近年爬虫類の人気が高まり、ペットとして飼育する方も多くなってきました。爬虫類を飼育するには専用のケージを用意することが必須です。とは言え、種類や個体の大きさによってケージのサイズが変わるので、商品選びは迷いますよね。
そこで今回は、爬虫類用ケージの選び方とおすすめ人気ランキング10選を紹介します。ランクインしている商品には、コスパがよいものや機能性が充実したものまで幅広くあるので、商品選びの際に役立ててみてください。
爬虫類用ケージの選び方
ケージの選び方は大きく分けて5つのポイントがあります。どれも商品を選ぶ際に着目したい観点なので、順番に見ていきましょう。また、専用のアイテムを選ぶことで快適に過ごせ、お手入れがしやすいメリットもあります。
蛇は60㎝・ヤモリは30㎝など飼育する種類や身体の大きさに合わせてケージの「サイズ」で選ぶ
飼育するペットの大きさや種類に合わせて選ぶことで、ストレスなく生活することができます。サイズの種類が豊富にあるので、個体の大きさに見合うものを検討しましょう。
レオパードゲッコーや蛇など高さを必要としない爬虫類は幅60㎝程度のサイズがベスト
木に登ったり、飛んだりしない爬虫類には、横幅60㎝ほどのケージを用意するとよいです。高さは必要ないですが、横幅があるとお手入れがしやすく、快適に過ごせるので個体が小さい種類でも横幅が大きな商品を選ぶのがおすすめです。
また、イグアナやカメなどは成長に合わせてケージのサイズを変更する必要があるので、サイズの大きさは目安として覚えておきましょう。グリーンイグアナ・ニシキマゲクビガメなどは横幅が90㎝あるものを用意しておくと安心です。
トカゲなどの樹上棲の爬虫類には、個体のサイズに関係なく高さが30㎝以上あると安心
樹上棲の爬虫類は、高さのあるハイケージが適しています。また、個体の大きさに関わらず最低でも高さが30㎝ほどのものを準備しましょう。身体が大きな爬虫類には、50~60㎝ほどの高さがあると便利です。
エボシカメレオン・グリーンイグアナは成長するとかなりの高さが必要になり、ペットショップや通販では販売していない場合もあるので、オーダーメイドのケージを購入する方法もあります。
ガラス製・プラスチック製など爬虫類の特性に合わせて「素材」で選ぶ
ケージには、ガラス製・プラスチック製・アクリル製など3つの種類があります。実用性や爬虫類の種類に合わせて選ぶことで長く愛用することができます。
外からの観察を楽しみたい方やパネルヒーターを取り付けたい方は「ガラス製」がおすすめ
ガラス製の商品は、パネルヒーターの取り付けができるのであたたかい環境が必要なペットに最適です。また、外から覗いて様子を見たり、鑑賞することが可能なので些細な変化にもすぐに気付くことができます。
重量はありますが丈夫で壊れにくいので1度購入すると長く活用ができ、コストを抑えられるのが魅力的です。
通気性が必要な爬虫類やお手入れのしやすさで選ぶなら「プラスチック製」・「アクリル製」が最適
プラスチック製・アクリル製は、軽量でお手入れが簡単なのでケージを初めて購入する方にもおすすめです。また、通気性が優れている一面もあるので飼うペットに合わせて選ぶとよいです。
一方で、爪が鋭い・獰猛な種類の場合、引っ搔くことでケージに傷が付くので、買い替えが必要なことがデメリットでもあります。プラスチック製のケージは、一時的な使用や爪が鋭くない爬虫類の飼育に向いています。
リクガメなどの大型爬虫類を飼育するなら「全面観音扉式」・「スライド式」が扱いやすい
全面観音扉・スライド式の商品は、開閉がしやすくお手入れする際も奥まで手が入れやすいのがポイントです。また、餌を与える際もペットを驚かせることなく済ますことができるので、どちらにとってもメリットがあるタイプと言えます。
大型の爬虫類を取り出しやすいのも魅力のひとつで、コミュニケーションを図る際にも役立つアイテムです。
多湿や乾燥など、飼育する爬虫類が好む性質に応じて通気性にこだわるとよい
ペットが好む環境下を作れるように通気性にもこだわりましょう。爬虫類は人間と同じように肺で呼吸するので、通気性がないケージは息苦しく、ストレスの原因になります。
ケージの主な形状として、メッシュ部分が施されているのは上面のみ、上面と側面の3か所の2つのパターンがあります。
ペットの生息地の気候や環境に合わせて多湿を好むなら上面のみ、乾燥を好むなら上面と側面の3か所にメッシュ部分が付いたケージを選ぶなど工夫をしましょう。
ロックや鍵、ヒーター設置スペースがあるかなど利便性に着目して選ぶ
