雨や猛暑など外で遊べない日は、小さなお子さんのフラストレーション発散に頭を悩ませる親御さんは多いことでしょう。そんな悩みにおすすめなのが、室内滑り台です。お家のリビングや子供部屋を楽しい遊び場に変えてくれる室内滑り台は商品によっては赤ちゃんから使用でき、お子さんの運動能力を刺激する良いおもちゃになります。
しかし室内滑り台はジャングルジムやブランコなどが付属しているタイプや折りたたみタイプなど種類が多く、どれを選べば良いか悩んでしまいがち。そこで今回は室内滑り台の選び方を解説するとともに、おすすめの商品をランキング形式でご紹介します。
幼児の運動能力の形成に役立つ!「室内滑り台」の魅力とは

雨や炎天下などお外で遊べない日は、お子さんの体力が消耗できず夜になかなか寝てくれないというのは子育て中に付きものの悩みです。室内滑り台は全身を使って遊ぶことができる遊具なので、お外で遊べないときでもお家の中で体を動かすことができます。
室内滑り台の対象年齢は商品によっても異なりますが、1歳前後から6歳程度まで遊ぶことができ、小さなお子さんの運動能力を鍛えるのに最適です。バランス感覚や脚力・腕力の発達に役立つほか脳へ刺激にも繋がります。設置場所をとるのが難点ですが、折りたたみの室内滑り台もあるので、ぜひチェックしてみてください。
室内滑り台の選び方
室内滑り台を選ぶ際に重要な7つのポイントを見ていきましょう。
安全に遊ぶためには、十分なスペースが大事!部屋の広さに合った「サイズ」を選ぼう

室内滑り台は選ぶ際は、設置スペースを考えることが大切です。購入前に設置場所を決め、スペースを計った上で購入しましょう。しかし想定したスペースに置ければ良いというわけではありません。安全に遊べるように、スペースに余裕を持たせることが大切です。
また、滑り終わりの場所の確認もしっかりと行ってください。滑り台の着地地点が壁に近いとぶつかって怪我をする可能性があります。滑り台の着地点は壁やドアからできるだけ遠ざけるようにし、周りにものがない場所を選んでください。お子さんが遊んでいるときに大人の目が届く位置に設置することも忘れないようにしましょう。
常に設置しておくスペースがないなら、使いたいときだけ設置する「折りたたみタイプ」を

お住まいの環境によっては、室内滑り台を常時出しっぱなしにしておくスペースがないということもあるでしょう。そんなときに便利なのが、折りたたみ式の室内滑り台です。折りたたみ式なら遊ばないときはコンパクトに折りたたんで収納ができるため、生活の邪魔になりません。常時出しっぱなしにしているとお部屋の景観が気になる、という方にもおすすめです。
安全に遊ぶために「対象年齢・耐荷重」を確認しよう

室内滑り台には安全に遊ぶために対象年齢と耐荷重が設けられています。対象年齢に満たないお子さんや耐荷重を超えた負荷は、思わぬケガや事故に繋がることもあるので注意しましょう。
特にお友達やきょうだいなど、複数で遊ぶことを想定している場合は要注意です。遊ぶお子さんの年齢や体重を考えた上で選ぶようにしましょう。また、お子さんがある程度成長しても使用する場合は耐荷重に余裕がある商品を選んでくださいね。
使い勝手やお手入れのしやすさを考えて「素材」を選ぼう
室内滑り台に使用されている素材にはいくつかの種類があります。素材によって使い勝手が異なるので、事前にしっかり確認しておきましょう。
組立やすく、カラーバリエーションも豊富な「プラスチック製」

プラスチック製の室内滑り台は軽量で組立が簡単なものが多いのが特徴。組立が苦手という方でも、比較的楽に組み立てることができます。デザインはポップでかわいいものが多く、子供部屋になじみやすいものが多いのも特徴です。
一方でほかの素材に比べると耐久力がやや弱いのが難点。着ている洋服によっては静電気や摩擦が発生しやすく、服を痛めることがある点も留意しましょう。
肌触りと堅牢性に優れ、シンプルでおしゃれなデザインが多い「木製」

