カメラでよく使われるネックストラップは、首から一定距離までしか撮れない上、手とカメラが固定されないので不安定で使いづらいものですよね。そんな時におすすめなのがハンドストラップです。
手首や手にかけて使うので、自由度が高くストラップを付けたまま様々な角度で撮影ができます。また、カメラと手をホールドできるので、より安定感にも期待できます。この記事ではハンドストラップの選び方と、おすすめの商品10選を紹介します。ハンドストラップの購入を悩んでいる方は、ぜひ検討して見てください。
ハンドストラップの選び方
ハンドストラップは商品によって素材や幅、種類などが異なり、自分に合うものでないと使いにくいと感じてしまいます。
撮影スタイルや主な撮影場所は人によって異なるので、ハンドストラップを選ぶ際は用途や使用場所に合わせて考えるようにしましょう。ここからはハンドストラップの選び方を詳しく解説します。
用途に合わせて種類を選ぶ
ハンドストラップは大きく分けて、ストラップタイプとグリップタイプの2つがあります。落下防止をメインに選ぶならストラップタイプ、カメラの安定性を考えて選ぶならグリップタイプがおすすめです。ここでは2種類のハンドストラップの特徴について詳しく解説していきます。
落下防止がメインならストラップタイプ

カメラの落下を防止したいなら、王道の形のストラップタイプがおすすめです。手首にしっかり巻き付けることができ、カメラを持っている手が滑った時も地面に落ちることはありません。また、カメラを持つ時に邪魔にならないので、持ちやすさを損なわずに安全性を高めることができます。
装着する部分の輪っかが手首にぴったりのサイズではなく、少しゆとりがあるものであれば角度を変えたり持ち直す際に無理なく使用できます。
カメラを安定させたいならグリップタイプ

グリップタイプは手とカメラをしっかり固定できるので、撮影時の安定感が良いのが特徴。シャッターを押す右手の位置が固定され安定するため、無理な体勢での撮影も安定しやすいです。
また、三脚ネジ穴を使用して取り付けられるものも多いため、カメラと三脚を頑丈に装着できるのも魅力の一つです。カメラとレンズの総重量が重い製品を扱う人には、特に役立つ機能と言えます。
ハンドストラップの素材で選ぶ
ハンドストラップは使用されている素材で選ぶのもおすすめです。素材によって使用感や雰囲気などが大きく異なるため、必ずチェックしておきましょう。ここでは、主に使用されている3つの素材について紹介します。
耐久性が高いナイロン

耐久性を重視するのであればナイロン製がおすすめです。ナイロンは摩擦などに強い特性を持つので耐久性が高く、毎日ハードに使用しても壊れません。
また、軽量で扱いやすいのも特徴です。カメラに付けるアタッチメントは、なるべく軽量にしたいもの。ナイロン製であれば、最低限の重量で必要なサポートをしっかりとしてくれます。
持ち主の手に馴染む革

革製のハンドストラップは持ち主の手に馴染むのが特徴です。使えば使うほど手に馴染み、使用する際の手への負担がかかりづらくなります。また、耐久性も高いので長期間の愛用にも適している素材です。
商品の中には、任意の文字を入れられるものや製品ロゴが刻印されているものもあるので、ワンポイントお洒落を楽しむこともできます。落ち着いたデザインが多いので性別・年齢を問わずおすすめです。
個性的なカラーやデザインが多い帆布

帆布製はカラーやデザインの豊富さが特徴。個性的なデザインの商品もあるので、他の人と被るのが嫌という人は帆布製から探してみるのがおすすめです。
また、洗剤を使って洗えるのもポイント。汗や汚れが付いても綺麗に洗うことができるので、汗をたくさんかいてしまう夏場や山中でも気兼ねなく使用することができます。
ハンドストラップの幅は2cmを目安に選ぶ

ハンドストラップはネックストラップと違い、撮影中はずっと体に装着するもの。ストラップが細いと手首や手に、過度な負担をかけてしまいます。なるべく負担を軽減するためにも、ストラップが2cm前後のものを選ぶと良いでしょう。
細すぎず太すぎず、強度の面でも安心できる幅というのが2cm前後です。幅が太い方が負担を軽減できますが、その分撮影がしにくくなるので注意が必要です。
手持ちのカメラに装着できるかチェック

