電源ユニットとは、パソコンの電力供給パーツのことです。パソコン電源と呼ばれることもあり、コンセントからとった電流を使えるように変換して、パソコンの起動・動作を安定して行えるようにしてくれます。
電源ユニットが故障すると、どのような製品と交換すればよいのだろうと悩むのではないでしょうか。
玄人志向やオウルテックのような電源ユニットの人気メーカーからは、さまざまな電源規格・電源容量・コネクタ接続方法の製品が販売されています。電源ユニットを正しく交換するための選び方を見ていきましょう。
電源ユニットの役割
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電源ユニットの基本となる役割は、コンセントから取った交流電流を直流電流に変換することです。直流になった電流は、コネクタを介してマザーボードへと電力を送られます。
近年のパソコンは性能が著しく向上し、グラフィックボード・冷却ファン・HDDやSSDといった各パーツの必要とする電力も増えてきました。電源ユニットはこれらのパーツに適切な電力を供給する役目も担っています。
このように電力供給を行っている電源ユニットがなくては、コンピューターは動きません。CPUをコンピューターの脳、マザーボードを身体にたとえると、電源ユニットは心臓部です。
電源ユニットの寿命と交換方法
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電源ユニットの寿命は稼働率・負荷率など使用環境によって異なります。使用されている電解コンデンサーの寿命と考えあわせると、およそ4~5年程度で劣化がひどくなるため、寿命が近いと考えた方がよいです。
電源ユニットを交換するときは必ずパソコンの電源を切り、PCケースとコンセントを繋いでいる電源ケーブルを抜いた状態にしてください。PCケースが動かせるようになったら、作業しやすいようにケースをゆっくり倒しましょう。
PCケースのフタを開いたら、電源ユニットから各パーツへ接続しているコネクタを抜いていきます。20/24ピン、4/8ピン、PIC-E、ファン用など各方面に伸びているはずです。なお、この時に写真を撮っておくと、後の作業が楽になります。
コネクタを全て抜いたら、電源ユニットをケースに留めているネジを外して、新しい電源ユニットと交換します。その後はネジをつけて、コネクタを各パーツに差していきましょう。写真を見ながら行えば差し間違いも起こりません。
電源ユニットの選び方
電源ユニットを選ぶポイントは、電源規格・電源容量・コネクタの出し方・機能の4点です。この中で電源規格と電源容量は欠かせないため、必ず確認をしましょう。
規格から選ぶ
電源ユニットの規格は、マザーボードの規格にあわせて設定されています。マザーボードによっては使用できない電源もあるため、慎重に選んでください。
現在は流通がないATX
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1995年にインテル社が制定した規格です。パソコン用の電源ユニットといえばATX電源を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
しかしながら現行のマザーボードはメインコネクタが24ピンに対して、ATXのコネクタピン数は20と型遅れであることは否めません。現在ではATX規格の製造はなく、旧来の20ピンマザーボード用電源はATX12V規格が兼用しています。
主流となっているATX12V
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ペンティアム4以降のATXマザーボードに合わせられた、現在主流となっている電源規格です。20ピンであったATXのメインコネクタに4ピンが追加され、1000Wや1200Wなど大きな消費電力に対応できるようになりました。フルタワー・ミドルタワー・ミニタワーと幅広いPCケースに対応しています。
メインコネクタは24ピンが一つになっているタイプのほかに、20ピンと4ピンで分離できる形状も存在します。分離できるものは20ピンにしか対応していないマザーボードにも装着が可能です。
サーバ用電源に適しているEPS12V
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複数のCPU・GPUの電力消費を賄うための電源規格です。その性能から、EPS電源はサーバマシンやワークステーションに搭載されます。ATXと比べると本体が大きいことが多く、一部の端子形状が異なっていることも少なくありません。
近年ではATX12VとEPSを兼ねた電源ユニットが多くなり、EPSのみ対応のモデルは減少しつつあります。価格も高いため、個人用パソコンであればEPS電源に目を向ける必要はないでしょう。
ミニタワーPCの電源に向いているSFX
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小型の電源ユニットであり、マイクロATXと呼ばれる規格のマザーボードによく使用されます。パーツが干渉しにくく、ミニタワーPCを組みたいときにおすすめです。
ATX電源のコネクタと互換性があるため、ATX規格のマザーボードでも問題なく動かせます。ただし電源容量は100~400W程度と低いため、高性能CPU・グラフィックボードを搭載したPCには向きません。
省スペースPCの電源として使われるFlexATX
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SFXよりもさらに小さく、直方体の形状となっている電源規格です。主にキューブ型PCケースに採用されており、PC本体に省スペースを求める場合に適しています。小型化に伴って電源容量も250~350Wと低く、形状も特殊なため、流通量は多くないです。
メーカー製PC電源として採用されるTFX
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TFXはメーカー製のパソコンで採用されている電源規格です。フレックスATXと同様にスリムな形状であり、きっちりと区分けされたPCケース内の電源部に収まるように作られています。
購入したパソコンの電源ユニットがTFXだった場合、同型のTFX電源でなければケースに収まりません。電源容量が小さくケーブル長も短いため、PCケースに余裕を持たせやすい自作パソコンで採用することはまずないでしょう。
コネクタの出し方から選ぶ
電源ケーブルのコネクタは、内蔵基板と直接はんだ付けをされているかどうかにより利便性が異なります。
コネクタが固定されている直付け式
