アウトドアやキャンプでテントやテーブル周りを明るく照らす「ガソリンランタン」。定期的なメンテナンスは必要ですが、温度の低い雪山でも安定して使えるため愛用者が多いです。しかし、明るさや燃料・タンクの容量など何を基準に選べばいいか困っている方も多いはず。
そこで今回は、ガソリンランタンの選び方と、各通販サイトで実際に購入されているものの中から特におすすめの人気商品をランキング形式で紹介します。地震や津波などの災害に備えられるデュアルフューエルタイプもあるので、ぜひチェックしてくださいね。
この記事でおすすめする商品
抜群の光量と安定した燃焼性能、メンテナンス必須だが雪山などの低温下でも使える「ガソリンランタン」

最近ではLEDやガス式の手軽に点灯できるランタンも人気ですが、ガソリンランタンも未だに多くのキャンパーから根強い人気があります。他の2つに比べ光量が強く、単体でキャンプサイトを照らすメインランタンとして使用可能です。
また、ガスランタンでは火力の落ちがちな秋季・冬季の寒い季節でも高火力を維持できる安定した燃焼性能も魅力の一つ。使用前に空気を送り込むポンピングや燃料の給油・定期的なメンテナンスと、不便なところも多いですが、それを補って余りある魅力を備えたランタンです。
ガソリンランタンの選び方
ガソリンランタンを選ぶ際に重要な5つのポイントをみていきましょう。
メインかサブか、照らす範囲や使うシチュエーションに合わせて「明るさ」を選ぶ
ランタンを選ぶ際には明るさの指標になるlm(ルーメン)の値をチェックしておくのがおすすめです。メイン・サブのどちらで使うかによっても必要な明るさが変わってくるので、定番の明るさを2つ紹介いたします。
「1500lm」以上ならタープ下やテント内を照らすのに十分、メインランタンとして使える明るさ

1500lm以上の明るさなら、大人数や家族で行くファミリーキャンプでもメインランタンとして十分使える光量を確保できます。
白熱電球で100ワット程度の明るさに該当するので就寝時にテント内で使うランタンとしては不向きですが、テントの外やタープ下などに置いてキャンプサイト全体を照らすものとしては最適です。
「500lm」程度ならダイニングテーブルを照らすのに十分、サブランタンとして使える明るさ

500lm程度の明るさがあれば、テーブルに置いて卓上や手元の様子を確認したり、テント内に吊るすサブランタンとして使えます。少人数でのキャンプならメインランタンとしても使えるので、何人で行くか・テントの大きさはどのくらいか、などを考えて選ぶといいでしょう。
白熱電球でおよそ50ワット程度なので、テント内に置いてもそれほど眩しさを感じない明るさです。
災害に備えるなら、レギュラーガソリンも使えるデュアルフューエルタイプを選ぼう

一般的にガソリンランタンの燃料にはホワイトガソリンが使われますが、中にはレギュラーガソリンも使えるデュアルフューエルタイプのものもあります。ホワイトガソリンは不純物を取り除いて精製されているので、煤が発生して目詰まりを起こすことも少ないです。
ですが、ホワイトガソリンは限られた場所でしか入手できないため災害などの緊急時では役に立たない可能性もあります。レギュラーガソリンであれば車やガソリンスタンドからでも入手できるので、災害を想定している場合には兼用タイプを購入しておくのがいいでしょう。
キャンプ1泊なら5〜7時間が目安、燃焼時間を確認して「タンクの容量」をチェック

燃焼時間はタンクの大きさである程度はかることができますが、使用時の光量も影響するためタンク容量だけで判断するのは性急です。
6時間〜8時間程度明るさを保てる商品であれば夜通し使用できるので、購入時には燃焼時間も一緒に確認しておきましょう。
ホヤ部分はガラス製が大多数、保管や持ち運びの際の破損を防ぐために「ケース付き」か確認しよう

ガソリンランタンの炎を覆うホヤと呼ばれる部分はガラスでできているものがほとんどです。そのため、保管や持ち運びの際に謝って割れてしまうということも少なくないので、使用時以外にはケースで保護しておくのが大切になります。
ほとんどの商品でケースが付属しているため心配はないですが、基本的に商品の形に合わせて作られているので使い回しができないことだけ注意しておきましょう。
ガソリンランタン市場を独占状態、大手アウトドアメーカーの「Coleman(コールマン)」

