タイ料理やベトナム料理でよく使われているナンプラー。自宅時間での自炊が増え、各国の料理に挑戦している方も多いのではないでしょうか。ナンプラーは、少量で本格的なアジアの味を楽しむことができるため、1本あるととても重宝する調味料です。
この記事では、ナンプラーの選び方やおすすめの人気商品をランキングでご紹介しています。本場タイ産のものから、酸化しにくい遮光ボトルに入ったものまで、さまざまなナンプラーをまとめました。ぜひ記事を参考にしながら、お気に入りのナンプラーを見つけてみてくださいね。
ナンプラーの魅力

ナンプラーは、エスニック料理などに使われるタイでは定番の調味料です。カタクチイワシを発酵させて作られています。ベトナムではニョクマム、アメリカなど英語圏ではフィッシュソースと呼ばれ、さまざまな国で販売されているのが特徴です。
手軽に使えて本格的な味を楽しめるのが魅力で、炒めものやスープ、サラダなどに使うことで、料理の幅も増やすことができます。インターネットではもちろん、最近はスーパーでも購入できるので、気軽に試してみることができるのも嬉しいポイントです。
ナンプラーの選び方
ここからは、ナンプラーの選び方を詳しくまとめています。ナンプラーは、原材料や原産国によって味に違いがあるのが特徴です。商品の特徴を比較しながら、好みのナンプラーを選んでみてくださいね。
原産国で選ぶ
ナンプラーは、タイでよく使われている調味料ですが、タイ以外にもベトナムや日本でも作られているのはご存知でしょうか。原産国によって原材料や味にも違いがあるため、原産国もチェックして購入してみてください。
塩味が強いタイ料理の定番「ナンプラー」

タイのナンプラーは、塩味が強く日本のスーパーでも気軽に購入することができる調味料です。タイでは、日本の醤油と同じような感覚で利用されています。長期間熟成させると旨味をしっかりと感じられるので、ナンプラーが好きな方は熟成期間まで調べて購入するといいでしょう。
魚の香りが強いベトナムの「ニョクマム」

ベトナムでは、ニョクマムと呼ばれ、タイと同じように日常的に使われています。タイのナンプラーよりも塩分が抑えられているので、より魚の味を感じやすいのが特徴です。
発酵がナンプラーよりも進んでいるものが多いのもポイントで、アミノ酸が多く含まれている分旨味を感じられる調味料となっています。ニョクマムはナンプラーよりも長い歴史があると言われており、ナンプラーしか購入したことのない方は、ニョクマムも一度試してみてください。
日本人も親しみやすい「日本三大魚醤」

日本にもナンプラーと同じように魚を発酵させて作られた魚醤が販売されているのはご存知でしょうか。使われる魚の種類が豊富なのが特徴で、秋田の「しょっつる」、能登の「いしる」、香川の「いかなご醤油」は「日本三大魚醤」と呼ばれています。
ハタハタやイワシ、イカ、イカナゴなどの魚介を使って作られており、醤油の代用品として販売されてきました。現在は生産が少なくなってはいるものの、日本人が親しみやすい味なので、ぜひ購入してみてください。
パスタなどに使われるイタリアの「コラトゥーラ」

ナンプラーのような魚を発酵させた調味料は、アジアだけでなくイタリアでも作られています。「コラトゥーラ」という名前で、南イタリアの漁師町チェターラの特産品としても有名です。カタクチイワシを使って3年ほど熟成されて作られており、熟成期間が長いのも特徴です。
イタリアでは、パスタなどに使われて親しまれています。グリル野菜やステーキ、バーニャカウダソースなど洋風な料理に使ってみてください。
原材料や風味で選ぶ
ナンプラーは、原材料や熟成期間によって風味が異なります。砂糖を使っているものや唐辛子とレモンが入ったものなど、さまざまなナンプラーがあるため、気になるタイプを選んでみてください。
片口鰯と食塩のみで作られたナンプラーなら本来の味を楽しめる

