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ゴムハンマーのおすすめ人気ランキング12選

ゴムハンマーとは、ヘッド素材に天然ゴムまたは合成ゴムを使用した大工道具です。ラバーハンマーと呼ばれることもあり、対象に傷を残さず叩くことができます。尖ったものをくい込ませるより、固定具を穴へはめ込むために使われるのが特徴です。

ゴムハンマーを製造するメーカーは多数あり、安価な100均製品からKTCや高儀などブランドのものまで存在します。この記事では、ゴムハンマーの大きさや柄の素材別の選び方と、おすすめ人気商品12選をご紹介します。

目次

ゴムハンマーの使い方・主な用途とは

出典:amazon.co.jp

ゴムハンマーの主な用途は、木製のタンスやスチールシェルフなど家具の組み立てです。その他にも板金加工やテントのペグ打ちで使用されることもあります。木組み作業のダボ継ぎやほぞ継ぎでは、素材を傷めず打ち込むために必須といえます。

ゴムハンマーでダボ継ぎをするときは、下穴に木ダボを軽くはめて、上からハンマーで打ち込みます。強く叩くと木ダボや素材が割れやすいため、少しずつはまるように力加減をしましょう。木ダボがはまったら、組み合わせたい素材のダボ穴へ同じようにはめていきます。

ほぞ継ぎでは、細く削った板材の一部をそのまま別材木のほぞ穴へと通すため、ダボ継ぎよりも繊細な力加減が必要です。板材を直接打つのではなく、当て木の上から叩いた方が均等に力をかけられます。

なお、ゴムハンマーは鉄釘を打ち込む用途には向きません。鉄釘は強く打ち込む力が必要であるため、ゴムハンマーに大きな負荷がかかります。無理に使用すると柔らかいゴムハンマーのヘッドに釘がめりこんでしまうため、使用は避けてください。

ゴムハンマーの選び方

ゴムハンマーを選ぶときは、まずヘッドの重さ・大きさを見るようにしましょう。使いやすいヘッドが決まったら、柄の素材・機能を選ぶことをおすすめします。

ヘッドの重量から選ぶ

多くのゴムハンマーは、ヘッドの重量をポンドまたはオンスで呼称してサイズ分けしています。1ポンドは16オンスであり、グラム換算すると約450gなので、下で紹介する重量の幅はおよそ225g~900gまでです。

軽く振りやすい1/2ポンド

出典:amazon.co.jp

およそ225gであり、木ダボのはめこみや金属製ラックの組み立てに使いやすいサイズです。何度も打ち込まなくてはならない作業でも、それほど疲れずに振り続けられます。

サイズは小型であり、工具箱に収納しやすい利点もあります。ただし、軽いヘッドは強く打ち込みたい時に不向きです。

しっかり重量のある1ポンド

出典:amazon.co.jp

重量はおよそ450gであり、ゴムハンマーとしては最も商品展開の多いサイズです。ダボ継ぎからほぞ継ぎみまで、木製家具の組み立てに広く使用できます。

1/2ポンドに比べると大きいものの、大きめの工具箱であれば問題なく入るでしょう。木材加工・組み立てを行うなら、1本は持っておきたいサイズです。

強く打ち込める2ポンド以上

出典:amazon.co.jp

およそ900g以上のヘッドを持ち、框のほぞ組みなど大型の組み立て作業で便利なサイズです。一方、木ダボのように小さな部品を扱う作業では、ハンマーが大きすぎるため勝手がよくありません。

重量とともにヘッドが大きくなるため、収納性・携帯性は悪くなります。一般的な家具組み立てではなく、建材組み立てのような仕事に重宝するでしょう。

ヘッド径と用途から選ぶ

どのような対象物を打ちたいのかによって、適したヘッド径は異なります。ヘッドの重量と大きさは必ずしもイコールではないため、用途に見合った大きさを選びましょう。

30mm程度の小型

出典:amazon.co.jp

木ダボをはめこむ用途であれば、ヘッド径は30mmあれば十分でしょう。木ダボを見ながら打ち込めるため、大きいものよりはめこみがしやすくなります。狭い箇所のダボ埋めにも便利です。

