コーヒーや紅茶に入れたりお菓子作りによく使われたりするグラニュー糖。スーパーでもよく見かける砂糖で、大袋タイプやスティックタイプなどが販売されています。しかしメーカーや価格帯もさまざまで、どれを選べばいいか迷いますよね。
そこで今回は、グラニュー糖の選び方とおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。上白糖や三温糖と並んで身近なグラニュー糖、この記事を参考にぜひ使いやすいものを選んでみてくださいね。
サトウキビや甜菜から作られるグラニュー糖は、結晶が細かくサラサラした質感の高純度な砂糖

グラニュー糖は、サトウキビや甜菜の糖分を結晶化させた原料糖を乾燥したものです。無色透明の粒で結晶が細かく、サラサラとした質感が特徴となります。主成分はショ糖で、グラニュー糖はショ糖の含まれている割合を示す純度がもっとも高い砂糖です。
日本では上白糖が一般的ですが、世界では砂糖のなかでもグラニュー糖がいちばん多く使われています。さっぱりとした甘さで、コーヒーや紅茶など温かい飲み物に入れたりお菓子作りの材料にする甘味料です。
上白糖や三温糖との違いは、溶けやすさとクセがなく素材の風味を邪魔しない甘さ

砂糖のなかでも一般的な上白糖や三温糖とグラニュー糖との違いは、質感やクセのない甘さにあります。上白糖は家庭での料理にもよく使われるもので、転化糖を加えて作られている砂糖です。しっとりした質感と強い甘さが特徴となります。
煮物など和食に使われることの多い三温糖は、製造過程で何度か加熱しカラメル化された砂糖です。上白糖のようにしっとりした質感で、香ばしさやコクのある甘さが感じられます。
グラニュー糖は水に溶けやすく、上白糖や三温糖にくらべてクセがなく素材の風味を邪魔しないさっぱりとした甘さが特徴です。作るものや仕上がりをイメージして使ってみてください。
グラニュー糖の選び方
グラニュー糖を選ぶ際に重要な3つのポイントを見ていきましょう。
家庭向けからプロ仕様まで、使うシーンによって変わる「粒の大きさのタイプ」をチェックしよう
市販のグラニュー糖には粒の大きさに種類があります。家庭向けやプロ仕様のものなど、使うシーンに合ったタイプを選びましょう。
家庭で作るお菓子や料理には、スーパーでも購入できて普段使いしやすい「スタンダードタイプ」

ご家庭でのお菓子作りや普段の料理に使うなら、比較的粒の大きいスタンダードタイプのグラニュー糖がおすすめです。スタンダードタイプはスーパーでも多く取り扱われているので、種類が多く手頃な価格で購入できます。
クセのない甘さを活かし、素材の風味を引き立てるジャム作りやコーヒー・紅茶などの、香りを楽しめる温かい飲み物にも活用してみてください。
本格的なお菓子作りには、溶けやすく冷たい飲み物にも使える「細目・微粒子タイプ」

お店で販売されているような本格的なお菓子作りに使うなら、細かい粒の細目・微粒子タイプのグラニュー糖がおすすめです。スタンダードタイプより溶けやすくお菓子の生地にも馴染むので、クリームやケーキなどなめらかな口当たりに仕上がります。
微粒子タイプのグラニュー糖は実際にパティシエも使用しており、スタンダードタイプより価格は高くなりますが製菓専門店などで購入可能です。冷たい水にも溶けやすいので、アイスコーヒーやアイスティーなどの冷たい飲み物にも使用できます。
スイーツの仕上げやアイシングクッキーには、パティシエも愛用するプロ仕様の「粉末タイプ」

アイシングクッキーを作るときやガトーショコラ・シュトーレンなどの仕上げにも使われる、粉末タイプのグラニュー糖も販売されています。白い粉のような見た目で、粉砂糖(粉糖)やシュガーパウダーとも呼ばれ、グラニュー糖を粉末状に加工したものです。
粉末タイプはプロ仕様の業務用も販売されており、スイーツの仕上げやデコレーションにこだわりたい方にもおすすめします。
国産の甜菜を使用したものも!品質や価格にこだわるなら「原材料の産地」を確認しよう

品質や価格にもこだわって選びたい方は、原材料の産地もチェックしましょう。グラニュー糖の原料となるサトウキビや甜菜は、ほとんどオーストラリア産やタイ産のものが使われています。原材料は輸入し、加工のみ国内で行われている場合が多いです。
なかには北海道産や沖縄県産のビート(甜菜)・サトウキビを使用して作られたグラニュー糖もあるので、輸入原料のものより価格は高くなりますが、国産の品質にこだわりたい方はチェックしてみてください。
一度に使う量や用途によって、使い勝手の良い「パッケージ」を選ぼう
主にグラニュー糖は、大袋タイプとスティックタイプが販売されています。一度に使う量や用途に応じて、使い勝手の良いパッケージを選ぶのがおすすめです。
お菓子作りに使うなら、大容量で必要な量だけ取り出せる「大袋タイプ」

