キャンピングカーよりも安く購入できる普通車や軽自動車で外出先での車中泊は気軽にキャンプ気分を味わえるので楽しいですよね。ちょっとしたお出かけや遠出など、4人以上でも楽々乗れるファミリーカーや行く場所によってさまざまなものがあるので悩みますよね。
そこで今回は「車中泊に適した車」の選び方と人気車種をご紹介します。普段使いに便利な5ナンバーミニバンや、走行する道が悪くても馬力のある4WDやSUVがありますが、1人旅から数人でのお出かけとシーンに適したものでどのようなものがあるのか、ぜひ参考にしてくださいね。
まずは駐車場所を取らない「軽自動車・普通車」・車内で電源が使える「ハイブリッド」を確認

外出先で周りに気を使わず、近場にトイレや食事できる施設があれば不便なく過ごせる車中泊ですが、駐車スペースがあまり広くなくても軽自動車や普通車だと場所を取らなくて扱いやすいのでおすすめです。遠くへいく場合にハイブリッド車が燃費がよくコスパの面から人気ですよ。
乗用車はファミリーカーに比べると小型が多いのですが、最近は車内が広くなっているものが多く、移動も楽で車中泊に適しているのものがあります。快適に眠れるように付属のキットが販売されていたり、ハイブリッド車は電源が使えて充電やお湯を沸かしたりできるので便利です。
車中泊に適した車の選び方
車中泊に適した車を選ぶ際に重要な4つのポイントをみていきましょう。
車中泊するには足を伸ばして快適に過ごせる「広さ」があるか確認しよう
車の中で横になったときに、足を伸ばせるスペースが広いほうが身体が楽ですよね。まっすぐに伸ばすと運転時におろしていた膝下の血流もよくなります。身長より数センチ余裕のある広さがおすすめです。
身動きの取りやすさを確認!座席を倒して足を伸ばせるスペースを確保できる「広さ」

車内スペースが広いタイプは身動きが取れやすいため長時間滞在が可能です。車内が広いと足を伸ばせるだけじゃなく、車内で移動でき身動きしやすいので疲れにくくいいですよ。人数によっても必要な広さが変わるので考慮して選んでくださいね。
とくに身体の大きな人には、窮屈さを感じないくらいの広さのものを選ぶといいですよ。車のタイプによってそれぞれ広さの違いがあるので1人なら斜めに寝て充分身動きが取れるかなどみてみましょう。
座ったとき・起きたときに、頭上に余裕があれば開放感がある「高さ」

起きあがったとき、頭が当たらない高さのあるタイプは着替えも楽にできて、食事のときも広く感じますよね。圧迫感もなく荷物を移動するときにも動きがスムーズに行えるので高さで選ぶと開放感があって快適です。
なかには天井がキャンピングカーのようになるポップアップルーフの車もありますよ。荷物を持って移動しやすいのでストレスを感じることなく過ごせます。高さがある分、収納スペースも取れて空間を有効に使えるのがうれしいですよね。
エコノミー症候群予防のため足を伸ばせるかチェックしたい「フルフラットシート」

座席がフルフラットになっても、荷物などで圧迫されて足を伸ばすことができないとエコノミー症候群になるので、広さも確認するといいですよ。荷物も置けるスペースが確保でき、足を伸ばせるかどうかもみてみましょう。
充分寝られる広さはあるけれど、荷物で圧迫されたりハンドルに触れてしまったりだと充分足を伸ばして眠ることができないですよね。フルフラットシートの下に荷物をいれられるタイプのものがあるので広々使えますよ。
人数に合わせて、快適に眠れるスペースを確保できる「ボディタイプ」で選ぼう
車中泊では横になるとき、楽な姿勢だと眠るのも快適です。座席がフルフラットになるものが寝心地もよくて、身体に不調をきたすことがなくおすすめです。車によってそれぞれ仕様に違いがあり、人数によっても違ってくるので適した車をみてみましょう。
3人〜4人なら、大人ばかりでも広々使える「ワンボックス」・有効スペースが魅力の「SUV」

2人以上なら、車内のスペースが広いワンボックスが適しています。車内が広いので大人だけでも快適に過ごせるのでおすすめです。キャンピングカーよりも安価で手にいれることができるのでいいですよね。
工夫次第で食事スペースを取ることができ、着替えや車内で移動するときに窮屈さを感じないので快適に過ごせます。SUV車は、足元の悪い道でもパワフルに走ることができ、アウトドア仕様のものはシートアレンジが自由に変えられるモデルを選びましょう。
2人・家族なら、天井までの高さがあって窮屈さを感じない小型の「ミニバン」

車中泊には広さが大事で、寝返りできるスペースがあればさらにいいですよね。そして高さも重要ポイント。ミニバンは頭上が高く、車内で動くときに窮屈さを感じなくて快適に過ごせるのでおすすめです。
ミニバンはコンパクトですが、広さもあって小回りもきいて街乗りにも便利なうえ安価で手に入れられるのも嬉しいですよね。ファミリーカーとしても人気ですし、スライドドアが備えられていると使いやすいですよ。
1人〜2人なら、後部座席を倒しても快適に眠れるスペースが確保できる「コンパクトカー」

