液晶テレビよりも高画質な映像を楽しめる有機ELテレビ。大手テレビメーカー各社からさまざま製品が販売されています。画面サイズや画質処理能力・音響性能・付属機能に違いがあり、いったいどれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は有機ELテレビの選び方と、おすすめ商品をランキング形式でご紹介していきます。画像処理スピードが速いタイプや音響性能が高いモデルなど、自分がこだわる部分にもっとも適したアイテムを探してみましょう。
液晶テレビの約1/10の薄さ!薄型・高画質でディスプレイ自体が発光する「有機ELテレビ」
有機ELテレビは「有機エレクトロルミネッセンス」ディスプレイを採用した薄型テレビ。液晶テレビのようにバックライトの光を利用せず、ディスプレイそのものが光る「自発光方式」を採用しているのが特徴です。この方式はスマホにも用いられている技術で、注目を集めています。
美しい映像で、黒の再現性が高いため明暗がくっきりしたなめらかな映像が楽しめる点がメリットです。また、バックライトが不要なため、発光に必要な放電・放熱スペースのカットが可能に。それにより、液晶テレビの約1/10の薄さを実現し、壁掛けしやすくなっています。
ただし、有機ELテレビは製造コストが高いため、液晶テレビよりも10万円ほど値段が高いです。さらに、消費電力が多いので、購入コストだけでなくランニングコストも負担に。なるべく電気代を抑えたい方は「省エネ達成率」が100%を超えているモデルを選びましょう。
有機ELテレビの選び方
有機ELテレビを選ぶ際に重要な4つのポイントを見ていきましょう。
視聴距離の目安は、画面の高さ×1.5!最適な視聴距離を確保できる「サイズ」で選ぼう
有機ELテレビのサイズを選ぶときは、最適な視聴距離を目安にしましょう。有機ELテレビのほとんどは4K解像度のため、視聴距離は画面の高さの1.5倍です。たとえば、65型の画面の高さは80cmほどなので、これをもとに計算すると視聴距離の目安が約120cmとなります。
視聴距離の目安はあくまで最低限必要な距離。そのため、それ以上離れて視聴しても問題はありません。実際に設置する場所の視聴距離を調べて、どれくらいの画面サイズまで置けるのかを把握したうえでテレビを選択するのがおすすめです。
パネル構造は全メーカー共通なため、映像をより綺麗にする「画質処理能力」をチェック
有機ELテレビはどのメーカーも韓国のLG社製のパネルを採用しており、パネル構造に差がありません。そのため、メーカーやモデルによって差が出るのは、画質処理能力です。代表的なものとして、4Kアップコンバート機能やHDR対応などがあります。
4Kアップコンバート機能とは、通常のテレビ放送を4K相当の綺麗な画質に自動変換してくれる機能です。本来、4K対応テレビは通常の画質の放送は4K画質で視聴することができません。どの映像でも4K相当の画質で見られる便利な機能と言えるでしょう。
また、HDR対応とは、High Dynamic Rangeに対応している機能のことで、映像の明るい部分と暗い部分をはっきりさせてくれます。従来のSDRよりも映像の明暗がはっきりするので、まるで肉眼で見ているようなリアルな映像を体験できますよ。
「音響性能」は出力をチェック!立体音響を楽しむならDolby Atmos対応がおすすめ
有機ELテレビの高画質をより楽しむには、音響性能もポイントになります。性能の差を比べるなら、スピーカーの出力を表す「W(ワット)数」を確認するといいでしょう。一般的なタイプで、4つのスピーカーを内蔵して40〜50Wです。
なかには、スピーカーの数や種類が増えて、出力が90Wを超えるタイプもあります。さらに、ツイーターやウーハーの位置を工夫し、高音と低音をバランスよく再生できるモデルや、コンテンツに合わせてサウンドモードを設定できるタイプもありますよ。
とくに、映画を楽しみたいなら、映画館でも採用されている「Dolby Atmos」対応かどうかをチェックしましょう。前後左右だけではなく、上下からも立体的な音を出力します。まるで映画館で見ているような臨場感あふれるサウンドを楽しめますよ。
録画・インターネット通信対応・倍速など、視聴を楽しめる「各機能」をチェックしよう
有機ELテレビには録画機能やインターネット通信機能など、よりテレビを楽しめる機能が付いています。自分の楽しみ方に合った各機能をチェックしてみましょう。
チューナーの数やHDDの有無など、テレビ番組を録画して視聴する方は「録画機能」
テレビ番組を録画して視聴したい方は、録画機能をチェックしましょう。有機ELテレビは、ほとんどの機種にテレビのリモコンで操作できる録画機能が付いています。注目は、チューナーの数とHDDが内蔵されているかどうかです。
たとえば、「Wチューナー搭載」と書かれた機種がありますよね。Wチューナーとはチューナーが2つある状態を指し、テレビで番組を視聴しながら裏番組を録画できます。このように、チューナーの数によって同時に録画できる数が異なるので、必ずチェックしましょう。
もうひとつ重要な要素は、HDDの有無です。HDDが内蔵されていない場合は、録画した番組データを保存する場所がないため、録画機能が付いていても録画できません。外付けのHDDが必要なモデルも多いので、HDDの有無も確認してみてください。
スポーツやゲームを楽しみたい方は、1秒間のコマ数が倍になる「倍速機能」
スポーツやゲームなどの動きの速い映像を楽しみたい方は、倍速機能をチェックしましょう。倍速機能とは、通常のコマ数を倍にして残像のないなめらかな映像を映し出す機能です。素早い動きも忠実に再現できるため、臨場感あふれる映像を楽しめます。
テレビの映像というのは、1秒間に60コマほどの画像をつなげて動画を作り出しています。この60コマの間に新たな画像を挿入し、120コマにしているモデルが多いです。さらに、240コマに対応しているものや、AIによって自動的に最適な映像設定をしてくれるタイプもあります。
YouTubeやU-NEXTなど動画配信を楽しみたいなら「インターネット通信機能」
YouTube・U-NEXT・NETFLIXなどの動画配信サービスを楽しみたい方は、インターネット通信機能をチェックしましょう。Wi-Fiや優先LANに接続して、テレビでインターネットを楽しめる機種が増えています。有機ELテレビの場合は、ほとんどのモデルが対応していますよ。
注目は操作方法です。機種によっては、リモコンに動画配信サービスに直接つながるボタンを配置しているものがあります。このボタンの種類はメーカーやモデルによって異なるので、自分がよく利用する動画配信サービスのボタンがあるのかをしっかりと確認するようにしましょう。
有機ELテレビのおすすめ人気ランキング10選
ここからは、有機ELテレビのおすすめ商品をランキング形式で紹介していきます。人気モデルを把握して、選ぶ際の参考にしてみてください。
1位 LG 65型 OLED65B1PJA

