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【2024年】ボルドーワインの選び方とおすすめ人気ランキング10選【赤ワインだけでなく白や貴腐ワインもある】

健康によいポリフェノールたっぷりのワインは、男女問わず人気があります。中でもフランスのボルドーで作られるワインは、味の良さで定評があります。しかし、いざ選ぶ時は、葡萄の種類・2000年産などの年代・格付け・当たり年など多くの観点に戸惑いがちです。

できれば味・ワインの色・コスパ・料理との相性などがいいもので、お気に入りを見つけたいですよね。そこで今回は、ボルドーワインの選び方とおすすめ商品をランキング形式で10選紹介します。

目次

ボルドーワインとは?ブルゴーニュワインとの違いも解説

出典:amazon.co.jp

ボルドーワインとは、フランスのボルドー地方で作られるワインのことをいいます。この地域には近くに川が3本あり、ワインの運搬手段たりえる環境が整っていたことで、栄えてきた歴史があります。

東のブルゴーニュ、西のボルドーと評されるブルゴーニュワインとの違いは、葡萄の品種です。ボルドーワインではカベルネ・ソーヴィニヨン濃い色、ブルゴーニュワインではピノ・ノワールなどの薄い色を使用しており、両者の味は全く異なります。

ボルドーワインの選び方

ここからはボルドーワインの選び方をポイントに絞って説明します。ボルドーワインの魅力を理解する助けになりますので、ぜひご参考にしてみてください。

産地で選ぶ

産地での選び方として、4つの産地の説明をします。定番の赤ワインから白ワインまで有名な産地を把握してみてください。

ボルドーワインの代名詞とも言える赤ワインなら「メドック」

出典:amazon.co.jp

ボルドーワインの代名詞と言えば、赤ワインです。ボルドーの北側に位置するメドックでは、広大な敷地を活用し、品質の高い赤ワインを大量生産する地区です。メドック地域の高品質大量生産のおかげで、世界中のボルドーワインファンの受容を満たせています。

渋味であるタンニンが強めに感じられる長期熟成の赤ワインが得意です。葡萄の品種は、カベルネソーヴィニヨン を主体としていますが、メルローも次いで栽培されています。どちらも重くてどっしりとした味わいが特徴です。

希少価値の高さで人気の「ポムロール」

出典:amazon.co.jp

ポムロール地域は、先ほどのメドックと比較するとびっくりするくらいに小さな地域です。そのため、ポムロールで生産される量は限られており、希少性があります。品質の高さが特徴で、ボルドーワインで最も高価とされている、シャトーペトリュスの生産地です。

葡萄の品種は、メルロー種をメインに栽培しています。そして、カベルネフラン種をブレンドしたものが中心です。渋みと酸味があり、リッチで濃密な味わいが人気の、市場価値の高いワインの産地です。

白ワインが有名な「ソーテルヌ」や「バルザック」

出典:amazon.co.jp

ソーテルヌ地域は甘口の白ワインの名所です。5つの村であるソーテルヌ・バルザック・ボンム・ファルグ・プレニャックに分かれています。なかでもバルザックと記載ができるのは、バルザック地域のものだけです。

特に貴腐ワインの産地として有名なソーテルヌ地域ですが、味は土壌の特色が反映されるため、少し異なります。ソーテルヌは、酸度が低めで力強くボディのあるワインが、バルザックはフレッシュで繊細なストラクチャーを楽しめるワインとなっています。

コスパのいいボルドーワインとしておすすめ!「アントル・ドゥ・メール」

出典:amazon.co.jp

アントル・ドゥ・メール地域とは、近くを流れる2本の川が合流する手前にある三角州に位置しています。フランス語でアントルは入口、メールは海を意味しますので、「二つの海の間」という地形が名称になっている地域です。

世界的な名門シャトーなどはないものの、広大な地域の土地を活用することで、安価で高品質のワイン作りに努めている地域です。ボルドーワインとしては安価で、コスパが良いことから手軽に飲めるボルドーワインの産地として覚えていただくとよいでしょう。