標準的な50mm前後

出典:amazon.co.jp

50mm程度のヘッド径があるゴムハンマーは、木組み作業だけでなく、タイルや床板を貼っていく工具としても便利です。タイル材の大きさは5cm刻みが多いため、50mmの槌面ならタイルサイズに合わせて圧着させることができます。

掛矢としても使える特大の70mm以上

出典:amazon.co.jp

70mm以上のヘッド径を持つゴムハンマーは、当て木をしてほぞ継ぎしていくのに最適です。建築用としても使うことができ、大きな材木でもしっかり力をかけて打ち込めます。

広い槌面は分解作業にも重宝します。ダボ継ぎ・ほぞ継ぎされている家具を分解修理したいとき、広い面を一度に叩くことで板材を外しやすくすることが可能です。

柄の素材から選ぶ

ゴムハンマーで採用される柄は、主に木柄・パイプ柄・グラスファイバー柄の3種類です。それぞれ軽さ・強度・耐久性の点でメリットとデメリットがあります。

軽量で持ちやすい木柄

出典:amazon.co.jp

木柄は軽量であり、持っていても疲れにくいのが特徴です。衝撃に弱く、強く打ち込むと折れることもありますが、軽い力で少しずつはめこむ作業には向いています。その特性から多くのゴムハンマーが採用している柄のタイプです。

一般的なハンマーならヘッド交換ができるのも木柄の魅力ですが、ゴムハンマーでは当てはまりません。ゴムハンマーのヘッドは柄の先端をすっぽりと覆い、強力な接着剤により固定されています。柄抜けが起こった場合は買い替えるしかないことを知っておきましょう。

折れにくく頑丈なパイプ柄

出典:amazon.co.jp

強固なスチールパイプを使用したパイプ柄は、強い打撃にも耐えられる耐久性を持っています。強く打ち込むことができる分、衝撃が手に響きやすいという一面もあります。衝撃が手に響きやすいという一面もあります。

スチールパイプは重く、ゴムヘッドとあわせると全体重量はかさみます。耐久性の面で木柄では不安という方は、パイプ柄を選ぶとよいでしょう。

頑丈かつ軽量なグラスファイバー柄

出典:amazon.co.jp

グラスファイバー柄は、プラスチックにガラス繊維を混ぜ固めて作られています。力をこめて打っても折れにくい強度を持ち、それでいて軽量であるのがメリットです。

完璧に近いグラスファイバーですが、経年劣化しやすい特性を持っています。およそ3~5年も経つと強度が著しく低下するため、定期的な買い替えがおすすめです。

機能から選ぶ

ゴムハンマーの機能は、どのような用途で使うかにより重要度が変わります。一般的な使用ならショックレス機能があると便利ですが、今回は特別な用途に特化した商品もご紹介します。

手がしびれにくいショックレス

出典:amazon.co.jp

ヘッド内部に空間があり、そこに封入された複数個の鋼球が打撃時の衝撃を吸収します。ハンマーヘッドの跳ね返りが起こらず、手もしびれにくいため、連続でほぞ継ぎ・ダボ継ぎを行うときに便利です。

氷雪落としに便利なヘッド&スクレーパー

出典:amazon.co.jp

雪の降り積もった翌日や雪道を通ったとき、自動車の車体とタイヤの間に氷が張り付くことがあります。このようなときに便利なのが氷雪用ゴムハンマーです。ヘッドがソフトゴムで出来ているため、車体に当たっても傷がつきにくくなっています。