お菓子作りなど一度に使用する量が多い場合は、大袋タイプのグラニュー糖がおすすめです。一般的に1㎏や500gの大容量で販売されており、スーパーなどでもよく見かけます。ご家庭で使用している容器に詰め替えるなど、必要な量をその都度計量して使うのにも便利です。
飲み物に使うなら、一回分の量がわかりやすく小分けが便利な「スティックタイプ」

コーヒー・紅茶など飲み物に入れて使う場合は、スティックタイプのグラニュー糖がおすすめです。スティックタイプは多くの商品が1包あたり3gもしくは5gの小分けで販売されており、ドリンクに入れる1回分の量がわかりやすくなっています。
またお菓子作りや料理に使用するときも1包の量がわかるので、少量なら計量の手間が省けて便利です。
グラニュー糖のおすすめ人気ランキング10選
ここからは、通販サイトで人気のグラニュー糖10選をランキング形式でご紹介します。国産のものやお菓子作りにおすすめの商品も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
1位 スズラン印 グラニュー糖

yahoo.co.jp
形状:粉末
原材料:てん菜(北海道産)
栄養成分:てん菜(北海道産)
原産国:日本
北海道産甜菜100%使用・高純度のグラニュー糖
スズラン印のグラニュー糖は、北海道産甜菜(ビート)を100%使用し北海道の製糖所で作られています。甜菜の根部に蓄積した糖分のみを取り出し結晶化した、無漂白の天然甘味料です。
自宅に常備しておくのに便利な1㎏の大袋タイプで、純度の高いすっきりした甘さが特徴となります。素材の風味や色が引き立てられるので、ジャム作りにもおすすめです。
2位 プティパ 細目グラニュー糖

yahoo.co.jp
形状:粉末
原材料:さとうきび、甜菜
栄養成分:さとうきび、甜菜
原産国:オーストラリア、タイ、日本、その他
混ざりやすくお菓子作りに最適な微粒子グラニュー糖
プティパの細目グラニュー糖は通常のグラニュー糖より粒が細かく、お菓子作りに最適な微粒子タイプです。すばやく溶けてクリームやケーキ生地にも均等に混ざるので、口当たりよくなめらかに仕上がります。
冷たい液体にも溶けやすく溶け残りが少ないので、アイスコーヒーやアイスティーなど冷たい飲み物に入れるのもおすすめです。
3位 スプーン印 グラニュー糖

amazon.co.jp
形状:粉末
原材料:さとうきび/てん菜
栄養成分:さとうきび/てん菜
原産国:日本
クセのない甘さで飲み物に適したサラサラとした質感
スプーン印のグラニュー糖は、上白糖よりやや大きめの結晶でサラサラとした質感が特徴です。クセのない淡白な甘さなので、飲み物に入れるほかお菓子作りやパン作りなどにも万能に活用できます。
1㎏・500gの袋入りパッケージ、400gのチャック付きパッケージが販売されており、使う量に応じて購入できるのも嬉しいポイントです。
4位 大日本明治製糖 ばら印のグラニュー糖

wowma.jp
形状:粉末
原材料:粗糖
栄養成分:
原産国:
素材の風味を活かせるすっきりとした上品な甘さ
サトウキビ糖とビート(甜菜)糖を原料として作られたばら印のグラニュー糖は、すっきりとした上品な甘さが特徴です。素材の風味を活かせるので、コーヒーや紅茶に入れてもドリンクそのものの香りが楽しめます。
本格的なお菓子作りをする方からは、高純度なのでプリンやクリームブリュレの焦がしたカラメルを作るのにも適していると好評です。
5位 KEY COFFEE(キーコーヒー) スティックシュガー

wowma.jp
形状:スタンダード
原材料:原料糖
栄養成分:原料糖
原産国:
コーヒーや紅茶などドリンクに便利なスティックタイプ
コーヒーや紅茶など温かいドリンクに入れるのに便利な、スティックタイプのグラニュー糖です。残さず無駄なく使えるサイズで、飲み物の味を引き立てるすっきりとした甘さが楽しめます。
飲み物に入れる以外にお菓子作りなどの材料に使うのもおすすめです。1本あたり3gの小分けになっているので、少量なら計量の手間が省けます。
6位 カップ印 フロストシュガー

