通常のレンズよりもさらに広い範囲を撮影できる「広角レンズ」。キヤノンやソニー・ニコンなど、さまざまなメーカーから販売されています。焦点距離が違うものや単焦点・ズーム式のものなどたくさんの種類があって、どれを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、広角レンズの選び方と、おすすめの商品を人気ランキング形式でご紹介します。超広角レンズやミラーレス一眼対応のものまで、幅広く取りランキング入りしていますので、ぜひあなたにぴったりな広角レンズを見つけてくださいね。
この記事でおすすめする商品
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Canon (キヤノン) 単焦点広角レンズ EF-S24mm…
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Canon (キヤノン) 単焦点広角レンズ EF-M22mm…
広い範囲が撮れる「広角レンズ」は風景や室内・料理を撮るときに活躍

広角レンズとは、通常のレンズよりも広い範囲が撮れるレンズのことです。明確な規定はありませんが、主に焦点距離が35mm以下のレンズを広角レンズと呼びます。
広角レンズは風景や星空・建物・室内・料理撮影などさまざまシーンで活躍します。人の視野より広い画角を写せるので、風景や星空撮影で使用すれば、幻想的で壮大なスケールの描写が可能です。
狭い室内を広く写し、広い建物はより広く、印象的な写真になります。広角レンズは至近距離でもピントを合わせられるので、料理撮影ではグッと寄ってインパクトのある撮影が可能です。
広角レンズの選び方
広角レンズを選ぶ際に重要な4つのポイントを見ていきましょう。
画面に収まる範囲が異なる!撮影したい範囲に合わせて対応する「焦点距離」をチェック
まずカメラレンズを購入するうえで、必ずチェックしておきたいのが「焦点距離」です。焦点距離とは、ピントを合わせたときの、レンズの中心からイメージセンサー(レンズから入ってきた光を電気信号に変換するカメラの部品のこと)までの距離のことを言います。
焦点距離は「mm(ミリ)」単位で表され、短いと広い画角を、長いと狭い範囲を撮影できます。
使い勝手がよく初心者におすすめ◎建物や背景を目で見たまま描写する「焦点距離25〜35mm」

広角レンズをはじめて使う方は、使い勝手がいい「焦点距離25〜35mm」のレンズがおすすめです。この範囲の焦点距離は、広角レンズで生じやすい「歪み」が少なく、目で見たままの自然な写真を撮影できます。
また、超広角レンズに比べてレンズの価格がお手頃なため、標準レンズ以外をはじめて購入する方にもおすすめです。
さらに広範囲を撮影できる「超広角レンズ(焦点距離24mm以下)」はダイナミックな写真を実現

ダイナミックな表現をしたい方には、「超広角レンズ」がおすすめです。一般的に、焦点距離24mm以下のレンズのことをいいます。人の視野よりも広い範囲を写せるため、ダイナミックな描写が得意です。
超広角レンズはパースペクティブ(遠近感)がとくに強調されて、手前のものが大きく、奥のものが小さく写るため、より迫力のある写真が撮れます。また、ピントの合う範囲が広いため、風景や星空を一緒に撮影するときにうってつけのレンズです。
暗い場所でも綺麗に撮りたいなら、レンズの明るさに注目して「解放F値」で選ぶ

暗い場所でも綺麗に撮りたいなら「開放F値」の小さいレンズがおすすめです。開放F値とはレンズの絞りを最大まで開いた状態の値で、F2.8・F5.6などの数値で表します。
F値が小さいほど多くの光を取り込めるので「明るいレンズ」と言われます。暗い場所での撮影にはF値がF1.4〜F2.8がおすすめです。
F値が小さいとボケ感のある写真を撮れるので、主役を引き立たせたいときや、ふんわりと優しい印象に仕上げたいときにぴったり。一方、風景写真など画面全体にピントを合わせたいときには、F値の大きいレンズがおすすめです。
使い勝手や携帯性を考えてレンズの「種類」をチェックしよう
広角レンズに関わらず、一眼レフカメラのレンズには大きく「ズームレンズ」と「単焦点レンズ」の2種類あります。それぞれに特徴があるため、どちらが自分に合うレンズかチェックしましょう。
一本で幅広い範囲の画角が撮れ、レンズを交換する必要がない「ズームレンズ」

ズームレンズとは、焦点距離を変更できるレンズのことです。たとえば「24mm-50mm」と書かれていれば「24mm-50mm」の間で焦点距離を変えられます。つまり、ズームレンズは一本で幅広い範囲の画角を撮影できるということです。
焦点距離を調整するだけで画角を自由に決められるので、被写体に近づけないときや、これ以上退けないときなどに活躍します。単焦点レンズに比べ、大きく重い傾向がありますが、他のレンズに交換する必要がないのがメリットです。
明るく高画質・ボケ感のある写真が撮れる!軽量・小型で持ち運びに便利な「単焦点レンズ」

