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鎌のおすすめ人気ランキング7選

草刈りや穀物を収穫するのに欠かせない農工具である「鎌」。昔からずっと日本の農業に寄り添ってきた大切な道具です。時代が変化してきて、人によっては使う機会は減っているものの、庭を持っている人や農作業従事者には欠かせない道具となっています。

しかし、高儀や千吉といった様々なメーカーから、草刈り鎌、木鎌、ねじれ鎌などいろいろな種類の商品が発売されていて、どれを選ぶべきか悩む方も多いのでは無いでしょうか。

この記事では、用途に合わせた鎌を選ぶためのポイントや、鎌を長く使い続ける為に役立つ手入れの仕方も解説します。鎌購入を考えている人はぜひ参考にしてくださいね。

目次

鎌の用途

鎌を選ぶ際にまず考慮したいのが、作業者が何を刈りたいのかという点です。柔らかい雑草を刈りたいのか?穀物などの少し硬めの茎をもつものを刈りたいのか?鎌は草のみを切れるものからの太い草を刈ることも可能なギザギザの刃がついているものまで様々です。

また、草を根っこごと刈ることのできる鎌もあります。それぞれ用途に合わせたピッタリの鎌を選ぶようにしましょう。

鎌の選び方

上記でも述べたように一口に鎌と言っても用途別に種類が違い、様々な鎌があります。用途別の違いに加えて座って作業しやすいものがいいのか?それとも立ったまま作業しやすいものがいいのか?と、作業したい体勢に合わせても選び分も様々です。

また、鎌の形状も地域によって若干の違いがあるのが面白いところです。それぞれの地方で進んでいった農作業に合わせて、形が少しずつ変化したのでしょう。

ここでは、一般的な鎌の違いについて取り上げていきます。

種類で選ぶ

日本製の鎌は、種類が豊富です。鎌は刃が鋭利なだけあって草を刈ったり、収穫にはとても便利な道具ですが用途にそぐわない鎌を選んでしまうと逆に作業がしにくくなったり、怪我につながる可能性が高くなります。

ご自身が使いたい用途とぴったり合った鎌を選んで、安全かつ効率的に作業してくださいね。

草を刈るなら草刈り鎌

出典:amazon.co.jp

家庭での草刈り用として鎌を使いたいという人は、スタンダードな草刈り鎌がおすすめです。草刈り鎌は、写真のような、刃が三日月型になっている「三日月鎌」が一般的に使われています。

前述で地域によって鎌には違いがあると述べましたが、それが顕著に表れるのが草刈り鎌です。写真のような刃幅が狭く細くしなっているのは別名「越前鎌」とも呼ばれています。ほとんど全国で一般的に使われている鎌の形と言えるでしょう。刃は細身で軽いので力を入れなくてもザクザクと切ることが出来るのがポイントです。

一方、刃幅が広く刃も厚いのが別名「信州型」と呼ばれ、関東や甲信越地方で使われているタイプの鎌です。厚みがあり、鎌全体がずっしり重く耐久性があるのがポイントになっています。

地域別の特徴に加えて、柔らかい雑草や野菜の収穫に使える薄鎌か、ヨシやススキなどのやや太い草を切れる中厚鎌と種類が分かれていきます。

小枝を払う木鎌

出典:amazon.co.jp

小枝や雑木、小竹や夏の土手に群生する硬い草を刈るのに用いられる鎌に「木鎌」があります。木鎌は丈夫で刃の厚い鎌で、柄が太く力を入れやすいのが特徴です。

柄が太くしっかり手のひらで握って作業できるので力を入れやすく、雑草に加え小枝などの庭木のお手入れにも使うことが出来ます。

根っこから草を取りたい時は草取・草削鎌

出典:amazon.co.jp

直角の刃の形状が特徴的な草取鎌は、雑草だけでなく根っこから土ごと削り取りたい時に使うことが出来ます。雑草を根っこから引き抜くことが出来れば除草効果が長持ちしやすいのでガーデン用としても多く使われています。

