テレワークが増える中、在宅でもストレスなく仕事ができるよう、通常のPCモニターと違い省スペースに設置できるモバイルディスプレイの需要が高まっています。しかし数多くの有名メーカーから販売されているため、どのような基準で選べばよいか迷ってしまいますよね。
そこで今回はモバイルディスプレイの選び方と、おすすめ人気商品をランキング形式でご紹介します。持ち運びに便利な商品やゲームと接続できる商品も紹介しているので、ぜひあなたに合った商品を見つけてくださいね。
手軽にモニターを拡張でき、携帯性にも優れる「モバイルディスプレイ」
モバイルディスプレイはお手持ちのパソコンと接続でき、画面を拡張することで効率的な作業をサポートします。一般的なPCモニターと異なりサイズが小ぶりで軽量なため持ち運びがしやすく、外出先など場所を選ばず手軽にデュアルモニター環境を作り上げてくれます。
近年テレワークが増え自宅で仕事をする人も多くなりましたが、簡単に持ち運びができ片づけることもできるため、据え置きのPCモニターを置くスペースを確保できない方にもおすすめです。
場所を選ばないのが「モバイルディスプレイ」の魅力!セキュリティ面でも安心
基本的にOS非搭載のため、難しい設定は不要でPCに接続するだけで使用できます。iPadなどのタブレット端末を使ってディスプレイの拡張ができるアプリもありますが、仕事用のPCであればセキュリティの観点から画面の投影に特化したモバイルディスプレイがおすすめです。
またNintendo SwitchやPS4と接続できる機種もあります。場所を選ばず大きい画面でゲームをプレイできるため、より快適にゲームを楽しむこともできますね。
モバイルディスプレイの選び方
モバイルディスプレイを選ぶ際に重要な8つのポイントを見ていきましょう。
持ち運んで使うことが多い人は「13~15インチ」の液晶サイズがおすすめ
モバイルディスプレイは小さいものは7インチから大きいものは20インチなどさまざまなサイズのラインナップがあります。外出先など持ち運んで使う機会の多い方は15インチ以下、1kg以下の小型軽量タイプを選ぶのがおすすめです。
主に自宅で使いゲームや動画を大迫力で楽しみたい方は17インチ以上の大型サイズを選ぶとよいでしょう。使い方に合わせて携帯性と視認性を考慮して選ぶ必要があり、迷う方はバランスの良い13~15インチがおすすめです。
モバイルディスプレイのサイズであれば「フルHD」で十分!解像度をチェックしよう
モバイルディスプレイはフルHD(1920×1080)が一般的ですが、近年2K(2560×1440)や4K(3840×2160)といった高解像度モデルも登場してきています。4K対応であれば映画やゲームなどを高精細高画質な映像で楽しむことができます。
しかし解像度が高くなるほど価格も高くなります。モバイルディスプレイの画面は通常のPCモニターと比べて大きくないため、在宅ワークなど通常の仕事用として使う場合はフルHDで十分なことも多いです。使用するシーンに合わせた最適な解像度を持つモデルを選んでくださいね。
使い方、場所に合わせた液晶パネルの「表面加工」で選ぼう
モバイルディスプレイの画面には光沢度合いの違いで「グレア(光沢)」と「ノングレア(非光沢)」の2種類があります。それぞれ得意不得意が異なり、使用するシーンによってどちらを選ぶべきかが異なります。モバイルディスプレイを選ぶ際にはぜひチェックしてみてくださいね。
色を鮮やかに正確に映し出せる「グレア(光沢)タイプ」
グレアは光沢のある液晶タイプで、画面のコントラストの高さが特徴です。色を鮮やかに映し出せるため、きれいな映像を楽しみたい方や映像や写真編集をされる方におすすめです。
一方で光が画面に映りこみやすいため、窓際やカフェといった屋外での使用には不向きです。傷やホコリなども目立ちやすいため、使い勝手には注意が必要です。
光の映り込みが少なく目の疲労を軽減してくれる「ノングレア(非光沢)タイプ」