yahoo.co.jp
HDR対応:×
4Kアップコンバート機能:×
Dolby Atmos対応:◯
録画機能:◯
AIが映像を分析することで、最適な画質を再現する
LG 65型 OLED65B1PJAは最新技術のAI映像を導入しており、AIが映像を分析して最適な画質を再現してくれるのが特徴です。また、液晶テレビとは異なり完全な黒を表現できるので、よりはっきりとした映像が楽しめます。
さらに、立体音響をを表現できるDolby Atmosを搭載しているため、最適な高精細画質と臨場感あふれるサウンドで極上の空間を演出できますよ。
2位 LG OLED55C2PJA

yahoo.co.jp
HDR対応:◯
4Kアップコンバート機能:×
Dolby Atmos対応:◯
録画機能:◯
2024年最新大型モデルで9年連続世界No.1韓国ブランド
LG OLED55C2PJは、有機ELテレビ9年連続世界No.1に輝いている韓国LG社の2024年最新モデルです。独自のAIプロセッサーを搭載し、さらに明るく高輝度・高発色を実現しました。
リモコンを振るだけの簡単操作も可能になり、文字入力や動画の早送りも直感的に行えます。最新の有機ELテレビをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。
3位 Panasonic(パナソニック)VIERA(ビエラ)TH-55LZ1800

