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ワイヤーストリッパーのおすすめ人気ランキング10選

電工技師にとって必須ツールとも言えるワイヤーストリッパー。車・バイクの電飾を取り付けたりオーディオの加工など、幅広い電気工事に使用されます。最近ではDIYをする人が増えた影響で、ワイヤーストリッパーというワードを耳にする機会も増えたのではないでしょうか。

そこで今回はワイヤーストリッパーの選び方と人気のおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。自動・手動タイプなど、用途や使用環境に応じて最適なタイプをご紹介するので参考にしてくださいね。

目次

ワイヤーストリッパーは、電装や電気工事などで芯線を傷つけず安全に被膜を剥がせる専用工具

出典:amazon.co.jp

電線や導線を覆っているチューブと呼ばれる被膜を剥がすための専用工具で、電工技師には欠かせないツールのひとつです。

ニッパーなどを使って被膜を剥がす方法もありますが、芯線を傷つけると電線を流れる電流が上がって加熱や火災につながる危険があるので、作業を行う際は必ずワイヤーストリッパーを使いましょう。

ワイヤーストリッパーの選び方

ワイヤーストリッパーを選ぶ際に重要な5つのポイントを見ていきましょう。

作業内容や熟練度に応じて最適な「種類」を選ぼう

最適な種類を選ぶことで、安全・快適に作業を行えます。初心者の場合はとくに扱いやすいものであるか確認してくださいね。

力の調節がしやすいため、細線などの繊細な作業にも最適な「手動タイプ」

出典:amazon.co.jp

もっとも一般的な手動タイプは対応する規格幅の穴が開いており、その穴に合う電線を挟んで閉じることで芯線を残しつつ被膜だけを取り除けます

ほかのタイプに比べてより細い電線に対応しているものが多いですが、一本一本電線に合う穴に入れる必要があるため、ストリップする本数が多いときは手間がかかります。しかし、コンパクトな大きさのものが多いので、収納場所は取りません。

使用難易度は高いが、優れた汎用性でプロの電工技師にも愛用者の多い「自動タイプ」

出典:amazon.co.jp

自動タイプは、被膜を剥がしたい部分の両側をバネの力を利用して掴み広げて、中心の被膜を剥きます。プロの電工技師も多く愛用していますが、挟む力を誤ると芯線も切れてしまったり被膜が破れない場合もあるため、ほかのタイプに比べて精度が必要です。

電線の中間部分の被膜だけをストリップできるので、車の電装品取り付けなど既設の配線に別の電線を合流させる作業に最適です。対応する電線の太さの種類がほかのタイプに比べて少なく重量もあるので、用途をしっかり確認したうえで購入を検討しましょう。

自動調節機能によって手元を確認せずに少ない力で効率良く作業できる「横剥きタイプ」

出典:amazon.co.jp

自動調節機能が搭載されたものが大半を占める横剥きタイプは、手元を確認せずに使えたり被膜をカットしたあとグリップをさらに握るだけで切った被膜を引き抜けるなど、少ない力で効率よく作業できます。

ただし、電線の中間部分をストリップするのは難しく、車両や分電盤など狭い場所での作業もしづらい特徴があります。比較的高額ですが、用途によってはとても便利・快適に使用できますよ。

電線の「規格」や「太さ」をチェックして、対応しているものを選ぼう

出典:amazon.co.jp

極細線用・極太線用など、電線の太さに応じたものを選びましょう。スピーカーなどの細いリード線には0.25sq以下の手動ストリッパーがおすすめです。

また、UL規格であるAWG(アメリカンワイヤーゲージ)表記のものと、JIS規格であるSQ(スケア)表記のものがあります。電線の導体自体の太さを表すAWG(アメリカンワイヤーゲージ)は基本的に12~34で表され、数字が大きいほど扱う線が細いです。

断面積を表しているSQ(スケア)は、0.02~3.24mm2もしくは直径(mm)で記載されます。これらを都度対応表で確認するのは大変なので、もっとも使用する電線に合う規格のものを把握しておくか、グリップなどに対応表や換算表が表記されたものを選びましょう。

用途や目的に応じて最適な「機能」を備えたものを選ぼう

使用目的・使用環境によってどのような機能がもっとも必要であるか事前に確認してくださいね。

車両の電装など狭い場所での作業には、ヘッド部分が小さく扱いやすいものがおすすめ

出典:amazon.co.jp

電線同士を結束させるには半田付けが一般的ですが、車の電装は机上での作業ができないので圧着機能のついたワイヤーストリッパーがおすすめ。端子を用意するだけで電線の結束が可能ですよ。狭い場所で作業することが多いなら、ヘッド部分のサイズも考慮しましょう。