右岸と左岸異なる「品種」で選ぶ

葡萄の品種は土壌の影響を色濃く受けます。ここでは右岸と左岸による品種での選び方を説明します。品種は同じでもブレンド率が異なるため、味が違う特徴を捉えましょう。

左岸はカベルネ・ソーヴィニヨンが中心

出典:amazon.co.jp

左岸はカベルネ・ソーヴィニヨンが中心に栽培されています。左岸の土壌は、基本的に砂礫質で、カベルネ・ソーヴィニヨンに合っています。小粒で皮の厚い品種であり、成熟するまで比較的時間がかかるのが特徴です。

時間がかかる過程で、果皮からタンニンが多く抽出されます。そのため、酸味が強く、長期熟成型のワインとなります。そしてカベルネ・ソーヴィニヨンをメインにブレンドするため、長期熟成型のワインが中心となるのです。

右岸はメルローが中心

出典:amazon.co.jp

右岸では、メルローを主要品種として栽培しています。メルローは、左岸で中心だったカベルネ・ソーヴィニヨンとは対照的な味わいが特徴です。比較的大粒の果実で、その果皮は薄めとなっています。

果肉がしっかりあり、成熟も早めです。果肉があるので、その分糖分が多い品種となっています。糖分の蓄積が早いことから、アルコール濃度が高くなりやすく、果実由来の芳醇な味わいが楽しめるワインです。

メドック格付けの最高ランクである5大シャトーのものは品質の高さで人気

出典:amazon.co.jp

赤ワインで名高いメドック地区には、メドック地区の中に点在するシャトーによる格付けがあります。シャトーとは生産者のことです。赤ワインのメーカーのようなものと考えていただくと分かりやすいでしょう。

格付けは1級から5級まで5段階あります。中でも最高ランクの1級である、「シャトー・オー・ブリオン」「シャトー・ラトゥール」「シャトー・ラフィット・ロスチャイルド」「シャトー・マルゴー」の名前をヒントに選んでみるのもおすすめです。

当たり年のヴィンテージワインが狙い目

出典:amazon.co.jp

ボジョレーヌーヴォーが解禁される11月になると、今年のワイン全体の傾向が紹介されます。ニュースで「今年は当たり年」と言われる様に、ワインの出来は例年異なるのです。当たり年のワインは、同じシャトーのものでも全く味わいが違います

ワインは生き物です。時間の経過とともに、熟成されます。自宅のワインセラーに当たり年のヴィンテージワインを所有しておけば、何か素敵なイベントがあった時や記念日などに、熟成された味わいを愉しむことも可能でしょう。

ボルドーワインのおすすめ人気ランキング10選

ここからはボルドーワインのおすすめ商品について、ランキング形式で10選紹介します。シャトー・色・年代など気になるものをチェックしてみてください。

1位 シャトー・モンペラ ルージュ

詳細情報

液体容量:750ml
品種:メルロー/カベルネソーヴィニヨン/カベルネフラン
風味:カベルネソーヴィニヨン, メルロー

リーズナブルかつ高品質ワインとして有名なシャトーのワイン

シャトー・モンペラ ルージュは、リーズナブルかつ高品質なワインを作ることで有名なシャトーです。扱うワインは「シャトー・モン・ペラ・ルージュ」と「シャトー・モン・ペラ・ブラン」の2種類で、赤も白も製造しています。

紹介するのはブレンドの赤ワインです。ブレンドする葡萄の量を調節することで、高品質な味を維持し続けています。メルローをメインとして、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨンをブレンドしています。メルロー由来の芳醇な味わいが特徴です。

2位 シャトー スゴンザック テロワール 2019

詳細情報

液体容量 :750ml
品種 :マルベック, メルロー, カベルネ・ソーヴィニヨン
風味:マルベック, メルロー

辛口ミディアムボディの赤ワイン!著名人も賛美

シャトースゴンザックテロワールは、辛口ミディアムボディの赤ワインです。2千円台で購入できる美味しいワインとして、著名人がインターネット上で紹介したことがきっかけとなり、人気が高まっています。