単焦点レンズは、焦点距離がひとつに決まっているレンズです。レンズで焦点距離を調整できないため、ピントが合う位置にまで自分で動く必要があります。単焦点レンズのメリットは、開放F値が小さく光を多く取り込めるので、明るい写真を撮れることです。
開放F値が小さいものが多いため、美しいボケ感のある写真を撮れます。ひとつの焦点距離に特化しているので、画質がいいのが特徴。軽量で小型なため、持ち運びにも便利です。ズームレンズに比べてお手頃な価格のものも多くあります。
持ち運びやすさを重視したいなら、レンズの「大きさ」と「重さ」をチェック

カメラをよく持ち運ぶなら、携帯性にも注目してみましょう。一般的に、広角レンズは焦点距離が短いため、小型で軽量のものが多いです。ただし、ズームレンズは対応する焦点距離の幅が大きい分、サイズが大きく、重量もあるものが多い傾向があります。
スペックの高いカメラを買っても、重くて持ち運ぶのが面倒になって使わなくなってしまうと、もったいないですよね。旅行先や外出時に気軽にカメラを持っていきたい方は、軽量でコンパクトなものを選ぶとよいでしょう。
広角レンズのおすすめ人気ランキング10選
それではここから、広角レンズのおすすめ人気ランキング10選をご紹介します。超広角レンズやミラーレス一眼対応のものまで幅広くランクインしています。気になるものがあれば、ぜひチェックしてみてくださいね。
1位 Canon (キヤノン) 超広角ズームレンズ EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM APS-C対応 EF-S10-18ISSTM 9519B005AA

amazon.co.jp
焦点距離:10~18mm
フィルター装着:〇
手ぶれ補正:〇
重量:240g
超広角なのに写真が歪まず撮れる非球面レンズ採用
キヤノン独自の工学技術と非球面レンズ採用で、超広角にもかかわらず歪みが少ないのが魅力の超広角ズームレンズです。手ぶれ補正機能搭載で、手持ちでの撮影や暗い場所でも、手ブレを軽減します。
写真の色にじみを効率的に除去し、鮮明で美しい描写が撮影可能に。240gと軽量でコンパクトサイズなので、気軽に持ち運びたい方におすすめです。
2位 Canon (キヤノン) 単焦点広角レンズ EF-S24mm F2.8 STM APS-C対応 EF-S2428STM

rakuten.co.jp
焦点距離:24mm
フィルター装着:〇
手ぶれ補正:×
重量:125g
薄くて軽い、持ち運びに便利な単焦点広角レンズ
100円硬貨の直径とほぼ同じ幅の薄さで、重さも約125gと軽量で持ち運びに便利なキヤノンの単焦点広角レンズです。換算焦点距離約38mmで、人の見た目に近い自然な画角で撮影できます。
レンズから約9cmの距離まで近づいて撮影できるので、画面いっぱいに被写体を写して印象的な描写が可能に。大口径レンズならではの自然なボケを表現できるのもポイントです。
3位 Panasonic (パナソニック) LEICA DG SUMMILUX 9mm/F1.7 ASPH. H-X09

wowma.jp
焦点距離:9mm
フィルター装着:〇
手ぶれ補正:-
重量:130g
美しいボケ感を演出しながら夜景や暗い室内まで対応
開放F値1.7と明るく、夜景や暗い室内などの光の少ないシーンでも鮮明に撮れます。超広角でありながらボケのある描写が可能なため、被写体にクローズアップした印象に残る新しい表現を実現してくれるでしょう。
防塵防滴仕様なので、天候や撮影環境に左右されません。マイナス10度の耐低温設計で、雪景色や寒冷地での撮影にもおすすめです。
4位 Nikon (ニコン) 超広角ズームレンズ AF-S DX Zoom Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED 318041

amazon.co.jp
焦点距離:12~24mm
フィルター装着:〇
手ぶれ補正:×
重量:485g
解放F値が一定で使いやすい超広角ズームレンズ
2003年の発売から約20年と、長く愛されてきたニコンの超広角ズームレンズです。超広角で生じやすい歪曲を補正する設計で、歪みのない自然な描写を楽しめます。
焦点距離を変えても開放F値が変動しないため、シャッタースピードが速く、手ぶれを軽減し、使い勝手がよいのが魅力です。ズームレンズとしてはコンパクトサイズで取り回しがいいのもポイントですね。
5位 PERGEAR (パーギア) 広角レンズ 12mm F2ソニーEマウント

wowma.jp
焦点距離:12mm
フィルター装着:〇
手ぶれ補正:-
重量:298g
性能・解像力は十分なのにお求めやすい
ピント調整時に長さの変わらない「インナーフォーカス」採用で、ピント精度が高く、耐久性・防塵・防滴性にも優れています。最大開放F値2で明るく、照度の低い室内や夜景などのシーンで活躍する広角レンズです。
小型・軽量で持ち運びにも便利。これだけの性能・解像度の高さがありながら、お値段は約2万円とリーズナブルで、広角レンズをはじめて購入する方にもおすすめです。
6位 SONY (ソニー) 超広角単焦点レンズ FE 20mm F1.8 G SEL20F18G

