クラフトビールとは小規模の醸造所が作成している個性のあるビールのことをいいます。地域によって種類豊富なビールがあることが大きな特徴のクラフトビールですが、最近ではキリンなどの大手メーカーも参入してきて様々な種類の商品がありますね。
そのため、クラフトビールが気になっていてもどのような特徴があり、どのようにして選んでいけば良いのかわからないという方もいらっしゃるでしょう。
そのような方のためにクラフトビールの選び方をご紹介いたします。ぜひこの記事を読んで、自分にあった商品を探してみてください。
この記事でおすすめする商品
クラフトビールと普通のビールの違いとは?
クラフトビールという名前を聞いたことがあっても、普通のビールと何が違うのかわからないという方もいらっしゃるでしょう。
まずはクラフトビールと普通のビールの違いについてご説明いたします。
希少価値がある
クラフトビールは大手のメーカーではなく、小さな醸造所が製作しているビールのことを言っていたので、製作される時期や量も限界がありました。そのためクラフトビールには希少価値のあるものが存在しています。
しかし現在ではそのようなクラフトビールが人気になってきたことによって、大手メーカーもクラフトビール市場に参入してきましたので、いつでも楽しむことのできる商品も存在しています。
種類が豊富
クラフトビールは大手メーカーが製作するわけではないため、個人の好みによってビールが製作されます。そのため万人受けするような味でなくても構わず、自分が楽しめればそれで良いということもあるでしょう。
味が本当に1つ1つ違うため合う食材も変わってきます。そのため自分の好きなビールにたどり着くまで時間がかかってしまうかもしれません。しかし、様々な味わいを楽しんで飲み比べができるというのはメリットかもしれませんね。
クラフトビールの選び方
人気急上昇のクラフトビールですが、現在日本では400近い銘柄が存在しています。大手会社ではなく、地域に根ざした小規模なビール醸造会社が造っているのがクラフトビールの特徴でもあるので、北は北海道から南は沖縄までクラフトビールを造っています。
多くの銘柄が存在するクラフトビールをいざ飲んでみようと思っても、「何を基準に選んだらわからない」と悩んでしまう方もいらっしゃるでしょう。そのような方向けに、クラフトビールの選び方をご説明いたします。
種類で選ぶ
クラフトビールのうち、最も知られている種類は主に5つです。その5つでもそれぞれに特徴があり、変わった風味や楽しみ方があります。
まず、そのような違いから自分の好みにあった商品を選んでいくことが大切です。
のどごしを楽しむピルスナー
チェコのピルゼン地方発祥で、その地名にちなんで名付けられたピルスナーは、現在、世界で最も飲まれているクラフトビールです。
「スッキリとしたキレ味で爽快感のあるのどごし」が大きな特徴で、冷やすとさらにのどごしを感じることができます。ほどよい苦味で仕事帰りの一杯にオススメです!
フルーティーで飲みやすいペールエール
イギリス発祥のペールエールは、黄金色~銅色とビールにしては色が濃いので見た目ですぐ判別がつきやすいクラフトビールです。
そんなペールエールの特徴はなんといっても「フルーティーな香り」です!ポップの種類により、柑橘系やアロマなどが使われているのでまずは香りを楽しんでから飲むとより一層おいしく感じられると思います。
口当たりの滑らかなヴァイツェン
南ドイツで生まれたヴァイツェンは、別名「ホワイトエール」や「白ビール」と呼ばれ、黄色から白く濁った色味です。
ヴァイツェンの特徴は、苦味がほとんどなく、バナナのような香りで口当たりがなめらかであることです。ビールが苦手な方にとってはチャレンジしやすいクラフトビールです。
ガツンとくるスタウト
アイルランドで誕生したスタウトは、「黒ビール」と称され、その名のとおり真っ黒な色のビールです。
スタウトの特徴は、色からも想像つくかもしれませんが、香ばしい苦味があることです。ただ苦いだけではなく、コーヒーに近いので、ビールの苦味が苦手な方でも飲めてしまうこともあります。
また、他のビールと違い強めの味なのでゴクゴク飲むより、一口ずつ味わって飲むのが定番です。
強烈な苦みが癖になるIPA
IPA(アイピーエー/India-Pale-Ale)は、先述のペールエールの仲間であり、インド発祥のビールです。ペールエールと違い、非常に強いホップの香りと苦味があるのが特徴です。
独特な味であるが故に、「ビールの苦味がたまらなく好き!」というビール好きやクラフトビール愛好者からの根強い人気を誇ります。
度数で選ぶ
お酒が苦手な方やあまり飲めない方にとってはアルコール度数も重要な選ぶ指標の1つかと思います。さきほどの5種類のうち、アルコール度数は下記の通りです。
銘柄 | 度数 |
---|---|
ピルスナー | 4.0~5.0 |
ペールエール | 4.0~5.5 |
ヴァイツェン | 4.5~5.5 |
スタウト | 3.8~8.0 |
IPA | 5.0~7.5 |
お酒が苦手な方でビールを飲める方はピルスナー、ビールが苦手な方はペールエールからチャレンジするとアルコール度数も低く、飲みやすいと思います。
クラフトビールのおすすめ人気ランキング9選
クラフトビールの選び方はお分かりいただけましたでしょうか?選び方を知ったことによって自分にあった商品はどのようなものか分かったという方もいらっしゃるでしょう。
そのような方が今後商品を選ぶ際の参考になるようにおすすめの商品をランキング形式でご紹介いたします。ぜひ気になった商品はチェックしてみてください。
9位 VEDETT EXTRA WHITE(ヴェデット エクストラ ホワイト)