木製の室内滑り台はシンプルなデザインで、お部屋に調和しやすいのが特徴です。ナチュラルな素材で肌あたりも良く、心地良く使用できるでしょう。
しかし木製は素材自体が重いので、滑り台の重さがあるのが難点。基本的には常時出しっぱなしになり、お部屋の中を移動させたりする使い方には適していません。重量がある分安定感と堅牢性があるため、安心して遊ばせられる点は大きなメリットと言えるでしょう。
滑り台がキャンバスに!お絵かきや色塗りもできて、処分も簡単な「ダンボール製」

室内滑り台の素材として近年人気を高めているのが、ダンボールです。紙製なので強度が心配になる方も多いかもしれませんが、実は意外と丈夫で小さなお子さん一人であれば十分に遊ぶことができます。お子さんが好きなようにお絵かきでカスタマイズできる点も、ほかの素材にはない魅力です。
また、ダンボール製は処分がしやすい点もメリットのひとつ。お子さんが遊ぶ時期が終われば簡単に捨てることができ、処分に困ることがありません。ほかの素材に比べれば耐久性は劣るものの、短い期間遊ぶ用と考えれば非常に使い勝手が良い素材と言えるでしょう。
シンプルな滑り台に飽きてしまうのが心配なら「+αの遊具」がおすすめ
室内滑り台には、滑り台以外の遊具が付属している商品があります。お子さんが飽きてしまうのを防ぐだけでなく、さまざまな能力の刺激にも繋がるのでチェックしてみましょう。
子どもの筋力アップに役立つ「ジャングルジム」

ジャングルジムは体全体を使って遊ぶ遊具なので、お子さんの筋力をアップさせる効果が期待できます。どんな風に上るか考えることで脳を刺激し、落ないようにすることでバランス感覚を養ってくれるのも利点です。体の使い方を学ぶのに非常に有効な遊具と言えるでしょう。
揺れることで癒し効果があり、バランス感覚を養える「ブランコ」

ブランコはバランス感覚を養うのに役立つ遊具です。また、漕ぐという動作によって全身の筋肉に刺激を与え、体のコントロールを学ぶこともできます。揺りかごやハンモックが落ち着くようにブランコの揺れもお子さんの癒しになるため、夢中で遊んでくれるでしょう。
反射神経を鍛え、空間把握能力を鍛えるボール遊びができる「ボールゴール」

ボールゴールが付属していれば、ボール遊びに触れる機会を得やすくなります。ボール遊びはボールの動きに合わせて体を使うため、反射神経を鍛えてくれる遊びです。投げる位置や力のコントロールを学ぶことで空間把握能力の向上も期待できます。お友達やきょうだいと遊ぶことでコミュニケーション能力を鍛えることもできますよ。
お子さんの発達段階や遊び方の好みに合わせて「スロープの高さ・傾斜・カーブ」を選ぼう

滑り台の傾斜が急なものはその分スピードが出るのでスリルのある遊びができますが、体がうまく使えない小さなお子さんには適していません。年齢の低いお子さんには、緩やかな傾斜を選びましょう。スリリングな遊びが好きなお子さんには、速度の変化が楽しめるカーブが付いたものもおすすめです。
また、滑り台の高さも遊び心地を左右するポイント。高いものであればよじ登ることで体全体を使って遊ぶことができます。全身を使って遊べる段階のお子さんであれば心持ち高い滑り台を選び、全身の筋力アップを促してあげましょう。
「降り口の高さ」がお子さんの運動能力に合っているか確認しよう

降り口の高さは滑り台によっても異なります。やや高いものは滑った衝撃を膝や足首で吸収しなければならず、ある程度足の作りがしっかりしている必要があります。ジャンプができるかどうかを目安に高さを決めるようにしましょう。早い段階から遊ばせるのであればゆっくりと大人が手助けしやすいゆっくりと遊べる高さを選んでください。
室内滑り台のおすすめ人気ランキング10選
ここからは選び方を踏まえた上でおすすめの室内滑り台をご紹介します。
1位 AGATSUMA ベビークル ブランコパークDX

