テレビの音質を手軽に向上できるサウンドバー。映画やドラマ、ゲームなども迫力ある高音質で楽しめます。しかし、ソニーやDENON、BOSEなど多くのメーカーが商品を展開しているため、選ぶのに迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、サウンドバーの選び方とおすすめの商品をランキング形式でご紹介します。サラウンドシステムやコスパに優れたモデルなど、それぞれの特徴についても紹介するので、ぜひ選ぶ際の参考にしてくださいね。
サウンドバーはスリムで場所を取らず、手軽にテレビと接続できて高音質で楽しめる
サウンドバーは、テレビのサウンドを高音質化するバータイプのスピーカーです。テレビの前面に設置しても邪魔にならないスリムな形状で、シアターバーとも呼ばれています。コンパクトながら、臨場感のある音響を楽しめるのが魅力です。
また、テレビとの接続に手間がかからないのもポイントです。重低音が響くウーファーや、映画館のような立体音響などのサラウンドシステムを搭載したモデルもあります。テレビの内蔵スピーカーでは物足りない方にサウンドバーは最適です。
サウンドバーの選び方
サウンドバーを選ぶ際に重要な5つのポイントを見ていきましょう。
使用するシチュエーションや目的に応じてワンボディ・2ユニットの「タイプ」を選ぼう
サウンドバーには、スマートな「ワンボディタイプ」とウーファーを搭載した「2ユニットタイプ」の2種類のタイプがあります。使用するシチュエーションや目的にあわせて、適したタイプを選びましょう。
設置スペースが気になるなら、コンパクトで場所を選ばない「ワンボディタイプ」
ワンボディタイプは、サウンドバーのみで使用できるシンプルなスピーカーです。コンパクトな設計のため、薄型テレビの下に収めることが可能。壁掛けできるモデルもあり、設置スペースが限られる部屋でも手軽に利用できます。
2ユニットタイプと比べると重低音の迫力に劣りますが、マンションやアパートで利用する場合に、音の響きを気にせず楽しめるのが利点。また比較的リーズナブルなモデルが多く、初めてサウンドバーを利用する方にもおすすめです。
迫力ある重低音を楽しみたいなら、サブウーファー搭載の「2ユニットタイプ」
2ユニットタイプは、サウンドバーとサブウーファーがセットになったスピーカーです。ウーファーが付属しているため、映画や音楽ライブなどを迫力のある重低音で楽しめます。また、ウーファーの設置スペースが必要になるため注意しましょう。
サブウーファーは迫力のある低音を楽しめる反面、音が響きやすく、近所迷惑になる可能性もあります。とくに集合住宅で使用する場合は、音量や時間帯に配慮することが大切です。利用する状況に応じたタイプを選びましょう。
テレビとの組み合わせや設置場所を考慮して「サイズ」を選ぼう
サウンドバーは、テレビ台に収まるように設置するのが一般的です。そのため、サウンドバーとテレビとの組み合わせや台の大きさに適したサイズを選ぶことが重要。サイズが大きすぎると見た目も悪くなるため、事前のチェックが大切です。
またサウンドバーの長さだけでなく、高さにも注目しておくのがポイント。高さを注意しておかないと、サウンドバーがテレビのリモコン受光部をふさいでしまう可能性があります。購入前に設置場所を決めて、サイズを計っておきましょう。
モバイル機器でも利用するなら、Bluetooth対応やHDMIなど「接続方式」をチェック
サウンドバーとテレビの接続には、HDMIケーブルを使った方式が一般的です。ARC規格に対応しているものであれば、HDMIケーブル1本で接続することが可能。手間なくすっきりと接続ができ、高音質なデジタル音声出力が楽しめます。
また、スマホやタブレットなどのモバイル機器でも利用したい場合は、Bluetooth接続やWi-Fi接続に対応しているモデルを選びましょう。音楽や動画視聴などもサウンドバーの高音質で楽しめるため、幅広い用途で利用できます。
音響にこだわるなら、4Kパススルーやハイレゾ対応など「音質・サラウンドシステム」で選ぼう
サウンドバーを楽しむためには音質が重要です。CD音源よりも情報量の多いハイレゾ対応モデルは、音楽ライブの視聴にも最適。4Kパススルー対応であれば、テレビからサウンドバーへ送る音声データが劣化せず、クリアなサウンドを楽しめます。
映画鑑賞やゲームプレイを楽しむなら、サラウンドシステムもポイント。映画館でも使われる立体的な音響技術のDolby Atmos搭載モデルやバーチャルサラウンドに対応しているモデルであれば、立体的で臨場感のあるサウンドを体感できます。
離れていても表示が見えやすいディスプレイ付きなど「扱いやすさ」にも注目しよう
サウンドバーは、情報を表示するディスプレイ付きのモデルがおすすめです。ディスプレイが付いていない場合は、ランプ表示のみになるため、離れた場所からではランプの点滅や点灯がわかりにくく、近づいて確認する手間があります。
ディスプレイ付きのモデルの場合は表示が見やすく、ソファなどに座ったままでも確認できるので便利です。また、テレビ台の上に置けない場合やスペースが少ない場合には、壁掛けできるタイプを選ぶと扱いやすいでしょう。
サウンドバーのおすすめ人気ランキング10選
ここからは、大手通販サイトで人気のサウンドバーの商品をランキング形式でご紹介します。ボディタイプや接続方式などについても紹介しているので、ぜひ選ぶ際の参考にしてくださいね。
1位 SONY(ソニー) サウンドバー HT-S100F

