トグルスイッチのおすすめ人気ランキング10選【堅牢で操作感抜群!】
皆さんはトグルスイッチというものをご存じでしょうか。 一般的なスイッチはボタンを押すことによってonとoffを切り替えるイメージがありますが、トグルスイッチはレバーを倒すことによって機器を作動させるスイッチです。
照明のスイッチとして、家庭でも目にすることはあるかもしれませんが、多くの場合、工業製品に使われています。
ここではそんなトグルスイッチの選び方とおすすめ商品をご紹介していきます。この記事を参考にご自身が使われる機器に合ったトグルスイッチを選びましょう。
目次トグルスイッチとは
出典:amazon.co.jp
トグルスイッチとは、スイッチの種類の1つで基本的な機能は他のスイッチと変わりません。その特殊な形状が、上着のボタンとして用いられる留め木に似ていることから、トグルスイッチと呼ばれています。
耐久性や堅牢性に優れており、一目でon-offの区別がつけられるという安全性から、工業製品などで好んで用いられるスイッチです。
トグルスイッチの選び方
トグルスイッチを選ぶうえで重要なのは端子の数です。これを知らないと、最悪の場合、トグルスイッチが使えない可能性があります。
そうならないためにも、ここではトグルスイッチの選び方を、ポジションと接点の数、回路の数の3つに分けてご紹介します。特に、接点の数と回路の数は端子の数に直結するので、慎重に確認してください。
レバーのポジションで選ぶ
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トグルスイッチのレバーは、上下に動かせるものと左右に動かせるものの2種類がありますが、それよりも重要なのはスイッチのポジションです。
このポジションにより、トグルスイッチの機能に幅を持たせることができるのです。まずはスイッチのポジションについて見ていきましょう。
2段階切り替えの2ポジション
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2段階切り替えの2ポジションはトグルスイッチの中で最も一般的です。倒す向きが上下か左右のどちらかだけしかなく、onとoffの見分けが瞬時に着くというメリットがあります。
トグルスイッチの中には双投式と呼ばれるon-onのものがありますが、とりあえず電源のonとoffを切り替えることだけが目的なら、この2ポジションを選ぶと良いでしょう。on-onについてはこのあとの「接点の数」でご説明します。
3段階切り替えの3ポジション
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2ポジションは上か下か、左か右かの単純な動きしかできませんでしたが、トグルスイッチの中にはさらに3ポジションと呼ばれるものが存在します。これは上・中央・下や左・中央・右のように、レバーを中央で固定できるタイプです。
3ポジションのメリットはoffを中央にすることによって、上下や左右に別々の役割を与えられることです。これにより1つのスイッチに持たせられる機能が増やせます。
接点の数で選ぶ
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接点とは回路へ電気信号を流すための接触部分のことです。接点が増えれば、電源のon-offだけでなく、on-onといった信号の切り替えが可能となります。この接点の数をトグルスイッチでは「投数」と呼びます。
そして、これを可能にしているのがスイッチの裏側から伸びている端子です。つまり端子の数と接点の数は相関関係にあります。これを理解すればトグルスイッチの選び方を間違うことはありません。
シンプルなon-off(単投式)
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もっともシンプルで分かりやすいのが、レバーの位置によってon-offを切り替える単等式です。場合によっては、ご自宅の照明のスイッチに用いられているかもしれません。単投式は基本となる端子の数が2本です。
on-on(双投式)
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2ポジションの項目で少し触れましたが、トグルスイッチは単純にonとoffを切り替えるだけでなく、on-onという信号の切り替えを目的にしたタイプがあります。それが双投式です。
右回転や左回転をスイッチ1つで切り替えたり、配線をあえてつながずに単投式として使ったりと、さまざまなシーンで使えるタイプです。単投式を買うべきかどうか分からないときは、とりあえず双投式を選ぶのも手でしょう。 双投式は基本となる端子の数が3本です。
on-off-on(3投式)
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レバーのポジションの説明にもあったとおり、トグルスイッチには3ポジションと呼ばれるものが存在します。3ポジションのトグルスイッチは3投式と呼ばれ、中央がoff、上下や左右が双投式のようにon-onとなっています。
3投式という呼称はあまり一般的ではないため、あくまで双投式の3ポジションとして扱われることがあるので、注意が必要です。
また、3投式も基本となる端子の数が3本ですので、残念ながら端子だけでは双投式との見分けがつきません。3投式のトグルスイッチを購入したい場合は、あらかじめ商品の説明をよく確認して選んでください。
オルタネイトとモーメンタリ
スイッチの中にはオルタネイトとモーメンタリという種類が存在します。聞き慣れない言葉なので身構えてしまいますが、それほど難しいものではありません。これらは単にレバーを倒し続ける必要があるかどうかを指す言葉だからです。
それを理解したうえで、オルタネイトとモーメンタリの違いを見ていきましょう。
スイッチとしては一般的なオルタネイト