電気工事士試験用・DIY電気工事には、カットしたりスケールとしても使える多機能なもの

出典:amazon.co.jp

電気工事士試験対応のものは扱いやすいので、初心者にも最適です。また、被膜を剥くだけでなく、任意の長さに電線を切ったり長さを測るスケールとしても使える多機能タイプは汎用性が高くおすすめです。ほかの工具を用意する費用も場所も必要ないので、経済的ですよ。

グリップの形状や材質・挟む際に必要な握力など「使いやすさ」を考慮しよう

出典:amazon.co.jp

取手にバネがついているタイプは繰り返し作業しても手が疲れにくいので、形状や材質など手になじみやすいかホームセンターなどで実物に触れてみるのもおすすめです。

「ロック機能」や「規格換算表」が記載されているものであれば、より便利で安全に使用できる

出典:amazon.co.jp

工具箱に収納するなら取り出す際に怪我をしないように、またほかの工具を傷つけないためにもロック機能がついていると安心です。

JIS規格であるSQ表記やUL規格であるAWG表記等の換算表が記載されているタイプであれば、規格同士の対応がパッと見てわかるので、規格に不慣れでも迷わず作業できるでしょう。

ワイヤーストリッパーのおすすめ人気ランキング10選

ここからはワイヤーストリッパーのおすすめ人気商品をご紹介します。種類だけでなく、さまざまな機能を持った製品があるので、用途に応じて最適なものを選んでくださいね。

1位 KAIWEETS マルチワイヤーストリッパー 電線径自動調節 ワイヤーカット ストリップ KWS-103

詳細情報

サイズ:20.5×10.5×1.6cm
重量:349g

ストリッピング・ワイヤーカット・圧着の3つの機能

ストリッピング・ワイヤーカット・圧着の3つの機能が一体となった利便性に優れたストリッパーです。微調整ノブでストリップの強さを調整できるので、極細線もストリップできます。

さまざまな太さの電線に対応しており、一度に複数本のワイヤー処理も可能。自動車や電気器具など、幅広いケーブルに対応します。持ち手には滑り止めゴム(TRP)ハンドルが採用されています。

2位 エンジニア マルチワイヤーストリッパー 電線径自動調節機能付 PAW-01

詳細情報

サイズ:全長21cm
重量:359g

中間剥きや複数本のワイヤーの同時剥きができる

ワイヤーの中間剥きや複数本のワイヤーの同時剥きができるため、幅広い用途に使用できるワイヤーストリッパーです。微調整ノブでストリップの強さを調整することで、超極細線のストリップも可能

ストリップゲージでストリップする被膜の長さを設定して剥いたあと、ワイヤーカッターで簡単に被膜を除去できるので、一連の作業を素早く行えます。

3位 HOZAN(ホーザン) VVFストリッパー 電気工事士試験対応 ワイヤーストリッパー P-958

詳細情報

サイズ:幅9.4×長さ26.2×高さ1.7cm
重量:210g

測る・剥く・切る・のの字曲げがこの工具一本で可能

VVFケーブル2.0mm×3芯に対応しており、「測る」「剥く」「切る」「のの字曲げ」作業がこの工具一本で可能です。初心者でも扱いやすいストリップアシスト用バネがついているので、芯線の被膜も傷つけません。

エコ電線(EM-EEFケーブル)も軽い力でストリップできますよ。裏面にスケールがついているので、一目で長さを測れて便利です。

4位 VESSEL(ベッセル) ワイヤーストリッパー 3500E-2

詳細情報

サイズ:幅4.5×長さ15.5×高さ1.1cm
重量:100g

ダイヤモンド精密砥石研磨により高精度の剥離を実現

わずか100gの軽量でコンパクトな使いやすいハンディタイプ。ダイヤモンド精密砥石研磨により、高精度の剥離を実現した刃が特徴です。

グリップには、AWG・mm・mm2の換算表が付いているので、初心者でも対応サイズをすぐに確認できて便利です。付属のストッパーで保管時も刃先をしっかり保護できるので安心ですね。

5位 フジ矢 オートマルチストリッパ ストリップ線径自動調整タイプ PP707A-200

詳細情報

サイズ:全長20cm
重量:390g

差し込んでグリップを握るだけで簡単にストリップ

太さ0.13~6㎟(26-10AWG)内の線材であれば、差し込んでグリップを握るだけで簡単にストリップできるオートマルチストリッパー。開き幅調節ネジでゲージを動かして、ストリップ位置の変更もできます。

ワイヤーカット部と圧着機能も付いているので、絶縁端子のかしめ作業などにも。スピーカーコードや自動車の電装系部品の施工など、幅広い用途で活躍してくれますよ。

6位 KNIPEX(クニペックス) 1262-180 自動ワイヤーストリッパー 0.2-6.0(SB)

