物品やデータを管理することが容易になり、作業も楽になるバーコード。そのバーコードを読み取るバーコードスキャナーは、バーコードリーダーとも呼ばれ、私たちの生活の中でよく目にすることが出来ます。
バーコードスキャナーは読み取るバーコードのタイプや、使用する用途によって多種多様な種類があって、どのバーコードスキャナーを選べば良いのか迷ってしまうということもあるかと思います。
今回は、バーコードスキャナーの用途ごとの選び方と、選ばれている商品を人気ランキング形式でご紹介していきたいと思います。
バーコードスキャナーの用途
出典:amazon.co.jp
そもそもバーコードとは模様の線の太さや配列によって、数値や文字を表わす識別子です。機械が読み取ることが出来るデジタル情報として、数字や文字を規則に従ってコードに変換したものになります。
バーコードは読み取ればいいので、文字をわざわざ書いたり打ちこんだりする必要が無く、作業が非常にスムーズに行えることが最大の利点と言えるでしょう。
そのバーコードを読み取ることが出来るのがバーコードスキャナーと言う訳です。
バーコードスキャナーの選び方
ではそんなバーコードスキャナーの選び方を以下でご紹介いたします。
タイプで選ぶ
一口にバーコードスキャナーと言っても、実に様々なタイプが存在しています。QRコードも読み取れるバーコードスキャナーから、ワイヤレスで使用することの出来るバーコードスキャナー。スキャナー自体を固定して読み取るものまで多岐に渡るので、自分の使用目的に合ったバーコードスキャナーを選びましょう。
一般的なバーコードを読み取るCCDタイプ
出典:amazon.co.jp
CCDタイプとはCCDタッチタイプとも呼ばれ、その名の通り、バーコードスキャナーをバーコードに接触させて読み取るタイプのものとなっています。
スーパーやコンビニなどで見かけるバーコードスキャナーはこのタイプのものが多く、最も一般的なバーコードスキャナーと言えるでしょう。
2次元コード(QRコードなど)を読み取るタイプ
出典:amazon.co.jp
こちらのタイプは私たちがよく目にする縦線の1次元バーコードに加え、QRコードなどの2次元コードも読み取ることが可能なバーコードスキャナーとなっています。
このタイプはカメラでバーコード自体を画像として読み取る為、バーコードやスキャナーの向きを気にせずに読み取ることが出来、読み取り作業を楽に行うことができます。
少し離れたところからでも読み取れるロングレンジCCDタイプ
出典:amazon.co.jp
CCDタイプはスキャナーとバーコードを密着させて読み取る必要がありますが、このロングレンジCCDタイプはある程度離れていても読み取ることが可能となっています。
商品ごとに差はありますが、範囲が大きいものですと20cm以上離しても読み込んでくれます。内部に稼働部品が使用されている為、商品の故障が少ない点も魅力的な特徴です。
作業効率が格段に上がる指輪タイプ
出典:amazon.co.jp
指にはめることのできる小型のバーコードスキャナーです。とても小さく手に持って使用する必要が無い為に、倉庫や配送センターなどの動き回って作業する場所に適しています。
また、ペンを持ちながら使用することも出来るため、筆記とバーコードを両方使わなくてはいけない場合には、持ち替えなくても使用でき、スムーズな作業が可能となるでしょう。
