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検電テスターのおすすめ人気ランキング6選

車が好きな方や電装DIYをしている方にとってなくてはならないアイテム、検電テスタ―。通電や極性を確認することができ、オーディオ類やカーナビを取り付ける際にも便利です。

しかし、エーモン工業やマザーツール、カスタムなどの多くのメーカーが提供している商品の中で、実際に購入する際、どのメーカーの検電テスタ―を購入すれば良いのか、どんなポイントを重視して購入すれば良いのか分からないということがあるのではないでしょうか?

そんな方のために、検電テスターの選び方やおすすめの検電テスタ―6選を紹介します。是非購入する際の参考にしていただければと思います。

目次

検電テスターの仕組み

間違った使い方をしてしまうのを防ぐために、まずは流れている電気を検電テスターがどのように計測しているのか最低限知っておく必要があります。すでに購入して使用しているものの仕組みを知らない方は、仕組みから理解すると使いやすくなりますよ。

アイテム自体は、本体、検電部、ワニグチ、コードの4つの部品で構成されています。検電部は電気が流れているかを確認する際に配線に当てる部品になります。ワニグチは車のボディの金属部分に挟む部品で、クリップと呼ばれることもあります。検電部とワニグチが検電テスターの主な部品ですね。あとは、ワニグチと本体を繋ぐコードで構成されています。

検電テスターは器具自体がLEDになります。そのため、実際に使用する際は器具自体をボディアースしておく必要があります。ボディアースと言うと少々難しく聞こえますが、簡単に言うとワニグチを車のボディの金属部分に挟んでおくだけです。これをやっておかないと、電気が走っているのかを調べる際に、電気が走っていたとしてもLED部分が反応せず光りません。

上記の準備が完了すると、器具自体がLEDとしての機能を果たすようになります。検電部をプラス線に当てると、電気が走っているためLED部分が光りますが、マイナス線に検電部を当てると電気が走っていないためLED部分は光りません。また、電気が走っているかの確認だけでなく、電気が流れるタイミングを計ることもできます。

検電テスターの選び方

今回ご紹介するのは検電テスターですが、知らない方にとっては一体どのような商品を購入すれば良いのか分からないと思います。ただ安いだけでは性能面で安心できない、逆に性能を求めすぎると高すぎるのではないかと悩みが出てきますよね。

価格帯や機能、使い勝手で選ぶなど選び方は様々です。そこで、検電テスターを購入する際のポイントを3つのタイプ別に分けてご紹介します。

タイプで選ぶ

検電テスターについて知らない方や詳しくない方は、検電テスターを選ぶ際に何を重要視して選べば良いか分かりませんよね。そんな時、まずは商品のタイプで選ぶと良いです。商品のタイプは、使用する際の用途によって判別します。

電装DIYをしたい方やプロの方はタイプにこだわったほうが満足感が高いです。そこで、今回は検電テスターを購入する際に重視するべきタイプをご紹介します。

安価に手に入る通電のみを調べるタイプ

出典:amazon.co.jp

通電とは、検電テスターを使用して、電気が走っているのを確認する、または電気が流れているタイミングを確認する機能になります。通電の確認時、LEDが光って知らせてくれるタイプに加え、音が鳴って知らせてくれるタイプもあります。

通電のみ確認できるタイプは安価で手にいれることができる商品が多いので、電装DIY初心者の方やお家のLED電飾などされている方におすすめです。

通電と極性がわかるタイプ

出典:amazon.co.jp

御自身で車のオーディオやドライブレコーダーなどを取り付けたい方は、通電と極性の確認ができるタイプがおすすめ。極性を知ることができれば、配線を繋ぐ際、プラスかマイナスかわかりやすく作業もスムーズに行うことができます。

また、商品を選ぶ際、プラスとマイナスで知らせてくれる色や音が違う商品を選ぶとさらに間違うリスクが減少し安心してご使用いただけますよ。

電圧まで調べられるタイプ

出典:amazon.co.jp

すでにご紹介したタイプは電気が流れているか確認するだけのアイテムでしたが、中には電圧を測定できる検電テスターもあり、流れている電気の電圧がデジタル表示されます。

デジタル表示は一目で数値がわかりやすく見間違いも起こりにくく、その部分に流すことのできる電流を把握することができ、電源を正確に分配することができます

電圧を正確に把握することができると電流の値も予測することができます。正確な電流値を把握することができることで最適なアンペア値のヒューズを差し込むことができます。よって、電装DIYをする上で必要な機能と言えます。

機能で選ぶ

タイプ毎の選び方を前述させていただきましたが、商品の機能で選ぶ方法もあります。機能別で選ぶ人は基本的にDIYを普段からしている方が多いのですが、初めて使用する方も作業効率をよくしたり、購入した商品を長く使用したい場合は機能に着目すべきです。

