オフィスなどで使われる背もたれが高く座り心地が良い椅子をハイバックチェアと言いますが、ハイバックチェアには室内だけでなく、屋外でも使えるアウトドア用のハイバックチェアもあります。
アウトドア用のハイバックチェアにも、種類やサイズ、メーカーなどいくつかの選ぶポイントがあり、購入の際はどれがいいのか迷ってしまいがちです。ここでは、アウトドア用のハイバックチェアの選び方やおすすめ商品を紹介していくので、購入を検討されている方や、ハイバックチェアをお探しの方はぜひ参考にしてみて下さい。
ハイバックチェアはどんなチェア?
ハイバックチェアとは、背もたれが高い座り心地の良い椅子のことを言い、主にオフィスやリビングなどの室内で使用されることが多いです。頭を支えることができるような背もたれと言う意味から「ハイバック」が付いたとされています。
ハイバックチェアは高い背もたれと、ひじ掛けが付いた少し高級感のある椅子をイメージすればわかりやすいですが、中には木製でアンティークを表現したおしゃれなものや、折りたたみ機能が付いた機能性の高いものまで多種多様にあり、幅広い用途で使われています。
アウトドア用のハイバックチェア
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アウトドアにおいてもその特徴は同様で、座り心地の良さやから、日帰りBBQや宿泊目的のキャンプなどの使用にも人気があり、近年ではひじ掛けやドリンクホルダーが付いたものや、折りたたみ機能が付いたものなど、機能性に優れたアウトドア用のハイバックチェアも多く販売されています。
アウトドア用のハイバックチェアは、オフィスなどで使うものとは異なり、高級感やインテリア感はありませんが、軽量タイプで機能性が高いことに特徴があり、またアウトドアだけでなく、お庭や室内でも使うことができます。
手軽で屋内外問わず使えると言う意味では、従来のハイバックチェアとは異なり、アウトドア用のハイバックチェアはある意味一番幅広い用途で使えると言えます。
ハイバックチェアの選び方
アウトドア用のハイバックチェアは、背もたれの高さ、チェアのスタイル、素材の種類、サイズ、販売メーカーなど、選ぶポイントがさまざまです。使用スタイルや用途によって選ぶポイントも異なるので、以下で紹介するハイバックチェアの選び方を参考に、自分にあった商品を選んでみましょう。
背もたれの高さ
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ハイバックチェアで最初にチェックしなければならないのは、背もたれの高さです。通常のハイバックチェアの場合は高さを好み優先で選んでも問題はありませんが、アウトドアで使う場合は、例えばテント内での使用の場合、あまりにも背もたれが高いチェアを選んでしまうと、テント内に圧迫感が生じてしまい、かえってストレスが溜まってしまうこともあります。
テント外、すなわち外専用で使う場合は高さを気にする必要はありませんが、テント内専用や、兼用で使う場合は、背もたれの高さをある程度制限する必要があるので、これらで使う場合は、背もたれの高さをまずはチェックしましょう。また、通気性が気になる方はメッシュ加工が施されているものを好んで選択しましょう。
チェアのスタイル
アウトドアのハイバックチェアにはいくつかのスタイルがあり、スタイルによって特徴やメリットなどが異なります。
ハイスタイル
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一般的なタイプで、チェアの脚の高さが地面から離れたタイプです。テーブルに使う椅子の高さをイメージすればわかりやすいです。
アウトドアの初心者から上級者まで幅広いユーザーに最も使われているタイプでもあり、釣りや、運動会の観戦などにも気軽に使われています。商品のラインナップも豊富なので、幅広く商品を選ぶことができる点もメリットと言えます。
ロースタイル
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ハイスタイルよりも脚が短いタイプで、より地面に近い状態で座ることができます。体がチェアに沈むように座れるため、ハイスタイルに比べ一度座れば安定感と快適さがありますが、体が沈むぶん起き上がる時に足や腰に負担がかかってしまうことがデメリットにあります。
お座敷スタイル
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座椅子タイプのハイバックチェアで、テント内で使うに最適なタイプです。広げればマットとして使えるタイプも多く販売されているので、椅子以外の用途でも使うことができます。
ですが脚のないタイプのチェアなため、外で使う場合は設置場所に石や凸凹などがあったらお尻に負担がかかってしまうので、設置場所がフラット状態であるのかをしっかりと確認してから使いましょう。