高精度の読み取りができるレーザータイプ
出典:amazon.co.jp
レーザータイプはCCDタイプよりも読み取りの精度が高く、低精度のバーコードの読み取りが可能となっています。
また、ロングレンジCCDタイプの様にバーコードから離して読み取ることが出来、レーザーの特性から曲がったバーコードの読み取りにも適しています。
固定して読み取りができる定置(卓上)タイプ
出典:amazon.co.jp
定置タイプはバーコード自体をスキャナーに向けて使用するタイプとなっています。主にスーパーのレジなどで見かけることが多いでしょう。
バーコードをスキャナーにかざすだけで読み取ってくれ、全方位スキャンとなっているので、細かい位置調節などが不要で簡単に読み取ることが出来るようになっています。
接続方式で選ぶ
バーコードスキャナーは機械ですので、使用するには電力が必要です。電源の供給方法として有線と無線がありますが、どちらも場面ごとに応じた適性がありますので、使用目的に合わせて接続方式を選びましょう。
充電を気にせず使用できる有線タイプ
出典:amazon.co.jp
有線はコードで繋がっているので、電池切れを心配せずに使用することが可能です。また、バーコードスキャナーを紛失してしまうという心配が無いのも有線ならではです。
主に場所を移動する必要の無い、小売店のレジや図書館での使用に向いていると言えるでしょう。
コードを気にせず使用できる無線タイプ
出典:amazon.co.jp
無線の特徴はなんと言っても、使用範囲の大きさです。電波の届く範囲であれば自由に動くことが可能なので、倉庫や店舗での在庫管理といった、動き回る必要のある場面で活躍してくれます。
最近の商品では、場面によって有線と無線を切り替えて使用することの出来る商品も発売されているので、様々な使用機会を想定しているのであればそういった商品を探してみるのも一つに手ですね。
便利な機能で選ぶ
バーコードをただ読み取る以外にも、作業効率を良くする為に様々な機能が追加された商品もあります。その分、価格は高くなってしまうかもしれませんが、快適性は何物にも代え難いので、機能も重視して選んでみてください。
スマホやパソコンに簡単にデータを送れるBluetooth接続機能
出典:amazon.co.jp
Bluetooth接続機能があれば、スマホやパソコンに直接データを送ることが容易になります。最近ではipadなどに送るということも出来て、取り回しが非常にしやすくなっています。
また、読み込んだデータを送信せずに、バーコードスキャナー内に蓄積しておいて後で送信するといったことが可能な商品も存在します。
落下やものにぶつけても安心の耐衝撃機能
出典:amazon.co.jp
バーコードスキャナーは手に持って使用することが多いため、うっかり落としてしまうなんてことも少なくないかと思います。
そんな時は耐衝撃機能の付いた商品を選びましょう。故障して何度も買い替えるよりも、頑丈な商品を長く使用した方がコストパフォーマンス的にも良いと思いますよ。
バーコードスキャナーのおすすめ人気ランキング10選
バーコードスキャナーにも様々なタイプのものがあることを知っていただけたかと思います。これからはおすすめのバーコードスキャナーとその特徴を紹介していきますので、よければ参考にしてみてくださいね。
1位 ビジコム バーコードリーダー BC-BR900L