葡萄の品種については、芳醇さのメルローを70%・深みのあるカベルネ・ソーヴィニヨンを10%・濃厚な色合いのマルベックを10%でブレンドしています。店頭で探す時は、ラベルの家と葡萄の葉っぱのモチーフが分かりやすいでしょう。

3位 ドメーヌ バロン ド ロートシルト(ラフィット) 2020 プライベート リザーヴ ボルドー ルージュ

詳細情報

液体容量 :750ml
品種 :メルロー, カベルネ・ソーヴィニヨン
風味:メルロー

男爵のお気に入りという名前に恥じない名ワイン

ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルトとは、世界的に有名なワイナリーグループです。フランス国内外に大量の畑を所有し、ワインの製造を行っています。赤ワインでは、自社の畑の葡萄を使用し、手頃な価格のワイン作りを行っています。

バロンドロートシルトのプライベートリザーヴボルドールージュの、プライベートリザーヴとは、男爵のお気に入りという意味です。メルローが70%なので、果実味の強い華やかさが感じられる味わいが魅力的です。

4位 ドメーヌ バロン ド ロートシルト ボルドー レゼルブ スペシアル 白

詳細情報

液体容量 :750ml
品種 :ー
風味:ー

辛口でシャープな味わいが特徴!ボルドーの白でおすすめ

ランキングの3位で紹介した男爵のお気に入りワインの、白ワインのタイプが「ドメーヌバロンドロートシルトボルドーレゼルブスペシアル白」です。味は、辛口ですっきりとしているのが特徴です。

葡萄の品種は、セミヨン種とソーヴィニヨン・ブラン種となっています。セミヨン種は、育てやすい品種ですが、個性となる味はあまりないのが特徴です。そのため、強いアロマの香りがあり、酸味を持つソーヴィニヨン・ブラ種とのブレンドにより味に深みを出します。

5位 シャトー ラ コサード 2018

詳細情報

液体容量 :750ml
品種 :セミヨン
風味:セミヨン

極甘口のデザートのようなワイン

シャトー ラコサード2018は、極甘口の味わいのワインで、まるでデザートのように蜜のような濃厚さを楽しめます。極甘口のワインは、食後のデザートだけでなく食前酒としての飲み方も可能なワインです。

酸味がみずみずしい果実の甘さと調和することで、濃厚で豊かな味わいが楽しめます。なお、シャトー・ラ・コサードは甘口ワインのシャトーのことです。品質の高いシャトーなので、パリの一流店でも扱っています。

6位 シャトー・ヴィオレ・ラモット ボルドー ソーテルヌ

詳細情報

液体容量 :750ml
品種 :セミヨン
風味:ソーヴィニヨンブラン, モスカト, セミヨン

手摘みの葡萄で作られた貴腐ワイン

シャトー・ヴィオレ・ラモットのボルドーソーテルヌは、華やかさ・豊かなフルーティーさ・優雅な甘みが特徴的な味わいで、気品がある貴腐ワインです。優雅で甘味な貴腐ワインを試したい方におすすめです。

シャトー・ヴィオレ・ラモットは、18世紀のフランス革命の時代に始まりました。今では6世代目となり、引き続きワインを作っています。手摘みの葡萄で丁寧に作るワインは、ステンレスタンクで熟成させ、ピュアさを引きだすことからもうかがえます。

7位 ドメーヌ バロン ド ロートシルト ポーイヤック レゼルブ スペシアル

詳細情報

液体容量 :750ml
品種 :カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー
風味:ー

メドック地区の格付け第1級と第4級を贅沢ブレンドしたワイン

ドメーヌバロンドロートシルトのポーイヤックレゼルブスペシアルは、贅沢なブレンドワインです。メドック地区の格付け第1級の「シャトー ラフィット ロートシルト」と第4級の「シャトー デュアール ミロン」葡萄を贅沢にブレンドしています。

