筋トレで体を大きくしたい方や、ダイエット中の方からも人気が高い、プロテイン。海外製のプロテインは日本製よりも大容量でコスパがよかったり、たんぱく質の含有量が多かったりといったメリットがありますが、どれが体によくて美味しいのかまではわかりませんよね。
そこで今回は「海外製プロテイン」の選び方と、Amazonや楽天などの通販でも買えるおすすめの商品をランキング形式でご紹介していきます。実際に飲んでみないとわからない味に関しても口コミと合わせてご紹介していますので、ぜひ選ぶ際の参考にしてくださいね。
日本製プロテインよりも高たんぱくで安全!海外製プロテインが最強といわれる理由

プロテインはたんぱく質を摂取するためのサプリメントのひとつですが、サプリメントといえばアメリカが先進国として有名です。日本では国産がよしとされがちですが、じつはアメリカのほうがサプリの品質検査が厳しく、むしろ日本製よりも安心して飲めることもあります。
また日本製のプロテインよりも、海外製プロテインのほうが倍近くも多くのたんぱく質が含まれていることが多いため、その点も人気の理由です。日本では考えられないような大容量タイプの商品もあるため、コスパもよくお得なプロテインがたくさんありますよ。
海外製プロテインの選び方
海外製プロテインを選ぶ際に重要な5つのポイントをみていきましょう。
たんぱく質を摂取する目的に合わせてプロテインの「種類」を決めよう
たんぱく質を大きく分けると「動物性」と「植物性」の2種類がありますが、どの食品から作られているかによって、じつにさまざまな種類のプロテインが販売されています。それぞれにメリットや風味などが異なるため、しっかりとチェックしておきましょう。
筋肉を効率的に大きくしたい・ダイエット中の食欲コントロールがしたいなら「ホエイプロテイン」

数あるプロテインのなかでも、とくに筋肉の発達や食欲コントロール効果が高いのが「ホエイプロテイン」です。ホエイプロテインは必須アミノ酸のバランスや吸収率などが他プロテインと比較して抜群にいいだけでなく、健康維持に役立つ生理活性ペプチドも含まれています。
数ある生理活性ペプチドのなかには食欲を低下させるラクトフェリンも含まれており、筋トレ中の方だけでなくダイエット中の方にも非常におすすめです。またほかには血圧を下げる・免疫システムを改善する・抗酸化作用によるアンチエイジングなどの効果も期待できます。
乳糖アレルギーの方や大豆イソフラボンを摂取したい女性には「ソイプロテイン」もおすすめ

乳製品アレルギーでホエイプロテインが飲めない方・女性ホルモンを増やしたい女性などから人気が高いのが「ソイプロテイン」です。なお女性ホルモンの分泌を促進するためには大量かつ慢性的に飲み続けなければならず、大豆イソフラボンの摂取目的ならあまりおすすめできません。
そのため大豆イソフラボンによるテストステロンの減少が心配な方もご安心ください。またよくあるソイプロテイン以外の植物性プロテインには、米・エンドウ豆・麻の実(ヘンプ)などから作られたプロテインもあります。アレルギー体質の方はぜひチェックしてみてください。
体内にゆっくり吸収され、筋トレの辛さを減らせる「カゼインプロテイン」

カゼインも筋肉を大きくしたい方から人気が高いプロテインで、とくにチーズやギリシャヨーグルトに多く含まれるたんぱく質です。カゼインはホエイと比べると必須アミノ酸の量(とくにロイシン)が少なく、消化吸収スピードが遅いという特徴があります。
体内にゆっくり吸収されたほうが筋肉は発達するのではないかという説もありますが、まだ科学的には実証されていないため、そこまでこだわる必要はないでしょう。カゼインとホエイが4:1の割合で配合された「ミルクプロテイン」というプロテインも販売されていますよ。
自然由来・不純物が少ないなど安心して飲める「エッグプロテイン」や「パレオプロテイン」