yahoo.co.jp
タイプ:ワンボディ
壁掛け対応:〇
接続:Bluetooth・HDMI
Bluetooth対応でスマホの音楽も楽しめる
Bluetoothは10m以内の通信が可能で、スマホなどの音楽を手軽に楽しめます。人の声がクリアに聴こえる2ウェイスピーカーシステムや、臨場感豊かなサラウンドを実現する「S-Forceフロントサラウンド」を搭載しているのが特徴です。
ARC規格に対応したHDMI端子を搭載し、ケーブル1本で接続できるのもポイント。スリムで置きやすいコンパクトサイズで、壁掛けにも対応しています。また、さまざまなジャンルに対応するサウンドモードを装備。機能的で扱いやすいサウンドバーです。
2位 BOSE(ボーズ) SOUNDBAR 700

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タイプ:ワンボディ
壁掛け対応:×
接続:Bluetooth, Wi-Fi、HDM、
Amazon Alexa搭載で話しかけても再生可能
洗練されたデザインのBOSEのサウンドバーです。Amazon Alexaを搭載しているのが特徴で、話しかけるだけで音楽の再生などが可能。独自の自動音場補正により、部屋の特性に適した音響空間を作り、繊細で深みのあるサウンドを楽しめます。
BluetoothとWi-Fi接続に対応しており、好きな場所からスマホなどのワイヤレス再生を楽しめます。また、将来のソフトウェアアップデートに対応しているのもポイント。スタイリッシュで使い勝手のよいモデルを探している方におすすめです。
3位 SANWA SUPPLY(サンワサプライ) サウンドバー 400-SP094

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タイプ:2ユニット
壁掛け対応:×
接続:HDMI・Bluetooth・光デジタル(角型)・同軸デジタル(Coaxial)・ステレオミニプラグ(3.5mm)
ワイヤレスサブウーハーで低音を補強して臨場感アップ
サウンドバーとサブウーファーがセットになったモデルです。本体は薄さ45mmのロングタイプのため、広範囲に音を届けられるのが特徴。迫力ある重低音を体感できるサブウーファーはワイヤレス接続のため、設置場所を自由に決められます。
ARC対応のHDMI接続することでサウンドバーとテレビが連動するため、電源の切り忘れがありません。Bluetoothにも対応しているため、スマートフォンやタブレットの音楽を高音質で楽しめます。薄型タイプで低音も楽しみたい方におすすめです。
4位 YAMAHA(ヤマハ) サウンドバー YAS-109

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タイプ:ワンボディ
壁掛け対応:〇
接続:Bluetooth
バーチャル3Dサラウンドで映像や音楽に没入できる
Amazon Alexaに対応したヤマハのサウンドバーです。高さ53cmのスリムなワンボディタイプで、設置性や操作性に優れているのが特徴。前後左右だけでなく、高さまで音の広がりを再現するバーチャル3Dサラウンドモードを搭載しています。
「Spotify」や「Amazon Music」に対応し、専用アプリで操作できるのもポイント。また人の声を聴きやすくするクリアボイスや、低音を増強するバスエクステンションを搭載しています。使いやすく没入感の高いモデルを探している方におすすめです。
5位 RATOM サウンドバー

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タイプ:ワンボディ
壁掛け対応:〇
接続:光デジタルケーブル・AUX・Bluetooth・USB
壁掛けセット付きでスタイリッシュな設置が可能
壁掛けセット付きでインテリア性の高いサウンドバーです。高性能なスピーカーユニットを4基搭載し、安定感のあるクリアサウンドを楽しめます。Bluetooth・光デジタルケーブル・AUX・USB、4つの接続方法に対応しているのも利点です。
LEDディスプレイを装備し、離れていても表示が確認しやすいのもポイント。また、リモコンに自動調整モードを備えているため、音楽や映画、ニュースを最適な音質で楽しめます。省電力仕様で使用できるモデルを探している人におすすめです。
6位 DENON(デノン) サウンドバー DHT-S517

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タイプ:2ユニット
壁掛け対応:〇
接続:Bluetooth・HDMI・光デジタル、アナログAUX(3.5mm ステレオミニジャック)
Dolby Atmos対応で立体的な音響空間を展開
立体音響技術Dolby Atmosに対応し、上から音が降ってくるようなバーチャル3Dサウンドを体感できます。人の声の再現性が高いイネーブルドスピーカーを内蔵。またワイヤレスサブウーファーが付いているため、迫力ある重低音を楽しめます。
音楽と映画に最適なEQをボタンひとつで選べるのもポイント。また小音量で再生の際にも、音声が聴き取りやすいナイトモードを搭載しています。4KやeARCに対応したHDMI端子やBluetooth接続に対応。スリムで壁掛け設置も可能なサウンドバーです。
7位 YAMAHA(ヤマハ) コンパクトサウンドバー SR-C20A

