肉や魚などの新鮮な食材をまとめ買いして長期保存したい方や、低温調理をされる方からも人気の高い、真空パック機。業務用だけでなく家庭用モデルも多く販売されており、なかには専用袋が不要で手軽に使えるものもあって、いったいどれがよいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は「真空パック機」の選び方と、Amazonや楽天などの通販でも買えるおすすめの商品をランキング形式でご紹介していきます。液体対応のものや日本製の高品質なもの、脱気力が高いうえ安いと好評なものなどもありますので、ぜひ選ぶ際の参考にしてくださいね。
低温調理と相性抜群!フードシーラーに脱気機能がついた家電「真空パック機」

真空パック機とは、食品を入れた袋の中の空気を抜きながら密封してくれるキッチン家電です。なかでも空気を抜く「脱気機能」がもっとも特徴的であり、脱気機能のない密封機器はフードシーラーと呼ばれています。
食品を真空パックすると空気に触れにくくなるため、酸化によるダメージが減り、通常の保管方法よりも長期間の保存が可能です。また低温調理をする際に真空パック機を使えば、食材全体に均一かつ効率的に熱が通りやすくなるため、低温調理をよくされる方からも人気があります。
真空パック機の選び方
真空パック機を選ぶ際に重要な4つのポイントをみていきましょう。
旅行先などに持ち運びするかどうかやパックしたいもののサイズに合わせて「タイプ」を選ぼう
一般的な家庭用の真空パック機といえば横に長い形をした据え置きタイプですが、場所をとらず持ち運びにも便利なハンディタイプも販売されています。用途によって適したタイプが異なるため、それぞれの特徴をみていきましょう。
キッチンでの食品の密封が目的なら高性能・高機能なものが多い「卓上・据え置きタイプ」

なるべくしっかりと空気を抜きたい方・キッチンでの使用がメインの方は「据え置き(卓上)タイプ」がベストです。据え置きタイプはハンディタイプよりも脱気力がすぐれており、キッチンに常備しておけば使いたいときにさっと使うことができます。
本体が横長サイズのものが多いため、意外と場所もとりません。より本格的に真空状態にしたいなら業務用という選択肢もありますが、業務用は脱気力が強いぶんサイズが大きくメンテナンスも大変なので、総合的な使いやすさを考えると家庭用で十分といえるでしょう。
旅行先で衣類を圧縮するなど持ち運ぶことがあるなら「ハンディタイプ」が便利

据え置きタイプほどの脱気力はないものの、一度に少量ずつしか真空パックしない場合や、旅行先などに持ち運んで衣類を圧縮する際などにも使いやすいハンディタイプもあります。このタイプは空気口がついた専用袋や専用コンテナが必要ですが、比較的手軽に真空パックが可能です。
また商品によっては、ハンディタイプならではともいえる開封後のワインボトルが真空パックできるものもあります。ほかにもキャンプなどのアウトドアに持っていって、釣りたての魚やBBQでの余った食品などをその場で真空保存するといった使い方も便利ですよ。
徹底的に空気を抜きたい方は「脱気力・吸引力」の強さで選ぶのもおすすめ

真空パック機で脱気する際には大きめの音が出てしまいますが、これは掃除機で吸うときの音が大きいのと同じ原理です。静音タイプの商品もありますが、音が静かなぶん脱気力が弱いことも多いため要注意です。
脱気力の強さを求めるなら必然的に音は大きくなるので、音の大きさが気になる方は脱気力とのバランスを考えて、自分にとってほどよいところを模索するとよいでしょう。口コミを参考にするのもおすすめですよ。
空気の抜きやすさや操作性など「使いやすさ」を左右するポイントもチェック
真空パック機の使い心地は、しっかりと真空状態にできるかどうかだけでなく、空気が戻らないかどうか・食材をセットしやすいかどうか・使う際の手間が少ないかどうかといったポイントも非常に重要です。頻繁に使う方はとくに、なるべく簡単に使えるものを選びましょう。
空気の戻りにくさと保存状態の良さが違う!脱気方法は「吸引溝タイプ」がおすすめ

真空パック機の脱気方法には、本体の溝にセットする「吸引溝」タイプと、ノズルを差し込む「ノズルタイプ」の2種類があります。ノズルタイプは吸引後にノズルを引き抜く際に空気が入ってしまいやすいですが、吸引溝タイプはそのような心配がありません。
また吸引開始前の袋のロック方法もさまざまなものがありますが、体重をかけないとロックできないものは使う頻度が多いほど大変なので、レバーを下げるだけやボタンを押すだけでロックできるものがおすすめです。ロックしやすいものは吸引溝タイプによく採用されていますよ。
液体・やわらかい食材など、パックしたいものに合わせて「モード」が切り替えられるものも

