季節の変わり目になると大活躍の、布団を薄く収納できる布団圧縮袋。掃除機でしっかり圧縮して空気が戻らないバルブ式がとくに人気ですが、掃除機不要でもきちんと圧縮できて安いものなども数多く販売されており、いったいどれがよいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は「布団圧縮袋」の選び方と、Amazonや楽天などの通販でも買えるおすすめの商品をランキング形式でご紹介していきます。圧縮後にさらに二つ折りにしてよりコンパクトにできるものなどもありますので、ぜひ選ぶ際の参考にしてくださいね。
この記事でおすすめする商品
布団圧縮袋の選び方
布団圧縮袋を選ぶ際に重要な4つのポイントをみていきましょう。
空気の抜きやすさや持続性などが異なる「布団の圧縮方法」は4種類
布団の圧縮方法を大きく分けると、空気を吸い出すもの・押し出すものの2種類があります。吸い出すものは掃除機やポンプが必要ですが、押し出すものは道具が不要です。ただし圧縮のしやすさが大きく異なるため、それぞれのメリット・デメリットをみていきましょう。
掃除機の口を装着してコンパクトに圧縮!時間が経ってもほとんど戻らない「バルブ式」

圧縮袋に空気口がついており、掃除機の口を差し込んで一気に空気を抜くタイプが「バルブ式」です。掃除機が必要という点で面倒に感じる方も多いですが、どの圧縮方法よりも簡単かつ強力に空気を抜くことができるため、もっとも省スペースに片付けられます。
またバルブ式はしっかりとファスナーを閉めたあとに空気を抜くことができるため、ほかのタイプよりも空気が戻る心配がほとんどなく、長期保存でもしっかりと圧縮した状態をキープすることが可能です。
ファスナーの隙間に掃除機の口を差し込んで圧縮!ややコツが必要な「ファスナー式」

ファスナー式も掃除機で空気を抜くタイプですが、バルブ式とは違い空気口がついておらず、ファスナーの隙間から掃除機のノズルを差し込んで圧縮します。このタイプは掃除機で空気を抜いたあと、ノズルを引き抜いている間に空気が入らないよう注意が必要です。
とはいえどうしてもファスナーを完全に閉めるまでにある程度時間がかかってしまうため、バルブ式のように掃除機で空気を抜いたそのままの圧縮度をキープするには、コツや慣れが必要になってしまいます。
掃除機不要!手動だけでなく電動で空気を抜いてくれるものもある「ポンプ式」

袋の構造自体は圧縮しやすく空気が戻りにくいバルブ式で、掃除機ではなくコンパクトなポンプを使って空気を抜く「ポンプ式」も人気があります。ポンプは手動のものと電動のものがありますが、空気の抜きやすさ重視なら電動ポンプのほうがおすすめです。
ポンプによる圧縮度は掃除機ほどではありませんが、たとえば旅行先での衣類の圧縮にも使えたりと汎用性が高いため、自宅以外でも使用する可能性がある場合はポンプをひとつ持っていると便利でしょう。
なるべく安いものを探している方は、ファスナーを閉めて手で空気を押し出す「手押し式」

掃除機もポンプも不要で、袋さえあればどこでも簡単に圧縮できるのが「手押し式」の圧縮袋です。当然ながら掃除機やポンプを使うタイプよりも圧縮度は低いですが、そのままクローゼットに入れるよりは薄くできます。
手押し式の圧縮袋は中に布団を入れ、ファスナーを閉めてから、手や全身を使って空気を押し出していくタイプです。しっかりと圧縮するにはやや力や重量が必要になりますが、旅行先でも道具を持っていく必要がないので、もっとも気軽に使えるタイプといえるでしょう。
時間が経って空気が戻らないようにするには「密閉性」や「逆流防止弁」が重要