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タイプ:ワンボディ
壁掛け対応:〇
接続:HDMI、Bluetooth
ヤマハ独自の技術でクリアで臨場感のある音響を実現
横幅60cmのコンパクトサイズのサウンドバーです。人の声を聴きやすくするクリアボイスや、ヤマハ独自のチューニングで豊かな臨場感を実現。さらに、低音を増強するバスエクステンションを装備しています。ARC対応のHDMIとBluetooth接続が可能です。
高音質音声コーデックAACに対応しているのもポイントです。また専用アプリ「Sound Bar Remote」にて電源オン・オフや音量調整、サウンドプログラムの切り替えなどの各種操作が可能。スタイリッシュなデザインでリビングに調和するモデルです。
8位 YAMAHA(ヤマハ) サウンドバー SR-B20A

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タイプ:ワンボディ
壁掛け対応:〇
接続:HDMI・Bluetooth・USB
サブウーファーユニット内蔵で豊かな低音も楽しめる
75mmのサブウーファーユニットを2つ内蔵したモデルです。豊かな低音から高音域まで、バランスのとれた音の広がりを実現。前後左右と高さ方向も再現するバーチャル3Dサラウンド技術「DTS Virtual: X」を搭載し、没入感が高まります。
HDMIとBluetoothの両方の接続に対応し、用途にあわせて利用できます。セリフやナレーションなどを聴き分けて、人の声だけ音量を大きくするクリアボイス機能を装備。また、4つのサウンドモードを搭載するなど、音響を楽しみたい人におすすめです。
9位 BOSE(ボーズ) TV Speaker

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タイプ:ワンボディ
壁掛け対応:〇
接続:光デジタル・HDMI・Bluetooth
音声がクリアに聞こえるコンパクトなサウンドバー
セリフやトークなどをクリアな音質で楽しめるBOSEのサウンドバーです。設置場所に困らない、高さ5cmのシンプルなデザインが特徴。ダイアログモードを使えば、再生中の番組を分析してトークやセリフをさらに際立たせることが可能です。
付属の光ケーブルの他、HDMIケーブル1本でも接続できます。HDMI接続であれば、テレビと電源オン・オフや音量調整の連動が可能。また、Bluetooth接続にも対応しています。映画やドラマのセリフをクリアな音質で楽しみたい人におすすめです。
10位 SONY(ソニー) サウンドバー HT-A7000

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タイプ:ワンボディ
壁掛け対応:〇
接続:入力 HDMI×2、デジタル入力、アナログ入力、USB 出力 HDMI×1
音の反射で没入感のある迫力のサウンドを感じる
天井や壁からの音の反射で、ワイドな音場を実現するサウンドバーです。さらにバーチャルサラウンドシステムを駆動し、没入感のある迫力のサウンドを体感できるのが特徴。またデュアルサブウーファーを内蔵し、パワフルな低音を楽しめます。
BluetoothやWi-Fi接続に対応しているため、部屋のどこからでもワイヤレス再生が可能です。また、立体音響のDolby Atmosを始め、8K HDRや4K120のパススルーにも対応しており、高品位な画と音で楽しめます。音響にこだわる人におすすめのモデルです。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
---|---|---|---|
![]() SONY(ソニー) サウンドバー HT-S……
1
|
10,980円 |
4.2 |
|
![]() BOSE(ボーズ) SOUNDBAR 700
2
|
64,000円 |
4.2 |
|
![]() SANWA SUPPLY(サンワサプライ) ……
3
|
15,800円 |
4.08 |
|
![]() YAMAHA(ヤマハ) サウンドバー YA……
4
|
19,800円 |
3.57 |
|
![]() RATOM サウンドバー
5
|
5,800円 |
3.88 |
|
![]() DENON(デノン) サウンドバー DHT……
6
|
53,200円 |
|
|
![]() YAMAHA(ヤマハ) コンパクトサウ……
7
|
16,277円 |
3.87 |
|
![]() YAMAHA(ヤマハ) サウンドバー SR……
8
|
17,305円 |
4.49 |
|
![]() BOSE(ボーズ) TV Speaker
9
|
29,473円 |
4.4 |
|
![]() SONY(ソニー) サウンドバー HT-A……
10
|
143,899円 |
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まとめ
サウンドバーを選ぶ際は、テレビとの組み合わせや設置場所を考慮して、タイプやサイズを決めるのがポイントです。スマホやタブレットなどでも利用したい場合は、BluetoothやWi-Fi接続に対応しているかをチェックしましょう。
サウンドバーがあれば、テレビの音質を手軽に向上させ、映画や音楽、ゲームなどを迫力のあるサウンドで楽しめます。ぜひ今回の記事を参考にして、用途に適したサウンドバーを選んでくださいね。