セルフカラーで髪を黒く染めたいときに便利な黒染め。1日や1週間のみなど、短期間黒髪にしたいときにもおすすめです。しかし、一口に黒染めと言っても、染料のタイプによって染められる期間や特徴は異なります。どれを選べばいいのかわからないという人も多いかもしれません。
そこで今回は、黒染めの選び方と、おすすめ人気ランキングをご紹介します。選び方のポイントを押さえて、髪の長さ・毛量・染めたい期間などに合わせて最適な黒染めを見つけてくださいね。
黒染めの選び方
黒染めを選ぶ際に重要な7つのポイントを見ていきましょう。
1日だけ〜1ヶ月以上と黒髪にしたい期間に合わせて染料のタイプを選ぼう
黒染めは、染料のタイプごとに染められる期間が異なります。発色の強さや髪へのダメージ度合いも違うため、それぞれの特徴をきちんとチェックしたうえで選ぶようにしましょう。
1回のシャンプーで落とせて便利、数時間〜1日だけ黒くしたいなら「スプレーやマスカラタイプ」

数時間〜1日だけなど短期間のみ黒くしたい場合は、スプレーやマスカラタイプがおすすめです。スプレーやマスカラタイプは黒色の染料を髪に塗ることで黒く見せるので、1回のシャンプーで簡単に落とせます。シャンプーで落とした後は、すぐに元の髪色に戻るため便利です。
しかし、汗や雨などの湿気には弱いので、運動する日や天気が悪い日には向きません。色移りしやすいため、白い服は避けるのが無難です。
自分で色を調節できる、1〜2週間黒髪を楽しむなら「トリートメントタイプ」や「カラーバター」

1〜2週間黒髪にしたい場合は、トリートメントタイプやカラーバターが良いでしょう。トリートメントタイプやカラーバターは、使用回数を重ねるなかで徐々に色を定着させていきます。
自分で色を調節できるので、黒染めはしたくないけど暗くしたいというときや、自然な黒にしたいときにおすすめです。しかし、使い始めてすぐに黒く染まるわけではないので、「明日までに黒髪にしたい」など急ぎの場合には向いていません。
また、トリートメントタイプやカラーバターは髪へのダメージが少ないのも魅力です。カラーバターのほうがトリートメントタイプより硬いテクスチャーになっていますが、成分にはあまり違いはなく、どちらも少ないダメージでカラーリングができます。
髪の表面をコーティングしてダメージを抑えられる、2〜3週間黒く染めるなら「ヘアマニキュア」

2〜3週間黒く染めたいときは、ヘアマニキュアがおすすめです。ヘアマニキュアは表面をコーティングするかたちで髪を染めるので、染色ダメージを抑えられます。
ヘアカラーに比べると発色はやや弱めですが、髪にハリが出やすくなるのも魅力です。カラーリングのダメージが気になる方や、髪の毛のハリやコシが物足りないと感じている方にぴったりでしょう。
しっかりと髪に色素を浸透させて色が長持ちする、1ヶ月以上黒髪で過ごしたいなら「ヘアカラー」

1ヶ月以上黒髪で過ごしたい場合は、ヘアカラーを選びましょう。ヘアカラーは髪の毛の内部に色素を浸透させるので、発色と色持ちの良さが魅力です。ブリーチしている場合は色落ちが早くなることもありますが、染料のなかではもっとも長く黒髪をキープできます。
デメリットは黒色の色素が抜けにくいこと。黒染め後も明るい色にしたりブリーチしたりする予定がある方は、注意が必要です。
染料の質感によって染め方や特徴が異なる、用途に応じて染料の質感・成分・タイプを考えよう
染料の質感は主に3種類あります。種類ごとに染め方やメリット・デメリットが異なるので、用途に応じて染料の質感・成分・タイプを考えましょう。
シャンプーのように使うため液だれしにくく、セルフカラー初心者におすすめの「泡タイプ」

泡タイプはシャンプーのように泡立てて使えるため液だれしにくく、セルフカラーに慣れていない方でも失敗しにくいのが魅力です。髪を分けるブロッキングが必要ない点も、手軽に染められるポイントのひとつでしょう。
泡が密着することで根元や毛先など染めにくい部分にも色が浸透するので、セルフカラー初心者や自分で染めるのが苦手な方は泡タイプがもっともおすすめです。
柔らかく伸びやすい質感のため、ロングヘアでもムラ無く染められる「乳液タイプ」