コールマンは1900年代に創業され、キャンプ用品の製造から販売まで行っているメーカーです。キャンパーやアウトドア好きな方から絶大な信頼を得ており、アウトドアでの生活を快適にしてくれる製品が勢揃いしています。
LEDやガス式のランタンが増えてきていますが、安定した燃焼性能と優れた光量を兼ね備えたガソリンランタンはまだまだ熱狂的なファンが多いです。ガソリンランタンといえばコールマンというくらいの市場シェアを誇っているので、気になる方はぜひチェックしてくださいね。
ガソリンランタンのおすすめ人気ランキング4選
ここからは各通販サイトで購入されている商品の中でも特に評価の高かった商品をランキング形式で紹介していきます。購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
1位 Coleman(コールマン) デュアルフューエルランタン 3000004255

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サイズ:39.62 x 19.81 x 17.78 cm
重量:2.04kg
アウトドアにも災害時にも使える、レギュラーガソリン兼用タイプ
レギュラーガソリンも使える兼用タイプなので、キャンプなどのアウトドア用以外にも災害時の備えとして購入しておくのもおすすめです。光量の調整機能が付いており、真ん中のレバーで調整可能。日本未発売のモデルなので、話題のタネにもなりますよ。
明るさは800lmほどなので、大人数で行く際のメインランタンとしては少し物足りないですが、タープ下に吊り下げてテーブルや周囲を照らすのにはちょうどいい明るさです。
2位 Coleman(コールマン) ワンマントルランタン 286A740J

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サイズ:16×31(h)cm
重量:1.4kg
大光量で大容量、コスパに優れたロングセラーランタン
1985年に発売されてから多くのユーザーに支持され続けている商品で、ロングライフデザイン賞も受賞しています。使用可能な燃料はホワイトガソリンのみなので緊急時の備えとして購入するのには向いていません。
明るさは200CPと記載されており、ルーメンに直すと約2000lmほど。大人数のキャンプでも十分にメインランタンとしての役割を果たせる明るさで、燃焼時間も7.5時間から最大で15時間なので途中で継ぎ足しする心配もいりません。
3位 Coleman(コールマン) ノーススター チューブマントルランタン 2000-750J

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サイズ:17.3×34.3(h)cm
重量:1.8kg
自動点火機能付きの大光量タイプで初心者でも楽々操作
チューブ型マントルならではの大光量タイプで最大360CP、ルーメンだと約4000lmに近い光量を発揮します。これひとつでキャンプサイト全体を明るく照らすことができ、連続燃焼時間も7〜14時間程度あるのでこれひとつあれば安心です。
自動で点火してくれる装置もあるのでガソリンランタンを初めて使う方でも簡単に点けられます。ポンピングしやすいようにノブが持ちやすく作られており、開閉作業も不要です。
4位 Coleman(コールマン) パワーハウス ツーマントルランタン 290A740J

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サイズ:18×35(h)cm
重量:1.8kg
キャンプサイトを頼もしく照らす大型ツーマントルランタン
コールマングリーンの定番ランタンで、光量調節のしやすい大型ランタンです。白熱電球で130ワットほどの明るさなので、キャンプサイトを照らすメインランタンにしても良いですし、卓上におけばテーブル周りを明るく照らしてくれます。
フルパワーで燃焼させても7時間程度燃え続けるので、夕方から就寝まで使っても補充の心配がありません。定期的なメンテナンスが必須なので面倒くさがりの方には不向きですが、アウトドアをするならひとつは持っておきたい一品です。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
---|---|---|---|
![]() Coleman(コールマン) デュアルフ……
1
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18,379円 |
4.4 |
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![]() Coleman(コールマン) ワンマント……
2
|
15,500円 |
4.2 |
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![]() Coleman(コールマン) ノーススタ……
3
|
21,000円 |
4 |
|
![]() Coleman(コールマン) パワーハウ……
4
|
24,055円 |
4.4 |
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まとめ
アウトドア時に周囲を明るく照らしてくれるランタン。LEDやガス式の商品も増えていますが、厳しい環境下でも安定した炎を灯せるガソリン式もいまだに根強い人気があります。使える燃料や明るさ・燃焼時間など注意するポイントは多いので、しっかり確認しておきましょう。
炎の揺らめきを見ながら穏やかな時間を過ごすのも、人工的な明かりでは出せない魅力の一つ。ガソリンランタンの購入を検討している方も、ぜひこの贅沢な時間を味わってくださいね。この記事を参考に、あなたにぴったりの商品を見つけていただければ嬉しいです。