ノングレアは非光沢処理がされたツヤのない液晶タイプで、外光や照明といった光の映り込みが少ないのが特徴です。そのため目への負担が軽減でき、長時間作業をする方やさまざまな場所に持ち運んで使う方におすすめです。
一方ツヤがない分、画面が全体的に白っぽくなり、発色がやや穏やかになってしまいます。色の再現性が重要な画像や映像編集をされる方は、ディスプレイの発色性に注意が必要です。
接続する電子機器に合わせた「入力端子」で選ぼう
入力端子にはHDMIやUSB Type-Cなどさまざまなタイプがあり、接続機器によって使用できる端子タイプが異なります。ご自身の使用する機器に合わせて、対応する端子を備えたモデルを選びましょう。
一般的なPCやPS4、Switchなどゲーム機器と接続する場合は、HDMI端子で接続できます。MacなどUSB Type-Cを備える機器であれば、ケーブル1本で映像や音声に加え給電も可能。ワイヤレスで接続可能なBluetoothタイプも登場しているのでチェックしてみてくださいね。
「タッチパネル機能」搭載なら指先ひとつで手軽に作業可能
モバイルディスプレイにはタッチパネルに対応したモデルもあります。タッチ操作が可能であればメインモニターからカーソルを移動させる必要がなく、指先で簡単に直感的に作業が可能。サブモニターとして作業の汎用性が上がり、ストレスなく効率的に作業に集中できるでしょう。
スマートフォンに接続すれば、そのままの感覚でモニターを操作できます。またビジネスシーンでプレゼンをする場面など、資料をスワイプしながら操作できるのでより説明がしやすくなることが期待できますね。
使いやすさに大きく影響!スタンドの有無、形状をチェックしよう
自立スタンドの有無や形状にも着目してみてください。多くのモバイルディスプレイにはスタンドが付属しており、自立できるタイプが多いです。本体の背面にスタンドが付属していれば、スタンドを立ち上げるだけで設置が可能なため、デスク周りのスペース削減に役立ちます。
一方ケース一体型など、スタンドの角度調整ができないタイプもあります。据え置きで使う場合にも問題ありませんが、持ち運んで使うケースが多い方はディスプレイの角度調整ができるタイプを選んだほうが、より汎用性高く使用できるでしょう。
持ち運びにはバッテリー内蔵型が便利
モバイルディスプレイはバッテリー内蔵型と給電型の2種類があります。バッテリー内蔵型であれば電源が確保できない外出先でも自由に使え、充電ケーブルも不要なため携帯性も向上します。給電型は電源を確保できる環境であれば、充電切れの心配なく安心して使用できます。
いずれもタイプもUSB Type-Cに対応していれば、ケーブル1本で映像や音声に加え接続機器から給電も可能です。ぜひ入力端子とともに、バッテリータイプにも注目してくださいね。
ゲーム用モニターとして使うならリフレッシュレートをチェックしよう
PS4・Nintendo Switchなどのゲーム機器と接続して使用することが多い方は、モニター側のリフレッシュレートにも注目してみてください。リフレッシュレートとは1秒間に画面が何回書き換えられたかを表す数値、値が高いほど映像内の激しい動きも滑らかに映し出します。
PS4・Nintendo Switchであれば60Hzで十分ですが、PS5など高フレームレートのゲームをプレイする場合にも120Hz以上を選ぶのがおすすめです。
モバイルディスプレイのおすすめ人気ランキング10選
ここからはおすすめのモバイルディスプレイ10商品をランキング形式でご紹介します。使い方や求める性能に合わせて、あなたの最適な商品を見つける参考にしてくださいね。
1位 WINTEN(ウィンテン) モバイルモニター WT-156H2-BS
インチサイズ:15.6 インチ
タッチパネル仕様の有無:無
解像度:1920×1080
据え置きにも持ち運びにも便利やサイズで使いやすい
日本企業のWINTENが販売するフルHDのモバイルディスプレイです。仕事用はもちろん、ゲームや動画鑑賞にも使いやすい大きめの15.6インチながら、持ち運びにも便利な薄型軽量を実現しています。
