握力が弱くても、オニグルミや銀杏などの硬い殻を簡単に割れるナッツクラッカー(くるみ割り)。ステンレス製や木製などさまざまな商品があるので、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、ナッツクラッカー(くるみ割り)の選び方とおすすめの商品をランキング形式でご紹介します。家庭で使えるコスパのよいものから、ギフトにもおすすめなおしゃれなものまで幅広く厳選しました。あなたにぴったりな商品を、ぜひ見つけてくださいね。
ナッツクラッカー(くるみ割り)の選び方
ナッツクラッカー(くるみ割り)を選ぶ際に重要な6つのポイントを見ていきましょう。
挟み込むタイプや押しつぶすタイプなど、使い方が異なるナッツクラッカーの「種類」で選ぶ
ナッツクラッカー(くるみ割り)には使い方が異なる3種類のタイプがあります。それぞれの特徴をおさえて、より使い勝手のよいものを選びましょう。
てこの原理で女性やお年寄りなど握力が弱くても割りやすく、挟み込んで割る「プライヤータイプ」

プライヤータイプは、なかにくるみを挟み込んで割ります。てこの原理を利用しているため、女性やお年寄りなど、握力が弱い人でも簡単に割れるのが特徴です。
しかし、あくまでも自分の握力を使って割るタイプなので、つぎに紹介するペンチタイプやハンドルタイプと比べると力が必要になるのがデメリットです。そのため、比較的殻の薄いペルシャグルミやシナノグルミなどを割るのに向いています。
オニグルミなど殻の硬い品種に向いており、鋭い刃で切断しながら割る「ペンチタイプ」

ペンチタイプは、挟むだけでなく刃でくるみの殻を切断しながら割ります。ペンチの片方にはくるみの受け皿が、もう片方には鋭い刃がついているのが特徴です。プライヤータイプより威力が強く、オニグルミやヒメグルミなど殻の硬いくるみも簡単に割れます。
鋭利な刃がついているため、扱う際には十分注意しましょう。殻の硬いくるみをプライヤータイプで無理に割ろうとすると、力に耐えきれずナッツクラッカーの方が壊れてしまう可能性があります。硬い品種のくるみを割りたい人は、ペンチタイプを選ぶとよいでしょう。
くるみより硬いマカダミアナッツにも使えて、押しつぶしながら割る「ハンドルタイプ」

ハンドルタイプは、ネジの先に固定されたくるみを、ハンドルをまわしながら押しつぶすようにして割ります。しっかりと固定できるので、力が分散せず簡単に割れるのが特徴です。また、少しずつ割っていくので中の実もきれいに取り出せます。
ハンドルタイプは、基本的にはくるみより殻の分厚いマカダミアナッツ用です。マカダミアナッツを食べる人は、ハンドルタイプを選びましょう。もちろんくるみにも使用可能なので、兼用で使いたい人にもおすすめです。
お手入れのしやすさ・衛生面・質感による印象などを考えながら「素材」で選ぶ
ナッツクラッカー(くるみ割り)には「ステンレス製」と「木製」があります。お手入れのしやすさや衛生面を重視したい人はステンレス製を、あたたかみのある質感が好きな人や、インテリアとしても使いたいなら木製を選ぶとよいでしょう。
サビに強く、水で洗えるので細かい殻の破片も取り除けて衛生的に使える「ステンレス製」

使用後はどうしても細かい殻の破片が挟まったままになってしまいます。手でもある程度は取り除けますが、破片がずっと残ったまま使い続けるのは少し気になりますよね。
ステンレス製ならサビに強く、水で洗えるので細かい破片も取り除けて衛生的です。頻繁に使う予定のある人や常にきれいな状態で使いたい人は、ステンレス製がおすすめです。お手入れをしっかり行うことで、道具も長持ちしますよ。
やわらかな質感で高級感があり、キッチンのインテリアやプレゼントにもおすすめな「木製」

