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方位磁石のおすすめ人気ランキング8選

登山やハイキングの際、地図を読み取るために使う方位磁石。針がぶれにくい液体式や視認性に優れたデジタル式、商品の種類が多いスント製から品質が高いYCM製と様々な種類があります。無料でダウンロードできる方位磁石のアプリもあるようです。

今回は、方位磁石の選び方とおすすめの人気商品をご紹介します。記事の最後では、スタンダードタイプやベースプレート、レンザティックと種類ごとにわけて紹介しますので、どんな方位磁石がご自身の用途に合っているかわからない方は、この記事を参考に商品を選んでみてください。

目次

方位磁石の仕組み

出典:amazon.co.jp

方位磁石とは、内部の磁石が地球の地磁気に作用することによって、方向を指し示す道具です。地球の磁極は北極点にS極、南極点にN極があり、磁石はその磁極に引き付けられます。

たとえば、磁石のN極は北極点のS極に引き寄せられるので、N極は自然と北の方向を指し示します。この性質を利用しているのが方位磁石です。

方位磁石の選び方

方位磁石の選び方は種類、形状、メーカーの3つにわかれます。種類や形状は、使用環境や用途によってメリットデメリットがあるので、まずはそれを確認したうえで、メーカーを決めていきましょう。

種類で選ぶ

方位磁石はドライ式、液体式、デジタル式の3つの種類にわかれます。これらはそれぞれの種類がもつ性能で選ぶのがおすすめです。

一般的なドライ式

出典:amazon.co.jp

方位磁石のなかで、もっとも一般的なのがドライ式です。ドライ式は針がピンに支えられる形で宙に浮いており、スムーズに方向を指し示してくれるというメリットがあります。

またドライ式は、気温に左右されにくいため、雪山登山の際に使われることが多いです。ただし、ほかの種類のものと比べると針がぶれやすく、正確な方角がわかりにくいというデメリットがあります。

針の動きがぶれにくい液体式

出典:amazon.co.jp

液体式は、別名オイル式とも呼ばれており、その名のとおり本体内部が液体で満たされています。これにより針の動きが安定するため、ドライ式よりも正確に方位を指し示せます。

ただし、液体式は多くの場合、使用温度範囲が決まっています。これは、内部の液体が外気温によって変質してしまうからです。そのため液体式は、標高や季節によって使用するかどうかを決める必要があります。

視認性に優れたデジタル式

出典:amazon.co.jp

視認性に優れるというメリットを持つのがデジタル式です。デジタル式は、磁気センサーによって地球の地磁気を検知し、方位を指し示します。表示も非常にわかりやすく、方位を確認することによるストレスはほとんどないといってもいいでしょう。

ただしデジタル式は、電池が切れると使えなくなってしまうことが最大のデメリットです。そのためデジタル式は、なるべく長時間使わないようにするのがおすすめです。とくに標高が高い山に登る場合は、予備の電池や代わりの方位磁石を必ず用意しましょう。

形状で選ぶ

方位磁石の形状はスタンダードタイプ、ベースプレートコンパス、レンザティックコンパスの3種類です。これらは、方位磁石を使い慣れているかどうかで選ぶのがおすすめです。

手軽に使うならスタンダードタイプ

出典:amazon.co.jp

方位磁石を手軽に使いたい方におすすめなのが、スタンダードタイプです。スタンダードタイプはシンプルな形状をしており、無駄な機能がすべて省かれています。とくに初心者の方は、色々な機能が付いているとかえって混乱してしまうので慣れないうちはこちらがおすすめです。

スタンダードタイプは、ベースプレートコンパスやレンザティックコンパスと比べると、精度が若干劣ります。そのためスタンダードタイプは、軽いハイキングや登山での使用に適しています。

登山やトレッキングで使用するならベースプレートコンパス

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本格的な登山やトレッキングをしたい方におすすめなのが、ベースプレートコンパスです。ベースプレートコンパスは、別名マップ用コンパスと呼ばれていて、目盛が付いた透明な台座に方位磁石が付けられています。

さらにその方位磁石には、ベゼルと呼ばれる360度の目盛が記されたリングが取りつけられています。これを活用すると目的地の方位を正確に調べることが可能です。また透明な台座は、地図の上に置くことによって目的地までの距離を測るのに役立ちます。

