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ピックアップツールのおすすめ人気ランキング7選

ピックアップツールは、自動車や設備機器のメンテナンス中や作業中に、機材に必要な部品を誤って手の届かない場所に落としてしまった際に部品を回収するための工具です。そのため、部品を落としてしまう様な作業シーンを幅広くフォローする為に数多くの製品が展開されています。

工具箱に必ず必要な工具では無いものの、1本備えているかどうかでいざという時の作業内容が大きく変わるので備えておくと便利です。そこで今回は、ピックアップツールのタイプ別の違いと合わせて、具体的なおすすめ商品7選をランキング形式でご紹介します。

目次

ピックアップツールの用途

出典:amazon.co.jp

細くて長い形状をしているピックアップツールは、自動車や設備メンテナンスの際にネジ・ナットなどの細かな部品が手の届かない場所に落ちてしまった時などの回収をフォローする工具です。

自動車や設備メンテナンスを行う際は、大小問わず様々なパーツを取り外しや設置する事になります。その際にどうしても小さな部品を手の届かない様なスペースに落としてしまい、簡単に回収できないシュチュエーションがあります。下手に回収しようとすれば、手を挟んでしまう場合や隣接する部品を痛めてしまう可能性がありとても危険です。

ピックアップツールを使えば手の届かない小さなスペース、手を伸ばすと怪我をする恐れがある場所に落ちた部品を簡単に回収することが出来ます。整備士の方であれば工具箱に用途別に2本程は備えている、いざと言う時のお役立ち工具です。

ピックアップツールの選び方

落ちた部品を回収する為の工具であるピックアップツールですが、様々な作業シーンを想定して幅広い状況に対応できる様に複数の種類がラインナップされています。作業状況に応じてピックアップツールのタイプをしっかり選ぶ事により、お役立ちツールとして初めて便利さを実感する事が出来ます。

ピックアップツールを作業シーンや製品タイプ別にご紹介します。ご自身の作業シーンにあったタイプを選んで行きましょう。

先端のタイプで選ぶ

ピックアップツールは自身の手に変わって小さな部品を回収する工具ですので、部品を回収する先端部分に工夫がされています。先端部分に強力なマグネットが搭載されており、金属部品を磁力で引きつけて回収できるタイプがもっとも使われています。

しかし、自動車や設備機器のメンテナンスの際には必ずしも金属部品を使うとは限りません。部品の中にはステンレス製の部品などもあり、強力な磁力でも回収できない作業シーンも存在します。その様な場合にもピックアップツールの先端が爪になっているタイプもあり部品を挟んで取る事が可能なタイプも展開されています。

作業シーンによってベストなピックアップツールの先端が変わってきますので、タイプ別に3つご紹介します。

くっつけて取るマグネットタイプ

出典:amazon.co.jp

部品をくっつけて取るマグネットタイプはピックアップツールの先端にマグネットが搭載されています。主に金属部品を回収する事ができます。マグネット式は磁力で部品を引き付けるために、部品を落とした場所が不明でも先端の近くにあれば回収できるのもメリットです。

先端がマグネットのタイプはしっかり金属部品が回収するために、マグネット部分が強力になっている製品も展開されており「3.5kg」もの重さの部品を回収できる製品も購入する事ができます。デメリットとしてはマグネットの磁力で引っ張れる部品しか回収ができないため、ステンレス製や木製のパーツは回収ができません。

挟んで取る爪タイプ

出典:amazon.co.jp

部品を挟んで取る爪タイプはピックアップツールの先端に爪が搭載されています。爪は製品によって本数が変わりますが3~4本の爪で部品をしっかりと掴み回収する事が可能です。爪で挟み回収するので部品材質に関わらず回収する事ができ、非常に便利な先端タイプです。

先端が爪タイプの物は爪部分が細い作りの製品が多いために、重たすぎるパーツは回収する事ができないのがデメリットとなります。しかし、部品材質に左右される回収できる点と部品を回収中に周りの機材に当たって再度パーツを落としてしまうシーンが極端に抑える事ができます。

どちらも付いていると一石二鳥!