ペットが快適に過ごす部屋としての機能はもちろん、そのほかの機能にも着目すると欲しい機能を自作する手間が減り、脱走の心配もなく飼い主も安心して過ごすことができます。
餌を与える際に怖がらせるのを避けるなら前面扉のケージが便利
爬虫類の特性として上部からの接触は、敵と勘違いする可能性があるので怖がったり攻撃をしてくることがあります。これは、自然界で生きるために鳥などの外敵から身を守る本能として備わっている行為です。
そのため、なるべく上側が開閉するケージではなく前開きになっている商品を選ぶことで、ペットがストレスを抱えることがなくなります。また、ガラス製のものだと飼い主が近づいてきたことが見えるのでより安心です。
ヒーター設置スペースやコード穴が付属していると自作する手間が省ける
ヒーターを設置できるスペースやコードを通す際の穴が備わっていると、自作する必要がないので手間が省けます。また、ケージ内部にヒーターを設置できることでペットもあたたかい環境で快適に生活することができます。
紫外線ライトが必要な種類の場合でも、通し穴が標準装備されていることで購入後すぐに使えるのも嬉しいです。
脱走防止にはロック・鍵付きのケージを用意すると安心
爬虫類は頭がよく、少しの隙も逃さないので飼い主が見ていない間に脱走を図ります。そのため、必ずロックや鍵付きのものを選ぶようにしましょう。また、小さなお子さんや高齢者がいる家庭では鍵の取り扱いにも十分注意が必要です。
扉だけでなく、フタも鍵が付いているものだとペットが飛び跳ねた衝撃で飛び出すことを防げるので、より安心できます。
爬虫類用ケージのおすすめ人気ランキング10選
ここからは、爬虫類用ケージのおすすめ人気ランキング10選を紹介します。ランクインしている商品を参考に、ペットの種類や大きさに合わせてケージを検討してみてください。
1位 GEX グラステラリウム 3030 PT2600
重量 :5.6kg
タイプ:全面観音扉式
原材料・成分:ABS、ガラス、PS
高さ33㎝の商品で樹上棲の爬虫類に最適
通気性のよいメッシュ加工が施されたタイプで、全面観音扉式になっているので餌やりやお手入れが簡単にできる優れものです。さらに、床材を厚く敷くことが可能で、水を貯めることもできるのでカエルなどの両生類にも適しています。
また、パネルヒーターも設置できるのでどんな爬虫類にも適していると言えるでしょう。
2位 GEX レプテリアホワイト 300
重量 :1.3kg
タイプ :ー
原材料・成分:ガラス、PS、ステンレス
小型の爬虫類に最適な横長タイプ
ケージに欲しい機能が詰まったマルチタイプです。実用性もさながら、清潔感のあるホワイトカラーがお部屋にもマッチし、インテリア性にも富んでいるのが嬉しいです。コンパクトサイズのガラス製なので小型の爬虫類の飼育に適しています。
また、同じ商品は2つまで上に積み重ねることができるので多匹飼いしている方にも便利な商品です。
3位 三晃商会 パンテオン WH9045
重量 :20kg
タイプ :スライド式
原材料・成分:アルミニウム
横幅90㎝と大型なので成長した爬虫類の飼育にもおすすめ
横幅が大きいので成長しきった爬虫類の飼育にも向いています。強度に優れたアルミ製トップフレームを採用しているので耐久性があり、爪などによる引っ掻き傷にも対応できます。鍵付きで上部がメッシュ素材になっているので、多湿を好むペットにおすすめです。
また、爬虫類の飼育以外にも小動物のケージとしても活用できるので、1つあると幅広いシーンで活躍するでしょう。
4位 寿工芸 ヒュドラケース3120
重量 :3.3kg
タイプ :ー
原材料・成分:ー
フタは飛び出しを防ぐロック式になっているので樹上棲の爬虫類にも安心
メンテナンスが楽にでき、ペットも快適に過ごせる機能が充実しているので一石二鳥です。また、3段までなら積み重ねて使用することができるのも嬉しいポイントです。通気性がよいので、乾燥を好むペットに適しています。
また、飛び出しを防ぐロック式になっており外出時も脱走の心配がなく安心です。
5位 REPTI ZOO グラステラリウム
重量 :5.9kg
タイプ :スライド式
原材料・成分:ガラス, ポリ塩化ビニル
バラバラに分解できるのでいつでも清潔に保つことが可能
汚れても安心できる分解可能な商品なので、いつでも清潔に保つことができます。また、360度どこからでも様子を見ることができるのでコミュニケーションを図る際や餌を与える際も驚かせることなく近づけます。
重量は6㎏以下なので、力の弱い方でも安心して持ち運ぶことができるのも魅力です。
6位 POPETPOP 爬虫類 ケース
