哺乳瓶に取りつける「ちくび(ニップル)」は、赤ちゃんにミルクを飲んでもらうための重要なパーツ。哺乳瓶本体と異なり、消耗品として交換したり、時期や赤ちゃんに合わせて選んだりする必要があります。
日本メーカーから海外メーカーまで数多く販売されており、とくに初めての育児の方はどれを選べばいいか迷ってしまうのではないでしょうか。今回は成長に合わせて選ぶポイントや、「ピジョン」の定番アイテムなどを含んだ人気おすすめランキングをご紹介します。
哺乳瓶用ちくびの選び方
哺乳瓶用ちくびを選ぶ際に重要な5つのポイントを見ていきましょう。
月齢を目安に口の大きさなど赤ちゃんの成長に合った「サイズ」を選ぼう

哺乳瓶用ちくびにはほとんどのブランドでSS〜Lサイズのサイズ展開があります。一般的には、ミルクを飲む量や力も少ない新生児期にはSS、1ヶ月を過ぎたらSサイズ、3ヶ月にはMサイズ、半年以降はLサイズと月齢に合わせて移行して使用します。
また、赤ちゃん一人一人の体・口の大きさや飲む力・量も異なってきますので、月齢を目安に赤ちゃんの成長に合わせたサイズを選ぶようにしましょう。
赤ちゃんの吸う力・吸い方に合わせた「穴の形」を選ぼう
哺乳瓶用ちくびにはサイズのほかに、「穴の形」にも特徴があります。赤ちゃんの吸う力や吸い方によって、使いやすいものが異なるので、ここでは3種類の「穴の形」と特徴をご紹介します。
新生児など吸う力が弱い場合は、傾けるだけでミルクが出て飲みやすい「丸穴」がおすすめ

「丸穴」は傾けるだけでミルクが出て飲みやすいので、新生児から生後3ヶ月頃までの哺乳力が弱い赤ちゃんにおすすめです。吸う力が強くなってきても出るミルクの量は変わらないので、成長とともに物足りなく感じてしまう場合があります。
生後3ヶ月を過ぎると、授乳に集中せずに周りをキョロキョロ見たり乳首を噛んだりする「遊び飲み」をする子が増えますが、傾けるだけでミルクが出る「丸穴」だと遊び飲みを助長してしまう可能性があります。吸う力が強くなったり遊び飲みを始めた頃に違う穴の形に変えましょう。
哺乳力がつく生後3ヶ月頃からは、吸う力によって量を調整できる「スリーカット」がおすすめ

Y字に切り込みが入った「スリーカット」は、赤ちゃんが吸うことでミルクが出てくる仕組みです。吸う力によって量が調節できるので、「丸穴」では飲みすぎてしまう赤ちゃんや3ヶ月を過ぎて哺乳力がついてきた赤ちゃんにおすすめです。
1回に飲む量が多い赤ちゃんや果汁用におすすめで、口の動きによって穴が開く「クロスカット」

「クロスカット」はX型に切り込みが入った形で、吸った時の穴の大きさがスリーカットよりも大きく開くので一度に出るミルクの量が多いことが特徴です。スリーカットでは量が少ない場合や果汁などの詰まりやすい飲み物を与える時に向いています。
授乳の頻度や赤ちゃんの好みに合わせてちくびの「素材」を選ぼう
哺乳瓶用ちくびの素材によっても飲みやすさや消毒の方法が異なってきます。ここでは代表的な3種類の素材をご紹介します。
完全ミルクや頻回授乳の時期には、耐熱性があり電子レンジ消毒もできる「シリコン製」がおすすめ

シリコン製ゴムは耐久性・耐熱性に優れているため、煮沸・薬液消毒に加えて電子レンジ消毒ができる手軽さが魅力です。完全ミルクや頻回授乳の時期の消毒の回数が多い方におすすめです。
またゴム特有の匂いがしないことも魅力ですが、硬さがあるため咥えるのを嫌がる場合もあります。傷がつきやすい素材であるため、雑菌の繁殖には要注意です。
柔らかい感触が好みの赤ちゃんには「イソプレンゴム」がおすすめ

イソプレンゴムは、合成ゴムでできており弾力があり柔らかいことが特徴です。シリコン製よりもママのちくびに似た感触なので、赤ちゃんが咥えやすく母乳育児との併用もしやすくなっています。
ゴムの匂いがあるため赤ちゃんが嫌がる可能性があり、また熱に弱いので高温による消毒方法が対応可能かどうか事前にチェックするようにしましょう。
母乳育児を続けたい場合は、本物のような柔らかさがある「天然ゴム」がおすすめ

天然ゴムは3種類のなかでもっとも柔らかく、本物のおっぱいを吸った時の感覚と似ていることが特徴です。このことから哺乳瓶を好みおっぱいでの授乳を嫌がる乳頭混乱になりにくく、混合育児をする際におすすめの素材です。
ゴム素材であるため、熱に弱く匂いがきついことが難点です。消毒方法や赤ちゃんが匂いを嫌がらないか注意を払う必要があります。
薬剤・電子レンジ加熱・煮沸など普段使っている哺乳瓶の「消毒方法」に対応しているものを選ぼう