フレームにアルミ合金を使用しているため破損しにくく、外出先でも安心して使用できます。据え置きにも持ち運びにも使いやすい商品と言えるでしょう。
2位 IODATA(アイ・オー・データ) モバイルモニター EX-LDC161DBM
インチサイズ:15.6 インチ
タッチパネル仕様の有無:無
解像度:1920×1080
広視野角のADSパネルで外出先でも困らない
「BCN AWARD 2022」において、「液晶ディスプレイ部門」でトップシェアを獲得した人気モデルで、15.6インチの十分な大きさの画面サイズと軽量薄型を兼ね備えています。
液晶に広視野角のADSパネルを使用しているため、見る角度や位置による色の変化が少なく、どこからでも高精細な映像を映し出すことができます。外出先でプレゼンをする際など、どなたもストレスなく画面を見れるため重宝するでしょう。
3位 LG モバイルモニター gram +view 16MQ70
インチサイズ:16 インチ
タッチパネル仕様の有無:無
解像度:2560×1600
端子の位置まで細かい配慮が行き届く高解像度モデル
16インチの液晶サイズながら670gの軽量を実現し、持ち運びにストレスがありません。WQXGA(2560×1600)の高解像度、かつ色表現に優れたIPSパネルを兼ね備えるため、高精細できれいな映像を楽しむことができます。
USB Type-C端子を左右側面にひとつずつ搭載しているため、ポート不足に悩むことなく快適に作業に集中できますね。
4位 JAPANNEXT(ジャパンネクスト) JN-MD-IPS1562UHDR-T
インチサイズ:15.6 インチ
タッチパネル仕様の有無:有
解像度:3840×2160
4Kパネルで美しい映像をストレスなく楽しめる
4K(3840×2160)の高解像度、かつ色を鮮やかに映し出すIPSパネルを液晶として使っており、動画鑑賞やゲームプレイ時その映像の美しさを存分に楽しむことができます。
タッチパネル機能も搭載しているため、指先で画面の操作ができるためストレスなくより直感的に作業ができ、外出先でのお客様へのプレゼンもスムーズに行うことができます。仕事でもプライベートのいずれのシーンでもサブモニターとして存分に活躍してくれます。
5位 EVICIV モバイルモニター EVC-1506
インチサイズ:15.6 インチ
タッチパネル仕様の有無:無
解像度:1920×1080
VESA規格対応でモニターアームにも取り付け可能
軽量・薄型で携帯性にも優れる15.6インチのモバイルディスプレイで、IPSパネルを液晶に使用しているため広い視野角と鮮やかな色彩表現を味わうことができます。
VESAマウント規格に対応しているため、持ち運びのみならずモニターアームに取り付けて使うことも可能。目に優しいフリッカーレス、ブルーライトカット機能を搭載している点も、長時間作業する方には嬉しいですよね。
6位 ASUS(エイスース) ROG Strix XG17AHPE
インチサイズ:17.3 インチ
タッチパネル仕様の有無:無
解像度:1920×1080
ゲームをプレイするためのモバイルディスプレイ
携帯性を兼ね備えたポータブルゲーミングモニターで、17.3型フルHDディスプレイにより場所を選ばず大迫力のゲームプレイを楽しむことができます。
240Hzの超高速リフレッシュレートと3msの応答速度により、FPSのような激しい動きを伴う格闘ゲームでも滑らかに映像を映し出し、快適にプレイ可能。前面には2つのゲーミングオーディオを搭載しており、臨場感あふれるゲームサウンドを楽しめるでしょう。
7位 Pixio(ピクシオ) モバイルモニター PX160
インチサイズ:15.6インチ
タッチパネル仕様の有無:無
解像度:1920×1080
PS4やSwitchとも相性良く接続可能
フルHD(1920×1080)の高解像度、色彩の豊かなIPSパネルを採用したモバイルディスプレイは、HDRにも対応しており細かな色の違いを正確に表現できるため、ストレスなく映像の世界に没入できます。