ナンプラーは、カタクチイワシと食塩を使い発酵させて作られています。砂糖が使われたタイプもありますが、カタクチイワシと食塩のみを使ったナンプラーなら、本来の味を楽しむことができるのが魅力です。塩味がしっかりと効いているので、食塩の変わりに使えば一気にエスニックの味に変わります。
砂糖ありならまろやかで料理に使いやすい

カタクチイワシと食塩のほかに、砂糖が入ったナンプラーは、まろやかな味を楽しむことができます。料理にも使いやすくなるため、はじめてナンプラーを料理に取り入れる方は、砂糖入りをチョイスするといいでしょう。トムヤムクンなどのスープ料理に使うと奥深い味わいを楽しむことができます。
使用する魚の種類が豊富な国産魚醤もおすすめ

国産魚醤は、使用する魚の種類が豊富です。秋田で作られるしょっつるは、ハタハタやイワシなどから作られており、1から2年熟成されています。味噌汁やすまし汁など、和食に使いやすいため、ナンプラーを毎日の料理に使ってみたい方は国産魚醤を選びましょう。
魚醤は醤油よりも塩分濃度が高いため、少量から加えながら味を見て使ってくださいね。いしるやいかなご醤油はまた別の魚が使われているので、気になるものを選んでみましょう。
唐辛子とレモン入りナンプラーは夏にぴったり

唐辛子とレモンの入ったナンプラーは、プリックナンプラーと呼ばれています。プリックはタイ語で唐辛子の意味があり、タイではライムを使ったプリックナンプラーがローカルレストランのテーブルによく置いてありますよ。
ナンプラーを使って手作りするのはもちろん、市販のプリックナンプラーも販売されているので、手軽にいつもと違うエスニック料理を作りたいときに選んでみてはいかがでしょうか。
健康にこだわるなら化学調味料無添加がおすすめ

ナンプラーの種類によっては、化学調味料が添加されている商品もあります。健康にこだわりたい方は、無添加のナンプラーを選びましょう。特に安価なナンプラーは化学調味料が添加されているのもが多いため、値段だけで選ばずに原材料をしっかりとチェックするのがおすすめです。
添加物が入っていないナンプラーは、できるだけ早めに使い切りたいので、小さめのサイズを選ぶといいでしょう。
容量で選ぶ
ナンプラーは、何年も熟成されて作られています。しかし、空気に触れたり時間がたったりすると独特の臭いが発生しやすくなるのです。そのため、ナンプラーの使用頻度や使用量に合わせて選びましょう。
一人でも使い切れる「少量ボトル」

一人暮らしの方は、できるだけ小さなボトルのナンプラーを選びましょう。たくさん使う方でも、なくなるたびに早い頻度で買い換えるほうがいつでもおいしいナンプラーを食べることができます。100mlや150mlほどの小さなボトルでも販売されていますよ。
また、酸化しやすいナンプラーは、酸化防止ボトルに入ったものを選ぶのもおすすめです。開封後保存する場合は、冷蔵庫に入れるといいでしょう。
使う頻度が高いならコスパのいい「大容量ボトル」

使う頻度が高い方、家族が多い方などは大容量のボトルを選ぶのがおすすめです。小さなナンプラーよりもコスパがよく、いつでも気軽に料理に使うことができます。700mlほどのタイプが多く、冷蔵庫でも保存しやすいのが特徴です。
ナンプラーのおすすめ人気ランキング10選
ここからは、ナンプラーのおすすめ人気商品をランキング形式でご紹介します。スーパーでも買える人気ブランドのナンプラーや、本場の味を楽しめる本格的なナンプラーまで厳選しました。ぜひ自分の好みのナンプラーを探してみてください。
1位 ユウキ ナンプラー 600g

amazon.co.jp
内容量:600 g
原材料:カタクチイワシ、食塩
スーパーでも購入できる定番人気のナンプラー
スーパーでもよく販売されている日本では定番のナンプラーです。カタクチイワシと食塩のみで作られたナンプラーで、旨みがとても強くコク深い料理を作ることができます。
こちらは600gの大容量タイプですが、小さなタイプも販売されているため、大人数の家族にも一人暮らしにもおすすめのナンプラーです。
2位 ティパロス ハラル認証 ナンプラー(魚醤)700ml