ハンドストラップを買う前に最も注意すべき点が、手持ちのカメラに装着できるかどうかです。装着方法を予め確認し、自分のカメラに装着可能か購入前に必ずチェックしてください。
ここを間違えてしまうと、いくら素材や形が良くてもカメラに装着することができません。使えるという前提をクリアしてこそのアイテムなので、きちんと確認しましょう。
水辺で使うならフローティング仕様がおすすめ

フローティング仕様のハンドストラップは水に浮くので、水辺や水中での使用におすすめです。手首の部分が水に浮くよう設計されており、万が一水面にカメラが落下してしまっても紛失を防いでくれます。
アクティビティ向けで派手な色や柄のものが多く、目印になることも特徴です。プールや川、海などの水辺で撮影することが多い方は、フローティング仕様のハンドストラップを選びましょう。
ハンドストラップのおすすめ人気ランキング10選
ここまではハンドストラップの選び方について解説しました。ハンドストラップは使い方やカメラに合わせて、タイプや素材などを選ぶことが大切です。
ここからはおすすめのハンドストラップをランキング形式で紹介します。選び方のポイントを踏まえて、自分に合った商品を見つけてください。
1位 ピークデザイン Peak Design カフリストストラップ CF-BL-3

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素材:ナイロン
幅:3.05cm
アンカーリンクシステムによりカメラ以外にも使用可能
アンカーリンクシステムというカメラ装着部のパーツと、ストラップの接続パーツが着脱できる仕様になっているハンドストラップ。同規格の物であれば双眼鏡などのデバイスに素早くストラップを付け替えられる便利な製品です。
手首の太さに合わせて自由に長さを調整できるのもポイント。シーンに合わせて締め具合をコントロールできるので、どんな環境でも快適に使用できます。
2位 SmallRig カメラリストストラップ PSW2398

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素材:ナイロン
幅:2.3cm
柔らかく通気性に優れたEVA素材使用でいつでも快適
SmallRigのカメラリストストラップ PSW2398は、柔らかく通気性に優れているEVA素材を使用しています。汗をかいてもサラッとした肌触りで、暑い時期の長時間撮影も快適に使用することが可能です。
また、クイックリリース設計を採用しており、片手でも簡単にストラップを外すことができます。荷物が多い撮影時でも扱いやすいのが魅力です。
3位 zeku ハンドストラップ

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素材:PUレザー(合皮)
幅:0.8-2.2cm
高級合皮を使った上質なハンドストラップ
高級合皮を使って職人がハンドメイド製作している、上質なハンドストラップ。しっかりとした裁縫と設計によりハードに使っても壊れず、長期的に使用することができます。
また、ジョイント部分がコンパクトに設計されているので、バッテリー交換や三脚を使用する時に外す必要がないのも魅力の一つ。撮影をする際の細やかな作業も、ストレスフリーで行うことができます。
4位 ダナスタイル Dhana Style ハンドストラップ SNPL

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素材:パラコード/樹脂
幅:3.3cm
様々なカメラに取り付けできる万能タイプ
ダナスタイルのハンドストラップ SNPLは、カメラ側のストラップを使用して装着できるので、幅広いタイプのカメラに取り付けが可能です。一眼レフカメラやミラーレスカメラ、デジタルカメラにも使用できるため、カメラを買い替えても使い続けられます。
テントやタープに使われているパラコードを使用しているのも魅力。耐久性が高いので、岩や木に当たっても裂ける心配がなく、山の中でも安心して使用できます。
5位 ハクバ HAKUBA ピクスギア グリップストラップ KGP-04

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素材:ナイロン
幅:6cm
三脚ネジ穴を使用して強力ホールド
カメラ底面の三脚ネジ穴を利用した装着で、より強く固定できるグリップタイプの製品。カメラと手に一体感を与えてくれるので、どんな姿勢でも安定した撮影ができます。
さらにストラップ装着用のパーツがあるため、ストラップタイプとの併用が可能です。ストラップタイプで落下を防止しつつ、この商品で手元を安定させれば、重いカメラでもより撮影に集中することができます。
6位 ピットライフ Pit-Life ハンドストラップ Le002