乳液タイプは柔らかく伸びやすい質感なので、髪の長い方におすすめです。コームが付属している商品も多く、髪を梳かしながら染めることで、全体をムラ無く染められます。
セルフカラーに慣れていて、染め方よりもムラなく綺麗に染めることを重視したいという方にぴったりです。
乳液タイプより硬い質感なので、髪に密着して垂れにくい&発色が良い「クリームタイプ」

乳液タイプよりも硬い質感で、液だれしにくいのがクリームタイプです。質感が硬い分、染料が髪に密着し、発色が良いという点も魅力でしょう。
ただし、伸びにくく色ムラが出やすいという特徴もあるので、ロングヘアの場合や自分で染めることに慣れていない場合は注意が必要です。
黒すぎると不自然になる場合もあるため、地毛の色に近い自然な黒を選ぼう

黒染めは、黒が強すぎると逆に不自然になってしまう場合があります。黒だけで複数の種類があるメーカーも存在するので、地毛の色に近い自然な黒を選ぶのがおすすめです。
どの色にするか迷ってしまうときは、「ナチュラルブラック」がおすすめです。黒すぎない黒で、自然な仕上がりにできるでしょう。
色ムラができないように、髪の長さや毛量に合わせて内容量をチェックして

黒染めは、髪の長さや毛量に合った内容量の商品を選ぶことも大切です。髪を染め始めてからカラー剤が足りなくなると、髪にムラができるなど困ってしまいます。
そのような事態を避けるために、パッケージに記載されている使用量の目安を参考にして、必ず事前に必要な量の黒染めを準備するようにしましょう。
カラーリングは髪へのダメージが大きいため、トリートメントなどのケア用品が付属していると安心

黒染めのなかには、トリートメントなどのアフターケア用品が付属している商品もあります。カラーリングは髪へのダメージが大きいので、ケア用品が付属しているものだと安心です。
髪のダメージを軽減すると、色持ちも良くなります。傷んだ髪を補修するには継続的なケアが大切ですが、トリートメントなどのケア用品が付属している商品ならカラーリング直後の髪をしっかりとケアできるため、より安心でしょう。
メンズ用は短い髪に合わせて成分や内容量が調整されているので、女性はレディース用がおすすめ

メンズ用のカラー剤は男性の太く硬い髪質に合わせて、レディース用よりも成分が強い場合があります。また、短い髪に合わせて、より粘度が高く内容量が少ない状態に調整されていることもあるようです。
そのため、女性が使用する場合はレディース用を選ぶのがおすすめです。男性はレディース用を使用しても問題ないでしょう。
白髪を染めたい場合は通常のカラー剤より染色作用が強い「白髪染め用」と記載のあるものを選ぼう

白髪用のカラー剤と通常のカラー剤は少し成分が異なり、白髪用のカラー剤のほうが染色作用が強くなっています。そのため、白髪への効果も期待したいなら「白髪染め用」と記載のあるものを選びましょう。
ノズルの先が細くなっているチューブタイプは、髪全体を染める場合には扱いにくく感じることもあるようです。しかし、髪の根元をダイレクトに染められるので、白髪染めには向いています。白髪を染めることが目的の場合は、チューブタイプも検討するのがおすすめです。
黒染めのおすすめ人気ランキング10選
ここからは、黒染めのおすすめ人気ランキング10選をご紹介します。1回のシャンプーで落とせるスプレータイプから白髪も染められるタイプまで幅広くご紹介しますので、ぜひ購入の際に参考にしてくださいね。
なお掲載商品は、上記の選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている効果・効能をご確認ください。
1位 フレッシュライト(FRESHLIGHT) 髪色もどしスプレー ナチュラルブラック

wowma.jp
内容量:85g
アフターケア剤:-
ヘアケア成分:ゆずセラミド配合
ゴワゴワしにくく自然な黒に!1日だけ染められる
シャンプーで簡単に落とせるため、数時間〜1時間など緊急で黒髪にしたいときにぴったりです。黒染めスプレーはスプレーした後どうしても髪がゴワつきがちですが、こちらは比較的ゴワゴワしにくいのも特徴。
植物由来のうるおい成分(ゆずセラミド)を配合しているので、パサついた髪やダメージがある髪にも使いやすいでしょう。なめらかでツヤのある髪に導いてくれます。
2位 エンシェールズ(Ancels) カラーバター ダークシルバー

