お米を研ぐときに、お米が流れてしまうことなく簡単に水切りできたり、寒い冬に冷たい水に触れずにお米を研ぐこともできる、米とぎボウル。しかし市販の商品にはシェイカー式や水流式など、さまざまな商品があってどれがいいのか迷ってしまいますよね。
今回はそんなあなたに「米とぎボウル」の選び方と、Amazonや楽天などの通販でも買えるおすすめの商品をランキング形式でご紹介していきます。トングが付属したセット商品や、水に一切触れずに水の計量までできるものまでありますので、ぜひ選ぶ際の参考にしてくださいね。
米とぎボウルの選び方
米とぎボウルを選ぶ際に重要な6つのポイントを見ていきましょう。
お米の消費量にあわせてサイズを選ぼう

研ぎたいお米の量がギリギリ入るサイズのボウルだと、お米がボウルからはみでてしまわないように気を使ったり、水を切るのが難しくなってしまいます。目安としては、研ぎたいお米の量に1合分の余裕があるサイズを選ぶようにしましょう。
1人暮らしなど一度に2合までずつ炊飯することが多いなら3合タイプ、一度に3合以上のお米を炊くことが多いなら5合以上のサイズがおすすめです。ただし、3合サイズ以上の米とぎボウルはある程度の収納場所が必要になります。
手軽に使うなら「プラスチック」、長期的に使うなら「ステンレス」を選ぼう
一般的に、米とぎボウルには「プラスチック」製と「ステンレス」製の2種類があります。それらのおもな違いは値段・軽さ・耐久性です。ステンレス製の方が長く使えますが、使い方によってはプラスチック製でも長持ちさせることができます。
リーズナブルな価格帯かつ軽量で扱いやすい「プラスチック」

「プラスチック」製の米とぎボウルは、値段が安い商品が多いことが魅力です。ステンレス製よりも耐久性では劣りますが、丁寧に扱っていれば長く使うことも不可能ではありません。ステンレス製よりも軽いため、お米と水を入れても重くなりにくいこともメリットです。
また色やデザインもシンプルなものからポップでかわいいものまでバリエーションが豊富なので、キッチン周りのデザインにこだわりたい人におすすめです。
傷つきにくくさびにくい耐久性に優れた「ステンレス」

「ステンレス」製の米とぎボウルは、シャカシャカとお米を強めに研いでも傷がつきにくいため、長く使えることが特徴です。プラスチック製よりも重量がありますが、底面が斜めになっているものなら大量のお米でもらくに水切りができます。
ステンレス製でさびにくい商品を選ぶには「18-8ステンレス」などの表記がある商品がおすすめです。これは18%のクロムと8%のニッケルが配合されているという意味で、クロムの配合率が高いものほど錆びに強い商品といえます。
使い勝手にあわせてボウルの形状を選ぼう
米とぎボウルの最大のメリットである「水切りのしやすさ」ですが、商品によって使い勝手に違いがあります。おもに「一体型」と「分離タイプ」があり、洗い物の手間や、お米以外の食材でも使いたいかどうかで選ぶとよいでしょう。
収納スペースをコンパクトにできて、米とぎもひとつのボウルで完結できる「一体型タイプ」

ボウルの側面や底に水切り穴が空いている「一体型タイプ」の米とぎボウルは、分離タイプよりも収納に場所をとらないことや、米をとぐところから水切りまでが1つのボウルのみでできる手軽さが魅力です。穴が側面の上部に空いているものなら浸水させておくこともできます。
穴の位置が底面や下のほうについているものは水を溜められず、お米をとぐ際に多くの水を必要とするため、節水したい方ならなるべく上のほうに水切り穴がついているものがおすすめです。
米とぎ以外の調理にも幅広く活用するなら「分離タイプ」

野菜を洗って水切りしたり、茹でた麺の水切りなど、お米を研ぐ以外にも使いたいなら「分離タイプ」がおすすめです。穴が空いていないボウルとざるが分離できるようになっており、それぞれ単体でも使えて、米とぎだけでなくあらゆる調理で活用できます。
商品によってはざるとボウルを一部固定できるものもあり、ボウルを傾けることでザルが回転してらくに水が切れるタイプもあります。さまざまな使い方ができるので、キッチンツールをなるべくコンパクトにまとめたい方におすすめです。
底部分が斜め仕様のものや取っ手付きなど、水切りしやすい構造もチェック