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アルコール度数:4.7%
ベルギー発のすっきりとした飲み心地のビール
オレンジピール、コリアンダーにより、後味がフルーティーになるように仕上げたクラフトビール。世界的に愛され、ビジュアルからも乾杯の1杯として浸透しています。
8位 グランドキリン WHITE ALE

amazon.co.jp
アルコール度数::5.5%
白ワインのような新しいクラフトビール
ビールが苦手な方でも飲みやすい、やわらかい口あたりのクラフトビールです。まるで白ワインを飲んでいるかのような新しい感覚にはまってしまう方もいらっしゃるでしょう。
7位 グランドキリン IPA

amazon.co.jp
アルコール度数:5.5%
フルーティーと苦味が1度に楽しめるIPA
複数のポップ配合でフルーティーな香りを実現したIPA。苦味が特徴とされるIPAの中でも柑橘系の香りによって苦味を感じにくく、飲みやすい商品に仕上がっています。
6位 水曜日のネコ

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アルコール度数::5.0%
女性からの支持が圧倒的な飲みやすいクラフトビール
フレッシュな青リンゴのような香りとオレンジの皮の爽やかな香りで苦味が少ないことが女性からの人気のポイント。炭酸も強くなく、アルコールも強くないためビールが苦手でも飲めるでしょう。
5位 銀河高原ビール ヴァイツェン

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アルコール度数: 5%
活きた酵母入りの新鮮さ溢れるヴァイツェン
活きた酵母はバナナを彷彿させるフルーティーな香りが魅力のビール。醸造所から自宅に届くまでずっと冷蔵状態なのも新鮮にこだわりを持っている証です。
爽やかでフルーティな香りが特徴のこの商品はビールは苦手で飲めないという方でも、お酒の味を楽しんでいただけるとても魅力的な商品になっています。
4位 TOKYO CRAFT (東京クラフト) ペールエール

amazon.co.jp
アルコール度数: 5%
東京生まれの都会ビール
クラフトビールには珍しい都会で醸造されたビール。東京クラフトを販売するサントリーがビールを初めて造った場所が東京であることから恩返しのために造られた思いの詰まったペールエールです。
柑橘系の甘い香りが特徴的で、程よい苦味が香りとマッチして爽やかな味わいを楽しむことができる一品になっています。多少常温に近づけると味が強調され、また違った味わいを楽しむこともできるので試してみてはいかがでしょうか?
3位 ギネス エクストラ スタウト

amazon.co.jp
アルコール度数:5%
18世紀にアイルランドで生まれた世代を越えて愛されるビール
1759年の創業以来250年以上、秘伝のレシピで作られて続けるスタウトビール。こちらの商品はグラスに注ぐとわかりますが黒ビールです。
とても香りが強く、苦味を感じることもできる大人な味わいの商品と言えるでしょう。酸味も強く、とてもクセのある味わいになっています。
酸味が苦手という方は常温に近づけてから飲むことがおすすめでしょう。
2位 よなよなエール