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オルタネイトは、レバーが倒した方向に固定されるスイッチのことを指します。つまり、一般的なトグルスイッチはすべてオルタネイトです。
商品説明を読んでもオルタネイトと表記されていない場合がほとんどですが、そのくらい普通に浸透しているものなので、特に注意を払う必要性はありません。
レバーを倒し続ける必要があるモーメンタリ
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モーメンタリとは、レバーを倒し続ける必要性があるスイッチのことです。ある方向へレバーを倒し続けている間は機器が作動しますが、手を離すとレバーはニュートラルな位置へと勝手に戻ります。
主に、一方の動作が特殊で頻繁に使う必要がない機器や、昇降機のように一方の動作を行い続けると危険な機器に用いられることが多いです。
モーメンタリのスイッチをお求めの場合はon-offの表記に括弧がついているかどうかで判断してください。たとえば(on)-offと表記されていればモーメンタリです。これはレバーを倒し続けている間だけ、onになることを表していて、手を離すとレバーはoffの方に戻ります。
回路の数で選ぶ
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ここでいう回路の数とは、トグルスイッチによって同時に電気信号を流せる回路の数のことです。これが増えれば、トグルスイッチが機器に与える動作に幅を持たせられます。この回路の数をトグルスイッチでは「極数」と呼びます。
極数もトグルスイッチの端子の数に関わるので、これを読んで、ご自身が使いたい機器の端子の数と、トグルスイッチの端子の数を合わせるようにしましょう。
極数の端子の数
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極数の端子の数は「投数によって決められた端子の数が、極数の数だけ増えていく」と考えると理解が深まります。
例えば単投式の場合、基本となる端子の数は2本で、1極だと本数は変わりません。しかし、2極になると倍の4本になり、3極になると3倍の6本となります。同様に双投式の場合、1極で3本、2極で6本、3極で9本です。
基本的に投数は縦に列となって並び、極数によって横列が伸びていくので、極数が知りたい方は端子の横列の数を数えましょう。
トグルスイッチのおすすめ人気ランキング10選
ここまでトグルスイッチの選び方を、ポジションと接点の数、回路の数の3つに分けてご説明してきました。最後にトグルスイッチのおすすめ人気商品についてご紹介します。
トグルスイッチは極数や投数を間違えてしまうと使い物にならない恐れがあるので、この記事を参考に注意深く選んでいきましょう。
1位 NKKスイッチズ S-338
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詳細情報 重量:34.9g
AC:125V
アンペア:15A
ポジション: 3ポジション
機能動作:(on)-off-(on)
端子形状:はんだ珍しい(on)-off-(on)の2極3投型
その珍しいモーメンタリ機能から、車のパワーウィンドに適した商品となっています。パワーウィンドウの故障に悩んでいたり、パワーウィンドウのスイッチを堅牢にしたい方は是非ご検討ください
2位 uxcell トグルスイッチ DPDTタイプ
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詳細情報 重量:25g
AC:125V
アンペア:6A
ポジション:2ポジション/3ポジション
機能動作:on-on/on-off-on
端子形状:ネジ2ポジションと3ポジションを選べてコスパ良好
2極式であるこのトグルスイッチは2ポジションと3ポジションのどちらかを選んで購入できます。まとめ買いもできるうえ、値段もかなり抑えめなのでコスパを求める方には特におすすめです。
3位 エーモン トグルスイッチ アルミノブ 1215
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詳細情報 重量:22.7g
AC:12V
アンペア:12A
ポジション: 3ポジション
機能動作:on-off-on
端子形状:ネジシンプルな1極3ポジション
エーモンは数多くのトグルスイッチを販売する優良メーカーです。トグルスイッチを初めて購入する方はエーモン製から選ぶと良いでしょう。
このトグルスイッチはアルミ製で錆びにくいため、バイクのウィンカーとして使うと効果的です。
4位 エーモン トグルスイッチ アルミノブ 1201
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詳細情報 重量:18.1g
AC:12V
アンペア:8A
ポジション:2ポジション
機能動作:on-off
端子形状:ネジさらにシンプルになった1極2ポジションスイッチ
先ほどご紹介した1215の2ポジションバージョンです。こちらは単投式なので、単純にon-offを切り替える目的でのみ購入しましょう。
5位 エーモン トグルスイッチ 防滴キャップ付 1213
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詳細情報 重量:36.3g
AC:12V
アンペア:20A
ポジション:2ポジション
機能動作:on-off
端子形状:ネジ防水キャップ付きの1極単投スイッチ
1213は防水キャップが取り付けられたトグルスイッチです。防水キャップはさまざまなメーカーによって販売されていますが、トグルスイッチ本体が防水キャップの取り付けを想定していないことが多々あります。
サイズが合わなかったり、十分な防水性を発揮しなかったりする場合があるので、防水キャップが標準装備されているトグルスイッチを選ぶとトラブルが少なくなります
6位 エーモン 防水トグルスイッチ シリコン製キャップ 2897