上級者用のレンザティックコンパス

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方位磁石を使い慣れている方におすすめなのが、レンザティックコンパスです。レンザティックコンパスは、拡大レンズと蓋が取りつけられており、覗き穴から目的地を覗くと正確な方位がわかります。

またレンザティックコンパスは、針の目盛が細かく記されており、拡大レンズから覗くことによって、より正確に方位を読み取れます。扱いは難しいですが慣れると大変便利なので、最初は標高の低い山などで練習してみるのがおすすめです。

メーカーで選ぶ

有名なメーカーはスントとYCMの2つです。これらは商品ラインナップの多さを重視するか、品質の高さを重視するかによって選ぶのがおすすめです。

商品ラインナップが多いスント

出典:amazon.co.jp

方位磁石メーカーのなかで、商品ラインナップの多さに定評があるのがスントです。スントは、フィンランドで生まれた精密機器メーカーで、数々の画期的な方位磁石を世に送り出してきました。実は液体式の方位磁石を発明したのもこのスントです。

スントは軍隊や登山、トレッキング、アウトドアなど、使用シーンにあわせた商品を展開しているのが特徴です。もちろん機能性や精度も抜群なので、あらかじめ方位磁石を使う目的を明らかにしている方は、スント製の商品がおすすめです。

品質が高いYCM

出典:amazon.co.jp

方位磁石メーカーのなかで、品質の高さに定評があるのがYCMです。YCMは日本の方磁石専門メーカーで、精度の高さから自衛隊や測量関連の企業で好んで使われています。

またYCMは、登山用の方位磁石に絶大な信頼が寄せられています。初心者向けの方位磁石も多数販売しているので、商品選びに迷った際はYCM製のものを選ぶのがおすすめです。

方位磁石のおすすめ人気ランキング3選【スタンダード】

まずはじめに、スタンダードタイプのおすすめ人気商品を紹介します。ここではリストバンドとして手首に装着できるものや、クリップとして地図に取り付けられるものをピックアップしました。

1位 ビクセン コンパス オイル式 42025-4

詳細情報

サイズ:45mm×45mm×18mm
重量:50g
液体式:

5倍拡大ルーペ採用!地図の細かい部分まで読み取れる

ビクセンのコンパスは、5倍拡大ルーペが取りつけられた使い勝手のよい商品です。このルーペは、ボディの底面につけられており、地図の細かい部分を読み取るのに役立ちます。

また、この商品にはベゼルも取りつけられているため、簡易的なベースプレートコンパスとしても使用可能です。値段も1000円以下とリーズナブルなので、これから方位磁石を本格的に使っていきたいと考えている方におすすめできます。

2位 スント コンパス M9 SS004403001

詳細情報

サイズ:41mm×47mm×14mm
重量:36g
液体式 :
リストバンド:

リストバンドを使えば手首に装着可能!

スントのコンパスM9は、リストバンドが装着された商品です。腕時計のような感覚で使えるので、ポケットから方位磁石を取り出す手間がなくなります。

また文字盤は蛍光インクで印刷されているため、光が弱い場所でも方位を確認できます。ただしこの商品はその性能上、ハイキングや登山用として使うというよりは、普段使いに適しています。

3位 スント クリップコンパス CLIPPER L/B NH SS004102011

詳細情報

サイズ:30mm×24mm×11mm
重量:5g
液体式 :
クリップつき:

クリップを使えばいたるところに取りつけ可能!

スントのクリップコンパスは、取りつけたい場所を自由に選べる商品です。トレッキングポールのストラップや腕時計のバンド、マップケースなど自分の好みにあわせて取りつけられるのは、大きな魅力ですよね。

機能性も抜群で、目盛は蛍光インクで印刷、ベゼルは自由に回転させられます。また、水圧の影響を受けない耐水設計なので、ダイビング用品として使っている方も多いようです。

方位磁石のおすすめ人気ランキング3選【ベースプレート】

次に、ベースプレートコンパスのおすすめ人気商品を紹介します。ここでは抜群のコスパを誇る商品もピックアップしました。

1位 スント コンパス A

詳細情報

サイズ:57mm×114mm×10mm
重量:34g
液体式:

初心者から経験者まで幅広くつかえる定番商品

スントのコンパスAは、初心者から経験者まで幅広く使える商品です。ベゼルが回転するのはもちろんのこと、ルーペやマーキングホールが備わっており、方位を確認しながら地図に印をつけられます。

さらにベゼルには蛍光インクも採用。ほとんど弱点らしいものが見当たらないので、ベースプレートコンパス選びに迷う方はこの商品を使いましょう。

2位 YCM オリエンテーリングコンパス

詳細情報

サイズ:84mm×54mm×10mm
重量:29g
液体式:

強磁性体の特殊鋼が針をスムーズに動かす!