2人までなら座席を倒すことや、1人なら斜めに寝ることも可能ですが、身体の大きさによって、後部座席を倒したとき座る面と背面が水平になるフルフラットが快適に眠れます。コンパクトカーのような小さい車も今は中が広めになっており、コスパもよくて嬉しいですね。
軽自動車や小型の普通車は街乗りに便利です。遠出するには燃費やパワー不足が気になりますが、駐車スペースを取らないので気軽に使えます。
2人なら、車内の天井が高いので圧迫感がなく手軽に使えてコスパもいい「軽バン」

シートアレンジで空間が広く使える軽バンも車中泊に適していると言えます。後部座席が広く作られているので、充分なスペースが確保できますよ。軽バンにはスライドドアが多いので、使い勝手もいいですね。
なかには、シートがフルフラットにならないタイプがあるので工夫が必要です。しかし、レジャー用のオプションが多く販売されているので用途に合わせてみてくださいね。折りたたみの食事テーブルなどもありますよ。
大人数で荷物をたくさん乗せることができる!走りも安定・車内が広めの「ステーションワゴン」

ステーションワゴンは高さは低めですが、荷室スペースが広く取られているので、アウトドアに必要な荷物を収納することができます。車中泊に必要なグッズなども詰め込めて、安定した走行で快適にドライブを楽しめますよね。
長距離のドライブにも適していて、大人数乗っても広いスペースがあるのでおすすめです。車中泊に向かないものがありますが、シートアレンジをすればフルフラットになるので、シートを確認しましょう。
車中泊専用車仕様にするために販売されているマットなどの「グッズ」で快適に過ごそう

フルフラットシートになるものの中には、座席の間に隙間ができるタイプがありますが、エアーマット凸凹が解決してくれます。寒い季節には、寝袋やシュラフなどもあって、コンパクトに収納できるので便利ですよ。
夜には、車内を照らしてくれるランタンを選ぶと、バッテリーを使わなくてもいいので購入しておくことがおすすめです。シガーソケットに差し込んで使える電気製品などもあるので、いろいろみてくださいね。
車中泊に適した車のおすすめ人気ランキング10選
それではここから「車中泊に適した車」のおすすめ人気車種をご紹介します。人数や距離、何泊するのかによって向いているものを選んでくださいね。
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公式サイト
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1位 HONDA(ホンダ) ステップワゴン

公式サイト
乗車人数:7名〜8名
年式:2022年
3列シート・広々空間でアレンジ可能・フラットな空間
ミニバンタイプに分別されるステップワゴンは、3列シートを折りたたむと床下に収納されるので、室内が広く使えて就寝に必要なフルフラットスペースが確保できます。
広々空間で、荷物を置いても横になれるので小さな子供さんがいる場合も便利ですね。ドライブも車酔いしにくい室内設計になっているので、遠出も安心ですよ。
2位 HONDA(ホンダ) N-BOX

公式サイト
乗車人数:4名
年式:2021年12月
車高が高くゆとりの室内空間で、着替えも楽にできる
軽自動車とは思えない室内の広さで、燃費もいいので人気の車種です。リアシートを前後にアレンジでき、エアマットを使えば完全なフルフラットになり、快適に使えます。車内の天井が高めで楽々動けるのでいいですよね。
後部はスライドドアになっていて、乗り降りがしやすいです。スペースが広いので圧迫感を感じず、ご家族でドライブ・車中泊に便利です。
3位 TOYOTA(トヨタ) ハイエース

公式サイト
乗車人数:3名〜6名
年式:2022年5月
カスタマイズで用途が広がり、快適空間を実感できる
キャンピングカーのような広い室内空間で、車中泊にぴったりの車です。荷室が広くさまざまに使用できるので、アレンジ次第でリビングのような空間も作れますよね。
送迎車としても使われていて、大人数でもゆったり過ごすことができ、荷物を積んでも圧迫しないのがいいですよね。快適な空間が演出可能ですよ。ラインナップが豊富なので、人数・用途に合わせて選びましょう。
4位 HONDA(ホンダ) フリード

公式サイト
乗車人数:6名〜7名
年式:2022年6月
車中泊の純正グッズが充実・使いやすいコンパクトカー
フリードは、ゆったり乗れて室内空間が広いのが魅力のコンパクトミニバンです。街乗りや駐車スペースを考慮すると使い勝手のいい車ですよね。ホンダセンシングという安全装備がついているので安心です。
スライドドアは大開口なので、荷物の積み下ろしがしやすいですよ。ハイブリッドタイプのものは、電気も使えるので車中泊にはとても便利です。
5位 日産 NV200バネット

yahoo.co.jp
乗車人数:2名〜7名
年式:2021年7月
空間効率を考えた内装で、自由自在に使えて便利
日産バネットには車中泊仕様もあり、小柄だけどいろいろ使える車です。ペットと一緒に車中泊できるポップアップルーフがついたのも出ているので、ペットとお出かけしたい方には嬉しい仕様です。
それ以外のタイプも、後部を好きにセッティングできる内装なので、折りたたみテーブルなどのグッズで、お部屋を作るのも楽しくなりますよね。
6位 日産 NV350キャラバン