カレーや煮物など汁気の多い食材を真空パックする際は、吸引の際に水分まで吸い込んでしまわないよう、脱気力や時間を切り替えられるものがおすすめです。パンのようにやわらかくて形が変わりやすいものも、吸引力がソフトなモードを使用したほうがきれいに真空パックできます。
水分の多い食材をしっかり真空したい場合は、空気と一緒に吸い込んだ水分を排出できる貯水タンク付きのものや、袋ではなく専用キャニスターや専用コンテナに入れた食材を真空パックできるものを使うのもおすすめですよ。
ロールタイプの専用袋を使用するタイプならハサミ不要な「ロールカッター付き」が便利

真空パック機に使う専用袋には、ジップロックのような容量が決まっているタイプと、食品の大きさや量に合わせてカットできるロールタイプの2種類があります。ロールタイプのものは基本的にハサミでカットする必要がありますが、ロールカッター付きであればハサミがいりません。
ロールカッター付きモデルはロールタイプの袋に食材をセットし、真空パック機の挟み口に挟んで左右にスライドするだけでOKです。ハサミで切るよりもきれいにカットできて、多くの食材をまとめて真空パックする際にも手間が減らせるので、あったほうがよい機能でしょう。
毎日使う方やコスパ重視なら、安い市販の袋が使える「専用袋不要」がお得

なるべくしっかりと真空パックしたいなら専用袋や専用コンテナの使用がおすすめですが、頻繁に使用する方でなるべくコストをおさえたいなら、専用袋が不要なモデルもアリでしょう。使用できる素材は決まっていますが、市販の袋を使用できるためコストが大幅にカットできます。
何度も洗って使用できるタイプの専用袋や、そもそも使い捨てではない専用コンテナ付きのものであれば、頻繁に買い足す必要がないため経済的です。専用のものを使ったほうが真空パック機の性能を引き出せるので、できるだけ専用のものを使うことをおすすめします。
真空パック機のおすすめ人気ランキング10選
それではここから「真空パック機」のおすすめ人気ランキングを発表していきます。低価格なのにしっかり真空パックできると好評だったものから、業務用レベルの脱気力を誇るものまで幅広くランクインしていますので、気になるものがあればぜひチェックしてみてください。
1位 Bonsenkitchen 自動真空パック機 VS3911

yahoo.co.jp
脱気力:-80kpa
本体サイズ:幅370×奥行174×高さ58mm
ウェット・手動・ワインシーラーなどのモード切替可能
こちらはテストする女性誌「LDK」でベストバイになった真空パック機と同じメーカーの、吸引力が高くて使い勝手もよい真空パック機です。初心者の方でも使いやすいボタン表示が魅力的で、汁気のある食材やワインボトルなどの真空パックができるモードも搭載しています。
口コミでは「ボタンを押すと吸引→シールと自動で行うのでとっても簡単です」「新鮮なまま保存できてます。におい移りもないです」などの声がありました。
2位 暮らしの幸便 真空パックん Plus

wowma.jp
脱気力:最大-84.6kpa
本体サイズ:幅401×奥行190×高さ92mm
脱気力とスピードに定評あり◎ロールカッター付き
こちらは真空パック機としてもっとも有名なモデル「真空パックん」シリーズです。ロールカッターがついており、脱気方法も吸引溝タイプなので空気戻りしにくく、使い勝手も抜群。なんといっても脱気力が業界トップクラスなので、脱気力重視の方にもおすすめです。
口コミでは「脱気時間が短く強力」「下味をつけてから真空パックすると低温調理時の手間がすごく省けます」などの声がありました。
3位 Kocokara 真空パック器

yahoo.co.jp
脱気力:最大-85kpa
本体サイズ:幅375×奥行155×高さ80mm
高品質な日本製・しっかり真空できて空気が戻らない
こちらは初心者の方でもコツいらずで簡単に使える、日本製の高品質な真空パック機です。吸引力にも問題なく、自動だけでなく手動でも脱気力の調整ができるため、さまざまな食品をきれいに真空パックできます。お菓子の食べ残しなどのシール機能や、マリネ機能も便利です。
口コミでは「真空がかなりしっかりできます」「操作性と圧着速度は満点」「10回連続使用しても問題ありませんでした」などの声がありました。
4位 Homsanistor 真空パック機

yahoo.co.jp
脱気力:最大-60kpa
本体サイズ:幅46×奥行48×高さ125mm
コンパクトな電池式・吸引力も良いと口コミで好評
こちらは単3電池4本で使える、持ち運びにも便利なハンディタイプの真空パック機です。重さは約200gと軽く、スマホと同じくらいのサイズ感と非常にコンパクトなので、使わないときでも収納場所に困りません。
口コミでは「コンパクトなので持ち運びができ良い」「充電式だと内蔵電池が劣化するのであえて乾電池式を選択しました」「吸引力もかなり良いです」などの声がありました。
5位 FooodShield(フードシールド)フードシールド 業務用 真空パック器 JP290