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アルコール度数:5.5%
甘さと苦味の絶妙なバランスが人気の秘訣!
柑橘系の香りに、後味は甘さと苦味がバランスよく残るペールエール。こちらはクラフトビールが日本で広まる頃からの老舗商品です。
喉を通った後にもほのかに香る柑橘系の香りが、このビールの心地よい味わいの余韻を感じさせてくれます。
ビールはキンキンに冷えている時よりも、少し常温に近づいた時が香りが強くなります。そのため香りが特徴的であるよなよなエールは少し常温に近づけてから飲むことがおすすめです。
1位 インドの青鬼
![インドの青鬼 350ml × 24本 ]](https://enyranking.xsrv.jp/wp-content/uploads/2024/09/1-145-9.png)
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アルコール度数:7%
モンドセレクション受賞経験ありの逸品!
ポップの香りと後味長く続く苦味のあるIPAが堂々の1位にランクインです。また、アルコール度数も7%と高めでビール好きにはたまらない味が人気の秘訣のようです。
苦味とコクが売りの商品でクセのある味わいですが、ビール好きにはたまらない味わいになっているので思わず「もう一杯」と言いたくなってしまいます。
とにかく素材を重視し水までこだわり抜いて作った商品なので、このビールの味わいを最大限まで引き出すことができている一品です。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
---|---|---|---|
![]() インドの青鬼 350ml × 24本 ]
1
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6,085円 |
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![]() よなよなエール 350ml×24本
2
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6,149円 |
4.14 |
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![]() ギネス エクストラ スタウト 330ml……
3
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6,358円 |
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![]() TOKYO CRAFT (東京クラフト) ペー……
4
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5,230円 |
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![]() 銀河高原ビール ヴァイツェン 350……
5
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5,905円 |
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|
![]() 水曜日のネコ 350ml×24本
6
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5,808円 |
4.41 |
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![]() グランドキリン IPA 350ml×24本
7
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5,830円 |
4.22 |
|
![]() グランドキリン WHITE ALE 350mlx2……
8
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5,480円 |
4.4 |
|
![]() VEDETT EXTRA WHITE(ヴェデット ……
9
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8,668円 |
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クラフトビールを美味しく飲むためには
クラフトビールを何も気にせずただ飲みたいからという理由で飲むのも良いですが、せっかく飲むのであれば美味しく飲みたいと思う方もいらっしゃるでしょう。
グラスに注いで飲む
ビンや缶からそのまま飲むよりも、実はグラスに注いで飲む方がおいしく飲むことができるのです。その理由はグラスの形状にあります。
いつもなんとなくグラスを選んでしまっているという方はグラスの形状も考えてビールを飲んでみると良いでしょう。
おすすめのグラスは飲み口の狭いもの
より美味しくビールを飲みたい方は飲み口が狭まっているグラスがおすすめです。グラスの口が狭まっていることで、香りを逃がすことなく美味しいビールを楽しむことができます。
口が狭まっているものの目安としてはグラスの底よりも飲み口が狭いと良いでしょう。
冷やし過ぎないようにして飲む
普通のビールだと、グラスが冷えていたり凍っていたりする状態で提供されることが多いのですが、クラフトビールは種類によって適温が決まっています。
銘柄 | 適正温度 | 適正温度にするポイント |
---|---|---|
ピルスナー&ヴァイツェン | 4~7℃ | 冷蔵庫の野菜室で冷やす。 |
ペールエール&スタウト | 8~12℃ | 冷蔵庫から出して10分程度放置。 |
IPA | 12~14℃ | 冷蔵庫から出して15分程度放置。 |
味や香りが強いものほど、冷蔵庫から出して少し置いてから飲むとより楽しさを味わうことができますよ。
口当たりをよくしたい方は勢いよく注ごう
ビールを飲む際に口当たりが気になってしまうという方もいらっしゃるでしょう。そのような方はビールをグラスに注ぐ時に勢いよく注ぐことがおすすめです。
ビールは勢いよく注ぐことで、炭酸を飛ばすことができるので樽生ビールに似た口当たりになり飲みやすいものになります。
苦手だと思っていたビールも炭酸が少し抜けることでもしかしたら飲みやすいと感じるようになるかもしれません。
クラフトビールを料理に合わせよう
クラフトビールも様々な料理に合わせて楽しんでいくことが大切です。
例えばペールエールは白ワインのような感覚で飲むことができるビールなのでお刺身やパスタなどにも合うようなビールになっていますし、黒ビールであれば香りの特徴的な料理に合わせることでさらなる美味しさを発見することができます。
ぜひ様々な組み合わせを試していただき、ご自分の好みに合う味わいのビールを探してみましょう。
まとめ
クラフトビールの定義からおすすめの種類までお伝えしましたが、飲みたい種類や銘柄は見つかりましたでしょうか?
最近では、コンビニでの販売もあるほど身近な存在になっているクラフトビール、ぜひ飲み比べをしてあなたの一押しのクラフトビールを見つけてくださいね!