布団を圧縮したあと長期間経っても空気が戻らないかどうかは、袋がしっかり密閉されているかどうかで大きく差が出ます。そのためしっかり閉められているかわかりやすい色付きのファスナーや、ファスナーを閉めるスライダーがずれないよう一体型になっているものを選びましょう。
商品によってはファスナーが噛み合いにくいものもあるので、口コミも参考にするとより安心です。また密閉性の高さだけでなく、空気の逆流を防止してくれる弁がついているものを選べばより一層空気戻りを予防できますよ。
収納力・ダニや湿気対策・かわいいデザインなど「プラスα」のポイントもチェック
単なる圧縮袋ではなく、使いやすさをよりアップさせたさまざまな商品が販売されています。圧縮後にそのまま収納しやすい収納ケース付き・虫やカビ対策ができるもの・布団の見分けがしやすくなるデザイン付きのものなどがありますので、それぞれのメリットを要チェックです。
布団を圧縮したらそのままクローゼットに収納できる「収納ケース付き」が人気

布団を圧縮したあとの袋は形を整えにくく、そのままクローゼットに収納すると省スペースではあるものの、使うときに引き出したり移動したりといったことがしにくいですよね。しかし収納ケースがあればよりスッキリと収納でき、持ち手付きなら移動も非常に楽になります。
いくつかの圧縮した袋を重ねて収納したい場合も、袋のままだとすべりやすく重ねにくいですが、ケースに入れておくと安定して重ねやすいですよ。家族で使うなら1人分ずつまとめておくこともできるので、収納力を重視したいに方は収納ケース付きをおすすめします。
シーズンごとに布団を交換するなら長期保存でも安心な「防虫・防臭・防湿」加工

布団は湿気でカビやすかったり、ダニなど虫の住処にもなりやすかったりするため、長期保存をするならなるべく湿気や虫対策ができるものを選びましょう。ダニ対策で有名なメーカーからも布団圧縮袋が販売されているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
なおふつうの圧縮袋に、別添えで防虫剤を入れられればよいと考える方もいますが、通常の防虫剤は空気がないと防虫効果が発揮できません。そのため空気がない状態でも防虫や湿気対策ができる商品を選びましょう。
布団の種類ごとにわかりやすくおしゃれに収納できる「デザイン」付きのものもおすすめ

一般的な透明の圧縮袋ではなく、デザイン付きの圧縮袋もありますが、デザイン付きのものを使うメリットはかわいいだけではありません。家族で使うならデザインで誰の布団なのかをわかるようにしたり、布団のサイズ別で収納したりといったこともできます。
ほかにも圧縮袋の中身を見えにくくしたり、そのままクローゼットに収納してもインテリアを邪魔しにくいなどといったメリットもあり、使い方はアイデア次第です。
シングル・セミダブル・ダブルだけでなく布団の厚みや枚数なども考慮して「サイズ」を選ぼう

布団をしっかり圧縮するためには、圧縮したい布団のサイズに合ったものを選ぶことも重要です。布団のサイズに合っていないものを使うとうまく圧縮できないことがあるため、シングルやダブルだけでなく、掛け布団・敷布団・夏布団といった種類も考慮してサイズを選びましょう。
羽毛布団の場合は圧縮するとなかなか元に戻らなかったり、羽軸が飛び出してしまったりといったリスクがあるため、基本的には圧縮が推奨されていません。しかし羽毛布団用の圧縮袋も販売されているので、羽毛布団を圧縮したい方は要チェックです。
布団圧縮袋のおすすめ人気ランキング10選
それではここから「布団圧縮袋」のおすすめ人気ランキングを発表していきます。掃除機でも手動ポンプでも空気が抜けるバルブ式をメインに、手押しでもしっかり空気が抜けると好評なものなどもランクインしていますので、気になるものがあればぜひチェックしてみてください。
1位 Amazonベーシック 真空圧縮収納バッグ

amazon.co.jp
収容量の目安:-
サイズ:特大:102×76cm、大:81×61cm、中:71×51cm、小:61×41cm
圧縮・密閉率が高い!ポンプでもしっかり圧縮できる
こちらは布団だけでなくさまざまな衣類の圧縮ができる複数サイズがセットになった、バルブ式の圧縮袋です。掃除機でも付属のハンドポンプでも空気を抜くことができるので、自宅では掃除機、旅行先ではポンプと使い分けることができます。
口コミでは「他社の製品に比べて密閉率が高いです」「多くの圧縮袋を使ってきたが、この圧縮袋が一番いいです」などと好評な声が数多く寄せられていました。
2位 アストロ 圧縮袋