rakuten.co.jp
内容量:700ML
原材料:魚(かたくちいわし)、水、塩
日本のエスニックレストランでも使われる本格タイプ
こちらのナンプラーは、日本のエスニックレストランでも使われる本格タイプのナンプラーです。砂糖が使われていないので、本来の味を楽しむことができます。
濃厚な旨味が特徴でコスパもいいため、初めてナンプラーを買う方にもおすすめです。700mlで大容量なので、家族が多い方にも選ばれています。
3位 バランスブランド ナンプラー 700ml

yahoo.co.jp
内容量:700ml
原材料:カタクチイワシ(魚介類)、食塩、砂糖
熟成期間が長く化学調味料は無添加
タイの老舗ブランド「バランス」のナンプラーです。天秤の絵がトレードマークで、1930年代からナンプラーを作り始めた歴史ある製法で作られています。
熟成期間が長く、他社の製品に比べると色が薄めで澄んだ色が特徴です。添加物不使用なので、無添加のナンプラーを買いたい方におすすめとなっています。
4位 プラムック ナンプラー 魚醤 700ml

rakuten.co.jp
内容量:700ml
原材料:カタクチイワシ、塩、砂糖
本場タイでもファンが多い高品質なナンプラー
本場タイでも根強いファンを持つ高品質なナンプラーです。調味料としてはもちろん、つけだれとしても活用でき万能なのが魅力となっています。
カタクチイワシに塩を加えて発酵させた、抽出液の上の部分のみを使用しているため、透明度が高いのが特徴です。本場で愛されるナンプラーを買いたい方におすすめ。
5位 コックロブスター ナンプラー 700ml

rakuten.co.jp
内容量:700ml
原材料:カタクチイワシ、塩水、砂糖
いつもの料理の味変にも気軽に使える
巨大なエビを背負ったコックのロゴが特徴的なナンプラーです。砂糖が使われているため、まろやかな旨味を感じることができます。
700mlの大容量で、価格がリーズナブルなのも人気の理由です。いつもの定番料理の味変にも気軽に使うことができます。旨みをしっかり感じると口コミでも人気です。
6位 メガシェフ プレミアムフィッシュソース(ナンプラー) 200ml

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内容量:200ml
原材料:魚エキス(カタクチイワシ)、食塩、糖類(砂糖、果糖)
高品質のカタクチイワシで作られた味わい深い一品
高品質のカタクチイワシで作られた、味わい部会ナンプラーです。うまみ調味料と言われるMSGが入っておらず、グルテンフリーなのも魅力となっています。
塩分控えめでマイルドな口当たりが特徴。着色料も不使用で、添加物の入っていないナンプラーを探している方におすすめです。
7位 ヤムヤム 王国のナンプラー 200ml 6個セット

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内容量:200ml × 6個
原材料:カタクチイワシ、塩(海塩)
2年の熟成発酵期間でできた伝統の味
グルテンフリーで砂糖も一切使われていない、2年の熟成発酵期間でできた伝統の味が特徴のナンプラーです。魚の匂いがほどよく抑えられ、深く濃い味わいが魅力となっています。
新鮮な魚を丸ごと使い、和風のダシとしても使用することができます。添加物や防腐剤は一切使用していないため、無添加のナンプラーを買いたい方におすすめです。
8位 フラインググース ナンプラー 200ml

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内容量:200ml
原材料:いわしエキス、食塩、砂糖
プラスチック容器で使いやすくまろやかなナンプラー
カタクチイワシと塩で12ヶ月発酵させた、天然調味料のナンプラーです。炒め物や煮込み料理などに醤油のように使うことができます。
さらに、つけだれとしても楽しめるので東南アジア料理の雰囲気を味わえるのが魅力です。プラスチック容器で使いやすく、200mlと少量タイプで手軽に試したい方におすすめ。
9位 築地魚群 ベトナム産 魚醤(ニョクマム) 682ml