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直付け式は、電源ユニット内部からケーブルが伸びているタイプです。ケーブルはユニット外装の穴からまとめて出ているため、電源ユニット周辺をすっきりとできます。マザーボードや天井ファンなどと干渉しにくいのがメリットです。
必要なコネクタが最初から揃っているのも利点ですが、ケーブルを外す・追加するといったカスタマイズはできません。ケーブルの長さも決まっているため、PCケース内のパーツ距離を正確に調べておくことが必要と言えます。
コネクタをカスタマイズできるフルモジュラー式
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電源ユニット背面に差込口があり、コネクタケーブルを差し込んでいくタイプです。プラグイン式とも呼ばれ、必要なコネクタを自分で選んで着脱ができます。SSDを2~3枚使いたい、冷却ファンを複数設置したい方におすすめです。
カスタマイズ性が高いだけでなく、コネクタケーブルを買い替えれば長さも調整できます。PCケースを大きなものに替えても、コネクタケーブルを調整すれば電源ユニットをそのまま使えます。
ケーブルは個別に伸びているため、電源ユニット周辺は混雑してしまいます。ケーブル同士が絡み合ったり、他パーツと干渉したりしないように、注意して差し込んでいきましょう。
見た目のよさとカスタマイズ性を両立したセミモジュラー式
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必須であるメインコネクタやCPUコネクタなどは直付け式、その他のコネクタはモジュラー式を採用しているタイプです。ケーブル類で最も幅をとるメインコネクタをまとめつつ、カスタマイズ性も十分確保できます。
電源容量を計算して選ぶ
パソコンはCPU・メモリ・HDD・グラフィックボードなど、多くのパーツで電力を消費しています。電源ユニットの電源容量は、パソコンの使用電力量よりも大きな値が必要です。最低でも1.3倍程度、できれば1.8~2倍の電源容量を確保しましょう。
300W以下のローエンド
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300W以下は、SFXのような小型電源ユニットに見られる電源容量です。PCケースのサイズに縛られないのはメリットですが、CPU・HDD・メモリ・ファンといった基本パーツだけで電源容量をかなり使ってしまい、電力の余裕は多くありません。
また、高性能なグラフィックボードは搭載できず、3D描画を伴う作業には向いていないのが欠点です。パソコンはMSワード・エクセルを使った事務作業をするだけ、といった方に適している容量と言えます。
300~600Wのミレルレンジ
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電源ユニットとしては商品レパートリーの多い容量帯です。HDD・SSDを2つ以上搭載したり、グラフィックボードの使用を考えるのもこの辺りからでしょう。
500Wを超えるあたりからは、中程度のメモリ量を持つグラフィックボードも稼働させることができます。描画・演算の負担が多くない作業であれば、快適に作業できます。
600W以上のハイエンド
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ハイエンドと言っても、600Wから1500Wや2000Wなど容量の幅はとても広いものです。このクラスが必要なら、容量はグラフィックボードの消費電力から決めましょう。1000W以上のクラスになると最新3DゲームやCADでの設計、仮想通貨のマイニングが視野に入ってきます。
電力消費の大きい作業は排熱が多くなるため、PCケース内に熱がこもりやすくなります。電源ユニットを含めてパソコンパーツは熱で寿命が短くなるため、冷却ファンを搭載するなどケース内のエアフローを良くすることが必要です。
機能・性能から選ぶ
電源ユニットは年単位でパソコンを動かしていきます。ここでご紹介するのは目に見えて大きな効果はないものの、長期的な寿命・電気代節約に関わる機能です。
一定の変換効率を保証してくれる80PLUS認証
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80PLUS認証とは、電流を直流から交流へと変換する際、電源ユニットがどの程度の効率で変換できているかを示す規格です。たとえば100Wの直流電力を使うとき、変換効率90%なら111Wの交流電力を消費するだけで済みますが、80%では125Wも必要となります。
この80PLUSは変換効率80%のスタンダードから最高94%のチタンまで、6段階のランク分けがされています。このランクは寿命・品質とは関わりありませんが、ランクが高いほど電力を節約することが可能です。
高温環境での寿命をのばす105度電解コンデンサー
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電圧を一定にする電解コンデンサーは熱によって劣化しやすく、高温環境下では加速的に寿命が短くなってしまいます。高温環境での寿命を長く、耐用温度も向上したのが105度電解コンデンサーです。
他には85度電解コンデンサーもありますが、耐用温度は85度までで、高温環境での寿命もかなり低下してしまいます。高性能グラフィックボードを使用するため熱がこもりやすいといったケースでは、この105度電解コンデンサーの製品を選びましょう。
第4世代CPUを正常に動作させるHaswell対応
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ハズウェルとはインテル製第4世代CPUの開発コードであり、近年販売されているCore iシリーズなどが該当しています。このハズウェルを正常に動作させられるのが、ハズウェル対応の電源ユニットです。
ハズウェルではC6/C7ステートと呼ばれる機能があり、0.5W程度の省電力でスリープさせることができます。ハズウェル対応は、この少ない電力を調整して供給できる機能です。ハズウェル非対応電源でC6/C7ステートを実行すると、スリープではなく電源が落ちてしまうことがあります。
電源ユニットのおすすめ人気ランキング10選
電源ユニットの一般的な規格であるATX12Vの人気商品を10個ご紹介します。電源容量の小さな順から、希望の容量にはどのような商品があるかの参考にしてください。
1位 サイズ ショートタイプATX電源 剛短3 SPGT3-400P