シートの素材チェック
選んだハイバックチェアにどのような素材がシートに使われているかの確認も商品を選ぶうえで大事なポイントです。素材によって重量が異なったり、座り心地に好みの差が出たりなどもするので、素材の特徴は事前に知っておきたいポイントと言えます。
ポリエステル(ナイロン)
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ポリエステル製は、水に強く軽くて安価なものが多いことが特徴であり、メリットです。ですが、火に弱いと言ったデメリットもあるので、火を使うことが多いアウトドアでの使用では注意が必要です。
綿(コットン)
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綿製の特徴は、耐久性が強くポリエステルに比べ火に強く、また座った際の荷重をバランスよく分散してくれるメリットがあります。ですが、ポリエステル製に比べると水や湿気に弱く、そのためしっかり管理しないとチェアがカビてしまう恐れがあります。川や海などでアウトドアを楽しむ際は、水場付近での使用は避けましょう。
使える機能のチェック
アウトドア用のハイバックチェアは、アウトドアをより快適に過ごすための便利アイテムですが、チェアに備わった付加機能によってさらに快適に使うことができます。自身のアウトドアライフを再確認し、それに応じた使える機能のチェックも、商品を選ぶ際には併せて行いましょう。
折り畳みや収納
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アウトドアでハイバックチェアを使う際は、基本的に持ち運びを前提にしているため、折り畳み機能や収納性の高さは、大事なチェックポイントと言えます。ほとんどのチェアには折り畳み機能が付いていて、収納バックやケースなどが付属されていますが、購入の際には念のためにチェックしておきましょう。
リクライニング
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リクライニング機能が付いていれば、状況や気分に応じて背もたれの角度を調整できるので、快適で便利です。リクライニング機能が付いたハイバックチェアは、複数段階で背もたれの角度が調整できるタイプのものが多いので、3段階以上調整できるタイプを目安にして選びましょう。
ドリンクホルダー
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ドリンクホルダーが付いていれば、わざわざテーブルまで飲み物を取りに行く手間が省けるので便利です。ドリンクホルダーはひじ掛けに付いているタイプや、ミニテーブルとセットになっているものなど、いくつかタイプがあるので、自分のアウトドアスタイルに合った使いやすいタイプのドリンクホルダーを選びましょう。
メーカーで選ぶ
上記のように、アウトドア用のハイバックチェアにはいくつかの選ぶポイントがありますが、それでも迷った場合はハイバックチェアを販売している実績豊かなメーカーから選ぶのもひとつの方法です。
品質・機能性安定の「コールマン」
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アウトドア好きなら知らない方はいないほど有名な、超人気アウトドアメーカーです。アウトドア・キャンプにまつわる全てのアイテムを網羅し、そのどれもの品質が安定しているので、安心して商品を選ぶことができます。
上級者向けの高機能・高性能はもちろん、初心者向けのシンプルでリーズナブルな商品も多く販売しているので、ハイバックチェアにおいても幅広いラインナップから商品を選ぶことができます。
オシャレでデザイン性が高い「キャプテンスタッグ」
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コールマンに並んで有名な大手アウトドアメーカーです。こちらも全てのアウトドア用品を網羅したメーカーで、近年ではサイクル用品やカヌー用品などのアクティブスポーツ用品なども多く手掛けています。
ハイバックチェアにおいてもラインナップは幅広く、品質の高いリクライニングチェアや、リーズナブルな価格で購入できるシンプルなチェアまで、幅広く商品を選ぶことができます。
ハイバックチェアのおすすめ人気ランキング10選
ここからは、上記で紹介した機能やチェアのスタイル、人気メーカーなどの選ぶポイントを踏まえて、アウトドア用ハイバックチェアのおすすめ商品を、ランキング形式で紹介していくので、購入を検討されている方や、実際に商品をお探しの方はぜひ参考にしてみて下さい。
1位 コールマン インフィニティチェア 2000033139