木製はステンレス製と比べて、やわらかくあたたかみがあります。そのままキッチンに置いても様になりますし、北欧系のインテリアやナチュラルテイストの部屋にもぴったりです。
高級感もあるので、結婚祝いや引越し祝いなど、大切な人へのプレゼントにもおすすめ。いつもとは一味違う贈りものを探している人や、ほかの人とプレゼントが被りたくない人にもおすすめですよ。
200g前後なら長時間使っても手に負担がかからず疲れにくい、「扱いやすい重さ」かチェック

ナッツクラッカー(くるみ割り)には置き型タイプもありますが、ほとんどは握るタイプです。簡単に割れるといっても長時間使っていると手が疲れてしまうので、扱いやすい重さかどうかもチェックしておきましょう。
おすすめは200g前後です。とくに、オニグルミなど殻の硬いくるみを割る場合は手に負担がかかりやすいです。連続して使うことを考慮して、扱いやすい重さのものを選びましょう。
ビニールコーティングされていると手が痛くなりにくい◎「グリップの握りやすさ」をチェック

プライヤータイプやベンチタイプなどの手で握って使うタイプは、くるみを割る際にかなりの力が必要です。持ち手が滑るとうまく力が伝わらないので、グリップの握りやすさもチェックしておきましょう。
グリップがビニールでコーティングされているものや木材で覆われているものは、滑りにくく、力を込めてもそれほど手が痛くなりません。ほかにも、グリップに溝があるものもおすすめです。
くるみ以外のナッツ・銀杏・カニの殻などにも使いたいなら「兼用タイプ」がおすすめ

くるみ以外の食材に使えるかどうかもチェックしておきましょう。小さめのナッツ・銀杏・カニの殻などにも使えるタイプなら、ひとつでマルチに活躍します。
それぞれ専用の道具を揃えるとキッチンがごちゃごちゃしてしまうので、ものを少なくしたい人は兼用タイプを選ぶとよいでしょう。また、使用する頻度が低い人やアウトドアに持っていきたい人も兼用タイプがおすすめです。
サビに強い素材や細かく分解できるものだと衛生的に使える「お手入れのしやすさ」をチェック

ナッツクラッカー(くるみ割り)は使用後に細かい殻の破片が残ります。「そのままだと衛生面が心配…」という人もいるのではないでしょうか。より安心して使うために、お手入れのしやすさも考えておきましょう。
サビに強いステンレス製なら、水で洗えて衛生的です。また、細かく分解できるものだと隙間に入った殻の破片もきれいに取り除けます。鉄などの金属製はサビができやすいので保管に注意しましょう。
ナッツクラッカー(くるみ割り)のおすすめ人気ランキング10選
ここからは、人気のナッツクラッカー(くるみ割り)をランキング形式で紹介していきます。それぞれの商品の特徴やおすすめポイントをまとめたので、ぜひ購入の際の参考にしてくださいね。
1位 渋木製作所 くるみ割り器

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素材:ステンレス
重さ:180g
バネ付きで硬いオニグルミも連続作業しやすい
鋭い刃がついているペンチタイプで、オニグルミなどの硬いくるみの殻も簡単に割れます。グリップにバネがついているため割ったあとも自分で戻す必要がなく、ストレスなく連続作業できるのが魅力です。
グリップは木製で、力を入れても手が痛くなりにくいのもうれしいポイント。ステンレス製でサビに強く水で丸洗いできるので、頻繁に使いたい人や衛生面が気になる人にぴったりでしょう。
2位 貝印 くるみ&銀杏割り DH7249

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素材:本体/ステンレススチール、柄部/天然木
重さ:167g
安心の日本製◎2種類のへこみで銀杏にも使える
挟んで割るプライヤータイプのナッツクラッカーです。てこの原理を利用しギザギザの刃でしっかり固定することで、硬いくるみも簡単に割れます。2種類の大きさのへこみがあるので、くるみのほかにも、銀杏など小さなものにも対応可能です。
幅広い用途で使えるため、兼用で使いたい人やキッチンのものを減らしたい人におすすめです。また、安心の日本製なので、品質のよいものを長く使いたい人にもぴったりでしょう。
3位 K.P.M.C ナッツクラッカー TypeII