備わっている機能によっては作業効率が全然異なってきますので、使用する時のことを想定して商品を選びましょう。下記に機能別の選び方をご紹介します。

音で通電がわかるブザー付き

一般的なアイテムは主にLEDが光ることで通電を確認するパターンが多いです。しかし、それだけでは通電しているか判断しにくかったり、作業中にLED部分を一回一回確認する必要があります。

そんな時は通電時に音がなるブザー付きの商品を使用すると良いでしょう。通電を確認すると音が鳴るので、電気が通っているのが確認しやすく便利です。

LEDのみですと通電しているのかを見逃してしまうことが多いです。前述しましたが明るい昼間の時間帯に作業をしているとライトが見えにくいという欠点もあります。また、このようなことが起きないようにLEDを常に気にしないといけません

しかし、音が鳴るタイプだとLED部分を気にする必要もなく、明るい昼間の時間帯でも作業を行うことが出来ます。値段も音無しと音有りでは1,000円ほどしか値段が変わらないので、作業効率を重視するのであれば音有りを購入するのがおすすめです。

一台で様々な測定ができるものも

前述した機能をすべて兼ね備えている商品もあり、どのポイントにおいても不満を抱えたくないという方は、1台で様々な測定ができる商品を選びましょう。

多彩な機能を搭載していることで、作業効率だけでなく的確に電源を分配することができるため、作業をする上でとても有効です。特にプロの方は、1台で様々な測定ができる商品の方が細かく適切に作業を行うことが出来るため、スピード・質ともに一定のレベルを担保出来ます。

多機能な商品として知られているものは、通電確認機能、極性確認機能、導通確認機能といった機能を兼ね備えていることが多いです。前述している機能になるのですが、全てを兼ね備えている商品ではデジタル検電テスターがおすすめです。数値を確認することもでき、アンペア値の計算もしやすいです。

値段も1,500円~2,000円ぐらいなので手が届きやすいのではないでしょうか。変に安い商品を購入して機能を求めてしまうよりは、初めから多機能な商品を購入するのも良いでしょう。

検電テスターのおすすめ人気ランキング6選

検電テスターはメーカーによって価格や機能面が異なります。
購入する際の選び方をご紹介してきましたが機能面が商品によって異なり実際にどのような商品を購入すれば良いのか気になるのではないのでしょうか?

そんな方のためにおすすめの商品をランキング形式でご紹介します。是非参考にしていただければと思います。

1位 AstroAI テスター デジタルマルチメーター

詳細情報

検査可能な項目:直流交流電流、直流交流電圧、抵抗、静電容量、直流電流増幅率(PNP/NPN両用)
対応電圧:DC 最大600V
機能:通電確認機能(LED・音ブザータイプ)、通電テスト機能(Beep音付き)

DIYだけでなくプロにも適したタイプ

AstroAIというメーカーのデジタル検電テスターになります。DC電圧だけでなくAC電圧にも対応しているため幅広く使用することができます。

さらに購入日から12ヶ月間、技術サポート、およびアフターサービスを提供しているため、使用方法が分からなかったり、故障した場合もとても安心です。

幅広い電圧に対応しているほか、通電確認時にブザーもなるため、通電確認がしやすい商品です。デジタルで値を表示するため、計測した電圧値がすぐに分かり、使い勝手の良い商品ですね。

2位 エーモン 検電テスター(光と音タイプ) 通電確認+極性確認 (1547)

詳細情報

検査可能な項目:電圧、極性判定
対応電圧:DC 6V~24V
機能:通電確認機能(LED・音ブザータイプ)、極性確認機能(赤と緑のタイプ)

通電確認と極性確認ができるタイプ

こちらの商品はエーモンの検電テスターになります。家庭用ではなく車用のアイテムになり、電装DIYに適したアイテムです。エーモンは検電テスターを販売しているメーカーの中でとても有名なメーカーですね。

商品の機能としては、LEDに加えてブザーも鳴る仕様になっています。LEDだけだと明るい昼間の時間帯は見にくい、作業中にLED部分を確認するのが手間に感じるという方におすすめの商品です。

ブザーが鳴るため明るい日中の作業でも通電を確認することができますし、LEDのみが光る商品に比べて、作業中の効率を上げることができます。

3位 ASE 検電テスター as1320

詳細情報

検査可能な項目:通電
対応電圧:DC 6V~24V
機能:通電確認機能(LEDタイプ)

シンプルで使いやすい!