あまり力を入れなくても雑草を根っこから刈り取られるので女性にも扱いやすい鎌ですが、その反面、刃が摩耗するスピードは他の鎌よりも高いので定期的なメンテナンスや錆止めが必要でしょう。

稲刈りには鋸鎌

出典:amazon.co.jp

鎌の刃の部分に、のこぎりのようなギザギザが付いた「鋸鎌」は、稲刈りや麦刈りの農作業に適しています。多くの農家で稲刈りは専用のトラクターを使って作業しますが、畑の端の方の稲などトラクターでは収穫しきれない場所での作業に向いています。

緩やかな刃の曲がり具合が、あまり力を入れなくても手前に引くことで軽々と刈りいれられることができる鋸鎌。普段は家庭用除草鎌として、農繁期には稲刈り用として2通りの使い方が出来る便利な鎌です。

土ごと根を削れるねじり鎌 身体への負担も少なめ

出典:amazon.co.jp

鎌とホーの働きを組み合わせた一体型の鎌を「ねじり鎌」と言います。刃床部は地面に直角になるように設計されていて、刃元を曲げ伸ばして柄をつけています。

草刈鎌の一種なので、刈り取ることはもちろんですが、ホーのように雑草の根元から土ごと削り取っていくことが可能なため、雑草取りの効率も上がります。

立ったまま作業できる長柄刈払鎌・造林鎌

出典:amazon.co.jp

中腰になりながらの草刈りは足腰に負担がかかってつらいという人も多いのではないでしょうか?そのような人にぜひ使ってほしいのが「長柄刈払鎌」です。造林鎌とも呼ばれています。

普通の草刈り鎌と刃の形状は同じですが柄部分が50cm以上の長さがあるので、立ったままでの草刈りが可能です。大きな敷地内に群生する背丈が高いススキやヨシ、バショウのような、茎が長く繁殖力の高い雑草も一気に除去することが出来て便利です。

ロープやバンドの切断にも使える縄切鎌

出典:amazon.co.jp

一見、木鎌に似た見た目ですが刃が鋸状にギザギザになっているのが特徴です。この「縄切鎌」は、草木や雑草だけでなくロープやビニールバンド、結束バンドの切断にも使うことが出来ます。

その他、山菜刈りや、アウトドア時などナイフ代わりにも携帯することができおすすめです。

刃の厚さで選ぶ

鎌の刃の厚さは、切れ味や切れやすさに影響を与えますので、作業効率アップのためにも最適な厚さの刃を選ぶようにしましょう。

比較的柔らかい草や農作物の刈り取りには薄鎌

出典:amazon.co.jp

生えたばかりの雑草や比較的柔らかい種類の草を刈り取るときにおすすめなのが、刃が薄手の「薄鎌」です。薄鎌は使われている金属が少なく軽いので、切れ味はシャープで、柔らかい雑草なら力を入れなくてもサクサク刈り取ることが出来ます。

また薄鎌は、刈り取る際に細胞を潰すリスクも少ないので野菜や果物の収穫にも使うことが出来ます。

堅い草を刈る中厚鎌・厚刃

出典:amazon.co.jp

成長して硬くなった雑草や、秋・冬の乾燥した茎の太い雑草は中厚鎌を使って刈り取りましょう。刃が厚い分振り回しがしやすいので、雑草を刈る威力も強く、笹や藪なども簡単に刈ることが出来ます。

厚鎌は信州型とも呼ばれ、刃の幅も大きく刃の厚さも太いです。雑草から太くて硬い小枝まで厚鎌があればサッと刈り取れます。見た目は重厚感があるので女性には取り扱いが難しいと思われがちですが、実際持ってみると持ちやすく少ない力で鎌を振ることが出来ます。