ヒトとしてもっとも健康的な生活をしていたといわれる、狩猟採集民族の食生活を理想としたパレオダイエットを実践されている方は、卵白をベースにした「エッグプロテイン」や「パレオプロテイン」がおすすめです。
通常、プロテインにはヒ素・カドミウム・鉛といった重金属の不純物が少なからず含まれていることが多いなか、卵白を使用したプロテインはそのような問題がほとんどないことで知られています。味の好みはかなり分かれますが、品質重視の方は試してみてもよいでしょう。
1日のたんぱく質量は体重1kgあたり1.2gが目安!「1食分のたんぱく質量」をチェック

1日に必要なたんぱく質量は、厚生労働省では50〜65gとされています。基本的には体重によって必要量が異なり、最低限の健康維持なら体重×1.2gが目安です。筋トレ中やダイエット中の方は多めのたんぱく質が必要なので、体重×1.6g〜2.0gを目安にするとよいでしょう。
なおダイエット用にプロテインを摂取する場合、筋肉をなるべく減少させないため・食欲をコントロールするためにプロテインを摂取することになります。おすすめの摂取量には個人差があるので、主観で食欲が収まったと感じるまで量を増やして調整してみてくださいね。
ホエイプロテインの場合は乳糖の含有量や値段が異なる「製法」もチェック
ホエイプロテインにはさらに「WPC」と「WPI」の2種類に分けられ、これらの違いを簡単にいうと、製法の違いによる乳糖の含有量です。それによって価格にも差が出てくるため、コスパや乳糖アレルギーなどの体質に合わせて選ぶとよいでしょう。
乳糖アレルギーではない方でコスパ重視なら「WPC(コンセントレート)」

とくに乳糖にアレルギーがなく、いままでホエイプロテインを飲んでいても健康に問題がなかったという方なら「WPC(コンセントレート)」のホエイプロテインがお得です。WPCの商品は総重量の約80%がたんぱく質で構成されており、乳脂肪や乳糖も含まれています。
パッケージに「WPI(アイソレート)」の表記がないホエイプロテインは基本的にこのタイプだと思っておくとよいでしょう。ただし乳糖アレルギーの方が安いからとこちらのタイプを買ってしまうと、摂取して体調を崩してしまうことがあるため、注意が必要です。
乳糖不耐症の方はホエイプロテインから乳糖を除去した「WPI(アイソレート)」

より高濃度のたんぱく質を効率的に摂取したい方や、乳糖不耐症など乳糖にアレルギーがある方には「WPI(アイソレート)」のホエイプロテインがおすすめです。WPIの商品はWPCの商品よりも非常に細かいフィルターを通して作られ、乳脂肪や乳糖が極力除去されています。
それによって総重量の約90%がたんぱく質で構成されており、ホエイプロテインのなかでも高品質な部類に入るため、価格もWPCより高めです。乳糖が苦手な方は意外に多いため、初めてのホエイプロテインで心配な方はこちらを選んでおくとよいでしょう。
日本製とは違う独特な甘み!好みや飲み方に合わせて「フレーバー」を選ぼう

日本製のプロテインは日本人が美味しいと感じやすいように味を調整されていますが、海外製のプロテインは海外の方の味覚に合わせて作られています。海外のお菓子でもいえることですが、海外の味付けはかなり甘めです。甘みの種類も独特で、日本の甘みとは少し異なっています。
そのため海外製のお菓子の甘さが苦手な方は、ノンフレーバーの商品を選んでおくと安心です。ノンフレーバーなら好きな飲み物に混ぜてアレンジもしやすいでしょう。またはチョコ味なら世界共通の味でだいたい美味しいため、迷ったらチョコ味に挑戦してみるのもおすすめですよ。
体質によってはBCAA・グルタミン・葉酸など「+αの成分入り」も活用しよう