yahoo.co.jp
内容量:200g
アフターケア剤:-
ヘアケア成分:-
ナチュラルな黒に、一時的なトーンダウンにもおすすめ
90%以上がトリートメント成分でできており、髪に優しいカラーバターです。エンシェールズブランドのなかでも人気の高いダークシルバーは限りなく黒に近く、一時的に髪を暗くしたいときにもおすすめ。
光が当たるとほんのりとアッシュに発色するため、黒くなりすぎずナチュラルな印象にできます。透明感のある自然な黒を目指したいときに便利です。
3位 コーセー(KOSÉ) スティーブンノルニューヨーク(STEPHEN KNOLL NEW YORK) カラークチュール クリームヘアカラー 5Y

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内容量:60g
アフターケア剤:CCアフターカラーシャンプー15mL、CCアフターカラートリートメント15g
ヘアケア成分:ディープCMCケア成分、ダイズ由来毛髪補修成分、うるおいキープ成分、毛髪補修コート成分
髪を補修しながら、深みのある自然な色合いに染める
クリームタイプのヘアカラーなので、髪の生え際や分け目など染まりにくい部分にもしっかりと密着し、発色が良いのがポイント。色はカラーリストが監修しており、自然かつ深みのある色に染められます。
ダイズ由来毛髪補修成分、うるおいキープ成分、毛髪補修コート成分が配合されているので、髪のダメージを軽減し潤いを与えられますよ。また、フルーティフローラルの香りが優しく、カラー剤独特のツンとした匂いが苦手な方も使いやすいでしょう。
4位 ホーユー(hoyu) ビューティーン(Beauteen) トーンダウンカラー 黒染めスプレー ナチュラルブラック

yahoo.co.jp
内容量:80g
アフターケア剤:-
ヘアケア成分:-
1日だけ染めたいときに便利!自然な黒髪へ
トーンダウンカラーシリーズのなかでも、スプレーはシャンプーで落とせるため、1日のみの使用に向いているタイプです。仕事や面接などで一時的に黒髪にしたい場合や、一度黒染めした後もすぐに明るい髪に戻したいときに役立ちます。
使い方は、20回程度上下に振り、髪から15cm程度離してスプレーするだけ。誰でも手軽にできるため安心です。カラーはナチュラルブラックなので、自然な仕上がりを期待できます。
5位 アンナドンナ(anna donna) エブリ(EVERY) カラートリートメント ブラック

yahoo.co.jp
内容量:160g
アフターケア剤:-
ヘアケア成分:-
髪のダメージをケアしながら徐々に黒くしていく
トリートメントタイプなので、髪のダメージをケアしながらカラーリングができます。繰り返し使用しても髪が傷みにくく、しっとり&サラサラな仕上がりになるのが嬉しいポイントです。
使用回数が増えるほど濃く染まり、使用を中止すると約1週間で元の髪色に戻るため、自分自身で色の調節ができます。徐々に染まるのでムラになりにくく、セルフカラーに慣れていない場合も使いやすいでしょう。
6位 ルシードエル(LÚCIDO-L) ミルクジャム髪色もどし ナチュラルブラック

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内容量:ヘアカラー1剤(医薬部外品):40g、OXウォーター2剤(医薬部外品):80mL
アフターケア剤:アフターカラー美容液5g
ヘアケア成分:うるおい成分:コラーゲン、ツヤ成分:パールエキス、さらさら成分:シルクエッセンス、毛髪保護成分:ツバキオイル
短時間で染められるため、髪のダメージが少なくて済む
カラー剤を髪に塗った後、放置時間わずか5分でしっかりと色が入るため、カラーリングダメージを軽減できます。うるおい成分のコラーゲンや毛髪保護成分のツバキオイルなど、ヘアケア成分も豊富に配合しているので、髪に優しいのが特徴です。
柔らかく伸びやすい質感&クシ型ノズルで初心者でもムラ無く塗りやすく、綺麗な仕上がりを目指せます。
7位 ホーユー(hoyu) ビューティーラボ(BeautyLabo) ホイップヘアカラー 髪色もどし ナチュラルブラウン