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耐荷重:25kg
素材:アクリル, プラスチック, ポリプロピレン, ポリ塩化ビニル, 金属
滑り台の傾斜:-
重量:11.6 kg
ブランコ・ジャングルジム・滑り台・鉄棒の4WAYだから飽きない
3段のジャングルジム・ブランコ・鉄棒・滑り台が一緒になった室内滑り台です。組立が簡単で折りたたんで収納もできるため、遊ぶときだけ設置すれば生活を邪魔することがありません。
滑り面のスロープの高さが調節できるのも特徴です。パイプ部分は丈夫で強く、接合部分に突起もないので安心して遊ぶことができますよ。ブランコは外すことで高さ調節ができる鉄棒に変化するので、長く遊べるのもうれしいですね。
2位 タンスのゲン 現役ママが考えた木製ジャングルジム すべり台付き

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耐荷重:約50kg
素材:木製
滑り台の傾斜:-
重量:11kg
ママの目線で作った安心安全な滑り台
ニュージーランド産のパイン材を使用した、木製の滑り台です。オール角丸仕様かつささくれが出ないように研磨されているため、心地よく遊ぶことができます。
厚みのある木材を使用し、補強フレームで強度を上げているのもポイント。耐久性が高く、長い期間遊べます。滑り終わりは床と設置するよう斜めにカットされ、足がぶつかりません。安全性を重視して選びたい方に最適な滑り台です。
3位 TOYO2021 ジャングルジム 滑り台

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耐荷重:50kg
素材:PP
滑り台の傾斜:-
重量:約30g
秘密の遊び場気分が味わえる
1台で9通りの遊び方ができ、飽きずに楽しめる室内滑り台です。滑り台以外にうんてい・ボール的入れ・トンネル・クライミング・バスケットゴール・つり輪・ブランコ・秘密基地の遊びができ、多角的に運動能力を鍛えることができます。
組立が簡単なのもうれしいポイント。安定性もしっかり考えられたバランス設計で、お子さんの遊びと学びをサポートします。環境に配慮したエコな素材を採用しており、家族にも地球にもやさしい1台です。
4位 finebaby 手すりでのぼれるロング&なだらかスロープ折りたたみすべり台

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耐荷重 :50kg
素材:PE(ポリエチレン)、ABS樹脂
滑り台の傾斜:-
重量:4.4kg
1歳半から遊べるシンプルな滑り台
18ヶ月のお子さんから遊ぶことができるシンプルな室内滑り台。なだらかで長いスロープで勢いがつきにくく、体全体を使った遊びに慣れていない小さなお子さんでも安心して遊べます。のぼりやすいように階段に手すりが付いており、歩き慣れていないお子さんの脚力アップ効果も期待できるでしょう。
折りたたみ式で簡単に設置できるのも特徴です。遊び終わったらさっとたたむことができ、お部屋のちょっとした隙間に収納できますよ。
5位 HOWAY わくわく スライダー

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耐荷重:約30kg
素材:ダンボール
滑り台の傾斜:-
重量:約8kg
ダンボール製だから廃棄が簡単
HOWAYのわくわく スライダーはダンボールでできた室内用スライダーです。工具不要で組立ができ、力を使う必要がありません。ダンボールですが30kgまでOKなので、小学校低学年程度まで遊ぶことができます。
やや大きめの作りなので、乳幼児用の滑り台を卒業したころのお子さんにおすすめ。広めの設計できょうだいやお友達と遊ぶのにも最適。遊ばなくなったら簡単に破棄ができるのもおすすめのポイントです。
6位 RiZKiZ ソファ滑り台

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耐荷重:約50kg
素材:ポリエチレン
滑り台の傾斜:-
重量:約2.7kg
お家のソファが滑り台に変身
滑り台を設置するスペースがない方や、一時期しか遊ばないから大型のものは購入にしたくないという方におすすめなのがRiZKiZのソファ滑り台です。自宅のソファやベッドに掛けるだけで家具を遊具に返信させてくれます。
設置が簡単なだけでなく、安全面の配慮も万全。高さのない設計かつ50kgの耐荷重で安心して遊ぶことができます。また、ソファだけではなくプールに設置することもできるため、夏場にビニールプールで遊ばせるお供としてもおすすめですよ。
7位 トイローヤル 3WAY 滑り台