詳細情報

サイズ:幅8.1×長さ18.1×高さ2.7cm
重量:151g

被覆の厚さに合わせて自動的に切り込み深さを調整

照明やソケットの取り付け・模型の作成などDIYで行う作業にも最適な自動タイプのワイヤーストリッパー。スリムなヘッド形状なので、ジャンクションボックスのような届きにくい場所でも簡単にストリップできます。

導線は自動で守られるので、ケーブルを差し込んでワイヤーストリッパーを握るという2つの動作だけでVDE準拠の被覆を剥ぎ取れます。シンプルな手動標準ワイヤーストリッパーをお探しの方におすすめです。

7位 IWISS(アイウィス) ワイヤーストリッパー Φ0.25-0.8mm(30-20AMG) 細線用 FSA-0626B

詳細情報

サイズ:全長16.5cm
重量:125g

AWG表記で対応する穴がひと目でわかる

自動車などの制御盤・コンピューターやIC関係のプリント基盤・テレビやオーディオ等の家電製品など、さまざまな配線の剥離作業に使えるハンドストリッパーです。

ハンドルは手にフィットしやすい形状で取り扱いも簡単なので、初心者にも最適です。全パーツにオイル焼き入れ焼き戻し処理を施している特殊鋼製。線径(AWG表記)がされているので、対応する穴が一目で分かります

8位 ビクター VA線ストリッパー 第二種電気工事士試験対応 6003VA

詳細情報

サイズ:全長18.5cm
重量:350g

VA線もエコ線も対応のピストル型ストリッパー

電気工事でのVA線・VVF線のストリップに対応するピストル型ストリッパーです。握り幅が114mmのコンパクト設計なので、女性の手にもフィットします。

ストリップだけでなく刃の交換も簡単なので、電気工事士技能試験でも役立つでしょう。上刃と下刃は、VA線の1.6㎜と2.0㎜の両方に対応するために、線材がない状態で閉じると左右にズレる仕様になっています。

9位 SK11 DEVICE オートワイヤーストリッパー DVC-WS201

詳細情報

サイズ:幅9.7×奥行き21×高さ2.3cm
重量:280g

電線径を自動調整するためハンドルを握るだけ

電線径を自動調整するため、ハンドルを握るだけで簡単により線・単線など電線被覆の剥離作業ができる優れもの。ワイヤーカッターで細い電線・アルミ線の切断をしたり、絶縁圧着端子・スリーブ圧着と裸圧着端子・スリーブ圧着も可能です。

被覆剥離の長さを簡易設定できるストリップゲージも付いているので、配線作業がこれ一本で完了します。

10位 MCC VA線ストリッパ (エコ) VS-4A

詳細情報

サイズ:全長23.2cm
重量:220g

軽荷重できれいな切り口を可能にした刃部設計

軽荷重できれいな切り口を可能にした刃部設計により、切れ味は抜群です。握り部分のバネ効果でスムーズに作業できますよ。

1〜12cmの目盛でシースの剥離長さを測れるので、スケールに持ちかえる必要もなく作業時間の短縮につながります。絶縁体から約3mmの位置で90°曲げて先端をつまみ輪を作ることで「のの字曲げ」も簡単にできます。

おすすめの商品一覧

製品 最安値 評価 リンク

KAIWEETS マルチワイヤーストリッ……

1

1,890円




4.3

エンジニア マルチワイヤーストリ……

2

2,200円




4.31

HOZAN(ホーザン) VVFストリッパ……

3

2,893円




4.49

VESSEL(ベッセル) ワイヤースト……

4

1,251円


4.69


フジ矢 オートマルチストリッパ ス……

5

2,218円




4.44

KNIPEX(クニペックス) 1262-180 ……

6

5,567円




4.49

IWISS(アイウィス) ワイヤースト……

7

875円




4.42

ビクター VA線ストリッパー 第二種……

8

6,646円




4.41

SK11 DEVICE オートワイヤーストリ……

9

1,738円


4.55


MCC VA線ストリッパ (エコ) VS-4A

10

2,865円


4.59

まとめ

ワイヤーストリッパーを選ぶ際はまず、作業内容や熟練度に応じて種類を選びましょう。さまざまな太さの電線に対応しているものが良いなら手動タイプを、汎用性に優れたものが良いなら自動か横剥きタイプを選びましょう。電線の規格チェックも必須ですよ。

ロック機能や規格換算表があると安全に作業効率を向上させられます。購入前には実際にグリップの形状や材質・必要な握力を確認して、快適に使用できるものを見つけてくださいね。

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