アウトドアや保冷が必要な買い物のシーンに欠かせないクーラーボックスは、小型から大型まで幅広くあります。大きさはもちろん、ソフト・ハードなどのように硬さが異なるものもあるため、用途やシーンに合わせてアイテムを選ぶ必要があります。
そこで今回は、クーラーボックスの選び方とおすすめ人気ランキング10選を紹介します。素材の違いも重要で、発泡スチロール・ウレタン・真空断熱など、断熱材の種類により保冷効果に違いがあるのもクーラーボックスならではの特徴と言えるでしょう。
この記事でおすすめする商品
クーラーボックスの選び方
クーラーボックスを選ぶ際に重要な4つのポイントを見ていきましょう。
1日未満はソフトタイプ・1日以上はハードタイプ、使用時間に合わせて「保冷タイプ」で選ぼう
クーラーボックスの保冷タイプには、ソフトタイプ・ハードタイプの2種類あります。使用目的や保冷の持続時間に合わせて選ぶポイントが大切なので、参考にしてみてください。
保冷の目安は4~6時間、買い物や日帰りキャンプなどの使用におすすめな「ソフトタイプ」
保冷の持続時間は4~6時間とハードタイプに比べて短いソフトタイプですが、日帰りキャンプや買い物など保冷時間を長く必要としないシーンの使用に重宝します。こちらのタイプは、コンパクトサイズに折りたためることも利点で便利なアイテムです。
収納時や未使用時は邪魔になることなく扱いやすいため、ひとつ持っておくと幅広いシーンで活躍するでしょう。デザイン性に優れた商品の取り揃えが豊富なことも、ソフトタイプならではの特徴です。
保冷時間は2日以上のものも!旅行や釣りなど長時間保冷が必要なシーンに最適な「ハードタイプ」
商品によっては丸2日以上保冷が持続するものもあり、圧倒的な保冷力に長けているハードタイプは旅行や釣りなど、長い保冷時間が必要な場面に役立ちます。また、サイズが大きい商品もあり、釣った魚や食材などを入れられることもメリットです。
ハードタイプは耐久性に優れた商品が多く、頑丈で壊れにくいため机やイスとしての使い方にも長けたアイテムもあります。サイズが大きくなるほど保管場所も必要ですが、実用性はかなり高いので購入を検討している方は参考にしてみてください。
保冷できる時間をもとに購入するのがおすすめ!断熱材に使用する「素材」で選ぼう
クーラーボックスの断熱材に使われる素材は、発泡スチロール・真空断熱パネル・ウレタンフォームの3つの種類があります。それぞれ耐久時間や扱いやすさに違いがあるので目的に合うものを見つけてみてください。
1~2時間の保冷シーンに活躍、軽量で扱いやすく安価でコスパがよい「発泡スチロール」
軽微な保冷が必要なときに活躍する発泡スチロールは、軽量で扱いやすいうえコスパのよさが一番の魅力です。ほかの2種類に比べると断熱性は劣りますが、短時間の使用には問題なく扱えます。
全体が発泡スチロールで作られた商品は安価な分、釣りやキャンプで汚れた場合は破棄できるなどの利点もあり購入するメリットがあると言えるでしょう。安価で軽量な商品をお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。
発泡スチロールの約10~25倍の断熱性を誇る!1~2日以上の保冷が可能な「真空断熱パネル」
3種類のなかでもっとも高い断熱性能を持つ真空断熱パネルは、周囲を真空にし、気体による伝熱を限りなくゼロに近づけた性能の高さが魅力です。保冷力は発泡スチロールの約10~20倍と言われるほどです。
釣りや旅行など、長時間の保冷が必要なハードタイプに使用されている場合が多く、価格が高価なことは難点と言えます。しかし、保冷力を高めたいシーンや持ち歩きが多い場面では活躍するため、商品のほとんどの割合を占める釣り用クーラーボックスを参考に商品を購入しましょう。
4~6時間の保冷が必要な場面に最適、保冷力が真空断熱パネルの次に優れた「ウレタンフォーム」
ウレタンフォームは、ポリウレタンと呼ばれる合成樹脂を発泡させて作った断熱材のことで小さな気泡が多く詰まっているのが特徴です。この気泡のなかには熱を伝えにくいガスが注入されており、外熱をシャットダウンすることに優れています。
保冷力は真空断熱パネルに比べると劣りますが、商品の多くにウレタンフォームが使われており、クーラーボックスを購入する際は豊富な種類のなかから選べる点が嬉しいです。また、メジャーな分、安価で購入できるのもよいでしょう。
大人1人あたりの目安は1日約15L、人数・期間に合わせて「容量」にもこだわるのがポイント
大人1人当たりの容量の目安は、1日約15Lと言われています。そのため、こちらの数字を参考に、人数や期間に合わせて容量にも着目しましょう。1泊2日のキャンプの場合、2人では30L・4人では40~50Lと容量を計算するのがおすすめです。
クーラーボックスは小さすぎても荷物が収まりきらず、大きすぎるものはすき間ができるためかえって保冷力が劣る原因になります。商品を選ぶ際は、なるべく容量に見合うサイズをチョイスするのが上手く商品を購入するコツです。
大容量の商品は、太いハンドル・キャスター付きが便利!「持ち運びやすさ」にも着目しよう
太いハンドルやキャスターが付いたアイテムは、持ち運びの面に優れています。大容量のクーラーボックスでも、負担を軽減しながら運べるため、力の弱い方でも無理なく移動できるのがよいでしょう。
太いハンドルは長時間の持ち歩きでも手に食い込む心配が少なく、握りやすいのも嬉しいです。片腕への負担が気になる方は、両サイドのハンドル付きタイプを選ぶことで、より快適な移動が叶います。
クーラーボックスのおすすめ人気ランキング10選
ここからは、クーラーボックスのおすすめ人気ランキング10選をご紹介します。ランクインしている商品はどれも人気が高いため、購入の際の参考にしてみてください。
1位 キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) シエロ クーラーボックス