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タイプ:ハイスタイル
素材:ポリエステル
機能 :折り畳み、リクライニング
リラックスを追求した贅沢仕様
設営・収納がしやすい折り畳み機能と、可動域の広いリクライニング機能を搭載したコールマンのハイバックチェアです。ポリエステル製でありながらもカラーリングで高級感を演出し、足を伸ばしてゆったりと座るリクライニング機能はまさにリラックスを追求した設計であると言えます。
2位 コールマン ハイバックリラックス 2000010503

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タイプ:ハイスタイル
素材:ポリエステル
機能:折り畳み、ドリンクホルダー×2
コスパに優れたバランスタイプ
角度に拘った背もたれ設計で、くつろぎやすさと座り心地を向上させたコールマンのハイスタイルのハイバックチェアです。スリムに畳める設計が施されているので持ち運びや収納もしやすく、座り心地の良さに加えて使いやすいドリンクホルダーが2つ付いているので、快適にアウトドアライフを過ごせます。
3位 コールマン チェア イージーリフトチェア グリーン 2000010501

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タイプ:ハイスタイル
素材:ポリエステル
機能:折り畳み、ドリンクホルダー×2、リクライニング
程よい高級感と安心できる安定感
フットレストが付いたことによる程よい高級感が生れ、可動域の広いリクライニング機能を搭載することによって快適性を高めました。チェアを広げた状態はボリューム感がありますが、コンパクトに折りたたむことができるので、持ち運びや収納もしやすいです。
4位 DesertFox アウトドアチェア

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タイプ:ハイスタイル
素材:ポリエステル
機能:折り畳み
幅広い耐荷重
150kgの耐荷重に対応した安定感のあるハイバックチェアです。背もたれ面には通気性の高いメッシュ加工が施され、暑い夏の日にも快適に過ごすことができます。安定性の高いチェアですが、価格帯が安いので初心者の方や、初めてアウトドアチェアを購入される方にはおすすめの商品です。
5位 キャプテンスタッグ ロースタイル イージーチェアUC-1503

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タイプ:ロースタイル
素材:ポリエステル
機能:折り畳み
安定感のあるロースタイル
たき火やロースタイルのBBQに適したロースタイルタイプのハイバックチェアです。折り畳み式で持ち運びに便利なキャリーバック付なので、収納もしやすいです、脚が短いロースタイルなのでテントの中でも使えます。
6位 KingCamp ローチェア あぐらチェア KC3841

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タイプ:ロースタイル
素材:オックスフォード生地
機能:折り畳み、ドリンクホルダー
耐久性が抜群
分厚くて丈夫な600Dオックスフォード生地を素材に使ったことにより、チェアそのものの耐久性を上げ、またひじ掛けの下にドリンクホルダーを付けたことにより機能性も高いです。弾力性に優れたオックスフォード生地を使用したことで荷重を均等に分差し耐荷重は136kgと安定性も抜群です。
7位 ロゴス ストライプ あぐらチェア

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タイプ:ロースタイル
素材:ポリエステル
機能:折り畳み
ゆったりくつろげるあぐらチェア
後方へ体を倒した際、ゆったりと体を受け止めることによって快適性を向上させ、またチェアの上でもあぐらを組みやすいようにアームレストを後方に設置しました。さまざまなスタイルで座ることができるので、気分や状況に応じたスタイルで使うことができます。
8位 キャプテンスタッグ 折りたたみ椅子 チェアマット CS FD グリーンM-3335

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タイプ:お座敷スタイル
素材:ポリエステル
機能:折り畳み
幅広く使えるお座敷スタイル
脚のないお座敷スタイルのハイバックチェアです。脚のないタイプなので和室や洋室といった室内でも座椅子として使え、チェアを広げれば多目的マットとしても使えるので、アウトドアシーンにおいても多様性の高いチェアです。
9位 BLUEABALONE アウトドアチェア リクライニングチェア

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タイプ:ハイスタイル
機能:折り畳み、リクライニング、ドリンクホルダー
充実した快適性のハイスタイルチェア
クッション性の高い脱着可能な枕とオットマンで、ゆったりと快適に座ることを追求したハイスタイルハイバックチェアです。この商品の特徴でもあるオットマンは脱着が可能なので、設置場所や環境、スタイルに応じて使い分けることができます。
10位 HONEI リクライニングチェア

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タイプ:ハイスタイル
素材:テクスチレン生地
機能:折り畳み、リクライニング
インテリアにもおすすめ
デザイン性が高く、室内・屋外どちらでも使えるハイバックチェアです。テクスチレン生地を使っているので、それによって耐摩耗性と荷重力アップし、安定感を保ったままリラックスできます。リクライニングも好みの角度に合わせて調整できるので、自分に合ったスタイルでリラックスできます。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
---|---|---|---|
![]() コールマン インフィニティチェア ……
1
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7,073円 |
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![]() コールマン ハイバックリラックス ……
2
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2,890円 |
4.44 |
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![]() コールマン イージーリフトチェア ……
3
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8,037円 |
4.3 |
|
![]() DesertFox アウトドアチェア
4
|
2,999円 |
3.8 |
|
![]() CAPTAIN STAG イージーチェア UC-1……
5
|
1,917円 |
3.97 |
|
![]() KingCamp あぐらチェア KC3841
6
|
4,480円 |
4.3 |
|
![]() LOGOS あぐらチェア
7
|
3,797円 |
|
|
![]() CAPTAIN STAG チェアマット M-3335
8
|
1,393円 |
3.82 |
|
![]() BLUEABALONE リクライニングチェア
9
|
5,480円 |
3.7 |
|
![]() HONEI リクライニングチェア
10
|
10,280円 |
3.3 |
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まとめ
ハイバックチェアはオフィスやリビングなどの室内だけではなく、アウトドア用としても多く販売され、スタイルに応じて商品を選ぶことができます。自分のアウトドアスタイルや使用目的などを再確認して、それぞれに適したハイバックチェアを選びましょう。