wowma.jp
焦点距離:20mm
フィルター装着:〇
手ぶれ補正:×
重量:215g
夜景や星景撮影にも適した超広角単焦点レンズ
超広角20mmでありながら、開放F値1.8の明るさを実現したソニーの超広角単焦点レンズ。最新の工学設計により、点光源の像のにじみを抑え、鮮鋭な描写が可能です。
風景はもちろん、夜景や星景撮影にぴったり。小型・軽量なのに加え、近距離での撮影ができ、オートフォーカス駆動時の音も抑えられているので、動画撮影にもおすすめです。
7位 Canon (キヤノン) 超広角単焦点レンズ RF16mm F2.8 STM RF1628STM

amazon.co.jp
焦点距離:16mm
フィルター装着:〇
手ぶれ補正:×
重量:165g
軽くて持ち運びやすく、複数人での自撮りにもぴったり
焦点距離16mmと超広角で広い画角で撮れるので、複数人の自撮りや撮影スペースの限られた室内などでの撮影にぴったりな超広角単焦点レンズです。
高画質でありながら約165gと軽量・小型で、旅行やちょっとしたお出かけにも気軽に持って行けるのもポイント。開放F値2.8と明るいレンズなため、室内や夜間などの暗い場所でも綺麗に撮れますよ。
8位 SIGMA (シグマ) 広角ズームレンズ A 14-24mm F2.8 DG DN 213965

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焦点距離:14~24mm
フィルター装着:〇
手ぶれ補正:×
重量:795g
反射光を抑えてクリアに撮れるミラーレス専用レンズ
ミラーレスカメラ専用の広角ズームレンズです。シグマ独自の新たなコーティング技術により、フレアやゴーストの原因となる反射光を大幅に抑え、コントラストの高いクリアな描写を実現しました。
ステッピングモーター採用で、オートフォーカス駆動時の静音性とスピード性の両方を兼ね備えたレンズです。素早いピント調整が必要な動画撮影でも快適に撮影できます。
9位 SONY (ソニー) 広角ズームレンズ FE PZ 16-35mm F4 G SELP1635G

amazon.co.jp
焦点距離:16~35mm
フィルター装着:〇
手ぶれ補正:×
重量:353g
手ブレが気になるジンバル使用時でも安定して撮影可能
開放F値4の広角パワーズームレンズとして世界最軽量の約353gを実現した、ソニーの広角レンズです。スローズームなど、幅広いズーム速度でズーム時の音を気にせず使えます。
ズーム時にレンズ全長が変わらないインナーズーム構造でレンズの重心変動が少ないため、手ぶれが気になるジンバル使用時でも安定した撮影が可能です。風景やスナップ写真などの静止画からVlogなどの動画撮影など、幅広いシーンで活躍します。
10位 Canon (キヤノン) 単焦点広角レンズ EF-M22mm F2 STM 5985B005AA

amazon.co.jp
焦点距離:22mm
フィルター装着:〇
手ぶれ補正:×
重量:105g
軽量・薄型で携帯に便利なミラーレス対応の広角レンズ
厚さ23.7mm・重さ約105gと小型・軽量で携帯性に優れた、ミラーレス専用の単焦点レンズです。フローティングフォーカス採用により最短撮影距離0.15mでの撮影ができるの、メインを際立たせた印象的な作品を創造できます。
至近距離で撮っても画質を落とさず、広角レンズならではの遠近感のある描写を実現。開放F値2と明るく、暗いシーンでも綺麗に撮れますよ。
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広角レンズを使う際は写真が歪みやすいので、カメラは水平に構えることに注意

広角レンズは標準レンズに比べて、歪みが出やすいのが難点です。カメラを傾けて撮ると歪みが生じ、被写体や建物が不自然に歪曲した写真になります。歪みを防ぐために、被写体に対してカメラを水平に構えるようにしましょう。
とくに、画面の端にかけて歪みがでやすいため、被写体の位置に注意が必要です。たとえば、人が画角の四隅に写りこむと、不自然に歪んだり傾いたりした状態に写ります。できるだけ画角の四隅に被写体が写らないように気をつけましょう。
まとめ
広角レンズを選ぶときは、焦点距離やズーム・単焦点レンズなど種類の違い、レンズの明るさ・携帯性を比較し、撮影したいシーンやお手持ちのカメラに合った商品を選びましょう。
広角レンズを使うと、写真や動画撮影での表現の幅が一気に広がります。ぜひ自分にぴったりな広角レンズを見つけて、撮影を楽しんでくださいね。