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詳細情報 重量:59g
AC:12V
アンペア:10A
ポジション:2ポジション
機能動作:on-off端子までラバーコーティングされた防水トグルスイッチ
2897はキャップに加え、端子まで防水保護されたトグルスイッチです。普通のトグルスイッチでは難しかった雨の中での使用にも耐えられるので、防水性をとことん求める方はぜひ購入してください。
7位 uxcell KN402 4PDT トグルスイッチ
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詳細情報 重量:63g
AC:380V
アンペア:10A
ポジション: 2ポジション
機能動作:on-on
端子形状:ネジ圧倒的な端子数を持つ双頭式トグルスイッチ
4極双投式という圧倒的な端子数を持つトグルスイッチがuxcellのKN402です。on-onですが端子をつながなければon-offとしても使っていけるので、使用機器に合わせて柔軟に使えるトグルスイッチとなっています。
8位 エスコ トグルスイッチ EA940DH-135
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詳細情報 重量:4.5g
AC:125V
アンペア:6A
ポジション: 2ポジション
機能動作:on-on
端子形状:はんだ特徴的なレバーを持つ1極双投型
エスコが販売するEA940DH-135の特徴は、その長いレバーにあります。レバーが長いと服をひっかけてしまうリスクが伴いますが、操作の確実性や視認性は長い方が有利です。
そのメリットとデメリットを比べたうえで購入しましょう。9位 uxcell トグルスイッチ モーメンタリ SPDT
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詳細情報 重量:11g
AC:250V
アンペア:2A
ポジション: 2ポジション
機能動作:on-on
端子形状:はんだコスパに優れた双投型モーメンタリトグルスイッチ
このトグルスイッチの特徴はその安さです。1個当たりの値段が訳336円(税込)に抑えられており、双投型モーメンタリのトグルスイッチをお求めの方には特におすすめの商品となっています。
10位 uxcell トグルスイッチ 制御 3PDT プラスチック 金属製
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詳細情報 重量:9g
AC:250V
アンペア:2A
ポジション: 2ポジション
機能動作:on-on
端子形状:はんだ3極双投型の軽量トグルスイッチ
同社の4極双投型スイッチであるKN402と比べると重さが40g以上抑えられています。その軽量さから、移動物のスイッチとして使うと効果的なトグルスイッチです。
おすすめの商品一覧
製品 最安値 評価 リンク
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NKKスイッチズ S-338
1
756円
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5
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uxcell トグルスイッチ DPDTタイプ
2
461円
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エーモン トグルスイッチ アルミノ……
3
538円
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4.85
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エーモン トグルスイッチ アルミノ……
4
318円
4.23
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エーモン トグルスイッチ 防滴キャ……
5
605円
4.43
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エーモン 防水トグルスイッチ シリ……
6
1,134円
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4.57
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uxcell KN402 4PDT トグルスイッチ
7
904円
4.4
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エスコ トグルスイッチ EA940DH-135
8
491円
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5
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uxcell トグルスイッチ モーメンタ……
9
302円
4
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uxcell トグルスイッチ 制御 3PDT ……
10
621円
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まとめ
トグルスイッチはその形状こそ有名であるものの、名称はほとんど知られていないスイッチです。しかし使いどころを理解したうえで端子の数について理解すれば、これほど便利でさまざまな使い方ができるスイッチはありません。
ご自身が使われている機器のスイッチが壊れてしまったり、不満を抱えていたりする方はこの機会にぜひトグルスイッチを使ってみてください。