出典:amazon.co.jp

先端にマグネットと爪が搭載されており、どちらでも回収できるタイプの先端が展開されています。普段使いは先端をマグネットでの回収として、場合により手元で操作を行う事で爪を出し入れする事ができるとても便利な先端タイプです。

先端にマグネットと爪が搭載されているために、金属部品を磁力で引き付ける様に回収でき、ステンレス製の部品にも対応する事ができます。一石二鳥の便利な先端タイプですが、搭載されている磁力が強力なものが少ない為、重たい金属製品を回収する作業シーンがある場合には注意が必要です。

シャフト(柄)のタイプで選ぶ

ピックアップツールには先端から持ち手までのシャフト(柄)に部品回収をアシストする機能が備えられているタイプが展開されています。通常のタイプであるシャフトがまっすぐなタイプは強力で重たいマグネットが搭載されており、重たい部品などを回収する事に向いてます。

しかし、小さな部品の様に自動車や設備機器の部品と部品の間にはまり込むような場合は、まっすぐなシャフトでは対応する事ができません。そこで、シャフト部分を自由に曲げる事ができて小さく細かな隙間に入り込む事のできるタイプも展開されています。

回収する部品や対応する機材機器によっては重要となる、シャフトをタイプ別に3つご紹介します。

まっすぐなタイプ

出典:amazon.co.jp

シャフトがまっすぐなタイプは自動車や設備機器内で部品同士が入り組んでいない作業シーンに向いています。特にシャフトがまっすぐで丈夫な為に、途中で曲げたりなどの柔軟性には欠けますが、重量のある部品をしっかり回収したりするシーンにはおすすめです。

シャフトがまっすぐなタイプは柔軟性に欠ける事が大きなデメリットではありますが、シャフトの作りがしっかりしているので部品に絡んだりする心配がありません。また、重たい部品も回収する事ができるので、基本的にはシャフトがまっすぐなタイプをおすすめします。

持ち運びにも便利な伸縮タイプ

出典:amazon.co.jp

シャフト部分が伸縮するタイプは、シャフト部分の長さが可変長となっており任意の長さに変更する事ができます。まっすぐなタイプでは作業シーンによって自動車や設備機器周りの要領にシャフトが長すぎて、取り回しが難しくなる作業シーンが発生する場合があります。

伸縮するタイプのシャフトを使用すればシャフトの長さを可変長に自由に変更する事ができるため、幅広い設備機器での部品回収に使用する事ができます。自動車や家電製品など幅広い電子機器をメンテナンスされる方であれば1本持っておけば、いざという時に作業を止める事なくスムーズに続ける事ができるでしょう。

自由に曲がるフレキシブルタイプ

出典:amazon.co.jp

シャフトが自由に曲がるフレキシブルタイプは長さは変わらないもののシャフトの形を変える事ができます。シャフト自体が形状記憶の素材で作成されており、任意の形にシャフト部分を調整する事ができます。普段身の回りにあるサイズが小さな家電製品など部品同士が入り組んだ作りをしてる機器には最適なシャフトタイプとなります。

フレキシブルタイプのシャフトは形状記憶の素材で作成されている為、幅広い電子機器や自動車・設備機器の隙間に対応する事ができます。通常では絶対に届かないような場所でも部品を回収する事ができるのがメリットですが、形状記憶素材で形を変更しやすい分重たいものが先端に来ると形が変わってしまい回収が難しくなるデメリットがありますので使い所には注意しましょう。

長さで選ぶ

出典:amazon.co.jp

ピックアップツールを選ぶ際に先端タイプとシャフト素材に目が行ってしまいますが、シャフトの長さにも注目しましょう。ピックアップツールは基本的は手の届かないような部品と部品の間に工具を伸ばして部品を回収します。ですが、シャフトが長すぎたり短すぎたりすると手元の操作が難しくなり、手先の代わりとなる先端の特徴をうまく生かすことが出来ません。

特にシャフトが形状記録で曲がるタイプであれば、曲げた分だけ短くなる事を意識しましょう。シャフトが自由に曲がるタイプであっても、シャフトが短いものであれば使用可能な作業シーンが限られてしまいメリットを失ってしまいます。ピックアップツールを選ぶ際は、必ず作業する機材・機器を想定して長さを決定しましょう。