市販のプロテインのなかには、シンプルにたんぱく質だけでなく、+αの成分が配合されたものも多くあります。ただしサプリメントで栄養バランスを整えるのは非常に難しく、種類や使い方を間違えると健康に悪影響を及ぼすことも多いため、なるべく慎重に選ぶことが重要です。
たとえば「BCAA」はとくに有名なアミノ酸成分ですが、翌日の筋肉痛を減らしたり、病気で運動できない方の筋肉維持に役立つかもしれないといわれています。持久系アスリートならグルタミンが免疫機能に役立ち、女性なら不足しがちな葉酸入りのプロテインもおすすめですよ。
海外製プロテインのおすすめ人気ランキング10選
それではここから「海外製プロテイン」のおすすめ人気ランキングを発表していきます。iHerbで大人気の商品や、あまり知られておらずマイナーながらもとにかく高品質なものなどもありますので、気になるものがあればぜひチェックしてみてください。
1位 Dymatize Nutrition, ISO 100 グルメチョコレート

amazon.co.jp
内容量:2300g
1杯あたりのエネルギー量:120kcal
タンパク質含有率:50%
味:グルメチョコレート
高品質で美味しいと国内外で人気のWPIホエイ
こちらは1食分あたり25gのたんぱく質が含まれており、重金属などの不純物も少ない高品質なホエイプロテインです。フレーバーによってはやや甘みにクセがありますが、甘味料にはステビアが使用されており品質には問題ありません。
口コミでは「水に溶けやすく、味も文句なし!」「ホエイのアイソレートタイプで吸収が速いのでトレーニング後に摂ってます」などの声がありました。海外ユーザーからも「良すぎる」と好評です。
2位 マイプロテイン ホエイ・impact ホエイプロテイン アイソレート ノンフレーバー 560700405

yahoo.co.jp
内容量:1000g
1杯あたりのエネルギー量:-
タンパク質含有率:90%
味:ノンフレーバー
溶けやすく、アレンジも自由自在でお腹にもやさしい
1位の商品はフレーバーによってよく売り切れていることもあり入手しづらいこともありますが、こちらの商品はいつでも安定して入手しやすい高品質なホエイプロテインです。WPIで乳糖不耐症の方も安心。ノンフレーバーなのでお好きなスムージーに混ぜて美味しく飲めますよ。
口コミでは「乳糖が無いのでお腹が下らないです」「甘くないクリープのような感じ」「味変できるので気に入ってます」などの声がありました。
3位 Optimum Nutrition Gold Standard 100 Casein Chocolate Supreme

rakuten.co.jp
内容量:850g
1杯あたりのエネルギー量:120kcal
タンパク質含有率:70%
味:チョコレートシュプリーム
味が美味しいとユーザーから好評・寝る前にもおすすめ
こちらは重金属などの不純物が少ないことが確認されている、安全なカゼインプロテインです。コレステロールと糖質はやや多めですが、日本の糖質が多いプロテインと比べるとほとんど気にならないレベルでしょう。
口コミでは量が多いと溶けにくいとの声もありましたが、「いつもクッキークリームだったけどチョコレート味も美味しい」「寝る前にとてもよいプロテイン」といった声もありました。
4位 Biochem, 100% Whey Isolate Protein 526644173

amazon.co.jp
内容量:約700g
1杯あたりのエネルギー量:90
タンパク質含有率:40%
味:ナチュラル
品質を最重要視する方に!グラスフェッドで甘味料なし
こちらはとにかく重金属などの不純物が少なく、たんぱく質の吸収率に優れた、グラスフェッドのWPIホエイプロテインです。極力不純物を体に取り込みたくない方にぴったりでしょう。砂糖も一切使用されていません。
口コミでは「味は粉ミルクのような感じで、とても飲みやすく気に入っています」「私にとって完璧なたんぱく質」と、品質重視の方やステビアなどの甘みが苦手な方からの高評価が多くありました。
5位 MyProtein Soy Protein Isolate Vanilla

yahoo.co.jp
内容量:1000g
1杯あたりのエネルギー量:105kcal
タンパク質含有率:90%
味:バニラ
海外特有の甘みはあるが、ソイのなかではとくに高品質
こちらは2位にランクインしているマイプロテインの、ホエイプロテインなど乳製品が苦手な方におすすめなソイプロテインです。海外製プロテイン特有の甘みはありますが、ソイプロテインのなかではトップクラスの不純物の少なさで、安心して飲み続けられます。
口コミでは「思っていたほど甘くなくて飲みやすいです。牛乳で飲むと甘すぎるので豆乳の方が良いと思います」「濃厚な味で腹持ちもいいです」などの声がありました。
6位 Optimum Nutrition Gold Standard 100% ホエイ プロテイン ダブルリッチチョコレート 418839171