水とお米が入ったボウルはかなりの重さになりますが、底部分が斜めにデザインされているものや、取っ手付きのボウルなら比較的らくに水を切ることができます。とくにステンレス製は重いため、底部分が斜めのもののほうがおすすめです。
取っ手付きのものは片手で持って軽く傾けるだけで水が切れます。麺のお湯を切るときにも、片手でシャッシャと上下に振りやすく使いやすいでしょう。
麺類の湯切りに使用したり、食洗機で洗浄できるか耐熱温度も確認しておこう

とくにプラスチック製の米とぎボウルを麺の水切りにも使う場合、沸騰した熱いお湯に直接触れることになります。沸騰したお湯は100度以上の温度になるため、それ以上の温度に耐えられる素材かどうか、耐熱温度をかならずチェックしておきましょう。
また耐熱の商品なら、食洗機が使える場合も多いため、普段食洗機で洗い物をしている方なら要チェックです。より調理や片付けの手間を減らすことができるようになります。
手荒れが心配な方やネイルが心配な方は、水に触れない仕様のものを選ぼう
お米をお湯で研ぐと風味が損なわれ、食感も美味しくなくなってしまうため、寒い冬でも20度以下の冷水で洗う必要があります。しかし冷たい水での米とぎはつらいですよね。またネイルをしている方も、水に触れずにお米を研げる商品があるのでチェックしてみてください。
泡立て器の要領でお米を研ぐなら「専用トング付き」

しっかりとお米を研ぎたいけれど水やお米に直接触れたくないという方なら、お米を研ぐ専用のトングが付属した「専用トング付き」の米とぎボウルがおすすめです。寒い冬でも冷たさや手荒れなどのストレスを感じることなくお米を研ぐことができますよ。
お米を研ぐことに特化したシェイカーや水流タイプとは異なり、このタイプであれば野菜の水切りなどにも使用可能です。米とぎトングのみの販売もされているため、トングのみがほしい方はぜひチェックしてみてください。
水を入れて振るだけでお米を研ぐなら「シェイカー式」

お米と水を入れて、プロテインシェイカーのように上下にシャカシャカと振るだけでお米を研ぐことができる「シェイカー式」なら、水に一切触れずに洗米することが可能です。水の量も最低限で済むため、節水にもつながります。
このタイプは3合までのサイズが多いため、1〜2人暮らしで3合以内のお米を炊きたい方に向いています。とはいえ研ぐのが簡単なので、2回に分けて3合以上のお米を洗うといった使い方も可能です。
蛇口にセットして水圧でお米を研ぐなら「水流式」

蛇口にお米を入れた米とぎボウルをセットして、蛇口から落ちてくる水の勢いを使って対流を起こしお米を研ぐ「水流式」の米とぎボウルもあります。対流でお米同士が擦れることで研げるため、ネイルをしている方でも水に触れずに米とぎが可能です。
ただし対流を起こすためには蛇口からめいっぱい水を出す必要があり、節水したい方には向いていません。また蛇口からの水の勢いが弱い場合にはうまくお米が研げないため、そういった点は注意が必要です。
米とぎボウルのおすすめ人気ランキング10選
それではここから「米とぎボウル」のおすすめ人気ランキングを発表していきます。シェーカーで米とぎから水の計量まで手を濡らさずに行えるものや、米とぎ棒付きであらゆる調理に使えるものなどありますので、ぜひ気になる商品をチェックしてみてくださいね。
1位 Joseph Joseph(ジョセフジョセフ)水切り一体型ボウル(プレップ&サーブ) 0899967082880