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素材:発泡スチロール
内容量:6.8L
保冷期間:-
コンパクトさながら大容量で汎用性が高い商品
コンパクトサイズながらも、500mlのペットボトルは6本、350mlの缶は9本入る容量の大きさが魅力です。ワンプッシュ開閉で、誰でも簡単に開け閉めできるのもこちらのクーラーボックスならではです。ちょっとしたアウトドアに活用できるのが嬉しい商品です。
サイズ感は大きすぎることなく、持ち運びも便利なため運動会や釣りなどのシーンにも活躍すること間違いないでしょう。デイキャンプにもぴったりで、大人2人分ぐらいの荷物はすっぽり収まるのも購入の決め手になるのではないでしょうか。
2位 キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ソフトクーラーバッグ

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素材:発泡ポリエチレンフォーム
内容量:6/10/15/24/30/35L
保冷期間:-
未使用時は折りたためるので収納に困らない
収納時や未使用時はコンパクトに折りたためるソフトタイプの商品は、あると便利で幅広いシーンに重宝します。保冷剤を入れるポケット付きで、食材に直接触れない工夫も嬉しいです。外面にもポケットが付いており、すぐに取り出したい荷物を入れる際に便利です。
肩掛け可能なショルダータイプになっており、持ち歩く際は両手が空き荷物を多く持てることも魅力と言えます。6~35Lまで幅広いサイズ展開になっているので、シーンや人数に合った商品が見つかるでしょう。
3位 コールマン(Coleman) クーラーボックス

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素材:ポリエチレンフォーム
内容量:25L
保冷期間:42時間
500mmペットボトル20本収納可能なアイテム
約2日保冷が続く商品は、旅行や釣りなど長時間の保冷が必要なシーンに最適です。耐水圧25,000mmで、雨にも強く天候が悪い日の使用でも安心です。また、付属の抗菌ライナーは取り外しての丸洗い可能で、衛生面が気になる方にも適しています。
500mlのペットボトルは20本収納可能で、見かけによらず収納力に長けていることも人気の秘密です。アウトドアブランドが販売する商品は、実用性・機能性ともに優れているため、長く愛用したい方はぜひチェックしてみてください。
4位 ヴァストランド(VASTLAND) タフクーラーボックス

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素材:ウレタンフォーム
内容量:33.1L
保冷期間:-
7日後も氷が残っているほど保冷性に優れている
耐久性の高いボディはイスや机代わりにも使える優れものです。500mlのペットボトルは37本収納できるのも、こちらの商品の特徴です。水抜き栓・スケール・気圧バルブ付きで、釣った魚を入れておくバケツとしても重宝するでしょう。
アウトドアに必要な機能をすべて詰め込んだアイテムは、全面プラスチックになっているためお手入れに長けているのも魅力です。保冷力・耐久性を兼ね備えたタフなアイテムを検討している方は、この機会に購入してみてはいかがでしょうか。
5位 PYKES PEAK (パイクスピーク) クーラーボックス

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素材:ウレタンフォーム
内容量:5.5L
保冷期間:-
ハンドルが太いので長時間の持ち運びも疲れにくい
保冷剤がセットになった商品は、別で買い足す手間を省けるのが嬉しいです。また、カラフルなクーラーボックスは使用時の気分を上げるだけでなく、目印にもなるのがよいです。
バーベキューや海水浴など、日帰りで楽しみたいアウトドアシーンに最適で、24時間後も氷が残るほど保冷力に優れているため実用性が高いと言えるでしょう。持ちやすい太いハンドルは、長時間の移動も気になりません。
6位 サンカ(sanka) クーラーボックス VHC-16GY