柄の長さで選ぶ

出典:amazon.co.jp

どのような姿勢で作業したいかによって作業に適した柄の長さは違います。かがんで草刈りをする際には長くても40~50cmの柄のものを使うようにしましょう。

逆に立って作業したい場合は、柄の長いタイプの長柄刈払鎌を選んでくださいね。

刃の違いで選ぶ

出典:amazon.co.jp

包丁や日本刀などの刃物は地金と鋼を合わせて刃先を作るため、切れやすい方向が違います。両刃か片刃かの違いなども、購入の際には考慮しましょう。

通常、ほとんどの鎌は右利き用に作られていますので、左利きの方は左利き用の片刃の物を購入するか、両刃タイプのものを選べば失敗しません。より作業しやすい自分の利き手に適したものを選ぶようにしてください。

鎌のおすすめ人気ランキング7選

それではここで、数ある鎌の種類の中から、人気ランキングをご紹介します。それぞれの名称や使える用途のポイントに合わせて鎌の違いを見比べてくださいね。

1位 熊谷鉄工所 草取り鎌

詳細情報

刃幅:約100mm
重量:118g

ステンレス製でさびにくく軽い!

NHKや民放放送で取り上げられて以降、購入者が後を絶たない人気の草刈用鎌。特別な焼き入れ方法で作られた頑丈な刃は、土に刺さりやすく根深い草も根こそぎ刈り取ることが出来ます。重量も118gと女性にも取り回しがしやすいのもポイントです。

草刈り鎌はどうしても土に触れることで刃の摩耗が進んでしまいがちです。そのためお手入れにも手間がかかってしまいますが、この草刈鎌はステンレス製なので錆びにくく汚れが付きにくいのが特徴です。

丈夫で長持ちする性質なので長く愛用できますし、握りやすい木製グリップは作業する人のことを考えた理想的な形状をしています。使いやすさを徹底的に考慮して設計されているので、お気に入りを長く愛用していきたい人におすすめの草刈鎌でしょう。

2位 金象印 ステンレス片手三角ホー鎌

詳細情報

刃幅:14cm
刃タイプ:両刃
柄の長さ:30cm
重量:254g

適度な重さは取り回しがよく扱いやすい

刃先にはステンレス刃物鋼を使用し、錆びにくく手入れも容易にできるよう仕上げています。複合材を使用した熱処理を刃部分に施してあるので耐磨耗性に優れて切れ味も抜群です。両刃使いなので左利きの人も使いやすいですよ。

三角ホーの形状は刃研ぎもしやすいので、刃研ぎを続ければ長く切れ味が持続し、丈夫なまま使い続けられます。

また大きさも手にぴったりフィットする設計で、使い勝手に優れ、土にとてもよく馴染みます。草取り、土の掘り起こし、球根や苗の植え付けなど多用途で使用可能です。

3位 高儀 TAKAGI 鎌 折りたたみポケット万能鎌

詳細情報

刃幅:125mm
重量:168g

携帯しやすい折り畳たたみ式!ポケットに入れても安全

価格も比較的安価でコンパクトサイズですが切れやすさに問題はありません。アウトドアでは波打ったギザギザ刃が、ロープ切りやテント周辺の雑草刈りなど様々な場面で使うことが出来ます。

また、このコンパクトなサイズは防災グッズとして緊急持ち出し袋に入れておくのにもおすすめです。替刃もありますので、メンテナンスの面でも安心でしょう。

純粋に鎌としての用途だけでなく、キャンプなどのアウトドア用として、災害時の緊急用として、使い勝手の良い万能タイプのコンパクト鎌です。

4位 若獅子 両刃 中厚鎌 鋼付 180mm 硬い草用

詳細情報

刃幅:180mm
刃タイプ:両刃
柄の長さ:約330mm
重量:168g

包丁などにも使われる日立安楽鋼を使い切れ味は抜群

茎の太い雑草や高さのある乾燥したススキなどの草木を刈り取るのにも適した草刈鎌です。刃部分は2つの鋲がしっかりと柄部分に締め付けられているので、力の入れ具合が強く、刃が折れたり欠けたりする心配はありません。