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素材:鋼鉄
重さ:525g
ハンドルを回すだけで硬い殻も簡単に割れる
ハンドルをまわして割るタイプのナッツクラッカーです。鋼鉄製の丈夫な素材でできており、ナッツのなかでもっとも硬い殻を持つマカダミアナッツも簡単に割れます。スチールプレートを厚く改良することで、より少ない力で割ることが可能です。
ハンドルを回すだけで大きな力が加わるので、マカダミアナッツやオニグルミなど、殻の硬いナッツを割りたい人におすすめ。また、耐久性のある頑丈なナッツクラッカーを探している人にもぴったりです。
4位 TAKE2(テイク2) ナオミNAOMI

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素材:ステンレス、シリコン樹脂
重さ:約154g
ドイツ製でバネを引っ張って楽しみながら割れる
ドイツのTAKE2は、キッチン雑貨など、おしゃれで面白い商品を手がけているブランド。受け皿にくるみを置き、バネを引っ張って割るという新しいタイプのナッツクラッカーです。
バネを引っ張るだけなので、力のない人でも簡単に割れます。楽しみながら作業できるため、お子さまのお手伝いにもぴったりでしょう。オニグルミなどの硬いくるみは割れないこともあるので、殻の薄いくるみに向いています。
5位 ALESSI(アレッシィ) NUT SPLITTER くるみ割り JHT01

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素材:ステンレス
重さ:約40g
おしゃれなデザインでプレゼント用にもおすすめ
小さなハートのようなデザインが目を引く、イタリア製のナッツクラッカーです。ハートの先をナッツのくぼみに差し込み、捻って使います。見た目だけでなく握りやすさにもこだわっており、女性や子どもなど、力が弱い人でも簡単に扱えます。
コンパクトサイズなので、キッチンの収納にも困りません。ペルシャグルミなど、殻の薄いくるみを割りたい人におすすめです。おしゃれなデザインで、プレゼントにもおすすめですよ。
6位 古沢製作所 和くるみ割り器 ほじくるみんセット

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素材:鋼
重さ:約228g
「ほじくるみん」付きで中身を簡単に取り出せる
鉄から鋼を作る熱間鍛造法でつくられた、とても頑丈なナッツクラッカーです。殻の硬いオニグルミだと道具の方が負けてしまうこともありますが、その心配も必要ありません。桃の種も割れるほどの威力があるので、健康酒を作りたいときにも活躍しますよ。
とにかく頑丈なので、耐久性があるナッツクラッカーを探している人におすすめです。また、「ほじくるみん」というくるみの中身を簡単に取り出せる棒がついているので、かき出す作業が面倒な人にもぴったりでしょう。
7位 menu(メニュー) ナッツクラッカー 4790069

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素材:ステンレス・ゴム
重さ:425g
ドーム型で殻が飛び散らないので片付けがラク
プレートにくるみを置き、ゴム製のドーム型のカバーを被せて上から叩いて割るめずらしいタイプのナッツクラッカーです。底には滑り止めがついており、机に傷がつかないように配慮されています。
殻が飛び散らないため、片付けをラクにすませたい人にぴったりです。また、かわいらしい北欧デザインなので、インテリアにも馴染むナッツクラッカーを探している人にもおすすめですよ。
8位 鬼割本舗 くるみ割り器 B00NRJAQNM