哺乳瓶やちくびの消毒方法は、おもに薬剤・電子レンジ加熱・煮沸の3種類です。電子レンジ消毒不可であったり、薬剤にはつけられなかったり、商品によって対応している消毒方法はさまざまです。
ちくびを新しく買い換える前に、普段使っている消毒グッズや方法と合うものかどうか確認し、対応しているものを選びましょう。
広口タイプ・スリムタイプなどの哺乳瓶の「型」と合わせると、手持ちの哺乳瓶に対応できる

哺乳瓶には、広口タイプ・スリムタイプなどの「型」があり、同じメーカーのものでも型が違えば使えないこともあります。反対にメーカーが違っても、型が同じであれば使えることも多いので、赤ちゃんに合った型を選んで固定することをおすすめします。
哺乳瓶用ちくびのおすすめ人気ランキング10選
ここからは、Amazon・Yahoo・楽天などの大手通販サイトで人気の哺乳瓶用ちくび10選をランキング形式でご紹介します。
1位 Pigeon(ピジョン) 母乳実感 乳首 1ヵ月 S 2個入 丸穴

amazon.co.jp
素材:合成ゴム(シリコーンゴム)
消毒方法:煮沸、薬液、電子レンジ
赤ちゃんが生まれながれに持っている口の動きで自然に飲めおっぱいと併用し母乳育児を続けやすい
ピジョン母乳実感は、60年以上の研究が生んだ「自然に飲める」を追求した設計の哺乳瓶シリーズです。生まれながらの口の動きで飲めるので、おっぱいと併用しやすく、安心して母乳育児を続けられます。
おっぱいに近づけ、スムーズな舌の動きをさまたげない触感と口に密着できるぴたっとカーブ、適切なくわえこみ目安のラッチオンライン、成長・発達に合わせて設計された吸い穴の形状が特徴です。
2位 Pigeon(ピジョン) 病産院用哺乳瓶 直付け式 用 母乳実感直付け乳首 低負担・流量大

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素材:シリコンゴム
消毒方法:‐
病産院で使用されている流量大タイプの哺乳瓶用ちくび
病産院で使用されている耐熱ガラス製哺乳瓶用の、吸啜力が弱くても流量が保てる穴サイズのちくび。吸う力が弱くてもたくさんミルクが出るので身体に負担をかけずに飲むことが必要な赤ちゃんにおすすめです。
病産院で慣れたものを使用することで自宅でも授乳しやすいこと、瓶に直付けするタイプなので洗浄と消毒をするパーツが減って手軽に使えることなどが魅力です。
3位 Pigeon(ピジョン) 桶谷式直接授乳訓練用 母乳相談室 乳首

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素材:合成ゴム(シリコーンゴム)
消毒方法:煮沸
母乳哺乳に移行するトレーニングのための哺乳びん「母乳相談室」専用乳首
扁平・陥没乳首などでうまく母乳をあげられない時や赤ちゃんがうまく口を開けられない時など、母乳哺乳に移行するトレーニングのための哺乳びん「母乳相談室」専用ちくびです。
お母さんの乳房に近い形状で母乳を飲んでいる時と近い口唇と舌の動きができ、吸い穴が小さいため母乳を与える時と同じように強い力で吸えるように作られています。
4位 b.box(ビーボックス) ベビーボトル専用ティート ステージ3 ベビーボトル専用替え乳首

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素材:シリコン
消毒方法:電子レンジ、滅菌機対応
発達に合わせて付け替え可能で、食洗機・減菌機対応なのも嬉しい
オーストラリア生まれのお食事アイテムブランドb.box(ビーボックス)のベビーボトル専用替えちくびです。赤ちゃんがミルクを飲むと同時に空気を吸い込んで、腹痛を訴えて泣くコリック現象を低減する構造を採用しているので自然な授乳をすることができます。
発達・吸う力に合わせて3段階に分けられており、同じ哺乳瓶を使用できるので発達に合わせて付け替え可能です。食洗機・減菌機対応なので手軽に使えることも嬉しいポイントです。
5位 Pigeon(ピジョン) スリムタイプ乳首 S (丸穴) 0ヵ月から

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素材:合成ゴム(シリコーンゴム)
消毒方法:煮沸、薬液、電子レンジ
柔らかいシリコン素材と通気孔がミルクの流れをスムーズにし飲みやすい
柔らかい素材で赤ちゃんがスムーズに飲めるように開発されたちくびです。柔らかいシリコン素材なので、赤ちゃんの舌の運動に合わせて乳首が動き、飲みやすさを促します。
また、通気孔がミルクの流れをスムーズにし、乳首のつぶれやへこみをなくします。丸穴なのでミルクが出やすく新生児から使うことができます。耐久性に優れた素材なので長く使えますよ。
6位 Dr.betta(ドクターベッタ) ブレイン 広口 替 乳首 2個セット( 丸穴S ) ズーム・ティー

