床掃除やデスク上の掃除で活躍する黄色い化学モップ。オフィスでレンタルしているところも多いのではないでしょうか。山崎産業(コンドル)、テラモト、トラスコ中山などのメーカーが製造・販売を行っています。
こちらの記事では化学モップの選び方のポイントを紹介し、Amazonや楽天から今売れている人気の商品の調査結果をもとにおすすめの化学モップ商品を紹介します。
化学モップはレンタルもありますが、再生スプレーなどで手入れをすることで繰り返し使用できるものなので、長く使う場合はスペアなどを含め購入してしまった方が安上がりということもあります。
ほこりをキャッチ!化学モップの効果とは
出典:amazon.co.jp
化学モップとはモップにホコリやチリを吸着する薬剤を塗った掃除用モップのことです。薬剤の効果は静電気によってホコリを吸着することにあり、商品やメーカーによって帯電剤や吸着材といった呼び方をされています。
ほうきよりもゴミを集める能力に長けていて、主に床・タイルに使用します。持ち手の短いハンディタイプの商品もありデスク上や棚上などの物が置いてある細々したスペースのホコリ取りにも活躍します。
化学モップの使い方
出典:amazon.co.jp
化学モップは基本的には水に濡らさずにカラ拭きとして使用します。汚れの度合いにもよりますが、掃除した後はモップにホコリやゴミなどが付着しますので、これを水洗いして取り除きます。ホコリがモップに絡まって取りにくい場合はブラシを使うとよいです。モップの水気をきって乾燥させたあと再び使用できます。
化学モップは汚れを落とすというよりは、誇りなどのゴミを集める目的で使用するものです。汚れに対しては、化学モップ以外の掃除用具を使用した方が効果的かと思います。
手入れ方法は再生スプレーで
出典:amazon.co.jp
商品によっては予め帯電剤や吸着材が塗布されているものがありますが、モップを洗った後は塗布されていた薬剤が落ちてしまいます。落ちた薬剤を再び塗布し吸着性能を取り戻すことで、繰り返し長く使えるわけです。
その際に使用する別売りの再生スプレーや油性の薬剤には、水性と油性の2種類があります。薬剤が乾いてモップが使用可能になるまでの時間に差があり、油性の方が若干早い傾向にあります。薬剤が付いた化学モップ洗浄用の洗剤などもありますので、化学モップを購入する際は合わせて購入検討することをおすすめします。
化学モップの選び方
そこまでバリエーションの多い商品ではないので、どれを選ぶべきか迷うことは少ないと思いますが、特に注目すると良いのはモップの大きさです。モップの大きさは掃除効率に直結するので、こだわってみると良いかと思います。
掃除場所に応じて柄の長さを決める
出典:amazon.co.jp
化学モップには柄の長いタイプと短いハンディタイプがあります。柄の長いタイプは立ったまま床を掃除することに適していて、ハンディタイプはデスク上や車内など手の届く範囲の細かい部分を掃除することに適しています。
柄の長いタイプの化学モップは大体1.3mくらいの長さの物が多いです。ハンディタイプのものは持ち手とモップまでの距離が非常に近いので、掃除する場所やほこりへの敏感さに応じてゴム手袋などを着用するとよいでしょう。
掃除範囲の広さに応じてモップの大きさを決める
出典:amazon.co.jp
掃除する範囲によってモップの大きさを選ぶようにしましょう。後ほど紹介する化学モップの商品名には数字(30、90など)が付いており、これが大きさの目安になります。数字が大きい程、モップのサイズが大きくより広範囲を効率よく掃除することに適しています。
反対にデスクや椅子がひしめく狭いスペースに対しては大きいモップは使いづらくなってしまうので、数字が小さいものかモップ形状が丸い小型タイプの化学モップを使用するとよいです。
【サイズ別】化学モップのおすすめ商品9選
ここからは具体的な化学モップの商品を紹介します。化学モップの商品の種類はあまり多くはないので、モップの形や大きさに着目してみて頂ければと思います。ここで紹介するすべてのモップは、モップ部分のスペアが別途販売されています。
【25cm】家庭でも使いやすい小さめサイズ
テラモト ニューシャインモップ 25cm

amazon.co.jp
モップ糸:綿100%
モップスペア:有
帯電剤:塗布済み(油性)
ヘッド部分が樹脂製で軽く扱いやすい
モップの形状が一般的な横長のものよりも丸みがかった、ひと回り小さなサイズの商品です。モップが小型であることに加えてモップを装着するヘッド部分が金属ではなく樹脂なので比較的軽量です。家庭で使うのにもちょうどよい大きさです。
【40cm】使い勝手のよいサイズ感
テラモト ニューホールモップ 40cm