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素材:-
重さ:-
置き型タイプでハンドルを下げるだけで割れる
ハンドルを下げるだけで簡単に割れる、置き型タイプのナッツクラッカーです。力を込めやすく、女性やお年寄りでも片手で簡単に割れるのが魅力です。ハンドルは取り外せるので、使い終わったあとはコンパクトに収納できます。
テーブルに置いて使えるため、より安全に使用したい人におすすめです。くるみを挟む幅はネジで細かく調節可能なので、小さめの銀杏やナッツなど、いろいろな用途で使いたい人にもぴったりでしょう。
9位 アズマ クレバースーパーシザーズ KS-A5

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素材:ステンレス鋼、プラスチック
重さ:260g
ひとつで5役の優れもの!マグネット付きで収納も便利
これひとつでハサミ・ナイフ・くるみ割り・栓抜き・ワイヤーストリッパーと、5通りの使い方がある万能ばさみです。キッチンはもちろん、ガーデニング・キャンプ・釣り・DIYなどさまざまなシーンで活躍します。
マグネット付きホルダーで冷蔵庫にピタッと貼っておけるので、収納にも困りません。ものを減らしたい人やアウトドアなどで持ち運びしたい人におすすめですよ。分解できるので、洗い残しや衛生面が気になる人にもぴったりです。
10位 ニダフジャパン マカデミアナッツ専用殻割り器 Cracker(クラッカー)

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素材:-
重さ:239g
世界一硬い木の実マカダミアナッツも簡単に割れる
ネジをまわすだけで、世界一硬い木の実といわれているマカダミアナッツの硬い殻も簡単に割れます。うまく割れたときのパカッという音が気持ちよく、長時間でも楽しみながら作業できるでしょう。
ボルトに使う潤滑油入りで、簡単にお手入れできるのも魅力。剥きたてのマカダミアナッツを存分に楽しみたい人におすすめですよ。「マカダミアナッツ専用」と書いてありますが、くるみにも使えます。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
---|---|---|---|
![]() 渋木製作所 くるみ割り器
1
|
1,227円 |
4.32 |
|
![]() 貝印 くるみ&銀杏割り DH7249
2
|
1,419円 |
4.36 |
|
![]() K.P.M.C ナッツクラッカー TypeII
3
|
1,571円 |
4.19 |
|
![]() TAKE2(テイク2) ナオミNAOMI
4
|
4,400円 |
3.05 |
|
![]() ALESSI(アレッシィ) NUT SPLITTE……
5
|
5,281円 |
4.4 |
|
![]() 古沢製作所 和くるみ割り器 ほじく……
6
|
1,725円 |
4.26 |
|
![]() menu(メニュー) ナッツクラッカ……
7
|
4,477円 |
3 |
|
![]() 鬼割本舗 くるみ割り器 B00NRJAQNM
8
|
1,616円 |
2.8 |
|
![]() アズマ クレバースーパーシザーズ ……
9
|
1,408円 |
4 |
|
![]() ニダフジャパン マカデミアナッツ……
10
|
1,470円 |
4.34 |
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硬いオニグルミをうまく割るコツは、1〜2日水に浸してからフライパンで乾煎りする

オニグルミは殻がとても硬いことで有名です。無理に割ろうとすると道具が硬さに耐えきれず壊れてしまうこともあるので、注意しましょう。
うまく割るコツは、オニグルミを洗ったあと1〜2日水に浸しておき、水気を切ったあとフライパンで転がしながら、弱火でじっくりと乾煎りします。そうすると殻に隙間ができるので、そこを広げるようにしてナッツクラッカーを使うと、簡単に割れますよ。
まとめ
ナッツクラッカー(くるみ割り)は、くるみの種類やお手入れのしやすさなどを考慮して選びましょう。また、連続して使うなら、重さやグリップの握りやすさも大切です。くるみ以外の銀杏やカニなども使いたいなら、兼用できるタイプが便利ですよ。
剥きたてのナッツは、新鮮で香りも抜群。ホームパーティー・おやつ・おつまみなど、ちょっとした贅沢を楽しみたいときにぴったりです。ぜひナッツクラッカーを使って、剥きたてのおいしいナッツを食べてみてくださいね。