YCMのオリエンテーリングコンパスは、針に強磁性体の特殊鋼を採用した商品です。さらに軸受に使われている人工サファイアを採用、これにより方位誤差が少ないにもかかわらず針がスムーズに動きます。

また、台座には大型の拡大レンズも備わっており、視力が弱い方でも地図が読み取りやすくなっています。これほどの性能をもちながら、値段はスントのコンパスAの半分以下です。

3位 MAVI 拡大鏡コンパス

なんといってもこのお値段!初めて購入する方向け

MAVIの拡大鏡コンパスは、値段がなんと300円以下という驚きの安さを誇る商品です。ベースプレートコンパスに必要な機能はほとんど揃っており、とくにミル単位が記されたベゼルには高い評価が寄せられています。

ただし値段の都合上、スント製やYCM製と比べると精度はどうしても劣ってしまいがちです。それでも、ベースプレートコンパスをお試し感覚で使ってみたい方には最適だといえます。この方位磁石で使い方を覚えたら、より高いグレードの商品を使ってみましょう。

方位磁石のおすすめ人気ランキング2選【レンザティック】

最後に、レンザティックコンパスのおすすめ人気商品を紹介します。ここでは、陸上自衛隊に採用されるほど、性能に優れた商品もピックアップしました。

1位 Jisoku ミリタリーコンパス

詳細情報

サイズ:83mm×63mm×25mm
重量:183g
液体式:

暗闇で文字盤と矢印が光る!

Jisokuのミリタリーコンパスは暗闇のなかでも抜群の発光度を誇る商品です。あくまで蛍光インクなので、多少の光源は必要ですが、それでも文字盤の数字から矢印に至るまでくっきりと浮かび上がります。

また本体のデザイン製も優れており、サバイバルゲームのアイテムとして使えば、大いに盛りあがることでしょう。水準器やサイトグラスといった、他の商品ではなかなかみられない機能も多く搭載されています。

2位 YCM レンザティックコンパス G-51

詳細情報

サイズ:79mm×59mm×28mm
重量:114g
:液体式

陸上自衛隊に採用商品!抜群の精度

YCMのレンザティックコンパスは、陸上自衛隊に正式採用されているほど性能の高い商品です。本体は、アルミダイカスト製でとても頑丈に作られており、または生活防水仕様であるため、雨に濡れても問題なく使用できます。

もちろん精度のほうも抜群で、覗き穴と目盛、小型レンズを併用すれば、かなり正確な方位測定がおこなえます。これさえあれば山道で迷ってしまっても、安心して現在地が割り出せます。

おすすめの商品一覧

製品 最安値 評価 リンク

ビクセン コンパス 42025-4

1

1,001円




3.5

スント コンパス M9 SS004403001

2

4,077円




4.2

スント CLIPPER L/B NH SS004102011

3

1,744円




4.01

スント コンパス A

4

2,975円




4.45

YCM オリエンテーリングコンパス

5

1,219円




4.35

MAVI 拡大鏡コンパス

6

326円




2.8

Jisoku ミリタリーコンパス

7

1,050円



YCM レンザティックコンパス G-51

8

2,837円




2.95

まとめ

いかがでしたでしょうか。方位磁石はほかにも、風水や家相を見るのに特化した商品や日の出と日の入りの位置が確認できる商品も販売されているようです。使い方によっては、おしゃれアイテムとしても活用できますよね。

ドライ式や液体式、デジタル式といった種類、スタンダードタイプやベースプレートコンパス、レンザティックコンパスといった形状、スントやYCMといったメーカーの中から、ご自身の用途に適した商品を見つけてください。

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