キャンプに行くならキャンプ用グローブは必須アイテムです。熱に強いキャンプ用グローブがあれば、BBQや焚火、調理も安心かつ快適にこなせます。キャンプ女子が多い今、グリップスワニーやワークマンなど、レディース用のおしゃれなキャンプ用グローブが多く販売されています。
アウトドアで必要なアイテムですが、ネットで検索をすればさまざまな種類のキャンプ用グローブが出てくるはずです。そこで今回は、キャンプ用グローブの選び方とおすすめランキング10選をご紹介します。
キャンプ用グローブの使用目的

キャンプ用グローブは、焚火や調理をするときに火傷やケガをしないための手袋です。軍手でもOKでは?と思われるかもしれませんが、キャンプ用グローブは耐久性と耐熱性に優れているので、軍手よりもはるかに安全です。
キャンプ用グローブの種類にもよりますが、火のついた炭もそのまま手づかみが可能です。薪割りをするときも、細い木のササクレが手に刺さる心配もありません。マシュマロを火で溶かすときに飛んでくる火の粉からも、手を守ってくれます。
キャンプ用グローブの選び方
キャンプ用グローブの選び方は「素材」・「丈の長さ」・「使用感」です。それぞれ詳しく説明していきます。
アラミド繊維や牛革など、耐熱性に合わせて素材を選ぶ
まず最初にご紹介するのは、素材で選ぶ方法です。キャンプ用グローブの素材には、大きく分けて「アラミド繊維」・「牛革」の2種類があり、それぞれの特性を知ったうえで選ぶ必要があります。
高温な炭火を使うBBQには「アラミド繊維」製

アラミド繊維は、軽くて丈夫、そしてなによりも耐熱性に優れています。宇宙服や消防服にも採用されているほどのスーパー繊維です。
アラミド繊維の耐熱温度は、最高でなんと500℃にもなります。高温の環境でも強度を保ってくれるので、300~600℃と非常に高温な炭火の近くで作業をするなら、アラミド製がおすすめです。
ちなみに短時間であれば火のついた薪を持つこともできますが、危険なうえに劣化が早くなるのでやめましょう。
火を触らない焚き火には「牛革」製

牛革のキャンプ用グローブは耐熱温度が120℃程度で、アラミド製ほどの耐熱性はありません。そのため、火の前で長時間作業しないのであれば牛革製で十分です。焚火に薪をくべるくらいであれば、問題なく耐えられます。
強度があり通気性に優れているので、長時間の使用も快適です。手にしっかりフィットするので、薪を割ったり、ナイフを使ったり、テントを組み立てる作業にも適しています。
牛革製の場合、使い始めは生地の固さや臭いが気になるかもしれませんが、使えば使うほどやわらかくなり、臭いもなくなります。また、手に馴染んで味のある見た目へと変化していくので、おしゃれです。
着脱しやすいショート丈やカバー力抜群で安全なロング丈など、長さで選ぶ
次にご紹介するのは、長さで選ぶ方法です。キャンプ用グローブのショート丈とロング丈が持つメリットとデメリットを把握しておきましょう。
持ち運びに便利なショート丈

ショート丈は、手首まで覆ってくれるグローブです。コンパクトなので荷物にもなりません。また、手にぴったりとフィットして、指も動かしやすいのがメリットです。
デメリットは、腕までカバーされていない点です。火の粉が飛んできたときに、火傷してしまう可能性も高くなります。火の近くで作業をしないのであれば、持ち運びも便利なショート丈が最適です。
防寒にもなるロング丈

ロング丈は、肘の辺りまで腕を覆ってくれるグローブです。火の近くで作業することが多いのであれば、しっかり腕をカバーしてくれる安全なロングタイプがおすすめです。また、防寒としても最適なので、冬のキャンプでも活躍してくれます。
デメリットは、ポケットに入らず、かさばる点です。とはいっても安全には代えられません。火の近くでの作業に不安がある方は、ロング丈を検討してみてください。
フィット感や作業のしやすさなどの使用感で選ぶ
最後は、使用感で選ぶ方法です。何度も使うなら、やはり使い心地の良さは大切ですよね。チェックするポイントを3つ挙げましたので、購入の際に確認してみてください。
手にフィットするグローブなら、作業中も気にならない

手袋を買うとき同様、着用したときの手へのフィット感は確認しておきましょう。手がグローブの中で動いてしまうと作業時に気になってしまい、ケガにもつながりかねません。洋服と同じように、きちんとサイズと手への密着度をチェックしてください。
細かい作業をするなら、指の動きやすさを確認しておこう