amazon.co.jp
材質:ボウル/PP(ポリプロピレン)、滑り止め/TPR(サーマルプラスチックラバー)
重量:345g
容量:4.0L
機能:耐熱温度:140度、食器洗浄乾燥機使用可
野菜の水を切ってそのままサラダボウルに使えるサイズ
この米とぎボウルは独特の形状をしており、水を切る際に持ちやすいフレームと、お米や野菜などの水を切るのに便利な穴が側面についている一体型のボウルです。4Lとかなりラージサイズなので、5合以上のお米も余裕で研げます。
スモールサイズの商品もあり、そちらは1Lで約5合サイズです。耐熱温度は80度までなので麺の湯切りには使えませんが、食洗機には対応しています。
2位 パール金属(PEARL METAL) ララシャイン ステンレス製米とぎボール H-5334

amazon.co.jp
材質:本体/ステンレス鋼、すべり止め/シリコーンゴム
重量:440 g
容量:(約)3L
機能:ー
安定感◎5〜6合のお米が研げて水切りで失敗しにくい
ステンレス製で容量が3Lと大きめな米とぎボウルです。底面には滑り止めのラバーがついていて安定感があります。5〜6合程度のお米が研げるという声もあり、3人以上のご家庭に最適です。
穴は側面上部についているため浸水させておくことも可能なので、水切りも簡単にできます。また目盛りもついているため、分量をはかる際にも便利です。さらに耐久性が高いため、コスパがいいものを探している方にもおすすめできます。
3位 tk-jiang 米研ぎボウル

rakuten.co.jp
材質:ABS樹脂
重量:ー
容量:3合まで
機能:取っ手付き、フィルター付き
水の計量もできる!お米やフルーツを洗って水切り
3合までのお米に対応した、本体を振って研ぐタイプの米とぎボウルです。豆類やぶどうなどのフルーツも洗って水を切ることができます。水切りしやすい取手とハンドルがついているので、使いやすさも抜群です。フタにはお米がこぼれない細かいメッシュが施されています。
また目盛りがついているため、水の計量もこれひとつで可能です。手を濡らさずにお米やフルーツなどを洗いたい方はぜひチェックしてみてください。
4位 こだわり雑貨本舗 マルチ水切りボウル 4958826005708

yahoo.co.jp
材質:ステンレススチール
重量:約300g
容量:ー
機能:底部分が斜め仕様
「ストレスフリーで一生使える」高評価のステンレス製
側面に水切り穴が空いており、底の部分が斜めにカットされていて水切りしやすい、ステンレス製の一体型米とぎボウルです。穴の形状と大きさは目詰まりしにくく水が切りやすい絶妙なデザインで、お米を流さずにうまく水だけを切ることが簡単にできます。
レビューでも「ストレスフリーで一生使える」「購入してよかった」「毎日の作業がこんなに楽になるとは」などと全体的に高評価です。
5位 Mashup 新潟でつくられた 米とぎボウル&米とぎ棒 KTB-100

rakuten.co.jp
材質:ボウル・ザル・米とぎ棒ハンドル/ポリプロピレン(耐熱温度120度) 米とぎ棒先端部/シリコーンゴム(耐熱温度180度)
重量:約218g
容量:約1000ml
機能:米とぎ棒付き
かわいいだけでなく使い勝手も抜群!米とぎ棒付き
3合サイズで2合程度までのお米を普段炊く人におすすめな、専用トング付きのプラスチック製米とぎボウルです。分離型なので、ざるには底面、ボウルには側面上部に水切り穴がついており、それぞれ単体でも米とぎボウルとして使用できます。
お花と星のようなデザインはそのままテーブルに出してもかわいく、持ち手にもなるため非常に便利です。米とぎだけでなく、あらゆる調理に使えます。
6位 曙産業 ミラくるザル・ボウル 米とぎセット MZ-3514

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材質:ミラくるザル・ボウル: ポリプロピレン(耐熱温度120℃/耐冷温度−20℃) 米とぎ: 本体/ポリエチレン(耐熱温度80℃/耐冷温度−30℃) ハンドル/ポリプロピレン(耐熱温度120℃/耐冷温度−20℃)
重量:ミラくるザル・ボウル/345g、米とぎ/46g
容量:3.2L
機能:食器洗い乾燥機対応(ミラくるザル・ボウルのみ)
絶対にお米をこぼさない画期的な水切り構造!
4合までのお米が洗えて、傾けるだけでお米をこぼさずに水切りできる画期的な米とぎボウルです。ボウルを傾けると、ボウルに両端を固定したお米入りのざるは水平なまま、水の入ったボウルだけを傾けることができます。
ボウルとざるは別々に取り外して使うことも可能です。付属の米とぎ棒は手で研いだように洗える特殊な形状であり、手を使わずにしっかりとお米を研ぐことができます。
7位 サンケイ 銀しゃり名人 4580458840022