また、柄尻がスクレーパーになっている製品は、タイヤの隙間や車体脇についた氷をはがすのに便利です。冬の遠出ではラゲッジスペースに置いておくと重宝するでしょう。

油による劣化に強い耐油ゴム

出典:amazon.co.jp

ゴム製品は油を浴びると劣化しやすく、ゴムハンマーも例外ではありません。しかし、工具類は潤滑・防錆のために油を塗ることが多く、木製家具のパーツは表面にニスが塗られていることもあります。

このような環境で使い続けるとゴムハンマーのヘッドはすぐボロボロになってしまうため、長く使い続けるなら耐油性に優れたゴムを使用しているかを確認しましょう。耐油性ゴムの中ではニトリルゴムがよく使用されています。

ゴムハンマーのおすすめ人気ランキング12選

ゴムハンマーのおすすめ商品12個をご紹介します。ヘッド重量の軽いものから重い製品へと見ていきますので、どの程度の重量がよいかを考える参考にしてください。なお、ポンドはPまたはLBSと表記されることがあります。

1位 スチール柄 ミニゴムハンマー 8オンス

詳細情報

重量:302g
サイズ:250 × 70 mm
ヘッド径:45mm
柄:パイプ柄

1/2ポンドサイズの使いやすい製品

ラック類を組み立てるために重宝するサイズのゴムハンマーです。折れにくいパイプ柄を採用し、長く使えるようになっています。ゴムグリップとなっているため、連続作業でも手が滑りません。

2位 Bcross ゴムハンマ GHW-225W

詳細情報

重量:225g
サイズ:285mm
ヘッド径:-
柄:木柄
機能:-

色移りが気になりにくい白ゴムハンマー

ヘッドに白いゴムを採用しています。黒いゴムハンマーで叩くと気になりやすい色移りも、白色であれば目立ちません。柄には丈夫な樫材を使用して耐久性を高めました。

3位 イチネンミツトモ ゴムハンマー 0.5P

詳細情報

重量:270g
サイズ:85 × 270 mm
ヘッド径:48mm
柄:木柄
機能:-

ダボ継ぎのときに柄を短く持つことができる

作業工具を多数展開しているイチネンミツトモのゴムハンマーです。ヘッド手前ですぼまっている独特な形状の柄は、持ち手を短くしたいときに握りやすくなっています。少しずつ慎重に叩くことが多いゴムハンマーに適したフォルムです。

4位 TOLSENTOOLS ゴムハンマー 450g

詳細情報

重量:450g
サイズ:-
ヘッド径:-
柄:-
機能:-

見た目と作業性を両立した製品

海外メーカーの製品であり、デザインにもこだっています。握りやすく滑りにくいフォルムのグリップを採用しているため、長時間の作業にピッタリです。ストラップホールに紐を通してベルトと結べば高所作業にも使えるでしょう。

5位 KTC ゴムハンマ UD4-10

詳細情報

重量:450g
サイズ:330 × 100 mm
ヘッド径:60mm
柄:木柄
機能:-

使用者のことを考えて設計されている

国内の有名工具メーカー、KTCのゴムハンマーです。ヘッド素材には良質なゴムを使用し、長く使えるように耐久性を高めました。柄とヘッドの接合部には握りやすいようにすぼまりを設けています。

6位 GREATTOOL ショックレスハンマー 1.0ポンド

詳細情報

重量:450g
サイズ:255 × 100 mm
ヘッド径:43mm
柄:-
機能:ショックレス

打ちやすさを重視したゴムハンマー

衝撃を吸収するショックレス機能を採用し、使用者への負荷を低くしてくれる製品です。ヘッドと柄にはつなぎ目がないため、柄の折れる心配が軽減されています。テント・タープのペグ打ちに使いやすい、とアウトドア用途で高い評価が見られました。