amazon.co.jp
タイプ:CCD/1次元/有線
接続方式:USB2.0 (USB3.0ポートにも対応)
売上台数10万台の安心と信頼のバーコードスキャナー
ビジコムより発売されている、バーコードスキャナーの大人気商品。店舗やオフィス、学校や倉庫など、どんな場所でもオールマイティーに使用できます。シンプルな設計で複雑な使用感も無く、的確にバーコードスキャナーの仕事を果たしてくれます。
USBポートにバーコードスキャナーを差し込むだけで、設定が完了して使用できることも大きなポイント。煩わしいドライバのインストールや設定などに時間をかけることもありません。もちろん、読み取り音や読み取り範囲などをカスタマイズすることも出来ますよ。
印刷されたバーコードは当然のこと、液晶画面に表示してバーコードを読み取ることも可能となっています。スマートフォンに表示されたバーコードもを読み込むことが出来るので、作業の幅が広がります。1年間の保証もついていますので、もしもの時も安心ですね。
2位 エフケイシステム バーコードリーダー CCD-700

amazon.co.jp
タイプ:CCD/1次元/有線
接続方式:USB1.1
女性でも取り回しのしやすいバーコードスキャナー
こちらのバーコードスキャナーは軽量化とサイズのコンパクト化が図られており、女性が使用する際にも、楽に持つことができるようになっています。本体の重量も95gなので、長時間の読み取り作業においても疲れにくい工夫がされています。
読み取り設定や、読み取り後に出力する改行コードの設定などは、付属品のマニュアルを参照すれば簡単に行えるようになっているので、機械の取り扱いが苦手という方でも安心です。
毎秒200スキャンが可能で、ストレスなくスムーズに読み取っていくことができます。カラーもホワイトとブラックが選べるので、職場の雰囲気や好みに合わせて色を選べる点も嬉しいですね。
3位 MUNBYN 2次元バーコードリーダー

amazon.co.jp
重量:156 g
タイプ:CCD/2次元/有線
接続方式:USB
機能:耐衝撃性
頑丈さが魅力のバーコードスキャナー
2次元バーコードも読み取ることの出来るバーコードスキャナーで、QRコードなども読み取ることが出来るようになっています。人間工学に基づいた設計で作られており、グリップを握った状態でも疲れにくく、長時間の連続使用も可能になっています。
かなり頑丈に出来ているため、4mの高さからコンクリート床に落ちる衝撃にも耐えられるように設計されているのがこの商品の凄いところ。例え屋外で使用する場合でも、この耐久性があれば多少ことなら平気なので、安心して使用することが出来ますよ。
ドライバや設定も不要で、USBポートをPCに差し込むだけで使えるようになっています。こちらは海外の商品となっていますが、パッケージに日本語の説明書も添付されていますので安心ですね。
4位 CCDバーコードリーダー SD120

amazon.co.jp
重量:259 g
タイプ:ミドルレンジCCD/1次元/有線
接続方式:USB
少し離しても使えるミドルレンジバーコードスキャナー
バーコードを読み取る際に、多少離れていても読み取ってくれるミドルレンジのバーコードスキャナーです。最大6cmほど離しても読み取ってくれるので、バーコードに近づけすぎなくても済み、作業を効率良く進めることができます。
液晶画面のバーコード読み取り可能なのも嬉しいポイント。ただし、液晶画面の読み取りは1~3cmほどの距離でないと読み取りづらいので注意が必要です。
別売りの専用ホルダーもありますので、保管方法に困ることもありません。ホルダーは据え置き・壁掛けの両方に対応しており、両面テープも付属するので、環境に合わせてバーコードスキャナーを保管することが可能となっています。
5位 Tera ワイヤレスバーコードリーダー

amazon.co.jp
接続方式:USB,USB-COM
機能:トリガーモード、連続スキャンモード、耐衝撃性
有線でも無線でも状況に合わせて使用できる万能型
無線で読み取ったデータを送信することができる無線式のバーコードスキャナーです。無線は最大100mの範囲で使用でき、壁や障害物がある場合でも10~50mの通信距離まで使用することが可能になっています。
コードが煩わしかったり有線では使用したい距離が足りないといった状況に最適です。また、無線だけでなく有線でも使用することが可能なため、普段使いは有線で持ち運ぶときは無線と、使い分けることも出来ます。
無線で使用する場合のバッテリーも大容量のものを内蔵していて、使用時間にもよりますが、通常3~7日の使用が可能となっています。
6位 オプトエレクトロニクス ハンディスキャナー L-22X-V

amazon.co.jp
重量:約77g(ケーブルを除く)
タイプ:2次元/有線
接続方式:USB(HID/COM)
機能:バイブレーション機能/サイレントモード/読み取り編集機能
多彩な機能を揃えた高性能バーコードスキャナー
1次元バーコードだけでなく、2次元コードも読み取り可能な高性能なバーコードスキャナーです。パスポートなどのOCRフォントが読み取り可能になっており、幅広い業務に対応することができます。
別売りの専用のスタンドを使用することにより、オートトリガー機能で高速で移動する対象を連続して読み取ることが可能です。サイレントモードなどもある為、静かな場所で使用したい場合にも最適です。
7位 Ceyo ワイヤレス バーコードスキャナー