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内容量:カタクチイワシ、塩、調味料(核酸)、甘味料(アセルファムカリウム)
原材料:ベトナム
濃い褐色で魚の香りが強いベトナム産
濃い褐色で魚の香りが強いのが特徴のベトナム産ニョクマムです。 タイのナンプラーよりも魚の旨味を感じることができる調味料となっています。
タイ産のナンプラーしか使ったことのない方にぜひ試して欲しい味です。炒めものやスープなどいつもの料理に加えることで、エスニックな味を楽しむことができますよ。
10位 ヤマモリ ナンプラー 150ml×3個

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内容量:150ml×3個
原材料:かたくちいわし、食塩、砂糖
酸化を防ぐ密封ボトルで保存しやすい
参加をすぐにポットに入ったナンプラーです。150mlと小さいタイプなので、一人暮らしの方にもぴったりなのが魅力となっています。
砂糖入りなので、まろやかな味を楽しむことができ、どんな料理にも手軽に使うことができるのが特徴です。テーブルにも置きやすい少量ボトルは、料理の味変としても使いやすいですよ。
ナンプラーの使い方
ナンプラーは、東南アジアの味付けを楽しむだけでなく、和食や中華などさまざまな料理をアレンジして楽しむことができのが魅力です。料理の幅を広げたい方も、いつもの味に飽きた方も、ぜひ参考にしてナンプラーを使った料理を楽しんでみてください。
タイ料理・ベトナム料理に使うのが一般的

ナンプラーを使うなら、やはりタイ料理やベトナム料理がおすすめです。タイ料理なら、ガパオライスやトムヤムクン、グリーンカレー、ソムタムなどが定番料理となっています。日本で手に入る食材のみで手軽に作ることができますよ。
ベトナム料理なら、フォーやブンチャー、バインミーなどがおすすめです。ナンプラーやニョクマムを使うだけで、本場の味を楽しむことができます。
中華料理のアレンジにもおすすめ

ナンプラーを使って楽しめる料理は、タイやベトナム料理だけではありません。中華料理もナンプラーを使って楽しめるジャンルの一つです。例えば、チャーハンや餃子などは、ナンプラーを使えばいつもと違う味を楽しむことができますよ。
パクチーは好みが別れますが、ナンプラーとの相性は抜群なので、ぜひ一緒に使ってみてください。ナンプラーはつけだれとして使いやすいので、醤油やポン酢の変わりに使えます。
卵かけご飯や納豆などの和食にも合う

ナンプラーは、意外にも和食にも合わせやすい調味料です。特に納豆には合わせやすく、ネギやパクチー、大葉などの薬味との相性も抜群となっています。また、卵かけご飯や焼き魚、そうめんやそばのつけだれとして使うこともできるので、いつもの味と違う料理に挑戦してみてはいかがでしょうか。
ナンプラーと相性がいい食材

ナンプラーは、魚を原料に作られた調味料なので、魚やイカ、貝などの魚介類との相性がとてもいいです。焼き魚や炒めもので手軽に使うことができるため、はじめてナンプラーを使う方でも挑戦しやすいでしょう。
また、魚だけでなくお肉も相性がよく、タイやベトナムでは豚や鶏と一緒にナンプラーを使った料理が食べられています。薬味ならパクチーやネギ、大葉といった香りも楽しめる食材と合わせやすいですよ。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
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![]() ヤマモリ ナンプラー 150ml×3個
10
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958円 |
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まとめ
ナンプラーは、タイやベトナムをはじめ、イタリアや日本などでも使われている調味料です。国によってニョクマムや魚醤、コラトゥーラといった呼び方はありますが、魚の旨みをしっかりと感じられるのが特徴となっています。
東南アジアのエスニック料理はもちろん、中華料理や和食に使って料理の幅を広げてみてはいかがでしょうか。原産国や原材料によって味に違いがあるため、ぜひ比較しながら自分の好みのナンプラーを探してみてくださいね。