重量 :ー
タイプ :スライド式
原材料・成分:プラスチック
飼育はもちろん持ち運びにも適している優れもの
ケージの全ての側面に通気口があるので、住処としてはもちろん移動にも適している商品です。マルチに使うことができるので、どの爬虫類の飼育にもおすすめです。通気性に優れた商品をお探しの方はぜひご検討ください。
7位 YOLLO 爬虫類飼育ケージ
重量 :ー
タイプ :スライド式
原材料・成分:PVCアンディーボード
実用性・機能性も兼ね備える高品質な商品
環境に優しいPVCで作られたケージで、セラミックランプホルダー・温度計・回路保護など機能が充実したアイテムです。また、丈夫で耐久性があるので壊れにくく1度購入すると長く愛用できるのもメリットです。
8位 GEX グラステラリウム 6045 PT2610
重量 :19.8kg
タイプ :全面観音扉式
原材料・成分:ABS、ガラス、PS
無駄がないシンプルな見た目がおしゃれな商品
通気性に優れているので感想を好む爬虫類に最適です。さらに、電源コードやチューブなどの配線を目隠しできる背面になっているので見た目をスッキリとシンプルに演出できるのも評価が高いです。
幅が60㎝あるので高さを必要としない平面で生活する種類にもおすすめと言えます。
9位 REPTI ZOO レプタイルボックス
重量 :ー
タイプ :ー
原材料・成分:アクリル
シンプルな構造で誰でも簡単に組み立てやすい
ドアパネルを取り付け、ネジを固定しフタを乗せるだけの簡単な組み立て方なので、初心者の方や不器用な方でも簡単に設置が可能です。アクリル製ですが、耐久性に優れ爪などで引っ掻いても壊れにくいので獰猛な種類のペットにも適しています。
10位 GEX グラステラリウム ナノ PT2601
重量 :3kg
タイプ :ー
原材料・成分:ABS樹脂、ガラス、ステンレス、PS
フロントとトップのロック機能でペットの脱走を防ぐ
フタと扉の両方にロックが付いており、脱走の心配がないのが安心です。また、通気性がよくフロントガラスの蒸れやくもりも防ぐので、いつでも中の様子を確認できるのが魅力と言えるでしょう。
商品のサイズも大きくないのでリビングなど省スペースに置けるのも人気が高い秘訣です。
ダニ対策グッズやヒーターの種類など、活用アイテムをイメージしておくとケージ内の環境が整う
ケージ内の環境を整えるには、事前に活用するアイテムをチェックしておくのが望ましいです。爬虫類の餌であるコオロギやバッタなどの生き餌は、逃げないように工夫することでダニやカビの繁殖を抑えることに繋がります。
また、ヒーターと言っても遠赤外線であたためるものやライトで保温するものなど、種類が多くあるのでどのアイテムを活用するか事前に確認し、それに合ったケージを購入することでペットが快適に過ごせます。
住処を清潔に保つことでペットがストレスなく快適に過ごせ、長生きすることにも繋がるので対策の工夫をしましょう。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
---|---|---|---|
GEX グラステラリウム 3030 PT2600
1
|
7,500円 |
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|
GEX レプテリアホワイト 300
2
|
2,871円 |
|
|
三晃商会 パンテオン WH9045
3
|
24,400円 |
|
|
寿工芸 ヒュドラケース3120
4
|
3,889円 |
4.45 |
|
REPTI ZOO グラステラリウム
5
|
8,990円 |
4.2 |
|
POPETPOP 爬虫類 ケース
6
|
4,580円 |
3.8 |
|
YOLLO 爬虫類飼育ケージ
7
|
20,900円 |
|
|
GEX グラステラリウム 6045 PT2610
8
|
18,980円 |
4.39 |
|
REPTI ZOO レプタイルボックス
9
|
4,990円 |
3.4 |
|
GEX グラステラリウム ナノ PT2601
10
|
4,600円 |
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まとめ
爬虫類用ケージの選び方とおすすめ人気ランキング10選を紹介しました。商品の種類は多くありますが、ペットの特性や好む環境に合わせることで長く愛用することができます。
ランキングを参考にプラスアルファ機能や扉の開き方にも着目し、長く使える商品を検討してみてください。