amazon.co.jp
重量:約77g(ケーブルを除く)
タイプ:1次元/無線・有線
接続方式:Bluetooth/usb
機能:データ蓄積、耐衝撃性、Bluetooth接続機能
スマホやipadとも接続でき、有線と無線の使い分けも可能
android/ios/Windowsに対応しており、パソコンだけでなく、スマホやipadにバーコードを読み込んでデータを送ることが出来ます。有線、無線とどちらでも使用できるので、場所を選ばずに活躍することが出来ますよ。
16mbのフラッシュメモリが搭載されており、バーコードスキャナー自体にデータの蓄積をしておいて、後ほど一気にアップロードすることも可能となっています。
8位 オプトエレクトロニクス バーコードレーザースキャナ OPL-6845R-USB

amazon.co.jp
重量:90g (ケーブルを除く)
タイプ:1次元/レーザー/有線
接続方式:usb
レーザータイプならではの精度の高い読み取り
こちらの商品は、レーザータイプのバーコードスキャナーとなっており、読み込みエラーや間違いの少ない精度の高いスキャンが可能となっています。
しかし、スキャン速度は秒間100スキャンとなっているため、他のバーコードスキャナーと比べるとやや劣ってしまいます。ですので、早さよりも確実にスキャンをしたいという場面にオススメです。
9位 Tera ワイヤレスバーコードリーダー 1次元・2次元対応

amazon.co.jp
タイプ:2次元/無線・有線
接続方式:usb
機能:耐衝撃性
コンパクトながら多機能
やや小さめのボディで、女性でも扱いやすいバーコードスキャナーです。無線でも使用することが出来るので、本体の小ささも相まってとても取り回しがしやすいです。1次元バーコードだけでなく、2次元QRコードにも対応していますが、日本語文字コードはShift_JISのみの対応となっているので注意が必要です。
10位 Sumeber QRバーコードリーダー

amazon.co.jp
重量:120 グラム
タイプ:2次元/CCD/有線
接続方式:usb
機能:プレゼンテーションモード
多様な2次元コードに対応したバーコードスキャナー
QRコードやPDF417などの2次元コードの読み取りが可能で、もちろん1次元コードにも対応しています。しかし、日本語入りQRコードはソフトを入れないと対応していないので注意してくださいね。トリガーを引かなくても自動で感知してくれるモードが搭載されているため、楽に使用することが出来ます。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
---|---|---|---|
![]() ビジコム バーコードリーダー BC-B……
1
|
3,278円 |
4.31 |
|
![]() エフケイシステム バーコードリー……
2
|
3,024円 |
4.49 |
|
![]() MUNBYN 2次元バーコードリーダー
3
|
4,698円 |
3.6 |
|
![]() CCDバーコードリーダー SD120
4
|
2,970円 |
4.03 |
|
![]() Tera ワイヤレスバーコードリーダー
5
|
3,460円 |
4.2 |
|
![]() オプトエレクトロニクス ハンディ……
6
|
23,100円 |
|
|
![]() Ceyo ワイヤレス バーコードスキャ……
7
|
5,890円 |
|
|
![]() オプトエレクトロニクス バーコー……
8
|
29,800円 |
3.5 |
|
![]() Tera ワイヤレスバーコードリーダ……
9
|
3,960円 |
3.7 |
|
![]() Sumeber QRバーコードリーダー
10
|
4,800円 |
|
|
まとめ
いかがでしたでしょうか。用途ごとに様々なタイプがあり、また特別な機能もあるのでバーコードスキャナーは色々な種類があることがお分かり頂けたかと思います。
ぜひこの記事を参考にして、使用目的や場所に合わしたバーコードスキャナー選びをしてみてくださいね。