wowma.jp
収容量の目安:圧縮袋1枚につき 薄手シャツ 5~7枚/スウェット上下 1着/厚手セーター 1~2枚
サイズ:35×50cm
ダブルの羽毛布団も入る・掃除機でもポンプでも圧縮◎
こちらは厚みのある丈夫な素材でダブルチャックになっており、専用スライダー付きなので簡単にしっかりと密閉することができる圧縮袋です。布団用サイズの圧縮袋にはポンプが付属しており、掃除機でも空気を抜くことができます。空気逆流防止バルブ付きです。
口コミでは「手動のポンプが思いのほか真空にしてくれる」「布団が立つほどしっかり真空になります」「収納が楽」などの声がありました。
3位 Lucky-ship(ラッキーシップ)Bon Voyage Go Goセット

yahoo.co.jp
収容量の目安:圧縮袋1枚につき セーター1~2枚
サイズ:M:32×39cm、L:34×50cm
力要らずで簡単に空気が抜ける手押し式・旅行用にも◎
こちらは手で空気を押し出していくタイプの圧縮袋です。スライダーチャック式で密閉も簡単にできます。さまざまなサイズバリエーションがあり、スーツケースがスッキリするよう旅行用に愛用している人も多い商品です。
口コミでは「簡単にシューっと空気が抜けるので楽しかった」「使い方が簡単でしっかり圧縮できる」「力が入らずスムーズに圧縮できた」などの声がありました。
4位 Opaza ふとん圧縮袋

wowma.jp
収容量の目安:-
サイズ:130×100cm
厚みがあり丈夫で空気戻りなし・使いやすいと好評
こちらはダブルの掛け布団も収納できる、掃除機で空気を吸うタイプの圧縮袋です。二重チャックと空気の逆流防止弁・キャップがついており、キープ力もしっかりとあります。掃除機を使いたくない方は、別売りの手動ポンプも使用可能です。
口コミでは「さほど期待せずに使ってみましたが圧縮もやりやすく、今のところ空気が戻ることもない」「お値段以上で大満足」などの声がありました。
5位 バルサン ふとん圧縮袋 L 大きめ布団用

yahoo.co.jp
収容量の目安:圧縮袋1枚につき セミダブル掛け布団1枚/シングル掛け布団1~2枚/セミダブル毛布2~4枚/ダブルサイズ掛け布団6つ折り1枚
サイズ:90×120cm
閉めるのにややコツが必要だが空気を抜くのが簡単
こちらは防虫剤で有名なメーカー「バルサン」から販売されている、ダニよけと防虫効果のある圧縮袋です。大きめの布団も入るサイズで、圧縮後は二つ折りにできるよう縦長になっています。閉じると色が変わるファスナーも使い勝手抜群です。
口コミでは「空気の漏れがなく、スライダーで一発で閉まりました」「口も大きいので布団も入れやすいし、掃除機で空気を抜くのもとても簡単」などの声がありました。
6位 レック Ba ふとん圧縮袋L O-852

yahoo.co.jp
収容量の目安:圧縮袋1枚につき セミダブル掛け布団1枚/シングル掛け布団1~2枚/セミダブル毛布2~4枚/ダブルサイズ掛け布団1枚
サイズ:90×120×1.5cm
掃除機ノズルを選ぶとの声もあるが安くて使いやすい
こちらも閉じると色が変わるカラーファスナーを採用した、海外性凸型ノズルの掃除機でも使えるバルブ式の圧縮袋です。圧縮後に折りたたんでさらにコンパクトにできるので、より省スペースに収納したい方にぴったりでしょう。
口コミでは「お値段の割にはしっかりした作り」「ピッタリ綺麗に収納できました」「薄く固くなるのでクローゼットに立てて並べられる」などの声がありました。
7位 レック スティック掃除機対応 ふとん圧縮袋 Lサイズ H00308

yahoo.co.jp
収容量の目安:圧縮袋1枚につき セミダブル掛ふとん1枚/セミダブル毛布2~4枚収納/シングル掛ふとん1~2枚/ダブルサイズ掛ふとん(6つ折り)1枚
サイズ:90×120cm
ダイソンもOK!圧縮率も空気戻りも問題なくコスパ◎
一般的にスティック掃除機は吸引力が弱いため圧縮用には使用できませんが、こちらはスティック掃除機でも空気を抜くことができる圧縮袋です。もちろんふつうの掃除機も使用できます。閉じると色が変わるカラーファスナーと一体型のスライダー付きです。
口コミでは「ダイソンのハンディクリーナーでも簡単にぺちゃんこになりました」「期待を裏切りません」「コスパもいい」などの声がありました。
8位 防ダニ 押すだけふとん圧縮パック L 80579