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規格:ATX12V・EPS12V
ケーブル:セミモジュラー式
電源容量:400w
機能:80PLUS BRONZE認証・105度電解コンデンサー・Haswell対応
駆動音が少ないミドルレンジ電源
静音ファンで人気のあるサイズの製品です。ケーブルはセミモジュラーを採用し、必要なコネクタはコンパクトにまとめつつ、カスタマイズ性も保っています。内蔵ファンが静かである点も人気です。
2位 玄人志向 STANDARDシリーズ KRPW-L5-500W/80+

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規格:ATX12V・EPS12V
ケーブル:直付け式
電源容量:500w
機能:80PLUS STANDARD認証・105度電解コンデンサー・Haswell対応
電源ユニットにこだわりがない中級者の方におすすめ
自作パソコン用パーツを廉価で製造・販売している玄人志向の製品です。スタンダードと銘打たれているようにケーブルは直付け式となっています。24/20ピン・4/8ピン・SATAコネクタなどのほか、HDD・FDDコネクタも付いているため、困ることはないでしょう。
なお、玄人志向の製品は詳細な説明書やアフターフォローがなく、PC自作がある程度できる人を購入層としています。大手メーカーと比べるとハードルが高いことに注意してください。
3位 玄人志向 KRPW-BK550W/85+

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規格:ATX12V・EPS12V
ケーブル:セミモジュラー式
電源容量:550w
機能:80PLUS BRONZE認証・105度電解コンデンサー
差込口が分かりやすくHDD増設が簡単
こちらはセミモジュラー式を採用しています。差込口はPIC-E用のほかにSATA用が2つ、PATA用が1つです。HDD・SSDの増設を簡単にできる手軽さが人気となっています。
4位 玄人志向 NEXTシリーズ KRPW-N600W/85+

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規格:ATX12V・EPS12V
ケーブル:直付け式
電源容量:600w
機能:80PLUS BRONZE認証・Haswell対応
コンパクトでありながらケーブルは長い
奥行きが125mmのため、小さめのPCケースにも搭載しやすい電源ユニットです。Haswellの省電力モードの動作確認がされているため、新しいCPUも安心して使えます。ケーブルは直付け式であり、重要なコネクタは長めにとられているのも嬉しい点です。
5位 コルセア RM650x CP-9020091-JP