使われている日立安楽鋼は、包丁などにも使われる切断能力の高いものですし、鋳造と熱処理によって不純物も取り除かれているので繰り返しの研ぎ作業にも耐える強さと錆びにくさを兼ね備えています。

5位 千吉 両刃中厚鎌 180MM

詳細情報

刃幅:約180mm
刃タイプ:両刃
重量:200g

切れ味抜群の草刈鎌で硬い草の除草作業に最適

リーズナブルな価格で購入できる鎌ですが、よく切れると口コミ評価の高い中厚鎌です。柔らかい草木はもちろん、太めの枝も軽々切り落とすことが出来ます。

千吉シリーズは、藤原産業株式会社の刃物ブランドとして明治30年に創設され、その長い歴史の中で日本の伝統的手法技術を現代風にアレンジして製造されています。

刃部分は鋼で強度は抜群ですので、刃こぼれも起きにくいでしょう。両刃タイプで利き手に関わりなくどなたでも使いやすいのも嬉しいポイントです。

6位大五郎 ステンレス 鋸鎌

詳細情報

重量:86.2g

錆びにくいステンレス刃で硬い茎の刈り取りに便利

切れ味が鋭い鋸鎌なので、太めの雑草や伸びた芝も鋸鎌のギザギザ刃ですんなり刈り取ることが出来ます。ステンレス製は錆にもともと強い性質ですが、水滴が付いたまま数日放置しても錆びの進行が確認できなかったとの口コミもあり、錆への強さがうかがえます。

特に、庭の雑草刈りをする際には、いったん除草剤を巻いて少し枯れさせてから鋸鎌で刈り取るとスムーズに切ることが出来るうえ、根まで掘り起こしやすいのでぜひ試してみてください。

7位 ほんまもん 手打ち極上造林鎌 両刃

詳細情報

刃タイプ:両刃
柄の長さ:1200mm椎柄
重量:約1000g

銅の厚身は最大で切れ味と強度に優れた逸品

とにかく錆びにくく、高精度。決して妥協を許さない熟練技が手掛ける鋳造火造りの証です。凹凸のない刃に、まっすぐとなだらかに伸びる曲線は美しさそのものです。

硬く粘り強く、耐久性に優れた青紙鋼を使用しているので、切れ味は持ちろん、切り口も滑らかで均等に刈り取ることが出来る、まさに1級品の造林用鎌です。柄が1200㎜と長いので立ったまま力を入れずに刈り取りが出来ます。

おすすめの商品一覧

製品 最安値 評価 リンク

熊谷鉄工所 草取り鎌

1

1,880円




4.1

金象印 ステンレス片手三角ホー鎌

2

1,055円


5


高儀 TAKAGI 鎌 折りたたみポケッ……

3

964円


4.7


若獅子 両刃 中厚鎌 鋼付 180mm 硬……

4

908円



千吉 両刃中厚鎌 180MM

5

1,122円


5


大五郎 ステンレス 鋸鎌

6

241円




4.4

ほんまもん 手打ち極上造林鎌 両刃

7

10,729円


5

鎌の手入れ方法

出典:amazon.co.jp

鎌の重要なポイントは何といっても切れ味の良い刃です。購入直後の切れ味の高さを保つために、お手入れは欠かせません。

研ぎ石は水にさらしておき、左手で柄を持って刃の峰を台の上に押し付けながら、ジグザグに平らに研いでいきましょう。力を入れすぎると砥石が刃から外れてしまって手を切る原因になりますので、ゆっくり小刻みに砥石を動かしていってください。また、研ぐ時には柄部分側から刃先にかけて研いでいきましょう。

まとめ

いかがでしたか?鎌と言っても様々な種類があることがわかりました。
ご自身が刈りたい用途に合わせた最適な鎌を選び、切れ味の良い鎌で快適に作業を行ってくださいね。

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