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耐荷重:25Kg未満
素材:ABS樹脂、ポリプロピレン樹脂
滑り台の傾斜:-
重量:5.92 kg
省スペースなのに楽しさいっぱい
組立が苦手、すぐに遊べる滑り台がほしいという方におすすめの1台。キューブ型の骨組みで、組立をせずに遊ぶことができます。遊び終わったらたたんで場所をとらずに収納も可能。邪魔にならずに活用できます。
スロープが低めで滑り終わりに段差がないのも特徴。怖さを感じずに遊べるので、初めての室内滑り台として適しています。視線を遮るものがない作りで、大人が見守りやすい点もおすすめのポイントです。
8位 Kanavi ジャングルジム 滑り台

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耐荷重:60kg
素材:欅の木、合板
滑り台の傾斜:-
重量:37kg
子どもの運動能力を刺激する
欅の木でできた、大型の室内遊具です。1台で滑り台以外にジャングルジム・トンネル・鉄棒・ロープはしご・ブランコ・ロッククライミングの遊びができ、運動能力だけでなく悩の発達にも役立ちます。
堅牢な作りで、耐荷重は60kg。成長したお子さんやきょうだい・お友達と遊ぶのにも最適です。かなり大型かつ、重量もあるため設置に広めのスペースが必要な点はやや使いにくいかもしれませんが、長期的に使える遊具を探している方にはおすすめですよ。
9位 BTT バス滑り台

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耐荷重:40kg
素材:スチール、PP
滑り台の傾斜:-
重量:9.6kg
バスの運転手さん気分が楽しめる
BTTのバス滑り台は、バスの形状でお子さんの興味を引きつける室内滑り台です。運転席部分にはハンドルも付いているため、運転手さんごっこに大活躍。音がでるボタンも搭載されており、想像力を高める遊びができます。
滑り台は滑り終わりに段差がほとんどないため、小さなお子さんでも安心。階段にはエンボス加工を施し、上がり下がりが安全に行えるようになっています。車好きなお子さんにおすすめですよ。
10位 happymaty ハッピーぞうさん

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耐荷重:75kg
素材:高密度ポリエチレン
滑り台の傾斜:-
重量:14kg
階段が幅広いから小さなお子さんでも安心
かわいくてやさしいぞうさんの形が特徴的な室内滑り台です。デザインはかわいいだけでなく、角のない丸い作りで非常に実用的。小さなお子さんでも安心して遊べます。
階段部分はエンボス加工が施され滑りにくくなっているのも特徴。丈夫な階段でお子さんの脚力を鍛えてくれます。比較的小型の本体ですが、バスケットゴールとボールも付属しており飽きずに楽しめる1台ですよ。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
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![]() AGATSUMA ベビークル ブランコパー……
1
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13,970円 |
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![]() タンスのゲン 現役ママが考えた木……
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![]() TOYO2021 ジャングルジム 滑り台
3
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30,850円 |
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![]() finebaby 手すりでのぼれるロング&……
4
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8,464円 |
4.4 |
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![]() HOWAY わくわく スライダー
5
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13,530円 |
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![]() RiZKiZ ソファ滑り台
6
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5,280円 |
3.8 |
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![]() トイローヤル 3WAY 滑り台
7
|
5,760円 |
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![]() Kanavi ジャングルジム 滑り台
8
|
29,980円 |
4.07 |
|
![]() BTT バス滑り台
9
|
9,980円 |
|
|
![]() happymaty ハッピーぞうさん
10
|
13,800円 |
3.8 |
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まとめ
室内滑り台を選ぶ際は、お部屋に余裕をもって設置できるサイズのものを選ぶことが大切です。特に滑り終わりに壁が近いとぶつかってケガをする可能性があるため、注意してください。
お子さんが滑り台に飽きてしまうのが心配ならジャングルジムやブランコなど、別の遊具が付属している商品を選ぶのがおすすめです。体全体を使って遊ぶことでお子さんの運動能力を鍛えることに繋がるので、上手く活用してみましょう。設置するスペースがないという方は、折りたたみの滑り台も多くあるのでぜひチェックしてみてくださいね。