yahoo.co.jp
脱気力:最大-80kpa
本体サイズ:幅390×奥行148×高さ72mm
慣れと工夫は必要だが、専用袋が不要で吸引力も抜群
こちらは業務用で吸引力が強い、全自動で真空パックできるハイエンドモデルです。業務用の真空パック専用袋に対応しており、圧着開始までの待機時間がゼロなので時短になります。一緒に吸い込んだ水分を貯めるカップも2種類付属しており、使い方も簡単です。
口コミでは「簡単に何でもパックできて冷蔵庫もスッキリしたし、半端に残った食材の保存もできてかなり重宝してます」などの声がありました。
6位 暮らしの幸便 真空パックん PREMIUM

yahoo.co.jp
脱気力:最大-89.9kpa
本体サイズ:幅400×奥行194×高さ110mm
脱気後のシールが強力で空気戻りがなくて使いやすい
こちらは2位にランクインしているモデルと同じシリーズで、こちらはより脱気力が強く、手動で微調整もできるモデルです。またシール用の熱線が2本ついていることにより、脱気後にしっかりとシールできて空気が戻りません。ロックもハンドルを下ろすだけと簡単です。
口コミでは「たしかに強力な吸引能力でした。パックのセットも大きなハンドルで使いやすいです」「食材を痛めることなく確実に真空」などの声がありました。
7位 AKZIM 真空パック器

yahoo.co.jp
脱気力:最大-80kpa
本体サイズ:幅370×奥行174×高さ58mm
専用袋がお得に買える・しっかり脱気して失敗しにくい
こちらは手動で吸引力の調整ができる、ウェットモードも搭載した真空パック機です。少量ずつの小さいお菓子などの食品であれば、複数の袋を同時にセットして真空パックすることもできます。専用袋はサイズ違いで100枚入りのものがお得に購入可能です。
口コミでは「他社の製品にありがちなシールの失敗がない」「自動で押さえつけてくれるし真空に失敗することもほとんどないし、コスパ最高です」などの声がありました。
8位 ATITI 真空パック機

yahoo.co.jp
脱気力:-60kpa
本体サイズ:幅355×奥行82×高さ65mm
安いのにしっかり脱気できる!コンパクトで省スペース
こちらは底面にマグネットがついており、冷蔵庫などに貼り付けておける真空パック機です。サイズがコンパクトなので収納にも困りにくく、ボタンは2つだけなので初心者の方も迷いにくいでしょう。省スペースやコスパを重視する方におすすめです。
口コミでは「低価格なのに短時間でしっかり真空状態になり、空気排出時の音も静か」「吸引・シーラーともに問題ありません」などの声がありました。
9位 Zwilling(ツヴィリング)フレッシュ&セーブ 真空パック機 スターター7点セット

yahoo.co.jp
脱気力:-
本体サイズ:幅50×奥行50×高さ190mm
専用コンテナが使い勝手最高!コスパがよく音も静か
こちらは高品質な真空パック機として有名な、ツヴィリングの真空パックスターターセットです。本体はハンディタイプで場所をとらず、専用袋や専用コンテナを使ってしっかり真空パックできます。品質に定評があるため、とにかく失敗したくない方におすすめです。
口コミでは「一番使い勝手が良いのは容器!もうこれがあれば普通のパッキンタイプの容器は不要」「コンテナなら何度でも開け閉めできる」などの声がありました。
10位 暮らしの幸便 真空パックん シェフ2

amazon.co.jp
脱気力:-94.9kpa
本体サイズ:幅285×奥行345×高さ205mm
家庭用としては最強との声!業務用としての使用者も
こちらは業務用と間違えそうなくらい本格的な性能をもつ、専用袋不要の真空パック機です。家庭用なので特別なメンテナンスが不要なのに、プロ並みの真空パックが簡単にできます。汁物もきれいに真空パックでき、脱気時間やシール時間も調整可能です。
口コミでは「吸引力はとても素晴らしいです」「予想以上の完成度で素晴らしいの一言に尽きます」「家庭用としては最強」などの声がありました。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
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![]() Bonsenkitchen 自動真空パック機 V……
1
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5,699円 |
3.9 |
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![]() 暮らしの幸便 真空パックん Plus
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5
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19,800円 |
4.35 |
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6
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4.37 |
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![]() AKZIM 真空パック器
7
|
9,155円 |
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![]() ATITI 真空パック機
8
|
3,999円 |
3.9 |
|
![]() Zwilling(ツヴィリング)フレッシ……
9
|
7,380円 |
4.35 |
|
![]() 暮らしの幸便 真空パックん シェフ2
10
|
50,160円 |
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まとめ
真空パック機は脱気力・コスパ・使いやすさの3点で満足度が大きく変わりますが、実際に使ってみないとわからないポイントでもあるため、口コミなども参考にしながら選ぶとよいでしょう。専用袋が必要なモデルでも、何度も洗って使えるものならお得ですよ。
この記事でご紹介した選び方を参考にして、ぜひあなたにぴったりの真空パック機を見つけてみてくださいね。