細さで選ぶ

出典:amazon.co.jp

ピックアップツールを実際に使用する際に選択を間違えて後悔しやすいのが、シャフトと先端部分の細さです。自動車や通常の設備機器などであればシャフトと先端部分の細さは気にせずに使用することが可能ですが、電化製品などでは部品同士の隙間が狭く、シャフトと先端が太いと通すことが出来ません

狭いスペースにピックアップツールを通す時に注意すべき点が先端部分です。先端部分は爪で挟むタイプなどになるとシャフト部分より太くなっている製品が多く、先端で引っかかる場合があります。仮に先端を無理に通しても部品回収時に無理をして引っ張ると、先端部分が破損してさらに細かい部品をばらまく事になるので注意しましょう。

狭くて暗い隙間にはLEDライト付き

出典:amazon.co.jp

機器メンテナンス作業中に部品を落としてしまった場合は部品と部品の隙間に隠れてしまうシーンがあります。運よく落とした部品の位置が確認できれば通常のピックアップツールで回収が可能ですが、暗い隙間に隠れてしまった部品は簡単には見つかりません。その様な作業シーンを想定してLEDライト付きのピックアップツールが展開されています。

LEDライトは通常のライトより明るく強い光を発することができます。小型のライトでも眩しすぎるほどの明るさで照らすことができるので、薄暗い作業環境で小さな部品を落としてしまっても部品の回収率が大幅に上昇します。ピックアップツールとして使用せずに、ピンポイントを照らす工具としても使い方もできるので1本持っておくと幅広く活躍ができます。

ピックアップツールのおすすめ人気ランキング7選

決して使用頻度の高くないこのピックアップツールですが、いざというときのために、意識すべきポイントをいくつか紹介してきました。

ここからはランキング形式で、いくつかの商品をご紹介します。タイプや特徴も様々なので、使用場所や機会に合わせて選んでください。

1位 SK11 LEDピックアップツール 64cm SMB-8R

詳細情報

シャフト長さ:640mm
シャフト径:-
先端径:-
重量:181g
材質:-
機能:LEDライト付き

1本あれば幅広い作業シーンに対応できるLED搭載タイプ

1本で幅広い作業シーンに対応できる製品です。ピックアップツールの先端にはマグネットと爪で挟める機能が搭載されており、回収できる部品の素材を選びません。また、シャフト部分が形状記録式の素材で作られており部品回収の際に細かな調整を行うことが可能です。LEDも搭載されているため暗いところでの作業にも適しているので人気の製品です。

シャフトの長さが64cmと長いですが、800gまでの部品を回収できる強さを持ち合わせています。LEDが搭載されていることで幅広い作業シーンに対応するするとができ、迷った際に選ぶ1本としておすすめです。

2位 GREATTOOL ピックアップツール 4本爪

詳細情報

シャフト長さ:610mm
重量:70g

軽量部品もしっかり回収できる低価格タイプ

シャフト部分はフレキシブルで先端部分に軽量な部品もしっかり回収できる4本爪が搭載されているタイプです。シャフト部分が細い身であるために、通常のピックアップツールでは通す事が出来ない隙間にも対応する事が出来ます。シンプルで細身のシャフトを持つピックアップツールは、自動車や設備機器の作業シーン以外にも電化製品などの細かな作業にも対応する事ができます。

LEDは搭載されていませんが、その分シャフト部分が先端まで細いためにLEDモデルでは対応できない場所での作業も対応する事が出来ます。自動車や設備機器はもちろんのこと、電化製品などのメンテナンスをされる方にもおすすめです。価格帯が安い事も人気の理由となっています。

3位 STRAIGHT ピックアップツール 強力マグネットタイプ

詳細情報

シャフト長さ:170~765mm
材質:ステンレススチール鋼

強力磁石付きのシャフト部分伸縮タイプ

シャフト部分が伸縮するタイプで先端に強力な磁石が搭載されています。磁石で持ち上げれる最大重量は3.6kgまで対応する事ができるので、細かな部品からある程度の大きさの部品まで回収する事が出来ます。シャフトの伸縮幅も170~765mmと広いため持ち運びにも便利な為に工具箱や工具ポーチに1本忍ばせておきたい製品です。