野菜や木の枝を切ったり、テントを設営したり、キャンプは細かな作業をする場面が多いです。グローブを選ぶ際には、必ず指が動かしやすいかを確認してください。試着をした後に何か物をつかんでみたり、指を1本ずつ動かしてみましょう。
着脱しやすいものを選ぶと、作業の時短にもつながる

食事をするときや、グローブをはずして作業をする場合、スッと脱げないとイライラするうえに時間もかかります。少しでもストレスなくキャンプを楽しめるように、着脱のしやすさにも着目しましょう。
ロング丈タイプだとなかなか難しいかもしれませんが、それでもなるべく着脱しやすいキャンプ用グローブを選んでみてください。試着した際は脱ぐ瞬間まで要チェックです。
キャンプ用グローブのおすすめ人気ランキング10選
今回は、おすすめ人気のキャンプ用グローブを1位~10位、ご紹介します。
1位 MICRA MOKO 耐熱グローブ

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重量:199g
材質:レザー
焚炭つかみもできる牛革グローブ
MICRA MOKOの耐熱グローブは、100%牛革のグローブです。短時間であれば500℃程度まで耐熱性があり、300℃の炭を1分間持てます。手首をマジックテープでしっかり固定できるので、作業中も手にフィットします。
裏地は速乾性のあるポリエステル素材で、洗濯も可能です。さらに裏地は汗を吸い取り、寒い日には防寒機能も発揮してくれます。ハンガーラック付きで、おしゃれな見せる収納も可能です。
2位 Dellepico 耐火グローブ

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重量 :280g
材質:コットン, レザー
長時間の使用も蒸れずに快適
裏地がメッシュ素材になっているので、長時間つけていても不快感がありません。縫製も丁寧でしっかりしているので、丈夫です。やわらかい触り心地で、手になじみます。見た目もおしゃれで高級感があるので、デザインも重視したい方におすすめです。
フリーサイズですが、マジックテープで調節可能なので、男女問わず使用できます。価格も1,000円程度とお手頃なので、道具をたくさん揃えなくてはいけないキャンプ初心者にも嬉しいですね。
3位 GRIP SWANY カウハイドキャンプグローブ G-70

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重量 :ー
材質:牛皮
すぐ手に馴染むキャンパー愛用グローブ
アメリカの歴史あるワークブランド、グリップスワニーのキャンプ用グローブです。サイズはS~XL、キッズ用もあります。手のひら部分にアテ革がされており、物もつかみやすい設計です。親指部分も動かしやすいように縫製が工夫されていて、細かい作業も問題なくおこなえます。
カラーはおしゃれな赤で、革製でありながら手に馴染むのが早いです。ワイルドなデザインですが、手首部分がキュッと絞ってあるので、女性が着けてもゴツくなりません。
4位 STINBELL 耐熱グローブ

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重量 :170g
材質:レザー
置き忘れ防止!ストラップ付の高品質グローブ
STINBELLのキャンプ用グローブは、日本の耐熱試験に合格した信頼できる耐熱グローブです。短い時間であれば最大600℃まで耐熱できます。手にフィットするので使いやすさは抜群です。
嬉しいのは金属リングのカラナビがセットでついている点です。作業の最中にグローブを何度も着けたり取ったりすると、片方のグローブをなくしてしまうこともあります。そんなときはグローブのストラップ部分にカラナビを通してズボンにかければ、失くす心配がありません。
5位 TRAN 耐熱グローブ

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重量 :80g
材質:コットン, レザー
厚手生地で保温性が高い
厚手の生地で、耐熱性と保温性が高いです。生地自体は少し固めですが、しっかりとした縫製で丈夫なつくりになっています。ちなみに天然の牛革を使用しており、独特な臭いがすぐには取れないので、購入してすぐ使用したい人にはあまりおすすめしません。
サイズはフリーサイズで男女兼用ですが、若干小さめにつくられているのでどちらかというと女性向きです。保温性に優れているので、とくに防寒対策が必要な冬のBBQに活躍が期待できます。
6位 東和コーポレーション EXTRAGUARD TAKIBI EG-012

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重量 :240g
材質:牛床革 裏地/純綿 当て/牛表革
着脱スムーズでやわらか素材
上質な床革を使用した肌触りのよいキャンプ用グローブです。着脱もしやすく、グローブ内の汗による気になる臭いも内側純綿加工で軽減してくれます。安全面を考慮して、手首部分をすっぽりカバーしてくれるセミロング丈タイプのグローブです。
何度も洗えて長持ちします。気を付けてほしい点は、サイズ感です。手首部分を調節するマジックテープはないので、女性の場合、サイズによっては少しグローブの中で手が泳いでしまう可能性があります。
7位 MLMLANT 耐熱グローブ