amazon.co.jp
内容量:2270g
1杯あたりのエネルギー量:119kcal
タンパク質含有率:80%
味:ダブルリッチチョコレート
水にも溶けやすく甘すぎず美味しい・飲みやすいと好評
こちらは海外商品が好きな方の利用率が非常に高い「iHerb(アイハーブ)」でよく売れているホエイプロテインです。不純物含有量には不安が残るものの、フレーバーの種類が豊富で、BCAAも含まれています。
口コミでは「水に溶けやすく大変飲みやすい」「水にも牛乳にもオーツミルクにも合う」「全然甘ったるくないです」「ほんのりチョコ味でおいしいです」などの声がありました。
7位 GOLD’S GYM(ゴールドジム)ウエイトゲイナー チョコレート風味 F8530

yahoo.co.jp
内容量:3000g
1杯あたりのエネルギー量:114kcal
タンパク質含有率:30%
味:チョコレート
甘い味が苦手でも飲みやすい・体重を増やせたとの声
こちらは世界中の筋トレガチ勢の方が通っているジムとしても有名な「ゴールドジム」から販売されている、炭水化物とビタミンB群もプラスされたホエイプロテインです。筋肉を増やしたい・体重を増やしたいといった体を大きくしたい方にぴったりの製品といえます。
口コミでは「牛乳を入れるといい甘さになってめっちゃうまい」「美味しいので飽きずに飲める」「食べても太らない体質でも体重を増やせた」などの声がありました。
8位 AllMax Nutrition ALLWHEY Classic – Strawberry 356176575

amazon.co.jp
内容量:2270g
1杯あたりのエネルギー量:190kcal
タンパク質含有率:65%
味:ストロベリー
ストロベリーシェイクのようで美味しいと味が好評
こちらも体を大きくしたい方におすすめの、1食あたり30gのたんぱく質が含まれたホエイプロテインです。付属のスプーンが粉に埋もれないよう、フタに引っかけておけます。牛乳で割るといちごミルクのようで美味しいですよ。
口コミでは「うまし!いちごオレ!」「牛乳で割るとただのストロベリーシェイクと化します」「泡立ちも少なめなので飲みやすいです」「コスパも申し分ない」などの声がありました。
9位 Muscletech Nitrotech 100% Whey Gold

amazon.co.jp
内容量:2510g
1杯あたりのエネルギー量:120kcal
タンパク質含有率:48%
味:クッキー&クリーム
全フレーバーのなかで一番美味しいとレビューで高評価
こちらは1食あたり24gのたんぱく質がとれる、WPIのホエイプロテインです。パッケージではとにかくアミノ酸スコアなど高品質さが謳われているため、品質にこだわりたい方にもぴったりでしょう。
口コミでは「ちょうどいい甘さ」「美味い、溶けるの早い、最高」「ストロベリー、チョコレートと続けて買いました。これがいちばん美味しいと思います」などの声がありました。
10位 CHOICE NUTRITION SILVER WHEY 515180447

yahoo.co.jp
内容量:1050g
1杯あたりのエネルギー量:117.3kcal
タンパク質含有率:80%
味:プレーン
シンプルな原材料で安心して飲める・アレンジも自在
こちらは1食あたり約24gのたんぱく質が含まれている、グラスフェッドのGMOフリーホエイプロテインです。人工香料や人工甘味料不使用なので、不自然な香りや甘さが苦手な方にぴったり。ステビアで飲みやすくなったココアや抹茶フレーバーもありますよ。
口コミでは「味がまさにドライミルクといった感じで好みにカスタマイズしやすく希望通りでした」「無添加で安心して飲める」などの声がありました。
おすすめの商品一覧
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3.9 |
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まとめ
海外製プロテインを選ぶ際には、まず体質に合わせてホエイやソイなどの種類をチェックしましょう。さらに品質にこだわりたい場合は、グラスフェッド・WPI・人工甘味料不使用などの商品を選ぶのもおすすめですよ。
この記事でご紹介した選び方を参考にして、ぜひあなたにぴったりの海外製プロテインを見つけてみてくださいね。