yahoo.co.jp
形状:スタンダード
原材料:グラニュ糖
栄養成分:グラニュ糖
原産国:
冷たいものにもさっと溶けて使いやすい顆粒タイプ
カップ印のフロストシュガーは、グラニュー糖を独自の製法で空気を含んだ顆粒状に加工した商品です。冷たい水や生クリーム・メレンゲ・ケーキ生地などにも、さっと溶けやすく固まりにくいのが特徴となります。
ソフトな甘さが楽しめるので、お菓子作り以外にもアイスコーヒーに入れたりプレーンヨーグルトにかけたりして食べるのもおすすめです。
7位 ナチュラルキッチン オーガニック・シュガー

yahoo.co.jp
形状:顆粒
原材料:有機砂糖
栄養成分:有機砂糖
原産国:ブラジル産
グラニュー糖タイプの未精製オーガニックシュガー
ブラジル産の有機栽培サトウキビを使用した、グラニュー糖タイプのオーガニックシュガーです。サラサラとした小粒の砂糖で、自然に近いものにこだわって未精製で作られています。
原料に農薬や化学肥料を使用していないので、より身体に良いものを取り入れたい方にもおすすめです。マイルドな風味が特徴で、飲み物に入れるほか料理・お菓子作り・パン作りなど幅広く活用できます。
8位 カップ印 グラニュ糖

yahoo.co.jp
形状:粉末
原材料:原料糖
栄養成分:100g当たり : 熱量387kcal、たんぱく質0g、脂質0g、炭水化物100g、食塩相当量0g
原産国:
ドリンクにもお菓子作りにも合うクセのない淡白な甘み
砂糖の製造・販売を手掛ける日清製糖のカップ印グラニュ糖は、素材の風味を邪魔しない淡白な甘さが味わえます。家庭用として1㎏・500g・400gの3つのサイズが販売されており、国内シェアの約半数を占めるとされているグラニュー糖です。
クセのない味わいの飲み物やお菓子作りに使いやすいスタンダードタイプで、使用量に応じて選べます。
9位 ほのぼの印 グラニュ糖

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形状:粉末
原材料:てん菜(ビート)
栄養成分:
原産国:日本産(北海道産)
北の大地が育んだ北海道産ビートを100%使用
北海道にある製糖メーカーが北海道産の原料にこだわって作ったグラニュー糖です。広大な大地で育ったビートを100%使用し、やさしい甘さが特徴の高純度で高品質な仕上がりとなります。
こちらのメーカーでは遺伝子組み換え原料を使用していないので、安心・安全な自然食品を選びたい方や国産原料にこだわりたい方にもおすすめです。
10位 cotta(コッタ) 細目グラニュー糖

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形状:粉末
原材料:原料糖(さとうきび、甜菜)
栄養成分:
原産国:日本産
なめらかに仕上がる目の細かい製菓用グラニュー糖
国産のサトウキビ・甜菜を原料とし、製菓用に加工して販売されている非常に目の細かい細目グラニュー糖です。だまにならず冷たいものにも溶けやすいので、生クリームやケーキ生地もなめらかな口当たりに仕上がります。
スポンジケーキやシフォンケーキがふんわり焼けたという口コミもあり、ホームメイドのお菓子作りにおすすめです。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
---|---|---|---|
![]() スズラン印 グラニュー糖
1
|
340円 |
|
|
![]() プティパ 細目グラニュー糖
2
|
546円 |
3.8 |
|
![]() スプーン印 グラニュー糖
3
|
259円 |
4.35 |
|
![]() 大日本明治製糖 ばら印のグラニュ……
4
|
331円 |
3.9 |
|
![]() KEY COFFEE(キーコーヒー) ステ……
5
|
590円 |
|
|
![]() カップ印 フロストシュガー
6
|
996円 |
4 |
|
![]() ナチュラルキッチン オーガニック……
7
|
637円 |
|
|
![]() カップ印 グラニュ糖
8
|
278円 |
4.03 |
|
![]() ほのぼの印 グラニュ糖
9
|
395円 |
|
|
![]() cotta(コッタ) 細目グラニュー糖
10
|
558円 |
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まとめ
グラニュー糖を選ぶときは、使うシーンに合わせた粒の大きさ・原材料の産地・使い勝手の良いパッケージなどを確認して選びましょう。砂糖のなかでも純度が高く、すっきりした甘さで飲み物用やお菓子作りにも活用される「グラニュー糖」。
この記事を参考に、好みの風味や使いやすい形状のグラニュー糖を選んでみてくださいね。