yahoo.co.jp
HDR対応:×
4Kアップコンバート機能:×
Dolby Atmos対応:◯
録画機能:×
上下左右から音が聞こえる360°立体音響を採用
Panasonic VIERA TH-55LZ1800は、AI技術でシーンを判別して最適な画質や音質を自動で調整してくれるのが特徴です。さらに、Dolby Atmosを搭載しており、上下左右から音に包み込まれる360°立体音響が楽しめます。
また、テレビスタンドには地震に強く倒れにくい転倒防止スタンドを採用しており、国産ブランド「パナソニック」らしい安全な暮らしへの配慮も忘れていません。
4位 SONY(ソニー)BRAVIA(ブラビア)XRJ-55A80J

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HDR対応:◯
4Kアップコンバート機能:×
Dolby Atmos対応:◯
録画機能:◯
人が実際の目で感じる自然な美しさをAIを駆使し再現
SONY BRAVIA XRJ-55A80Jは、人の脳のように映像を認識するプロセッサーを搭載し、人が実際に目で感じる自然な美しさを再現できるのが特徴です。音声認識にも対応しており、ハンズフリーで好きな番組や動画配信サービスを楽しめます。
さらに、認知特性プロセッサーが作り出す立体音響で臨場感あふれるサウンドを提供。画面そのものから音が出る技術により、まるで映画館のような大迫力の音質が楽しめます。
5位 LG 55インチ OLED55A1PJA

yahoo.co.jp
HDR対応:×
4Kアップコンバート機能:×
Dolby Atmos対応:◯
録画機能:◯
鮮やかな映像だけでなくブルーライトが少なく目に優しい
LG 55インチ OLED55A1PJAはLG独自のAIシステムにより、より最適な映像と音質を演出してくれるのが特徴です。さらに、映し出される映像はブルーライトを削減し、目にも優しくなっています。
有機ELテレビの先駆者でもある韓国LG社はどのモデルも人気です。しかし、2024年の最新モデルが発表されたことにより、この2021年モデルが購入しやすい価格になっているため、おすすめです。
6位 LG OLED55A2PJA

amazon.co.jp
HDR対応:×
4Kアップコンバート機能:×
Dolby Atmos対応:◯
録画機能:◯
スマホのようにサブスクアプリを自分仕様にカスタマイズできる
LG OLED55A2PJAは、スマホのように動画配信サービスのアイコンを並べ替えることができるので、自分仕様にカスタマイズできるのが特徴です。倍速機能は搭載されていないものの、そもそも液晶テレビと比べると2倍速相当の表現ができるので、大きな影響はないでしょう。
韓国LG社のモデルは種類が多く違いがわかりにくいですが、OLED55A2PJAは前述のOLED55A1PJAの上位機種にあたり、より綺麗な映像が期待できますよ。
7位 TOSHIBA(東芝)REGZA(レグザ)4Kチューナー内蔵 55X9900L

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HDR対応:×
4Kアップコンバート機能:×
Dolby Atmos対応:×
録画機能:◯
目の前に実際にあるかのような美しい映像を再現
TOSHIBA REGZA 55X9900Lは実際に目の前にあるかのような美しい映像を再現しています。有機ELパネルを活かした輝きと漆黒を表現する映像は、REGZA史上最高の高画質と言っても過言ではありません。
さらに、10個のスピーカーから放たれる90Wの音声出力により、映像の世界に引き込まれる迫力と臨場感あふれるサウンドを提供してくれます。
8位 Panasonic(パナソニック)VIERA(ビエラ)65インチ TH-65LZ1800

yahoo.co.jp
HDR対応:×
4Kアップコンバート機能:×
Dolby Atmos対応:◯
録画機能:◯
テレビのスピーカーだけで、立体音響を楽しむことができる
Panasonic VIERA 65インチ TH-65LZ1800はイネーブルスピーカーを搭載し、天井からの音の反射を利用した、よりリアルな立体音響を実現しました。自宅にいながら、まるで映画館で視聴しているような感覚を味わえます。
さらに、独自設計・組み立ての有機ELディスプレイ「Dynamic ハイコントラスト 有機ELディスプレイ」を採用し、コントラスト比の高い映像を再現していますよ。
9位 TOSHIBA(東芝)48V型 4Kダブルチューナー内蔵 有機ELテレビ レグザ X8900Kシリーズ 48X8900K