葡萄は、熟成型で酸味が強いカベルネ・ソーヴィニヨンと、果実味が強いメルローを使用しています。ベリー類の華やかな果実香りとシナモンのようなスパイシーさが後から感じられる味でエレガントな味と賛美されるほどです。

8位 ロッシュ・ピケ ボルドー

詳細情報

液体容量 :750ml
品種 :メルロー
風味:フルーティ

町への敬意から土壌の特色を名前につけたワイン

「ロッシュ・ピケ」とは、ボルドー地域における土壌の特色である「黄金色を帯びた石灰岩」を意味します。ピケとは、岩のことです。ボルドーでユネスコ文化遺産に登録された建造物に使用されたのがロッシュ・ピケです。

ボルドーの町を作り出してくれた、土壌への敬意を込めて、ワインの名前を「ロッシュ・ピケ ボルドー」と名付けています。メルローとカベルネ・ソーヴィニヨンを約半分ずつ使用しており、果実味のあるエレガントな味わいです。ラベルの美しさも見逃せません。

9位 バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド アニョー・ブラン・ハーフ

詳細情報

液体容量 :375ml
品種 :白ブレンド
風味:モスカト, セミヨン

フレッシュな柑橘系アロマが特徴

バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドのアニョー・ブラン・ハーフは、ポイヤック格付けにおいて、最高レベルである第1級のシャトーの「シャトー・ムートン・ロスチャイルド」のワインです。

このシャトーは、1855年の格付け以降に、唯一昇格が認められていることで有名です。アニューはシャトーが手掛けるカジュアルタイプワインとなっています。シトラス・オレンジ・ライムなどのフレッシュなアロマがお好きな方におすすめです。

10位 バルトン&ゲスティエ ボルドー ルージュ

詳細情報

液体容量 :750ml
品種 :メルロ カベルネ・ソーヴィニヨン
風味:ミディアムボディ

ワイン流通業者のネゴシアンが誇る安定的な美味しさのワイン

バルトン&ゲスティエ社は、1800年頃よりワイン流通業者としてワイン界を牽引しつづけている会社です。経験や知識、そしてフランス各地の葡萄生産者とパートナーシップを構築することで、品質の高いワインを安定供給し続けてくれています。

ボルドールージュは、ブルーベリー・カシスのような香りと、シダーによる芳醇なアクセントに熟成中の樽の香りも加わりなんとも言えない心地の良い味わいが特徴です。味わいに対し、コスパがよいワインとしても人気があります。

おすすめの商品一覧

製品 最安値 評価 リンク

シャトー・モンペラ ルージュ

1

1,890円




4.41

シャトー スゴンザック テロワール……

2

2,750円




4.4

ドメーヌ バロン ド ロートシルト……

3

1,430円




3.9

ドメーヌ バロン ド ロートシルト ……

4

1,628円




4.1

シャトー ラ コサード 2018

5

2,233円




4.4

シャトー・ヴィオレ・ラモット ボ……

6

3,509円




4.3

ドメーヌ バロン ド ロートシルト ……

7

4,348円




4.15

ロッシュ・ピケ ボルドー

8

1,089円


4.5


バロン・フィリップ・ド・ロスチャ……

9

619円




4.1

バルトン&ゲスティエ ボルドー ル……

10

1,304円




4

まとめ

ここまででボルドーワインの選び方とおすすめ商品を10選紹介しました。好みのボルドーワイン選びでは、ブルゴーニュワインとの違いや葡萄の品種による違い、そして名門シャトーなどによるものがあります。

まだお飲みいただいた経験がないのなら、貴腐ワインに挑戦するのも悪くありません。こちらの記事を参考に、夜の晩酌の時間が楽しみで仕方なくなるような、魅力的なボルドーワインを見つけてくださいね。

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