公式サイト
乗車人数:2〜5名
年式:2022年6月
荷室の広さが魅力!大人数でもアウトドアを楽しめる
こちらもキャンピングカーと同様の広さが特徴で、車中泊以外にも商用車としてよく使われる人気車です。大型ワンボックスカーで同じくハイエースもありますが、荷室が少しキャラバンのほうが広く作られています。
内装は自由自在に使えて魅力ですよ。マルチベッド付きもあって、ベッドを使わないときは取り外せてテーブルとして使えるのが素敵ですよね。
7位 TOYOTA(トヨタ) シエンタ

公式サイト
乗車人数:5名〜7名
年式:2022年8月
シートアレンジが可能で運転もしやすいミニバン
トヨタ最小のミニバンで、運転もしやすくて小回りもきくので乗りやすい車です。シートアレンジが可能なので、2人ならシートを倒してゆったりできる空間が作れてコスパもいいのが嬉しいですよね。
AC1000V・1500Vのコンセントが付いているので、非常時に給電でき、電化製品を使えるのがとても便利です。
8位 日産 セレナ

公式サイト
乗車人数:7名〜8名
年式:2020年8月
広さがミニバンNo1・シートアレンジで快適さを提供
ファミリーカータイプの日産セレナは、荷物をたくさん積んでも家族で乗ってゆったりできて、車内がかなり広いので快適に過ごせます。ハイブリッド車なのに他と比べるとコスパがいいことも嬉しいですよね。
窓もガラスが広く取られてるので開放感が高くて、視界がよく運転も爽快にできます。シートアレンジで、後ろに広々空間が作れるので、子供の着替えスペースがつくれるのも便利ですね。
9位 SUZUKI(スズキ) エブリィワゴン

公式サイト
乗車人数:4名
年式:2022年4月
多彩なシートアレンジ・快適空間で車中泊ができる
エブリィワゴンは、とにかく室内が広いのが特徴です。後部座席はもちろん助手席もたためることができるので、かなりのスペースを確保できますよ。標準ルーフとハイルーフがあって、車中泊をするならハイルーフがおすすめです。
街乗りにも便利で、駐車スペースも取らないので使いやすいです。シートアレンジがいろいろできて、コスパもいいのが嬉しいですよね。
10位 DAIHATSU(ダイハツ) ハイゼットカーゴ

公式サイト
乗車人数:2〜4名
年式:2021年12月
燃費がよく、自由自在に使える広々荷室空間が魅力
広い積載スペースのハイゼットカーゴは、小回りがきいて運転しやすい仕様が人気です。後部座席は、人が乗る用に設計されていないのですが、荷室として使うのに便利で、車中泊にも広々使えますよ。
車高が高いので、街乗りなどで立体駐車場には不向きなのですが、アウトドアでは自由自在にアレンジして使えるので便利です。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
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![]() HONDA(ホンダ) ステップワゴン
1
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2,998,600円 |
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![]() HONDA(ホンダ) N-BOX
2
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1,448,700円 |
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![]() TOYOTA(トヨタ) ハイエース
3
|
2,392,100円 |
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![]() HONDA(ホンダ) フリード
4
|
2,275,900円 |
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|
![]() 日産 NV200バネット
5
|
2,142,800円 |
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![]() 日産 NV350キャラバン
6
|
2,426,600円 |
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|
![]() TOYOTA(トヨタ) シエンタ
7
|
1,950,000円 |
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|
![]() 日産 セレナ
8
|
2,576,200円 |
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![]() SUZUKI(スズキ) エブリィワゴン
9
|
1,783,100円 |
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![]() DAIHATSU(ダイハツ) ハイゼット……
10
|
1,045,000円 |
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気軽にできる車中泊には「危険」なこともある・プライバシーを保護する工夫をしよう

アウトドアを気軽に楽しめる車中泊には、危険なこともあります。例えば、外から車内が見えてしまうので、カーテンなどで遮断することをおすすめします。安全面から駐車する場所も治安の悪い場所を避けるようにしましょう。
寝るときは必ずロックをするなども忘れずに!心配な場合は防犯カメラを設置しておくといいですよ。そしてエンジンをかけたままだと、一酸化炭素中毒のリスクがあるのでエンジンは切ることも大切です。
まとめ
旅行やドライブで、アウトドアを楽しめて、宿泊費もかからず時間の制限がない車中泊は、ペット連れでも楽しめるのが嬉しいですよね。予定も自由に決められ、近くの銭湯を楽しんだり、好きな食料を買って食事したり楽しむことができるでしょう。
車で入れるオートキャンプ場など、車中泊できる場所がいろいろあります。この記事でご紹介した選び方を参考にして、ぜひあなたにぴったりの車中泊に適した車を選んで快適な車中泊を楽しんでくださいね。
注釈
調査期間:2021年12月9日〜12月10日
対象者:直近1年以内に中古車情報サイト・アプリを利用して中古車購入を検討した20〜69歳男女3,001名
調査方法:インターネット調査