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材質:本体:ポリプロピレン 底材:エラストマー
重量:399.16 g
容量:0.9 L
機能:水流洗浄
水に触れずゆするだけ!旨味を残し汚れだけを取り除く
こちらはざるの内側が特殊な作りになっており、お米と水を入れてゆするだけでお米が研げる米とぎボウルです。1〜4合までのお米に対応しています。ざるをやさしくゆすることで、お米同士が対流しながら擦れ、細胞壁は壊さずに肌ヌカだけが剥がれ落ちる構造です。
そのためお米のうまみを残しながら洗米できて、おいしいごはんが炊けます。手で洗う必要がないため、冬場やネイルをしている方にもおすすめです。
8位 Skater(スケーター) 米研ぎシェーカー RWS1

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材質:上フタ・下フタ/ポリプロピレン、上本体・下本体/飽和ポリエステル樹脂、パッキン/シリコン樹脂
重量:380g
容量:3合まで
機能:シェーカー洗浄
米とぎから水の計量までがこれひとつでできてかわいい
スヌーピーデザインがかわいらしい米とぎシェイカーです。最低限の水でしっかりお米が研げるので、水道代を節約したい方におすすめできます。冬場の冷たい水に触りたくない方や、ネイルをしていて剥がれが心配な方にもおすすめです。
また水の計量もそのままできるので、米とぎから炊飯までがスムーズにできます。ほかにもトムとジェリーデザインや無地デザインもあります。ユーザーレビューも全体的に高評価です。
9位 パール金属(PEARL METAL) 米とぎ侍 C-1845

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材質:ポリプロピレン
重量:90g
容量:2合まで
機能:水流洗浄
ちょんまげを回す・引き上げるだけ!水切りまで簡単
お侍さんのちょんまげのようなデザインと顔がかわいらしい米とぎボウルです。顔の部分がお米を計量できるようになっており、胴体部分にお米を移してフタを閉め、ボウルに水を入れたらちょんまげを持って回すだけでお米が研げます。
軽く回すだけで対流が起きてしっかりお米が研げる特殊設計です。水切りはそのままちょんまげを持って引き上げるだけ。2合までの対応なので、1人暮らしの方におすすめです。
10位 石丸合成樹脂 米こさん H-663

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材質:本体/ポリプロピレン 蓋/ポリエチレン 網/18-8ステンレス鋼
重量:約125g
容量:3合まで
機能:取っ手付き
1人暮らしの方におすすめの水流式米とぎボウル
手を使わずに、水圧だけでお米が研げる水流式の米とぎボウルです。3合までのお米に対応していますが、レビューではしっかりとお米が回転するのは1合までという声も。蛇口の水圧が強いご家庭におすすめです。
しかしうまく対流がおきない場合でも軽くシャカシャカと振れば問題なく、水切りもしやすいため手を濡らさずに使えるというレビューもあります。少量のお米を炊きたい方向きでしょう。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
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![]() こだわり雑貨本舗 マルチ水切りボ……
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![]() 曙産業 ミラくるザル・ボウル 米と……
6
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![]() サンケイ 銀しゃり名人 4580458840……
7
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2,178円 |
4.39 |
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![]() Skater(スケーター) 米研ぎシェ……
8
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1,650円 |
4.14 |
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![]() パール金属(PEARL METAL) 米と……
9
|
888円 |
3.8 |
|
![]() 石丸合成樹脂 米こさん H-663
10
|
378円 |
3.95 |
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まとめ
米とぎボウルは一般的に1年中使うものなので、できれば水に触れずにしっかりお米が洗える米とぎ棒付きやシェイカー式がおすすめです。米とぎだけでなく野菜や麺類の水切りにも使えるタイプだと収納場所も節約できて、コスパもいいですね。
この記事でご紹介した選び方を参考にして、ぜひあなたにぴったりの米とぎボウルを見つけてみてくださいね。