amazon.co.jp
モップ糸:綿スフ混合
モップスペア:有
帯電剤:吸着剤:塗布済み(油性)
テラモトモップの定番品
幅広のモップで広いフロアやホールなどの拭き掃除・掃き掃除を効率よく行える商品です。家庭なら広めのスペースをササッときれいにできます。
購入時点で吸着材塗布済みなのでそのまま使用できますが、再生スプレーなどで吸着力を再度付けることで繰り返し高い吸着力を維持して使用できます。ほうきでの掃き掃除に疲れた人におすすめです。
山崎産業(コンドル) フイトルモップ C-30

amazon.co.jp
モップ糸:綿100%
モップスペア:有
帯電剤:吸着剤:塗布済み
狭いスペースの掃除もスムーズなサイズ
一般的な横長のモップよりもやや丸みを帯びた形をしています。横長だとデスクなどの足にぶつかって掃除しにくいような場所でもモップを進めやすいサイズです。
椅子やデスクなどが多くて狭いスペースの掃除がメインとなる人におすすめです。家庭だとベッド下など手が届きにくいスペースのほこりもしっかりキャッチしてくれます。帯電剤が塗布済みです。
【68cm】広めのオフィスに最適なサイズ
山崎産業(コンドル) フイトルモップPC-50

amazon.co.jp
モップ糸:綿100%
モップスペア:有
帯電剤:吸着剤:未塗布
帯電剤未塗布として使いたい場合はこちら
こちらの特徴は、購入時点では帯電剤が未塗布であることと、モップ糸が綿100%であることです。帯電剤が合わない床・タイルなどでモップのカラ拭きを行いたい人におすすめです。洗って乾かすことで繰り返し使用することができます。
【1m】広範囲用の細長ビックサイズ
山崎産業(コンドル) フイトルモップP-90

amazon.co.jp
モップ糸:レーヨン55%・綿45%
モップスペア:有
帯電剤:塗布済み
山崎産業モップの定番品
購入時点で帯電剤が塗布済みで、モップも細長の1mサイズ。モップの横幅が大きく、より広範囲を効率よく掃除することができます。体育館や会議室などの広いスペースにおすすめです。
【ハンディタイプ】手軽さが魅力
テラモト ニューハンドスィーパー

amazon.co.jp
モップ糸:綿100%(特殊撚止加工)
モップスペア:有
帯電剤:塗布済み(油性)
ほつれにくい加工で長く使える
綿100%のモップ糸なので丈夫であり、なおかつ撚り止め加工が施してあるので繊維が均一に紡がれています。油性吸着材塗布済みなので購入してすぐ化学モップとしての効果があります。再生スプレーなどを使えばもちろん繰り返し使えますので、オフィスにひとつあるとサッとデスク周りを掃除してキレイな状態を保てます
テラモト ハンドスィーパーSD

amazon.co.jp
モップ糸:綿スフ混合
モップスペア:有
帯電剤:吸着剤:塗布済み(油性)
油性吸着材塗布済みですぐ使える
ひとつ前に紹介した商品との違いはデザイン・色味の他にモップ糸にあります。こちらの商品のモップ糸は綿・スフ混合になっており、樹脂製の繊維が含まれている分価格が若干安くなっています。吸着材が塗布済みですので、購入して車にでも置いておけば埃が目についたときにササっと掃除できます。
山崎産業(コンドル) ハンドフイトルF

amazon.co.jp
モップ糸:アクリル
モップスペア:有
帯電剤:吸着剤:未塗布
モップ糸がアクリル製だから非常に安価
アクリル製のモップ糸のため、綿やレーヨン製のものよりも安価に販売されています。帯電剤は塗布済みなので購入してそのまま使えるのがよい点です。
山崎産業(コンドル) ハンドフイトルPC

amazon.co.jp
モップ糸:綿100%
デスク周りや棚の上のほこりをキャッチ
綿100%のモップ糸は丈夫でほつれにくく、何度でも使用できる点が魅力です。購入時点では帯電剤が未塗布の状態なので、ホコリをより捕まえやすくするには再生スプレーなどの帯電剤を使用することをおすすめします。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
---|---|---|---|
![]() テラモト ニューシャインモップ 25cm
1
|
1,620円 |
3.67 |
|
![]() テラモト ニューホールモップ 40cm
2
|
2,800円 |
4.3 |
|
![]() 山崎産業(コンドル) フイトルモ……
3
|
1,429円 |
3.8 |
|
![]() 山崎産業(コンドル) フイトルモ……
4
|
4,114円 |
|
|
![]() 山崎産業(コンドル) フイトルモ……
5
|
4,464円 |
2.69 |
|
![]()
6
|
1,130円 |
4.31 |
|
![]() テラモト ハンドスィーパーSD
7
|
953円 |
4 |
|
![]() 山崎産業(コンドル) ハンドフイ……
8
|
357円 |
|
|
![]() 山崎産業(コンドル) ハンドフイ……
9
|
1,253円 |
|
|
まとめ
掃除は道具ひとつ効率がグッと変わります。特にほうきとモップではほこりを集めるスピードが大きく違いますので、手入れもしっかり行える人は化学モップの導入を検討してみていかがでしょうか。