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【2024年】腰痛向きの湿布の選び方とおすすめ人気ランキング10選【ぎっくり腰にも使える市販湿布】

日々生活していると、腰の痛みに悩まされることがありますよね。湿布は辛い痛みに、応急処置として自宅でもできるケアのひとつ。市販の湿布薬には肩凝り向きも含め、医療用と同じ成分が入ったものなどが数多くありますが、痛みの症状によって適切な商品は変わるとされます。

そこで今回は、腰痛に向く湿布の選び方とおすすめの人気商品をランキング形式でご紹介します。慢性腰痛・急性腰痛それぞれに向く湿布を解説するので、痛みの緩和につながるような商品を見つける際の参考にしてみてくださいね。

目次

自分でできる腰痛ケアに最適。肌に貼って痛みをやわらげる「湿布薬」

出典:amazon.co.jp

「湿布」は外用貼付薬で、直接皮膚から鎮痛効果のある薬成分を吸収し、痛みをやわらげるようにする役割を持ちます。腰痛が楽になるようにするためのひとつの方法です。患部に直接貼ることで、炎症を抑える・血行促進・筋肉の緊張を緩和するなどの効果が期待できます。

病院に行かずに手軽にケアができる一方、使い方によっては肌のかぶれやアレルギーなどの副作用が出る可能性も考えられるため、使用の際は用法を守ることが大切。あくまで自分でできるメンテナンスと考え、改善しない場合は専門医に診せるなどの措置を取るようにしましょう。

腰痛向きの湿布の選び方

腰痛向きの湿布を選ぶ際に重要な4つのポイントを見ていきましょう。

痛みの程度やタイプに合わせ、肌に直接吸収される「鎮痛成分」を選ぼう

湿布に使われる鎮痛成分は、主に医療用医薬品の非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)と、それ以外のものにわけられます。各特徴をチェックし、症状に適した成分が配合されたものを選びましょう。

急性の激しい痛みには「ジクロフェナクナトリウム」や即効性が期待できる「ロキソプロフェン」

出典:amazon.co.jp

病院で処方される成分と同じもので、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)と呼ばれます。痛みの原因物質プロスタグランジンの生成を阻害することで、炎症を抑える効果が期待できることが共通した特徴です。

最も鎮痛効果が高いと言われるのは、病院でボルタレンの名で処方されるジクロフェナクナトリウム。ロキソプロフェンも強い効果が期待でき、即効性はより高いとされます。いずれも医療用の強い成分なので、痛みが激しいときやぎっくり腰などの急性腰痛に良いとされる湿布薬です。

ロキソプロフェンと同程度の効果とされる非ステロイド性の「ケトプロフェン」も急性腰痛に向く

出典:amazon.co.jp

ロキソプロフェンの使用感が合わないと感じる場合は、同じ非ステロイド性で鎮痛効果も同程度とされるケトプロフェンも試してみるといいでしょう。こちらも急性の痛みにおすすめとされる強いタイプの成分です。

ただし、太陽光に当たると発疹・腫れ・痒みなどが出る光線過敏症の副作用が起きやすいとも言われるので、貼った部分を日光に当てないようにするなど、注意する必要があります。

強すぎない急性の痛みや慢性腰痛に向いた非ステロイド性の「インドメタシン」や「フェルビナク」

出典:amazon.co.jp

前述の3つの成分の次に効果が強いとされる非ステロイド性抗炎症薬。どちらも貼る湿布だけではなく、スプレータイプやローションタイプなどの日常的に使いやすい商品が見られるのも特徴です。

インドメタシンは筋肉痛にも向き、フェルビナクは皮膚への浸透性が高いとされ、価格が安いので使用される商品も多い傾向にあります。いずれも激痛ではない一時的な急性腰痛や、慢性的なしつこい痛みに向くとされる成分です。

とくに慢性タイプの腰痛におすすめ!マイルドな鎮痛効果で副作用が少ない「サリチル酸メチル」

出典:amazon.co.jp

知覚神経の末梢に働きかけて痛みや筋肉のコリをやわらげるような鎮痛効果と、末梢血管を拡張して患部の血流を良くする効果が期待できます。痛みを緩和する力は非ステロイド性抗炎症薬よりも弱いですが、副作用が少ないので使いやすいことが特徴です。

慢性的な腰痛や比較的弱い痛みを感じるときに使用するのがおすすめと言えます。

粘着力や肌への刺激に違いが出やすい「湿布のベースになる成分」を選ぼう

湿布のベースとなる成分は、主に2種類にわけられます。粘着性や肌への影響が異なるので、ぜひチェックしましょう。

痛めた直後や強い痛みにおすすめの、水分量が多くひんやり冷たい「パップ剤」

出典:amazon.co.jp

白色で厚めの湿布薬は「パップ剤」と呼ばれる成分を使用して作られます。湿布の水分含有量が多いタイプで、貼るとひんやりと感じるのが特徴。患部を冷やす効果が期待できるため、痛めた直後など、腫れや赤みの炎症が強いときに向くとされます。