通電のみの確認に便利なASEの検電テスターです。シンプルな構造のため使い方もわかりやすく、安価なので気軽にお試しいただけるため、初心者の方におすすめの商品です。また、口コミでの評価も高く、amazon、楽天、yahooにおいて★4以上の評価を得ています。

4位 小型デジタルテスター

詳細情報

検査可能な項目:電圧、極性判定
対応電圧:DC 6V~24V
機能:通電確認機能(数値をデジタル表示)、極性確認機能、導通確認機能、電圧確認機能

電装DIYだけでなく、家庭用としても使用できるタイプ

車用の電装DIYだけでなく家庭用でも使用することができ、場所を問わず使用できるオールマイティーな商品になります。

車用以外でも使用できるため、商品の潰しが効きます。デジタルテスターなので、電圧や電流の値を把握しやすく、電源の分配も適切に行うことができます。しかし電池は付属していないため、あらかじめ電池を用意しておきましょう。

5位 アネックス(ANEX) ブザー&LEDオートテスター

詳細情報

検査可能な項目:通電
対応電圧:DC 6V~24V
機能:通電確認機能(LED・音ブザータイプ)

通電確認が便利なタイプ

こちらの商品はアネックスというメーカーの商品で、LEDとブザーで通電を確認できる商品です。価格と機能面を重視している方にとっては、最適な商品と言えます。

対応電圧は6V~24Vとなっておりますので、ほぼすべての車に対応している検電テスターです。事前に電圧を調べる必要があるのですが、電圧の対応範囲が幅広いため、その分事前調査が無くても対応できるのがメリットです。

また、LEDとブザーで通電を知らせてくれるため、作業時の使い勝手もとても良いです。ただワニグチ部分が少し硬いため、アースする際に少々使いにくさを感じるかもしれません。

6位 エーモン 検電テスター A49

詳細情報

検査可能な項目:通電
対応電圧:DC 6V~24V
機能:通電確認機能(LEDタイプ)

初心者向けの検電テスター

ご紹介するのはエーモンの検電テスターになります。車用のアイテムになり、家庭用では使用せず車の電装DIYで使用したい方におすすめのアイテムです。

検電テスターの機能面にこだわらず、価格帯の安いアイテムを選ぶのであれば最適の商品です。通電が確認できるとLEDが光る、シンプルな仕様のものになります。

そのため、初心者の方やあまり使わないから安いものを使用したいと考える方には、適した商品ですね。しかし、ブザーは鳴らないため日中の作業ではLEDが光っているのを見逃さないよう注意してください。

おすすめの商品一覧

製品 最安値 評価 リンク

AstroAI テスター デジタルマルチ……

1

1,080円




4.1

エーモン 検電テスター(光と音タイ……

2

1,310円




4.1

ASE 検電テスター as1320

3

347円




4.21

エーモン デジタル検電テスター 1142

4

1,080円




3.93

アネックス(ANEX) ブザー&LEDオー……

5

1,188円




3.45

エーモン 検電テスター A49

6

378円


4.5

検電テスター使用時の注意点

検電テスターを購入した時に操作説明は記載されていても、使用上の注意点は細かく記載されていないことがあります。よく使用する方は注意点を知っているかもしれませんが、初めての方はチェックしておきましょう。

テスターを使用するうえで注意すべき点はいくつかあり、この注意点を知らないとアイテム寿命を悪くしたり、作業が上手くいかなかったりします。そこで、今回は商品を使用するうえで注意する点をご紹介させていただきます。

対応している電圧を確認する

検電テスターは対応している電圧が商品によって異なります。そのため、購入する前に対応電圧を調べておくことが必要です。

一般的には電圧は12Vだと思われがちですが、車によっては12Vではない車もあり、事前に調べておかないと購入した検電テスターが使用できないという事態も起こってしまいます。

例えば、トラックは24Vの電圧が通常ですので、12Vの電圧にしか対応していない商品ですと通電確認することができません。

このような場合に対応するためにも、使用する検電テスターは幅広い電圧に対応しているものを選ぶと、通電が確認できないという事態を避けることができます。

ショートしないようにする

電気を測定する道具を使用する際に注意しなければならないのがショートです。ワニグチを金属部分に繋いでプラス線を調べる時は特に心配しなくても良いのですが、マイナス線を調べる時は要注意です。

マイナス線を調べる時は、ワニグチをプラス線に繋ぐ必要があります。そうしないとマイナス線を調べることができないためですが、この時に最もショートを起こしやすいです。

ショートしないための対策として、絶縁テープをワニグチ部分に貼ることで防止することができます。

ショートすることで車の他の部品にまで悪い影響を及ぼす可能性がありますので、影響範囲を最小限に抑えるためにも対策はしっかりしておきましょう。

使用可能なのは直流のみ

車用で販売されている検電テスターは交流の電気には使用することができません。家庭でも使用できるのではないかと考えがちなのですが、直流にしか使用できない器具を他の用途で使用すると、感電する危険性もありますので使用しないようにしましょう。

また、検電テスターそのものもダメになってしまう可能性も0ではないので、正しい用途で使用してください。

基本的に車はDCと呼ばれる電源で、家庭はACと呼ばれる電源になります。車用検電テスターはDC専用ですので、家庭では使用せず車の電装DIYに使用するよう心掛けましょう。

まとめ

検電テスターの選び方やおすすめの商品をランキング形式で紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?検電テスターとはそもそも何なのか、どのような仕組みなのかなどをご理解いただけましたでしょうか。

どのポイントを優先するかはその人次第なので、自分の目的や用途に合った検電テスターを選ぶと失敗しないでしょう。自分に合った検電テスターを見つけて是非DIYを楽しんでいただければと思います。

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