yahoo.co.jp
収容量の目安:圧縮袋1枚につき シングル掛け布団1枚/ダブル掛け布団1枚
サイズ:100×120×10cm
安心品質の日本製・手押しでもしっかり空気が抜ける
こちらは防ダニ成分が生地に配合されている、掃除機使用でも手押しタイプとしても使える圧縮袋です。一体型のスライダーと色が変わるカラーチャックを採用しており、密閉のしやすさも問題ありません。凸型掃除機も使用できます。
口コミでは「膝と手でしっかり圧縮できた」「数ヶ月経ちますが、全然空気漏れしていません」「ダイソンのコードレス掃除機の吸入口に測ったようにピッタリ」などの声がありました。
9位 アール スティック型も使用できる 圧縮袋

rakuten.co.jp
収容量の目安:圧縮袋1枚につき 布団用:シングル掛け布団1枚、布団用マチ:シングル掛け布団1枚、衣類用:ハーフコート2枚/ダウンコート2枚
サイズ:布団用:90×120cm、布団用マチ:100×90cm×32cm、衣類用:135×60cm
力要らずでしっかり閉まるスライダー・空気戻りもなし
こちらはスティック型掃除機やキャニスター型掃除機も使える、バルブ式の圧縮袋です。スライダーが人間工学に基づいて設計されているため、チャックが閉めやすくしっかり密閉できます。布団用以外にも、衣類用サイズにはそのままハンガーにかけられるフック付きです。
口コミでは「スライダーに力を込めなくてもスーッと閉じます」「ぐんぐん圧縮することができ1ヶ月ほど経ちますが特に変化はないです」などの声がありました。
10位 アール シングルふとん用圧縮袋 RE-001

yahoo.co.jp
収容量の目安:圧縮袋1枚につき シングル掛け布団1枚/毛布3~4枚/座布団3~5枚
サイズ:90×110cm
折りたたんでも空気が漏れない独自設計のバルブ式
こちらはシングル布団用・お客様用布団一式用・クローゼット棚上用のマチ付きなどと、さまざまなニーズにあわせたバリエーションがある布団圧縮袋です。オートロックバルブで空気の戻りもなく、独自設計で圧縮後に折りたたんでも空気漏れしません。
口コミでは「縦方向に口があるので入れづらいかと思いましたが大丈夫でした。むしろジッパー部分が短いので空気漏れリスクも減る」などの声がありました。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
---|---|---|---|
![]() Amazonベーシック 真空圧縮収
1
|
1,993円 |
4.2 |
|
![]() アストロ 圧縮袋
2
|
1,406円 |
3.9 |
|
![]() Lucky-ship(ラッキーシップ)Bon ……
3
|
1,463円 |
4.1 |
|
![]() Opaza ふとん圧縮袋
4
|
2,080円 |
3.9 |
|
![]() バルサン ふとん圧縮袋 L 大きめ布……
5
|
809円 |
3.9 |
|
![]() レック Ba ふとん圧縮袋L O-852
6
|
497円 |
3.7 |
|
![]() レック スティック掃除機対応 ふと……
7
|
870円 |
4.1 |
|
![]() 防ダニ 押すだけふとん圧縮パック ……
8
|
598円 |
4 |
|
![]() アール スティック型も使用できる ……
9
|
3,280円 |
4.42 |
|
![]() アール シングルふとん用圧縮袋 RE……
10
|
698円 |
4 |
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まとめ
布団圧縮袋の圧縮しやすさ・空気の戻らなさは実際に使ってみないとわからないですが、基本的にはバルブ式であれば大きな問題はありません。さらに口コミもあわせてチェックすれば、より失敗を減らせるでしょう。
この記事でご紹介した選び方を参考にして、ぜひあなたにぴったりの布団圧縮袋を見つけてみてくださいね。