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重量 :298g
材質:シリカゲル + ポリエステル+100%綿(裏)
日常&オールシーズン使える
アラミド繊維でつくられた大きめサイズのグローブです。800℃まで熱に耐えられます。両手兼用で、分厚い軍手のようなグローブです。耐熱性に優れてはいるのですが、水分は吸収してしまうので、熱湯には注意してください。
アウトドア以外にも、オーブンやレンジから熱いものを取り出すときや、電球の交換などにも使用できます。
8位 LOGOS BBQ耐熱レザーグローブ

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重量 :150g
材質:レザー
使い心地のよいフィット感
LOGOSのキャンプ用グローブは、手のひらや指部分の革を2重にして断熱性を高めています。指の部分はゆとりがありますが、手首は絞ってあるので、作業の途中にグローブが外れてしまう心配はありません。
使い始めは硬さを感じますが、使い続けると自然にやわらかくなっていきます。デザインもシンプルでおしゃれです。1つデメリットをあげるとすれば、手首部分が狭いため、着脱はしにくいです。
9位 HAMAONE 耐熱グローブ

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重量 :100g
材質:牛床革
丈夫でスタイリッシュなデザイン
HAMAONEのキャンプ用グローブは、着脱がしやすく、使用するほど革がやわらかくなります。アウトドア以外だと、薪ストーブ用やバイクの乗車用として使用する方もいます。
黒地に白のステッチがおしゃれなモノトーングローブで、どんなコーデも邪魔しません。黒だと汚れも目立ちにくいので、黒いグローブをお探しの方はぜひ検討してみてください。
10位 YESWELDER 耐熱グローブ

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重量 :ー
材質:レザー
前腕まで完全カバー!高温環境も耐え抜く
手首から指先、手のひらと甲には、ケブラーパッドがついており、熱から皮膚を守ります。溶接作業でも使用可能です。前腕がしっかりと覆われたロングタイプのグローブで、火を使う作業も安心しておこなえます。
手のひら部分も耐久性があり、摩擦に強い設計です。物もつかみやすいので、細かな作業にも向いています。
キャンプ用グローブの厚みもチェック

キャンプ用グローブの耐熱性は、生地の厚みに比例します。牛革の場合は、二重にアテ革がされていたり、中綿があるグローブだと耐熱性が高いです。アラミド繊維はすでに耐熱性の高い素材ですが、生地の厚みがあるほうが耐熱効果が高いです。
あまり厚みがあっても重くてかさばってしまいますが、耐熱性重視で選ぶのであれば2mm以上の厚みがあると安心です。
キャンプ用グローブの洗濯方法

革のグローブを使用した後は、まず初めに乾燥させます。次に、汚れがひどい場合は革用ブラシで払い落とします。ブラシがなければやわらかい布でOKです。目立つ汚れを落としたら、革用の洗剤を使って手洗いします。気になるほどの汚れでなければ、水洗いで十分です。
洗った後は乾いたタオルでしっかりと水気をとって、日があたらない室内で乾燥させましょう。グローブが乾いたら、仕上げにレザーオイルを塗ってください。乾燥によるひび割れを防ぎ、耐久性がUPします。
革製品は手間がかかりますが、だんだんと味が出てくるのが醍醐味です。今回ご紹介した洗濯方法はあくまで一般的な方法です。製品によってお手入れ方法は異なりますので、各ブランドのやり方を必ずチェックしてくださいね。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
---|---|---|---|
![]() MICRA MOKO 耐熱グローブ
1
|
1,450円 |
4.2 |
|
![]() Dellepico 耐火グローブ
2
|
988円 |
4.31 |
|
![]() GRIP SWANY カウハイドキャンプグ……
3
|
3,850円 |
|
|
![]() STINBELL 耐熱グローブ
4
|
2,200円 |
4.1 |
|
![]() TRAN 耐熱グローブ
5
|
1,280円 |
4.26 |
|
![]() 東和コーポレーション EXTRAGUARD ……
6
|
875円 |
|
|
![]() MLMLANT 耐熱グローブ
7
|
1,709円 |
4.4 |
|
![]() LOGOS BBQ耐熱レザーグローブ
8
|
660円 |
|
|
![]() HAMAONE 耐熱グローブ
9
|
1,180円 |
3.9 |
|
![]() YESWELDER 耐熱グローブ
10
|
2,022円 |
4.1 |
|
まとめ
キャンプ用グローブは、安全にアウトドアを楽しむための重要なアイテムの1つです。耐熱グローブといってもアラミド繊維と牛革で特徴は異なります。さらに丈の長さによる安全面の違いやそれぞれのメリットなど、意外と気づいていないチェックポイントがありますよね。
これからキャンプを始めようと思っている方も、新しいグローブに買い換えたいと思っている方も、ぜひ今回のおすすめ人気ランキングを参考にキャンプ用グローブを選んでみてください。