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素材:シリコン
消毒方法:煮沸
助産師の経験から生まれた吸うとなみなみ部分が伸びて赤ちゃんの口・舌にフィットするちくび
ママのおっぱいのように力強い咀嚼を促し、赤ちゃんが工夫しながら飲むように助産師が考案しました。噛んで咀嚼しないとミルクが出てこない仕組みです。
咀嚼させることであごを発達させ歯を丈夫にしたり、唾液の分泌を促します。 また吸うとやさしくのびて、ママのおっぱいのように赤ちゃんの口・舌にフィットします。
7位 Bean Stalk(ビーンスターク) ニプル 赤ちゃん思い 広口タイプ

wowma.jp
素材:合成ゴム(シリコーンゴム)
消毒方法:‐
新生児から卒乳までサイズアップ不要!赤ちゃんの咀嚼力を育てるちくび
赤ちゃんの母乳の飲み方とお口の動きの視点から小児歯科医と共同研究・開発されたちくび。また赤ちゃんの飲む力によって量が変わるクロスカットを採用。全月齢に対応できるので、卒乳までサイズアップ不要でワンサイズで使えます。
上顎にフィットする形なのでお母さんのおっぱいを飲むように大きな口を開けて飲めます。飲みやすい上に上顎にフィットすることで咀嚼力も育ちます。離乳食への移行がスムーズになるように咀嚼力を育てる機能性があることも人気の理由です。
8位 chu chu(チュチュ) どこでも すぐ飲める 紙パック用 乳首

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素材:合成ゴム(シリコーンゴム)
消毒方法:‐
哺乳瓶がなくても紙パックのまま飲めて便利で新生児から卒乳まで使用可能
哺乳瓶がなくてもどこでもすぐに飲むことができるベビー向けの紙パック飲料専用乳首です。新生児から卒乳まで全月齢に使用することができます。
またママのおっぱいをお手本にしたスーパークロスカットなので、吸う力に応じて飲む量を調節でき、また穴が閉じている時は倒してもこぼれる心配もなく安全で清潔です。
9位 Combi(コンビ) テテオ 授乳のお手本 LiCO 乳首 Mサイズ

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素材:合成ゴム(シリコーンゴム)
消毒方法:煮沸、薬液、電子レンジ
煮沸・薬液・電子レンジによる消毒・除菌が可能で便利
ミルク育児から母乳復帰を目指すための形状に仕上げた多くの病産院で使用されているちくび。赤ちゃんの個人差に対応した四段階流量調節機能、赤ちゃんの口にフィットしやすい形状などにこだわったママも赤ちゃんも納得できるように開発されました。
また煮沸・薬液・電子レンジの主要な3つの消毒・除菌方法が可能で、お手入れのしやすさも魅力の一つです。
10位 NUK(ヌーク) プレミアムチョイス・替えニップルS シリコーン 丸穴(小) 母乳・お茶・さ湯用

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素材: 合成ゴム(シリコーン)
消毒方法:‐
ママの乳首を再現した独自のニップルなのでパパや保育園でも安心して使える
ドイツを代表する哺乳瓶・おしゃぶりブランド、NUK(ヌーク)。「母乳育児を応援する」という理念のもと、商品開発された、ママにとって優しい商品になっています。
赤ちゃんのお口の中で柔軟に形を変えるママの乳首を再現した独自のニップルなので、ミルクと母乳の切り替えがスムーズでパパや保育園でも安心して使えます。また赤ちゃんの口腔やあごの発達を、より健やかにサポートします。
おすすめの商品一覧
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「交換頻度」は2ヶ月に1度が◎劣化を避けるために2〜3個をローテーションで回して使おう

哺乳瓶用ちくびは消耗品として交換して使用するようにしましょう。交換頻度は2ヶ月に1度がおすすめですが、変色したり形が変わってきたら衛生面や赤ちゃんの吸いやすさを考慮して、新しいものに交換しましょう。
劣化を避けたり、洗浄・消毒の手間を省くためにも2〜3個をローテーションで回して使うのがおすすめです。ちくび穴の洗浄が不十分だと匂いや変色の原因になります。ちくびの洗浄用のスポンジを使っても良いでしょう。
ちくびの種類を変えたり、温めたりなど「哺乳瓶拒否の対処法」をご紹介

突然、哺乳瓶での授乳を嫌がりママを困らせてしまう赤ちゃんも多いです。ちくびの感触や温度などが関係していることもあるので、赤ちゃんが落ち着いて咥えてくれるようにちくびの種類を変えてみたり、温めてみたりといった対処法を試してみることをおすすめします。
また、ちくびの先に母乳をつけてみる、母乳を飲ませながら哺乳瓶に切り替える方法も効果があると言われています。困った時はこれらの方法を試してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか。赤ちゃんの生育や育児で忙しいママのライフスタイルに密接に関わってくる哺乳瓶用ちくびは、さまざまな工夫と進化が遂げられていますね。
赤ちゃんの成長や吸い方などの個人差や授乳のスタイルに合わせてちくびの種類を選ぶことが重要です。赤ちゃんとママにぴったりな哺乳瓶用ちくびを見つけて、幸せな授乳時間を過ごせることを願っています。