グリップには滑りにくいように溝が刻まれているため、長時間の作業でも手汗で滑りにくい作りです。グリップエンドに留め具を設けることですっぽぬけも防止しています。

7位 高儀 M&M ゴムハンマー 1P

詳細情報

重量:360g
サイズ:240 × 92 × 12 mm
ヘッド径:-
柄:木柄
機能:-

重量を活かした用途に向いている

建築工具・電動工具で有名な高儀の製品です。重さがしっかりあり、家具の解体やパンク補修シールの固着に便利、と評価されています。

8位 GREATTOOL ゴムハンマー 16オンス

詳細情報

重量:552g
サイズ:340 × 98 × 60 mm
ヘッド径:-
柄:木柄
機能:-

家具組み立てに重宝する

全長が長く、大きな打撃も伝えられるハンマーです。組み立て式の家具を購入した時や金属ラックの解体時にこのハンマーがあると、作業がスムーズに進むでしょう。

9位 大五郎 ゴムハンマー 1P

詳細情報

重量:450g
サイズ:-
ヘッド径:-
柄:木柄
機能:-

ラック類の組み立てに向いている硬いゴムハンマー

硬めのゴムヘッドを持っており、金属製ラックの組み立てで部品がうまく入らないときに便利です。叩くとゴムの黒色が移ることがあるため、色移りがしないかを試してから使うようにしてください。

10位 SK11 ファイバーグラス柄 ゴムハンマー 1LBS

詳細情報

ヘッド重量:680g
サイズ:327 × 95 mm
ヘッド径:60mm
柄:グラスファイバー柄
機能:-

力を入れても柄折れの心配がない

軽量かつ強度の高いファイバーグラス柄を採用しています。ハンドルは手に馴染みやすい流線型で、滑りを防ぐゴムグリップ付きです。木組みはもちろん、力のいる解体作業にも使いやすいでしょう。

11位 高儀 M&M ショックレスハンマー 1.5P

詳細情報

重量:939g
サイズ:-
ヘッド径:-
柄:-
機能:ショックレス

ショックレスにより音が響かない

1kg近い重量を持つゴムハンマーです。ショックレス機能を採用しているため、叩いた時の衝撃が手に響かず、音もあまり気になりません。音が気になる家庭内での使用に向いています。

12位 DIY ゴムハンマー ウレタン樹脂

詳細情報

重量:-
サイズ:200 × 76.5 mm
ヘッド径:50mm
柄:ウレタン樹脂
機能:-

柄が折れず耐久性の高い一体成型品

ゴムハンマーと持ち手をウレタン樹脂で一体成型した製品です。柄折れの心配がなく、安全に使っていけます。ただし、ヘッド重量が不明であるため、力の必要な作業には向かない可能性があります。

おすすめの商品一覧

製品 最安値 評価 リンク

スチール柄 ミニゴムハンマー 8オ……

1

940円


5


Bcross ゴムハンマ GHW-225W

2

400円



イチネンミツトモ ゴムハンマー 0.5P

3

439円



TOLSENTOOLS ゴムハンマー 450g

4

439円



KTC ゴムハンマ UD4-10

5

1,050円




4

GREATTOOL ショックレスハンマー 1……

6

770円


4.55


高儀 M&M ゴムハンマー 1P

7

392円




3.9

GREATTOOL ゴムハンマー 16オンス

8

278円




3.85

大五郎 ゴムハンマー 1P

9

237円




3.7

SK11 ファイバーグラス柄 ゴムハン……

10

544円




4.4

高儀 M&M ショックレスハンマー 1.5P

11

851円




3.7

DIY ゴムハンマー ウレタン樹脂

12

1,480円




4.4

まとめ

ゴムハンマーはダボ継ぎ・ほぞ継ぎなど、穴に物を押し込む用途に向いています。釘を打ち付ける使い方はできませんが、家具類の組み立てやキャンプのペグ打ちをしたいときにも重宝するでしょう。

ゴムハンマーの選び方では、製品名に記されることが多いポンド・オンスといった単位に着目しましょう。ハンマーヘッドの重さが分かれば、どのような用途に向いているかが判断できます。ヘッド径や柄の素材を見ながら、用途に合うぴったりのものを見つけてくださいね。

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