4位 安住商事 マグネット式 伸縮ピックアップツール ペン型

詳細情報

シャフト長さ:165~570mm
材質:ステンレススチール鋼

狭いところにも届く先端が可動するマグネット吸着タイプ

金属部品を回収するために先端部分にはマグネットが搭載されていますが、通常のピックアップツールと異なる点は先端が可変できる所です。先端が可変することにより、これまで先端だけ動かす事ができれば回収できるという作業シーンをフォローする事が出来ます。また、シャフト部分は伸縮タイプであるため日曜大工や電化製品の整備時などにも役に立つ製品です。

5位 ピックアップツール マグネットタイプ STRAIGHT/19-2295

詳細情報

シャフト長さ:400mm

素材硬めで安定のフレシキブルシャフトが特徴

先端にマグネットが搭載されており、シャフト部分がフレシキブルタイプになっています。通常の製品よりフレキシブルに動作するシャフト部分の素材が硬めに設定されており、部品を回収する際に周囲にぶつけてしまっても形が変わりずらいのが特徴です。周囲に少しぶつけてしまい、せっかく調整した形が曲がってしまう作業シーンを回避したい方にオススメの製品です。

6位 ホーザン バキュームピック 吸着ピンセット

詳細情報

シャフト長さ:135mm
先端径:3.5mm/6.5mm/9.5mm
重量:13g

対象物を傷付けずに回収できるピンセットタイプ

回収部品を空気の力で吸着して回収するタイプです。シャフト部分は長くなく、先端も強力なマグネットが搭載されてはいませんが部品を傷つける事なく回収する事が可能です。素手で触ると支障をきたすような細かな電子部品、非常に脆いパーツなどを回収する際など専門性は高いですが状況により必須の製品となります。

7位 高儀 M&M マグネット式 伸縮ピックアップツール

詳細情報

シャフト長さ:110~485mm
重量:18.1g

細くても充実機能を搭載する伸縮ペン型

胸ポケットにすっぽり収まる程度のサイズ感が特徴の製品です。細いシャフト先端には小口径ながらも強力なマグネットが搭載されており、細かな部品はもちろん500g程の重量がある部品まで持ち上げる事が出来ます。小型ながら使い勝手もよく、LED搭載のモデルも展開されているため人気の製品です。

おすすめの商品一覧

製品 最安値 評価 リンク

SK11 LEDピックアップツール 64cm ……

1

1,252円




4.06

GREATTOOL ピックアップツール 4本爪

2

306円




4.3

STRAIGHT ピックアップツール 強力……

3

540円


4.5


安住商事 マグネット式 伸縮ピック……

4

400円




4.24

ピックアップツール マグネットタ……

5

800円


4.84


ホーザン バキュームピック 吸着ピ……

6

1,001円




4.1

高儀 M&M マグネット式 伸縮ピック……

7

269円




4.1

番外編!カメラ付きの最新型アイテム

出典:amazon.co.jp

機器・機材メンテナンス中に部品の隙間ではなく、部品の穴の中に極小の部品を落としてしまった場合などに活躍する最新型のピックアップツールが展開されています。先端付近にカメラが取り付けられており、隙間に通した先の映像がリアルタイムで確認できる製品です。スマートフォンと連動する事により、工具を伸ばした先の映像を確認することができます。

カメラ機能付きの最新型は価格帯は高めですが、通常のピックアップツールでは絶対に回収できない状況を打破することも可能です。カメラ付きですので部品を回収するだけに止まらず、本来は人間の目では確認することのできない電子部品の破損状況も確認できるアイテムとなっています。

まとめ

いざという時に役に立つ工具であるピックアップツールの選び方とランキングをご紹介しました。ピックアップツールは普段から多用する工具では無い為に、わざわざ買ってでも用意すべきか迷ってしまうツールです。

しかし、整備士経験の豊富な方の工具箱には必ず備えられている工具ですので、いざという時に必要になることは間違いありません。製品により様々な機能が搭載されていますが、ご自身の作業環境や作業をする対象をしっかりチェックしていざという時の備えの1本を用意しましょう。

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