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素材:発砲スチロール
内容量:16L
保冷期間:-
発泡スチロールの商品は軽量でコンパクトサイズが魅力
カラー・サイズのバリエーションが豊富な商品は、シーンや好みに合わせて選べるのがよいです。商品の断熱材は発泡スチロールを使用しており、コンパクトサイズかつ軽量なのも人気が高い秘密と言えます。
お手持ちのベリアスボートに入れて持ち運ぶことで保冷力がアップし、持ちやすくなるだけでなく地熱による保冷の低下をカバーできます。また、面ファスナーでフタを固定することにより、開閉するたびフタを地面に置く必要がないのも衛生的です。
7位 イグルー(Igloo) クーラーボックス 132668

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素材:ウレタンフォーム
内容量:11L
保冷時間:-
ちょっとした外出にも最適な小さめサイズが嬉しい
シックでシンプルなデザインは、おしゃれな雰囲気を演出したい際にも重宝します。持ち手部分が太く、長いアイテムは長時間の持ち歩きも負担になることなく快適に扱えるのが便利です。
断熱材はウレタンフォームを使用しており、高い断熱効果を誇るほかにも安価で商品を購入できるのも魅力と言えるでしょう。日帰りキャンプから旅行まで幅広いシーンで扱えるためひとつ持っておくといざというときにも活躍します。
8位 ロゴス(LOGOS) デザインクーラー

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素材:ポリエステル
内容量:15L
保冷期間:-
ソフトタイプは買い物にも役立つ便利なアイテム
収納時はコンパクトに折りたためる商品は、収納場所が狭い方や未使用時に商品の置き場に困る方にもおすすめです。ソフトタイプはデザイン性も高く、好みに合う種類を購入できることも特徴です。
ハードタイプに比べると保冷力は劣りますが、買い物や日帰りキャンプなどには活躍するため、商品選びに迷った方にも適しています。水に強い構造で、釣りや海水浴など水を扱うシーンでも扱えるのがよいでしょう。
9位 秀和 ウレタンクーラー LUCK35UL

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素材:ウレタンフォーム
内容量:35L
保冷期間:-
ショルダー付きで着用時に両手があくのがポイント
保冷能力に優れた商品は、暑い夏場の使用にも役立ちます。冷やした保冷剤を入れることでより高い効果を発揮し、保冷が持続する優れものです。2ⅼのペットボトルが8本入る大容量サイズなことも嬉しいです。
両手が空きやすいショルダータイプで、移動時は楽に歩けるのも購入の決め手になるのではないでしょうか。肩紐調節機能付きで体格に合わせてフィットさせられることも、ポイントです。
10位 STANLEY(スタンレー) クーラーボックス

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素材:ポリプロピレン
内容量:6.6L
保冷期間: 3度以上/24時間、10度以下/27時間
フタ上部はフラットで椅子代わりにもなる優れもの
フタはイスや机代わりにもなる耐久性の高さが特徴の商品です。フタにはシリコンゴムが付いており、閉めた際は本体にしっかりと密着するため保冷力が高くなることも魅力と言えるでしょう。
24時間以上氷が残り保冷をキープできるので、旅行や宿泊するキャンプにもぴったりです。持ち手が太いハンドルは使用時の手の疲れを軽減するだけでなく、長時間の使用も苦にならないのが快適と言えます。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
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![]() キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG……
1
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1,099円 |
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![]() PYKES PEAK (パイクスピーク) ク……
5
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4.11 |
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![]() サンカ(sanka) クーラーボックス……
6
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4.4 |
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![]() イグルー(Igloo) クーラーボック……
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2,490円 |
4.26 |
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![]() ロゴス(LOGOS) デザインクーラー
8
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4.3 |
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![]() 秀和 ウレタンクーラー LUCK35UL
9
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8,980円 |
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![]() STANLEY(スタンレー) クーラーボ……
10
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8,580円 |
4.49 |
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直射日光を避け日陰に置くのがベター!「保冷効果」を長持ちさせる方法をご紹介
より長い保冷力を持続させるにはいくつかの工夫が必要です。まずひとつ目は、日陰に置くことです。日陰に置くことにより直射日光を避けられるため、保冷効果を維持できます。2つ目は、凍らせたペットボトルではなく保冷剤を使うことです。
保冷材のなかには、氷点下まで下がる商品もありより高い保冷効果を発揮できるでしょう。最後は、地熱を避けるためクーラーボックス台に乗せることです。地熱は思っているよりも温度が高く、一気にクーラーボックス内の温度を上昇させてしまいます。
こちらの3つのコツを心がけることで、より長い保冷効果を期待できるのでぜひ参考にしてみてください。クーラーボックス台がない場合は、なるべく日陰になっている地面に置くことで、少しでも温度の上昇を緩和できます。
まとめ
クーラーボックスの選び方とおすすめ人気ランキング10選を紹介しました。クーラーボックスは種類がいくつかあり、目的に合わせて保冷力の高さで選ぶポイントが重要です。
持ち歩き時間が短く買い物に活用する場合が多い方は、未使用時もコンパクトに収納できる商品を選ぶことで邪魔になることなく活用できるため一石二鳥と言えるでしょう。選び方のポイント・ランキング商品を参考に、お気に入りのアイテムを検討してみてください。