをサポートする機能が満載です。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
---|---|---|---|
![]() Tanita (タニタ) ベビースケール……
1
|
6,680円 |
4.08 |
|
![]() Hugmuu デジタルベビースケール 5g……
2
|
3,980円 |
4.31 |
|
![]() SIS デジタルベビースケール EBSB-20
3
|
3,147円 |
2.25 |
|
![]() Haiteku デジタル ベビースケール
4
|
5,089円 |
3.7 |
|
![]() Tanita (タニタ) デジタルベビー……
5
|
33,680円 |
|
|
![]() Bostar (ボストアール) ベビース……
6
|
4,120円 |
3.6 |
|
![]() SIS ベビースケール TH996
7
|
19,800円 |
4.22 |
|
![]() A&D (エー・アンド・デイ) ベビ……
8
|
29,833円 |
4.39 |
|
![]() Tanita (タニタ) 高精度ベビース……
9
|
68,942円 |
|
|
まとめ
ベビースケールを選ぶときは、まず最小表示単位や精度などを確認しましょう。新生児期の授乳量をしっかり量りたいなら5g単位の高精度タイプ、日々の体重増減を大まかに知りたいならリーズナブルな10g単位の商品がおすすめです。
「母乳をきちんと飲めているかな」「体重がちゃんと増えているかな」など、赤ちゃんの育児は不安が多いですよね。ママが笑顔で育児ができるように、自宅でも手軽に赤ちゃんの体重を確認できるベビースケールを活用してみてくださいね。