粘着力は弱めで、汗をかいたり可動が大きいと剥がれやすいので、安静に過ごせるような日に使用するほうがおすすめでしょう。

体の動きが多いときにおすすめの、しっかりした粘着性で汗に強いとされる「テープ剤」

出典:amazon.co.jp

肌色の薄手タイプのものは、プラスター剤とも呼ばれる「テープ剤」を使った湿布です。パップ剤よりも粘着力が強くて薄いので、皮膚への密着性も期待でき、鎮痛成分を持続的に肌から吸収する効果が得やすいとされます。

粘着力の強さから皮膚のかぶれにつながることもあるため、とくに肌の敏感な方は注意が必要ですが、汗をかいたり可動の多い関節部分にも使用しやすいとされ、フィット感を求める方に向くタイプです。

おすすめは腰を覆うことのできる「大判サイズ」、お好みで「小さいサイズ」も

出典:amazon.co.jp

多くの湿布薬は大小のサイズが発売されているのが特徴。湿布は肌から鎮痛成分を吸収することで痛みをやわらげるように導くので、腰痛の場合、腰全体を覆いやすい大判サイズがおすすめとされます。

大きい湿布が好みでない方や、関節部分に貼りたいときは小さいサイズが使いやすく、状況に合わせて使いましょう。

急性や強い痛みには「冷湿布」、慢性的な痛みには「温湿布」もおすすめ

出典:amazon.co.jp

湿布には冷感タイプと温感タイプがあり、痛みが激しいときや急性の場合は患部に腫れや熱感が見られることも多いので、冷やすほうが向くと言われます。冷湿布に使われるのはメントールなどの冷たい刺激を感じる成分です。

慢性痛には温感タイプを使い、血行促進をサポートし筋肉の痛みを緩和させる効果を期待するのがおすすめ。温湿布には温感刺激を与える唐辛子成分のカプサイシンなどが使用されます。ただし温感タイプで肌がかぶれるケースもあるため、お好みで冷湿布を使用するのも良いでしょう。

腰痛向きの湿布のおすすめ人気ランキング10選

ここから腰痛ケアに向いたおすすめの湿布薬から、人気商品をランキング形式でご紹介します。症状に合わせた湿布を購入するための参考にしてくださいね。

なお掲載商品は、上記の選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている効果・効能をご確認ください。

1位 大石膏盛堂 冷感パステルハップMS 28枚

詳細情報

タイプ:白い湿布タイプ
使用感:冷感
消炎効果:◎
1日使用回数:1〜2回

縦にも横にも広がる伸縮性で貼りやすい大判

サリチル酸メチルの優しい鎮痛効果と患部に与えるひんやりとした冷感刺激で、筋肉の疲れや慢性的な腰痛をやわらげる効果が期待できます。副作用が少ないため安心して使用しやすいタイプです。

サイズが大きく伸縮性も高いため、痛みのある腰全体にしっかりと貼りやすいでしょう。激しい痛みに対しては効果が弱いほうですが、普段から気になる軽めの腰痛におすすめの湿布です。

2位 ニチバン ロイヒつぼ膏 156枚

詳細情報

タイプ:小型丸形プラスター
使用感:温感
消炎効果:◎
1日使用回数:‐

痛みの強い部分にピンポイントで貼れる温感タイプ

直径2.8cmの丸い形をした温感タイプの湿布薬です。唐辛子のカプサイシンから合成されたノニル酸ワニリルアミドという成分が、肌に温感刺激を与えて血行を促進し、筋肉のコリをほぐす効果が期待できます。

小さいので腰全体ではなく痛みの中心部分を狙って貼れて、温感タイプによる皮膚かぶれのリスクが減りやすいでしょう。鎮痛成分は弱めのサリチル酸メチルなので、慢性腰痛を日常的にケアしたい場合におすすめと言えるタイプです。

3位 テイコクファルマケア オムニードケトプロフェンパップ 18枚

詳細情報

タイプ:白い湿布タイプ
使用感:冷感
消炎効果:◎
1日使用回数:1日2回まで

痛みの原因物質の生成を抑え、優れた鎮痛効果を発揮

非ステロイド性抗炎症薬のケトプロフェンが使われているため、強い痛み止め効果が期待できます。また、メントールが配合されており、患部に冷感刺激を与えることで痛みをやわらげやすくする湿布薬です。

腰を覆いやすい大判サイズなのもポイントで、痛みの強い急性腰痛に向くタイプ。ロキソプロフェンと同程度と言われる成分なので、ロキソプロフェンであまり効き目を感じられなかった場合などにも試してみると良いでしょう。

4位 久光製薬 サロンパスAe 140枚

詳細情報

タイプ:白い湿布タイプ
使用感:-
消炎効果:◎
1日使用回数:数回

血行促進と鎮痛効果のあるムレにくく肌に優しいタイプ

サリチル酸メチルを配合し、副作用が少ないため安心感のある鎮痛効果が期待できます。メントールとビタミンEが含まれていることで血行促進に導き、コリや痛みを解消するような商品です。