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HDR対応:×
4Kアップコンバート機能:×
Dolby Atmos対応:×
録画機能:◯
6つのスピーカーを搭載し、パワフルな低音再生を実現
TOSHIBA レグザ 48X8900Kは、最大出力72Wのマルチアンプがダブルレンジスピーカーやクリアツイーターなど合計6個のスピーカーを駆動し、のびやかでクリアな高域再生とパワフルな低音再生を実現しました。
また、低反射有機ELパネルを搭載し、深みのある美しい黒を再現しています。音声操作にも対応しており、パワフルな音響と高画質な映像をハンズフリーで手軽に楽しめますよ。
10位 SHARP(シャープ)55V型 4K有機ELテレビ AQUOS OLED DQ2ライン アクオス 4T-C55DQ2

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HDR対応:◯
4Kアップコンバート機能:×
Dolby Atmos対応:×
録画機能:◯
有機ELパネルの輝度性能を最大限に引き出す独自パネル制御搭載
SHARP AQUOS 4T-C55DQ2は、独自パネル制御技術「Sparkling Drive」を採用し、有機ELパネルの輝度性能を最大限に引き出しています。そのため、コントラスト比に優れた映像を映し出しているのが特徴です。
また、低映り込み有機パネルを採用しており照明や外光による映り込みを低減できるので、明るいリビングでも色彩豊かな映像を楽しめますよ。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
---|---|---|---|
![]() LG 65型 OLED65B1PJA
1
|
208,820円 |
4.4 |
|
![]() LG OLED55C2PJA
2
|
212,980円 |
|
|
![]() Panasonic(パナソニック) VIERA……
3
|
210,980円 |
4.17 |
|
![]() SONY(ソニー) BRAVIA(ブラビア……
4
|
193,980円 |
|
|
![]() LG 55インチ OLED55A1PJA
5
|
98,670円 |
3.82 |
|
![]() LG OLED55A2PJA
6
|
129,796円 |
4.4 |
|
![]() TOSHIBA(東芝) REGZA(レグザ) ……
7
|
270,990円 |
|
|
![]() Panasonic(パナソニック) VIERA……
8
|
296,182円 |
|
|
![]() TOSHIBA(東芝) 48V型 4Kダブルチ……
9
|
119,980円 |
|
|
![]() SHARP(シャープ)55V型 4K有機EL……
10
|
161,000円 |
4.4 |
|
有機ELテレビの寿命は液晶テレビの半分!輝度の設定を低くすることで寿命を延ばせられる
有機ELテレビの寿命は3万時間と言われています。液晶テレビの寿命は6万時間と言われているので、それと比べると寿命が短いと感じますよね。しかし、1日8時間使用すると考えて1年で約3,000時間になるので、10年ほど利用できることになります。
実際に10年利用できると考えれば、十分な寿命と言えるでしょう。しかし、有機ELテレビは液晶テレビに比べると寿命が短いのは確かです。その理由として、ディスプレイそのものが光るため消費電力が多いことが挙げられます。
また、自発光する画素の輝度が減退して画面が徐々に暗くなることがあります。この輝度は、購入した際の初期段階で高めに設定されていることが多いです。輝度設定を気にならない程度に下げておくことで、輝度の減退を遅らせ寿命を伸ばすことができますよ。
まとめ
有機ELテレビは液晶テレビよりも高画質で美しい映像が楽しめるテレビです。どの機種も映像だけではなく音響性能にも力を入れており、まるで映画館で見ているような臨場感あふれる映像を楽しめます。
基本的にどのメーカーも韓国LG社のパネルを採用しているので、パネル性能に違いはありません。画像処理能力や音響性能に注目して、とっておきの1台を見つけてみてください。