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内容量:1剤:40g、2剤:80mL
アフターケア剤: アフターカラー美容液5mL
ヘアケア成分:はちみつ&植物・果実成分配合
シャンプーのように泡立てて自然に髪を暗くする
髪に塗布しやすいふんわり泡で、市販の黒染めに慣れていない方でも失敗しにくいのが特徴。ナチュラルブラウンの色味は黒に近い茶なので、髪を自然に暗くしたい場合におすすめです。
はちみつ・果実・植物成分などのうるおい成分を配合していて、髪を傷めにくい点も魅力。アフターカラー美容液が付属しているので、アフターケアも安心です。
8位 ホーユー(hoyu) ビューティーラボ(BeautyLabo) ホイップヘアカラー 髪色もどし ナチュラルブラック

wowma.jp
内容量:1剤:40g、2剤:80mL
アフターケア剤:アフターカラー美容液5mL
ヘアケア成分:はちみつ&植物・果実成分
泡のため液だれの心配がなく、初心者も使いやすい
シャンプーのように泡立てて染められるので、液だれの心配がありません。いつもは美容院に行って染めてもらう方や市販のヘアカラーに慣れていない方も、安心して使用できるでしょう。
ナチュラルブラックは、「茶色ではなく黒にしたいけど、真っ黒すぎるのは嫌だ」という方におすすめです。
9位 サロンドプロ(SALON de PRO) ヘアマニキュア・スピーディ(白髪用) ダークブラウン

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内容量:100g
アフターケア剤:-
ヘアケア成分:椿オイル、パールエキス
放置時間はたったの5分!手早く染めたいときに
こちらは白髪用なので、白髪を黒く染めたいという方におすすめです。放置時間たったの5分でも白髪までしっかりと染まるため、忙しい方やセルフカラーに時間を掛けたくない方も使いやすいでしょう。
一般的なヘアカラーとは違い、髪の表面をコーティングするように染めるので、髪を傷めにくいのも魅力のひとつです。椿オイルやパールエキスなどの髪にやさしい成分を配合しており、艶やかでハリのある美しい仕上がりを目指せます。
10位 ホーユー(hoyu) ビューティーン(Beauteen) トーンダウンカラー ナチュラルブラック

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内容量:32+96ml
アフターケア剤:アフターカラー美容液5mL
ヘアケア成分:ボタニカルオイル配合
黒くなりすぎず、次に明るく染めたいときも安心
トーンダウンカラーシリーズは、ヘアカラー商品のなかでは珍しく「黒染めをしても、次明るくできる」というコンセプトです。黒くなりすぎず、ナチュラルな仕上がりが期待できます。
垂れにくい乳液から泡に変わるタイプなので、染める際も使いやすいのが魅力。ムラ無く、ツヤのある仕上がりを目指したい方におすすめです。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
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![]() フレッシュライト(FRESHLIGHT) ……
1
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455円 |
4.25 |
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![]() エンシェールズ(Ancels) カラー……
2
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330円 |
4.46 |
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![]() コーセー(KOSÉ) スティーブンノ……
3
|
1,280円 |
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|
![]() ホーユー(hoyu) ビューティーン……
4
|
485円 |
3.6 |
|
![]() アンナドンナ(anna donna) エブ……
5
|
710円 |
4.22 |
|
![]() ルシードエル(LÚCIDO-L) ミルク……
6
|
505円 |
4.39 |
|
![]() ホーユー(hoyu) ビューティーラ……
7
|
605円 |
|
|
![]() ホーユー(hoyu) ビューティーラ……
8
|
613円 |
4 |
|
![]() サロンドプロ(SALON de PRO) ヘ……
9
|
636円 |
4.09 |
|
![]() ホーユー(hoyu) ビューティーン……
10
|
499円 |
3.7 |
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まとめ
黒染めを選ぶときは、黒髪にしたい期間・染料のタイプや質感・地毛の色に合う自然な色味などを考慮して選ぶと良いでしょう。市販のヘアカラーを使い慣れていない場合でも、泡タイプなど失敗しにくい黒染めはたくさんあります。
急遽黒髪にしたい場合や一時的に黒く染めたい場合に黒染めはとても便利なので、選び方のポイントを押さえて、用途に合った黒染めを見つけてくださいね。