湿布のベースには、汗を吸収しやすく肌の刺激を抑えるような成分を使用しており、かぶれにくいタイプと言えます。サイズは小さいため、腰全体に貼るには数が必要になりますが、日頃気になる慢性的な痛みのケアに適した湿布でしょう。

5位 大石膏盛堂 ロキエフェクトLXテープ 大判 7枚入

詳細情報

タイプ:肌色タイプ
使用感:-
消炎効果:◎
1日使用回数:1日4枚まで

1日1回で強い鎮痛効果が続く貼りやすい大判タイプ

非ステロイド性抗炎症薬のロキソプロフェンが、強い鎮痛作用で痛みを緩和するように導いていく湿布。効果が続きやすく、1日1回使用すれば良いとされるので、貼りかえずに済むのもポイントです。

大きいサイズで汗に強い剥がれにくいテープ剤のため、腰に密着して貼りやすく、皮膚からしっかりと鎮痛成分を吸収しやすいという効果も期待できます。激しい腰痛に悩まれている方におすすめと言えるでしょう。

6位 テイコクファルマケア オムニードFBプラスターα 16枚

詳細情報

タイプ:肌色タイプ
使用感:冷感
消炎効果:◎
1日使用回数:1日2回まで

鎮痛・冷感・血行促進のトリプル効果で痛みを緩和

ロキソプロフェンよりも弱い非ステロイド性のフェルビナクを使用しているので、慢性にも急性腰痛にも適するとされる湿布薬です。また、血行促進するような作用をもつビタミンEと冷感刺激を与えるメントールが配合されているため、3つの鎮痛効果を同時に期待できます。

肌色で薄いプラスター剤なので、貼っていても目立ちにくいこともポイント。しつこく痛む慢性的な腰痛や強すぎない急性腰痛におすすめと言えます。

7位 Kowa(興和) バンテリンコーワパットEX 大判サイズ 14枚

詳細情報

タイプ:肌色タイプ
使用感:‐
消炎効果:◎
1日使用回数:1日2回まで

肌に優しい貼り心地で、辛い痛みに効きやすい

フェルビナクと同程度のインドメタシンの鎮痛作用・冷感刺激をもつメントールの清涼感・キク科の植物から抽出したアルニカチンキの血行促進作用で、辛い痛みを緩和する効果を期待できます。

皮膚にソフトに付着するような独自のテープ剤が肌に優しく、湿布を剥がす際にも皮膚への影響が少ないとされる設計です。辛い慢性腰痛や急性で痛みが強すぎない場合、また肌かぶれが心配な方にもおすすめと言えるでしょう。

8位 大石膏盛堂 冷感パステルハップi 28枚

詳細情報

タイプ:白い湿布タイプ
使用感:冷感
消炎効果:◎
1日使用回数:1日2回まで

伸縮自在で粘着力にも優れ、痛む腰をサポートする大判

非ステロイド性のインドメタシン配合なので、急性・慢性の痛みに対して高い鎮痛効果を期待できます。ひんやりとするパップ剤を使用しているため、肌に冷たさを感じるタイプです。

また、伸縮性と粘着力のある湿布なので、腰全体に貼りやすくフィットしやすいでしょう。急性で痛みが強すぎないときや慢性的に悩まされる腰痛におすすめと言える湿布です。

9位 Hisamitsu(久光製薬) フェイタス5.0 50枚

詳細情報

タイプ:テープタイプ
使用感:‐
消炎効果:◎
1日使用回数:1日2回まで

ぴったりとフィットして優れた効き目が期待できる

効き目の強さを期待できるフェルビナクを鎮痛成分として配合しており、急性の痛みにも慢性タイプにも向くとされる湿布です。血行促進作用のビタミンE、冷感刺激を与えるメントールも配合されているため、より筋肉のコリをほぐすような効果を望めます。

伸縮性のあるテープ剤なので、腰にも密着して貼りやすいでしょう。激しくない急性腰痛や気になる慢性腰痛、また微香性なので湿布の匂いが気になる方にもおすすめと言えます。

10位 第一三共ヘルスケア ロキソニンSテープ 7枚

詳細情報

タイプ:肌色テープタイプ
使用感:‐
消炎効果:◎
1日使用回数:1日1回

辛い痛みの芯まで浸透、はがれにくいタイプ

非ステロイド性の鎮痛成分ロキソプロフェンが配合され、急性の辛い痛みを鎮めるのに向くとされます。炎症の原因物質の生成を抑えて痛みの緩和が期待できる湿布です。

粘着性に優れたはがれにくいテープ剤なので、肌に密着し鎮痛成分が患部の芯までしっかりと浸透することを期待できる点もポイント。強い急性タイプの腰痛におすすめでしょう。

まとめ

腰痛があると日常生活に支障をきたしやすく、辛い状況になることがあります。そんなとき市販の湿布薬は、自宅で痛みを鎮める効果が期待できるありがたい存在。選ぶ際には鎮痛成分の種類や冷感・温感タイプをチェックし、痛みの症状に適したものを購入しましょう。

湿布薬を使い自分でケアする場合は、「用法を守ること・効果を感じないときは病院に行くという選択肢も忘れないこと」が大切です。

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