60Hzのリフレッシュレートに対応しているため、PS4やNintendo Switchとも最適なレートのバランスにより接続でき、快適にゲームを楽しめるでしょう。持ち運びに困らないシンプルなデザインも嬉しいですよね。
8位 JAPANNEXT(ジャパンネクスト) JN-MD-IPS1010HDR
インチサイズ:10.1 インチ
タッチパネル仕様の有無:無
解像度:1920×1200
10.1型の小型軽量タイプで機能性も十分
液晶サイズは10.1型と小型で、厚さは約8.5mm、重さはなんと約260gと持ち運びに非常に便利なサイズ感を実現しました。HDRに対応したWUXGA(1920×1200)解像度は小さな画面では十分にきれいな映像を映し出すことができ、確かな機能性も兼ね備えます。
折りたたみスマートケースが付属しているため、破損の心配がなく安心して持ち運びができますね。
9位 WINTEN(ウィンテン) モバイルモニター WT-156LT4-BK
インチサイズ:15.6 インチ
タッチパネル仕様の有無:有
解像度:3840×2160
4K、IPSパネルディスプレイが色を鮮やかに映し出す
日本企業のWINTENからはこちらの4K(3840×2160)タイプのモバイルディスプレイも販売されています。高解像度IPSパネルが色鮮やかな映像を映し出し、美しい風景やゲーム画面をよりリアルに体感できるでしょう。
FreeSyncテクノロジーが映像のカクつき、チラつきを軽減してくれるため、スポーツなどの激しい動きもストレスなく楽しむことができます。
10位 ITPROTECH(アイティプロテック) LCD14HCR-IPSW
インチサイズ:15.6 インチ
タッチパネル仕様の有無:有
解像度:3840×2160
省スペースに追加しやすいバータイプモニター
14.0型バータイプ液晶モニターで、35:10のアスペクト比を生かして縦スクロールをしたいSNS鑑賞や、メインモニターの手前に置いてパレットのように使用するなど、省スペースに追加できるディスプレイと言えます。
モニター内で2画面表示ができるPIP機能「ピクチャー・イン・ピクチャー」とPBP機能「ピクチャー・バイ・ピクチャー」に対応しているため、使い方に合わせて自由に操作ができますね。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
---|---|---|---|
WINTEN(ウィンテン) モバイルモ……
1
|
21,249円 |
4.42 |
|
IODATA(アイ・オー・データ) モ……
2
|
24,980円 |
4.37 |
|
LG モバイルモニター gram +view 1……
3
|
36,182円 |
|
|
JAPANNEXT(ジャパンネクスト) JN……
4
|
4,477円 |
|
|
EVICIV モバイルモニター EVC-1506
5
|
19,167円 |
|
|
ASUS(エイスース) ROG Strix XG1……
6
|
58,673円 |
4.25 |
|
Pixio(ピクシオ) モバイルモニタ……
7
|
17,980円 |
|
|
JAPANNEXT(ジャパンネクスト) JN……
8
|
15,093円 |
4.2 |
|
WINTEN(ウィンテン) モバイルモ……
9
|
38,060円 |
3.95 |
|
ITPROTECH(アイティプロテック) ……
10
|
26,800円 |
|
|
まとめ
スペースが限られる環境でも場所を選ばず使用できるモバイルディスプレイ。サイズや解像度、モバイルならではのタッチパネル機能など商品によって特徴はさまざまです。ぜひあなたの使い方に合わせて最適な商品を選んでくださいね。
最近では4K対応の液晶パネルやワイヤレス接続が可能なタイプなど、ハイスペックな商品も続々と登場しています。ぜひ作業効率化のため、モバイルディスプレイの導入を検討してみてください。