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規格:ATX12V・EPS12V
ケーブル:フルモジュラー式
電源容量:650w
機能:80PLUS GOLD認証・105度電解コンデンサー
自作PC用の静音電源として人気
アメリカのPCパーツメーカーであるコルセアの製品です。ケーブルはフルモジュラー式であり、コネクタ用の差込口が多いためカスタマイズの楽しみがあります。
電力負荷に応じてファンの回転を制御するZero RPM Fan Mode機能にも対応しており、ゲームプレイでもファン音がせず、とても静かだと好評です。
6位 アンテック NE750 GOLD

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規格:ATX12V
ケーブル:セミモジュラー式
電源容量:750w
機能:80PLUS GOLD認証・Haswell対応
安価でありながら高い変換効率を持つ
アンテックもアメリカのPCパーツメーカーです。ケーブルはセミモジュラー式であり、差込口はPIC-E用が1つ・SATA用が3つ付いています。80PLUS GOLDの高変換効率が魅力ですが、音がうるさいという評価もいくつか見られました。
7位 オウルテック Seasonic FOCUS+シリーズ SSR-750FX

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規格:ATX12V
ケーブル:フルモジュラー式
電源容量:750w
機能:80PLUS GOLD認証・105度電解コンデンサー
Skylake対応の高性能電源ユニット
PCパーツを多数販売するオウルテックの電源ユニットです。80PLUS GOLDの省エネ性能はもちろん、冷却ファンにもこだわっています。ファンの回転制御スイッチや静かな動作音がレビューで高評価を得ていました。
インテルの第6世代CPUであるSkylakeに対応しているため、より細かな電力要求にも応えられます。10年交換保証つきなので早期の故障が発生しても安心です。
8位 コルセア RM850x CP-9020180-JP

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規格:ATX12V・EPS12V
ケーブル::フルモジュラー式
電源容量:850w
機能:80PLUS GOLD認証・105度電解コンデンサー
高い電源容量と静音ファンが魅力
フルモジュラー式の電源ユニットであり、各種コネクタケーブルがしっかり付属します。低負荷時にはファンが停止するゼロRPMファンモードを採用しているため、簡単な作業ではファン音が気になりません。
9位 サーマルテイク TOUGHPOWER GRAND RGB 850W

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規格:ATX12V・EPS12V
ケーブル:フルモジュラー式
電源容量:850w
機能:80PLUS GOLD認証・105度電解コンデンサー
LEDライティングを楽しめる256色発光ファン搭載
高い変換効率と、独特のファン性能が魅力の製品です。ファンは低負荷での回転制御モードがあるほか、256色に発光するのでPC改造の気分が味わえるでしょう。発光はスイッチでオンオフが可能です。
コネクタはフルモジュラーであり、カスタマイズ性が高くなっています。付属しているフラットケーブルは質感がチープであるものの、柔らかいため組み込みが簡単で便利です。
10位 エナーマックス MaxTytan EDT1250EWT

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規格:ATX12V
ケーブル:フルモジュラー式
電源容量:1250w
機能:80PLUS TITANIUM認証・105度電解コンデンサー
大容量・高変換効率のハイエンドモデル
1250Wもの出力をほこる、大容量電源ユニットです。80PLUS認証の最高ランクであるTITANIUMを取得しており、電力消費の激しい作業でも電気代削減が見込めます。スイッチ側には消費電力を可視化できるモニター付きです。
なお、他の電源ユニットと比較すると奥行きが4~6cmほど長くなっています。ケースの大きさはもちろん、コネクタの配線やマザーボードとの干渉にも注意が必要と言えます。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
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1
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11,980円 |
4.4 |
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![]() アンテック NE750 GOLD
6
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9,472円 |
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7
|
16,814円 |
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![]() コルセア RM850x CP-9020180-JP
8
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12,376円 |
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9
|
13,612円 |
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|
![]() エナーマックス MaxTytan EDT1250EWT
10
|
61,610円 |
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まとめ
電源ユニットはパソコンを動かすために欠かせないPC用パーツです。パソコンを自作・購入しても数年程度で寿命がくるので、選び方のポイントを把握しておきましょう。
電源ユニットは、パソコンのマザーボードに接続できる電源規格を選び、その後に電源容量を選択してください。コネクタはカスタマイズがしやすいフルモジュラー式がおすすめです。
OEM版パソコンでは、Windows OSのライセンス認証とパーツ構成がリンクされています。別型番の電源ユニットに交換するとOSライセンス認証が無効とされることがあります、この場合は同じ型番の製品を探すことをおすすめします。より快適にPCが使用できるように、最適な電源ユニットを選んでいきましょう。