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素材:革
幅:2cm
使い込むほど味が出るレザーストラップ
使えば使うほど味が出るレザー素材のハンドストラップ。スタンダードなデザインなので、使い込めばvintage加工を施したかの様な見た目に変化するアイテムです。
また、リングで取り付けるタイプなので、ネックストラップを装着できる機種であれば、ほとんどのカメラに使用することができます。カメラを買い替えた際に、ハンドストラップを新しく購入する必要もないので、長期間の愛用にもおすすめです。
7位 アジアンザッカ AsianZakka ハンドストラップ CHS-010

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素材:PUレザー
幅:2.4cm
5kgの耐荷重で大きなカメラでも安心
アジアンザッカのハンドストラップ CHS-010は、5kgの耐荷重で大きなカメラでも安心して使用できます。縫製もしっかりしており、ハードなスタイルの撮影でも裂けたり、破れたりする心配もありません。
肌に触れるストラップの内側に、柔らかいムートンタッチの生地を使用しているのも魅力。ストラップが動いても肌が痛くならず、長い時間の撮影にも向いている製品です。
8位 VKO ハンドストラップ VWS-SC

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素材:ナイロン/マイクロファイバーレザー
幅:1cm
上質な柔らかいナイロン使用で一日中快適
ナイロン製のロープ編みハンドストラップ。上質で柔らかいナイロンを使用しているので、一日中手首に付けていても擦れて痛くなることはありません。
また、11gという重量なので軽くて扱いやすいのも魅力の一つです。移動時の持ち運びにも負担にならず、予備としてバッグに入れておくのにも向いています。
9位 アジアンザッカ AsianZakka ハンドストラップ CHS-008

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素材:-
幅:-
手首に負担をかけない柔らかい肌触り
アジアンザッカのハンドストラップ CHS-008は、柔らかな肌触りが特徴です。手首に優しくフィットするので、長時間手元に付けたままでも肌に負担をかけません。
シンプルなデザインなので、年齢・性別問わず使用できるのもポイント。ブラックをメインとしたカラーリングで、どんな形・カラーのカメラにも相性が良いです。
10位 ORMY リストストラップ

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素材:ポリプロピレン/ポリエステル
幅:2.6cm
パラコード編み採用で耐久性◎
ORMYのリストストラップは、パラシュートに使用されるほど耐久性が高い、パラコードを採用しています。岩などの硬い物に擦れても、簡単には裂けないのでどんな場所の撮影でも安心して使用することができます。
耐荷重100kgでカメラにレンズやバッテリーパックを装着していても装着が可能。勢いよくカメラを手元から落としても、千切れない安心感と安心感があります。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
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![]() ピークデザイン Peak Design カフ……
1
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3,918円 |
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![]() SmallRig カメラリストストラップ ……
2
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1,699円 |
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![]() zeku ハンドストラップ
3
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1,720円 |
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![]() ダナスタイル Dhana Style ハンド……
4
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398円 |
3.8 |
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![]() ハクバ HAKUBA ピクスギア グリッ……
5
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1,109円 |
4.18 |
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![]() ピットライフ Pit-Life ハンドスト……
6
|
1,000円 |
4.48 |
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![]() アジアンザッカ AsianZakka ハンド……
7
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1,298円 |
3.86 |
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![]() VKO ハンドストラップ VWS-SC
8
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899円 |
4.2 |
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![]() アジアンザッカ AsianZakka ハンド……
9
|
998円 |
3.65 |
|
![]() ORMY リストストラップ
10
|
999円 |
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まとめ
今回はハンドストラップの選び方とおすすめの商品を紹介しました。ハンドストラップはどんな風に使用したいか考えて、種類を選ぶことが大切です。また、素材やストラップの幅などに拘ることで、自分が使いやすいものを見つけることができます。
写真撮影は体力と集中力が必要なので事前準備を整えることは、撮影に大きくプラスに影響します。使い心地の良いハンドストラップを購入して、快適な環境下で撮影をしましょう。